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ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【ブログ記事の作り方】 週刊文春の名物編集長たちから学んじゃう その方法

<光文社【2016年の週刊文春】というハードカバーがコロナ後の日本に問いかけること>

2020年末。凄い本が光文社から出されました。
ノンフィクションライターの柳澤健さんが書いた「2016年の週刊文春」527ページ!

週刊文春文芸春秋のことを書いた本が文芸春秋社から出るのではなく、光文社という別会社から出る。


このこと自体で見えてくるのは、ホンモノのジャーナリストは「個」である、ということではないでしょうか。


なんだかいろいろ、あり過ぎるぐらいにあってしまう「オトナノジジョウ」

 


次々に「文春砲」を打ち出している週刊文春は、もちろん「個」の力で成立しているものじゃないでしょうし、【2016年の週刊文春】も繰り返し、集団のパワーを主張しています。
かなり個性の強い「記者」たちをまとめ上げるのが「編集長」です。個の力を削がずにまとめ上げる。


「編集」っていう仕事は、かなり特殊な能力が必要とされるものなんでしょうね。


文芸春秋社には歴代、名物編集長と呼ばれる人たちの居ることが知られています。


「文春砲」という呼び名を生み出すスクープを連発した新谷学さん。


その新谷さんを育て上げた花田紀凱(かずよし)さん。花田さんは週刊文春を売り上げトップに押し上げたことが知られる有名人ですね。テレビに出ていた時期もありました。


個人的に週間文春の凄さを感じ取ったのは、その得意とする「文春砲」からではなく、新谷編集長に3か月の強制休養指示が文芸春秋の社長から発令されたというニュースでした。


花田紀凱編集長以前から週刊文春の編集長は、そのユニークさが話題になったりしていた記憶がありますが、あくまでも古き良き時代の話。それまでの歴史をそう思わせてしまうほど、果敢なジャーナリズムを発揮したのが花田紀凱という編集長でした。


タブーなんかない。


ジャーナリストとして、そう公言するのは容易いかもしれませんが、実行したのは週刊文春が初めてだったのかもしれないです。
かなりインパクトのある記事を連発していました。その牽引者が花田紀凱編集長でしょう。


その文春イムズを受け継いだ新谷学編集長。


エキセントリックとさえいえるようなカラーを大きく打ち出して、スクープを連発。起訴も数多く抱えて、戦う週刊誌になっていったわけですが、いかに注目される週刊誌とはいえ、編集長の休養がニュースソースになるということは異例に思えます。


他紙のやっかみもあったのかもしれませんが、このタイミング、2015年の暮れには、週刊文春自体が異様な存在になっていたということかもしれません。


ただ、3か月で戻るという休養命令ですから、内部クーデターではないですよね。社長が掛けたブレーキ。


新谷学さんは2021年現在「編集局長」というポストで頑張っているらしいですが、紙媒体からデジタルへ、週刊文春もスタイルを変えていってるようです。
相変わらず文春砲もぶっぱなしていますし、裁判に対する備えもウマクなってきている感じ。
とてつもないエネルギーを絶やさず、タブーなく突き進んできた週刊文春


これまでいろいろあって、これからもいろいろありそうないきさつが【2016年の週刊文春】には書かれています。とても魅力的な一冊です。


そんなタブーなきジャーナリズムを実践してきた週刊文春の、歴代名物編集長が新人に教え諭した言葉が【2016年の週刊文春】に幾つか載っています。


ブログ記事を書くにあたって参考にしてみましょうって思います。


誰が言った言葉かということは【2016年の週刊文春】の記述に譲ることにしまして、ここでは週刊文春のナレッジとして、書いていきます。


「記事の書き方」じゃなくって「記事の作り方」


週刊誌も記事ならブログも記事です。立ち位置だとか全く違う部分も多いですが、ま、参考になるところは積極的に取り入れていきたいと思います。
ブログ運営者として、せめて気持ちだけでもプロの雑誌編集者に寄せていこうという試みです。

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まず、記事のタイトルについての週刊文春ナレッジ。


その1<記事のタイトルとは>


「編集者に一番必要なのは企画力。プランとは、つまりはタイトルのことだ」


文春に限らず、雑誌編集部では頻繁に企画会議が行われるわけです。
たくさんの企画が出されて、面白そう、読者にウケそうと思われるものを取捨選択する。週刊誌は毎週、最低1回行われるんでしょうね。
1回や2回ならいくつかの企画案を出せるかもしれませんが、毎週ずっと出し続ける。無理矢理にでも出す。しかも1つだけじゃなく、5つとかのアイディアを出す。


ここが、そもそも素人とプロの分かれ目なのかもしれません。脳みその汗のかきかたの違い。


さらに、決まった企画を手分けして取材して記事にするスピードも求められますよね。
数人で取材して、サッと記事にまとめ上げて、足りないと思われる部分の追加取材があったり、といった作業が考えられます。


そうした作業に大きく貢献するだろうと思われるのは、その記事で何を書こうとしているのかという、ベクトルを共有することなのではないでしょうか。担当チームでね。


同じ記事内容であっても取材するベクトルがバラバラでは、記事にまとめ上げたときに、内容が整わず、薄い残念なものになりそうです。
じっくり話し合うという時間はない。それでも「これだ」という記事のコアを共有する必要がある。
時間をかけずにベクトルを共有させる方法。それがタイトルなんだという意味だと思います。


つまり、そのタイトルを見れば、これはどういう記事だと読者が受け取るか、読者の興味を想定しながら取材に入れる。
記者たちの思いが違っていても、タイトルから想定される記事内容についての話し合いが実施されれば、短い時間で結論が出せそうです。


集団作業の雑誌記事作りに対して、ブログは、たいていの場合独りで考えて独りで書きます。
ですよね? みなさんそうだと思います。


ブログ運営者は編集者も記者もライターも独りでこなすわけですね。

 


ここで真似したいのは「プランとはタイトルのことだ」という簡潔さです。


タイトルの重要さは検索エンジンに取り上げてもらうためには、雑誌の記事タイトル以上に気を遣うべきことだといえそうです。


記事を書いて後からタイトルをつける。もちろんそういう方法もあるでしょう。
でも、基本的にはまず魅力的、煽情的なタイトルを考える。そしてそのタイトルに引きずられるような勢いで記事を書き上げる。
これは実現できると、「思うように記事が書けない」という状態には陥らずに済みそうです。


要は「タイトル」を脳みそに汗をかいて考える。ここが勝負ってことですね。


さらにタイトルについての週刊文春ナレッジ。
その2<記事のタイトルに求められること>


タイトルとは、
・覚えやすいこと
・個性的なこと
・簡潔なこと
・他と容易に区別できること
・声に出して読んで響きがいいこと
という5つのポイントがあるっていうことです。


このうちの「他と容易に区別できること」というのは、他紙の取り上げ方との差別化という意味なのかもしれません。ブログを取り巻く世界でも他のブログとの差別化は望みたいところではありますが、数が圧倒的ですからね、悩ましい問題です。調べきれませんです。


記事内容はトピックに独自性を持たせる取材というフェーズが勝負なんだろうと思いますが、ブログ記事を書く場合、取材という行動がそもそも無かったりもします。経験とか思いだけで書いている。


覚えやすく、個性的でありながら簡潔で、響きがイイ。そういうタイトル。


もちろん、言うは易く行うは難し、ですけれどね。なんにしても、タイトル、重要です。工夫したいところです。


週刊文春ナレッジ、その3<記事の見つけ方>


「読者の半歩先を歩け。読者よりわずかに早く、なぜだろうという疑問を抱き続けること」


これは記事内容の即時性ということでしょう。


さらには、週刊誌のスクープというのは、発売後、他紙が追随して来ないとホントのスクープにはならないという収益感覚もあるそうです。
確かにスクープではあるものの、読んだ側が読者だけじゃなくって他紙の記者たちが「はあっ?」ってなってしまっては商品価値が薄くなってしまう。すぐにみんなが「アッ!」っというビビットな反応を示さなければホンモノではないってことでしょうね。だから1歩ではなく半歩先。


ま、ブログでスクープというのはジャンルが全然違うような気もしますが、読者の半歩先、という意識は常に持っていたいと思います。


続いてその4<記事の書き方>


「雑誌のプランとは疑問であり、疑問を解き明かすのが記事である」


これはタイトルで言っていることと同一ですね。


まず読者の疑問を、分かりやすく気付かせるのが良いってことでしょうね。
タイトルを見て、ああ、そういえばなんでだろう? と思ってもらえればタイトルばかりでなく記事自体も成功したと言えるんでしょうね。

 


難しそうですが、意識は持っていたいところです。


そして最後の週刊文春ナレッジ、その5<イイ記事とはなにか?>


・一瞬で読者を引き込むインパクトのある出だし。
・基礎知識がない読者を容易に理解に導く考え抜かれた構成。
・簡潔で明快、リズミカルで物語性のある文体。


これはもう、実現するのは至難の業ですが、意識だけでも忘れずにいてリライトの際の目標にできますね。


そして老婆心的に付け加える最後の週刊文春ナレッジ<取材の心構え>


「21世紀のネット社会においても、本物の情報は人間だけが持っている」


何回も言いますが、取材というフェーズはブログに馴染まないかもしれません。


ですが、記事を書こうとするトリガーを感じたとき、その周辺、裏側にある人間、ということを考えてみると、イイ記事に結びつくかもしれません。


なんとか良質なブログ記事を書いていきたいと思いますが、やっぱりね、なかなか難しいもんですねえ。


でもあれです。ブログをやり始めたみなさん、ガシガシがんばりませう! です。


結局あれですよ。文春砲の弾込めって、むっちゃ難しいってことですね。ふむふむ。

 

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【感豆腐】という【ホンモノ】からガラパゴス化という日本の特徴を再考してみる

<コロナ禍の困窮から地方経済が活性化してジニ係数が下がる可能性がありそう>

なんかですね、明るい話題ってのが全然ない感じの毎日ですので、近い未来に希望の持てるようなことってないかな、とネットをウロウロしていて出会ったのが「感豆富

 

徳島県鳴門市の「さとの雪食品株式会社」の大豆食ブランド名です。


ホームページを見ますと “感動を噛みしめる” とあります。


それ以上の言及はありませんが、邪推ながら「カンドウ」「トウフ」 ⇒ 「カンドウトウフ」 ⇒ 「カンドウフ」 ⇒ 「感豆富」 なのかなと思います。むふふ、です。


ブランドロゴは「一口」という漢字をデザインしたもの。
「感」「豆」「富」のそれぞれの文字に含まれる「一口」それをシンボリックにデザインした、というホームページ上の説明がなんともそそられます。
確かにね、3つとも「一口」という字が入ってます。単純にへえ~っと感心しちゃいます。


大豆食というコンセプトも面白いです。

 


で、感豆腐のページを見てみると、なんと、豆腐といいながら
「さとの雪食品株式会社は、2021年3月8日(月)より、大豆のプリンシリーズを大幅リニューアルいたしました」
とあります。


え? プリンなの? 豆腐じゃなくってプリン? しかもリニューアルってことは前からあったってことですよね。全く知りませんでしたね。


「からだよろこぶ 大豆のプリン」なんだそうです。


「大豆のプリン カラメルソース入り」
「大豆のプリン 抹茶小豆」
「大豆のプリン ほうじ茶小豆」


の3種類。良さげです。


もちろん「木綿豆腐」「絹ごし豆腐」もあって、素材、製法に強いこだわりが感じられます。
契約栽培の「大豆」に鳴門のうずしおから作られた「にがり」これは間違いなくンまいでしょう。そう感じさせるプロ意識、「ホンモノ」を思い起こさせてくれます。


さらに「充てんとうふ」も「おやじこだわりの奴」「鍋ぷち」「冷ぷち」だとか14種類が紹介されいて、個食という消費形態も意識したラインナップ。


どんどん引き込まれてしまいます。はい。豆腐好きです。


「充てんとうふ」というのは、豆乳とにがりをパックに充填して、パックごと加熱してから冷まして作るので、個食のパック豆腐に適していますよね。パックに水が入っていないというのが特徴。良く食べます。


さらには「おからパウダー」「紙パックとうふ」「油揚げ・厚揚げ」もあって、まさに昔懐かし、正しい日本の「お豆腐屋さん」です。
おからも商品にしますし、揚げもやってます。人が作って人が食べる。案外こういう当たり前がなくなっているかもしれない現在の日本です。


「白和え」「うの花」だとかの「お惣菜」もやってますし、「豆腐のたれ」もラインナップされています。


「感豆富」というプリンも創意工夫の賜物で、「ホンモノ」なんだろうと思います。


このホンモノであろう豆腐から、ふと考えさせられることがあります。


今の日本は明らかに零落しつつあるように感じます。


そういうニュースばかりを聞いているような気がするんですね。ホンモノがなくなってしまった。物品ばかりでなく、ヒューマンリソースとしてもですね。


その昔「ガラパゴス携帯」「ガラケー」という言葉が人口に膾炙したことがあります。

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日本のビジネス方式を揶揄した言葉として記憶されている方も多いかと思います。


日本のビジネスのガラパゴス化、と言われましたよね。


今にして考えてみますと、ガラパゴス化は日本国内のニーズに合わせて工夫した結果であったわけです。
それがグローバル経済に合わないというマイナス評価されて、日本の携帯電話市場はメーカーが次々に撤退して、半導体事業も一気に崩れてしまいました。


グローバル、グローバルという叫び声が日本全体を包み込みましたが、日本独自の工夫にはプロフェッショナルの仕事が感じられ、日本人にとってのホンモノ感を否定する声には反発も多くあったことも事実なんですね。

 


ガラパゴス携帯が世界標準から技術的に遅れていたわけではなく、むしろ最先端をいっていたサービスだったというのは、誰にも否定できないんじゃないでしょうか。


話は完全に豆腐から離れてしまいますが、富士通の「親指シフト」が2021年5月で生産中止というニュースがあります。懐かしく思い出される方もいらっしゃるかと思います。OASYS


JIS規格に更新採用されなかったことが遠因だとされていますが、グローバルという掛け声に押されて日本独自の工夫がまた1つ消えていくわけですね。


その昔の「親指おやじ」という伝説があります。


富士通のある部署で重要な会議が行われるときに、必ず呼ばれる「おやじ」がいる。
それは議事録を録るためで、その「おやじ」はOASYSの「親指シフト」でその場で議事発言を打っていく。


「ちょっとゆっくりしゃべってくださいね」と言うとか、時々片手をあげて「ちょっと待ってください」と言って議事を停めてしまうことはあるけれど、会議が終わった時には発言そのままの議事録が出来上がっている。


その「親指おやじ」はキーを目にも止まらない速さで、音もなく叩くそうだ。


というものです。ウソかホントかは分かりません。


親指シフト」の宣伝のために流された噂だったのかもしれません。


ただ、キーボード文化のなかった日本で入力方法を工夫するのは当たり前のことですし、成功例だったと言えると思います。


言葉を入力するという意味で、ローマ字入力では「あいうえお」の母音以外を入力するときは、少なくとも2つの打鍵が必要なわけですが、「かな入力」では1つのキーでイイわけです。速いです。


2バイトOSの開発なんていう話が聞こえていた時期もありました。「トロン」ですね。日本国産のOSです。


パソコンやスマホのOS市場には活躍の場を得られなかったようですが、「トロン」はちゃんと進められていて、IoT分野では一定のシェアを占めているらしいです。


頑張って欲しいですね。


「トロン」はガラパゴスとは言われませんね。成功しているからでしょうか。


もっと言ってしまえば、アニメやゲームなども日本独自の工夫の結果であることに、ガラパゴス携帯と変わるところはないんじゃないでしょうか。


「グローバル」の正体は「ローカル」であることの実証は、枚挙にいとまがありません。


デファクト・スタンダードでなければ世界と勝負できない、という意見が今の日本の大勢かもしれませんが、「ローカル」が世界で認められれば、それがデファクトになって「グローバル」になることは間違いないと思います。


「グローバル」がアメリカの方式に従うことと同意味になってしまって、思考停止してしまっている空気感があります。そう感じることが少なくありません。腹立たしくさえ思います。


大資本がことごとくそうなってしまって、日本はどんどん疲弊していっているんじゃないでしょうか。


格差が広がっていく一方ですね。世界中でジニ係数が大きくなってきています。
コロナ禍の生活が長引くことによって、日本の格差も決定的になってしまうかもしれません。
アフターコロナになると、薄弱な根拠によって税金が大きく引き上げられる可能性があります。収入の減っている世帯には死活問題となるかもしれません。


そんな面白くもない空気感の中で、「感豆腐」を見つけて、何となく安心したんですね。


まだ、日本には「ホンモノ」があって、それは大都市の大資本ではなく、地方の中小企業に残っている。


コロナ禍によって、大都市の人口は減少傾向だそうです。一極集中が解消されるかもしれません。


そうした流れの中で、地方の企業の中に「ホンモノ」が存在していることは頼もしいことだと思います。
コロナ禍で落ち込んだ日本人の生活レベルを、もう一度ハッピーな方向に向けて上昇させてくれるのは、思考停止状態の大企業ではなく、「ホンモノ」の地方企業かもしれません。


そうなった方が自然なんだと思います。


「ローカル」が豊潤であれば「グローバル」が「グローバル」の方からやってくるんだと思います。
腰の引けた大企業のガラパゴス化という独自の工夫はもう望むべくもないでしょう。

 


東京は地球全体の命運を映す代表的な都市であると思うんですが、バカなことばっかりやっているんじゃないでしょうかね。


ガラパゴスのゾウガメさんにも冷笑しているかもです。


ガラパゴスにはこういう話があります。


ガラパゴス諸島の中のフロレアナ島のポスト・オフィス湾には、無人の郵便局があって、木製のポストが置いてある。


ポストは18世紀末ごろ設置されたんだそうで、船乗りたちがこのビーチに樽を置いて郵便を投函しておくと、立ち寄った別の船が自国宛ての郵便があれば持ち帰って届けてくれたらしいんですね。


今でも観光客が真似てこの郵便局に手紙を託し、自国宛ての手紙を探して持ち帰り、帰国した際に切手を貼って送る慣習になっているんだそうです。


地球人、なかなか、捨てたもんじゃないかもです。


ガラパゴスには、懐かしい気持ちにさせてくれる人間のコミュニケーションが残っているってことですね。


まず自分を大事にして、身近な人のことを気遣って、会ったことのない人に想いを馳せる。


日本的なホンモノ。


「紙パック 富士山の清流とうふ」注文しました。

 

【米中会談】と【巣ごもり需要】と【エバーギブン座礁】と【マルボロ】と

<米中のやり取りは緊迫しているようでも 世界はどうしようもなくつながっています>

外務担当者に求められるのは「演技力」「演出力」かもねえ、という話です。
茂木さ~ん。しっかりやってねエ。


2021年3月18、19の両日、極寒のアラスカ州アンカレッジ、キャプテン・クック・ホテルで「米中高官協議」が行われましたね。


お互いのホンネをぶつけあった、と、ニュース的に盛り上げるメディアが多い一方で、対話はアジェンダから少しも外れたものではなく、中国、アメリカ両国ともに、自国内に向けたパフォーマンスの域を出ていない、と冷めた見方をしている記事も見受けます。


参加したのは、楊潔篪国務委員、王毅外相とブリンケン国務長官、サリバン大統領国家安全保障担当補佐官。


確かに激しい言葉の応酬がありましたが、取材陣を何度も呼び戻してのメディア向け意見表明という側面は否めませんですね。


人権問題としての新疆ウイグル自治区チベット自治区、そして香港、台湾についてアメリカが懸念を示せば、中国としても「ブラック・ライブズ・マター」を持ち出してくるのは必然でしょうし、人種人権問題に関して、世界に胸を張れる国なんてないのかもしれません。
広くとらえれば、日本の女性蔑視発言なんかもここに入ってくるんじゃないでしょうか。


米通関の新世代通信の5Gや宇宙通信技術に関しては「敵対的競争」で、産業経済に関しては「競争的依存」なのが現実ってことになるんでしょう。日本は全然からんでいないようにみえます。

 


世界の工場として一気に発展した中国ですが、今や中国の生産物に依存していない国はない、といえる様相を呈しています。
コロナ禍で日本にマスクがなくなった時、医療用も含めて日本のマスクのほとんどが中国産であることを思い知った経験は極新しいものですからね。食品についても同様です。


アメリカもそこは同じようなんですね。中国なしには生活が成り立たない。


世界各国同士の物品流通。
今、世界的に急速に問題となっているのが「コンテナ不足」らしいです。
日本では大きく取り上げられることのないニュースですが、かなり深刻なレベル。


コンテナ船の運賃は2020年から値上がりを始めて、2021年初頭では3倍にもなっているそうです。


なんででしょ?


アメリカ、海運の一大物流拠点であるロスエンジェルス港、隣りのロングビーチ港に、巨大コンテナ船が荷降ろしの順番待ちで、数十隻が滞留している状態が続いているらしいんですね。


ここでも原因はやっぱりコロナ。


感染者数が世界で一番多くなってしまったアメリカも、ご多分に漏れず “巣ごもり生活” です。家庭用品などの “巣ごもり需要” が急拡大してコンテナ輸入が増大しました。


それに加えて、ロスエンジェルス港、ロングビーチ港で働く作業員、ドライバーにも多くの感染者が出て、船から降ろされる荷物をさばき切れない状態が続いているとのことです。


海の上にコンテナが浮かんだまま、輸出する側に戻って来ないんで、自然、コンテナ不足になっているわけです。


今のところ解消の目途は立っていない。

 


ロスエンジェルス港、ロングビーチ港に入ってくる荷物の多くは中国からの輸入品。


激しくやり合っているようではあっても、輸出入ではお互いに強い依存関係であることは明らかなんですね。
「競争的依存」です。


さらには、世界のコンテナの90%以上は中国製だそうです。中身もその入れ物も中国製なんですね。


世界はどこも、構造的に中国に頼り過ぎ。


コンテナ需要の急増はコロナ原因であることから、あくまでも一時的なものとして増産は望み薄、なのかもしれません。


輸出国にとっては、物品を用意していても、それを入れて運ぶコンテナが海外から帰ってこない状況が続いていて、日用品を含めた多くの物品が輸出できていないわけです。


輸入国側は巣ごもり需要ですから、需要と供給のバランスからして、物の値上がりはすぐそこに来ているのかもしれません。


そこへもってきて、2021年3月27日。コンテナ運搬船エバーギブンのスエズ運河座礁事故です。

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しかしまあ、コンテナ船の大きさにはビックリさせれますよね。凄く大きい。


座礁してスエズ運河をふさぐ形になってしまって、数十隻の大型コンテナ船も通れない状態がなかなか解消されませんでした。


エバーギブンは全長400m、船幅59mの22万トン。サッカーコート4枚分。
積載量は2万388TEUだそうです。


TEU? 聞きなれない単位ですが、これは貨物容量のおおよそを表す単位なんだそうです。「twenty-foot equivalent unit」「20フィートコンテナ換算」
20フィートは約6mですから、長さ6mのコンテナ、20,388個分の積載量ってことになります。


世界最大級のコンテナ船だということですが、スエズ運河を往きも戻りも出来ずに海上に停泊している他のコンテナ船も相当に大きい船ばかり。


スエズ運河でも、アメリカの港と同様にコンテナが停留してしまっていることになってしまいました。


確かに巨大コンテナ船であることは間違いないでしょうけれど、たった1隻の座礁ですべての船舶が航行できなくなってしまうというのは、スエズ運河脆弱性そのものを表しているといえそうです。


エジプト側もスエズ運河の拡張工事を随時進めてはいるのかもしれませんが、世界の海上運輸大型化に追い付いてはいないんでしょうね。


世界の日常生活のアキレス腱が意外なところにあるということを、世界中が改めて考え直さなければいけないタイミングなのかもしれません。


コロナが気付かせてくれた世界的なつながり。そしてその脆弱性


スエズ運河はその代表的なものの1つでしょう。


日本時間の3月30日のニュースでエバーギブンが6日ぶりに動き出したと報じられましたね。スーパームーンのおかげらしいです。月の潮汐力。結局お月様頼りかよオ!


でも、スエズ運河の一日の運航キャパの数倍の船が待機しているらしいですから、落ち着くまではまだかかりそう。コンテナの中身に消費期限あれば、アウトになってしまうものも出てくるんでしょうね。

 


動き始めたとなればそれ以降のニュースは聞こえてこないことになります。日本のメディアってそうです。ニュースソースの選択、納得いかんこと多いです。


ちなみに、スエズ運河には船乗りたちの間で使われている別称、といいますか愛称があるんだそうです。


それは「マルボロ運河」


運河をスムースに通過するには、スエズ運河のスタッフが好んでいる「マルボロ」を握らせる必要があって、それは歴史的に続いているんだそうです。


マルボロ運河」
どうなんでしょう。エバーギブンの船長さんは、今回の座礁を早く解決するために、いつもより多量のマルボロを持っていたでしょうか。


マルボロは、アメリカ、ニューヨークのフィリップモリスの人気タバコです。ある意味、かつてのデファクト


マルボロマンのポスターはしきりにアメリカ映画に登場していましたですね。


日本で作られたパナマ船籍エヴァーギヴン号は、中国で作られたコンテナに様々な物品を詰め込んで、中国からオランダへ向かっている途中のエジプト、スエズ運河座礁。その早期解決に向けて役立つかもしれないアメリカのタバコ、マルボロ


世界は、イイに付けアシキに付け、好むと好まざるにかかわらず、混然一体なんですね。


世界中のエライ人たちの、より一層の相互理解を望みます。
独り勝ちなんて、あり得ませんよ。と思うです。


マルボロマンの、あのデッカイ看板とか、まだ健在なんでしょうかね。今のアメリカで。。。

 

【路上飲み】【コンビニ角打ち】缶ビール 缶酎ハイ コンビニ脇でオダをあげる人々 コロナ禍の飲酒事情を考える

<あこがれの角打ち というノスタルジーなんかじゃないシンカ系 居酒屋呑み足りない族>

以前から一定数の人たちは居ましたね。酒屋の角打ちじゃなくって、コンビニ脇で缶ビール、缶酎ハイを呑んでいる人たちのことです。

コンビニ角打ち族。


わあわあ騒いでいるようなグループはいなかったと思います。
グループといってもせいぜい2,3人が静かに呑んでいるという感じで、たいていは1人で、コンビニ脇の自販機の前で静かに立ち呑みしていました。


そのコンビニ角打ち族が2021年に入って急激に増えたような印象があります。

 


5、6人のグループで、場所は同じコンビニ脇の自販機の前ですが、ギャースカ喚いて、大騒ぎ。
明らかに以前の人たちとは違う種類の人たちなんじゃないでしょうかね。
年齢層も若い感じの男女が多く見受けられます。そうなんです、女性も加わっているのが新しい特徴。


居酒屋さん帰りに、呑み足りないから、ということなんでしょうけれども、マスク装着率も低いです。


缶ビールをワイワイとぶつけ合いながら、
「カンパーイ! 無礼講だよ、ブレイコー
などとはしゃいでいます。無礼講っていう意味をちゃんと知っているのかいないのか。


もしかすると世間に対する申し開き的ニュアンスで言っているのかも、です。


ま、楽しければイイじゃん、とはいうものの、眉をひそめる人が多いのは当然といえるでしょう。


前から居た静かなコンビニ角打ち族は、居酒屋呑み足りない族に駆逐されてしまったように見えます。


でもですね、100%の勢いで彼らを非難しようとは思わないですね。


2021年3月22日から飲食店の営業時間短縮要請が1時間延びて、午後9時までとなりました。酒類の提供は8時までってことなんですね。


いつも通る駅近のコンビニは、北側が細い路地に面していて、そこにはソフトドリンクの自販機が3台並んでいます。

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桜の樹があったり、景色が良かったりするようなシチュエーションではありません。ただのオフィス街の路地。
でもなぜか、みんな自販機前で呑んでます。


コンビニ角打ち族は、コンビニで缶ビール、缶酎ハイを買ってきて、自販機の前に立って静かに呑んでいました。


角打ちは基本立ち呑みです。


それに対して居酒屋呑み足りない族は、缶ビール、缶酎ハイをコンビニから買ってくるのは同じだとしても、最初は立って呑んでいるのかもしれませんが、ほとんど路上に座り込んで呑んでいます。


通りかかって見るだけですから、その後どうなっているのか知りませんでしたが、報道によると、終電まで呑み続けて、缶はその場に置きっぱなしにして立ち去って行くんだそうですね。吸い殻とかも。


マナーも何もあったもんじゃない、ってことですね。これはいけません。

 


ただね、こういう劣悪な行動をしている居酒屋呑み足りない族は、どうみても近辺に勤めている男女です。
酔っぱらっていなければごく普通のマナー意識を持っている人たちなんだと思います。


酔っ払いはショーガネーナア、ってことで済む話ではないんですが、見方を変えれば、そういう酔っ払いの受け皿になっていたのが飲食店、居酒屋さんだってことなんじゃないでしょうか。


店の中のことであればちゃんと始末してくれる。度を越した客にはちゃんと注意する。


なんだって急にコンビニ角打ち族が駆逐されて、居酒屋呑み足りない族が醜態をされすようになったのか。


緊急事態宣言が解除されて営業時間が1時間延長された。その1時間がトリガーになったということなんでしょうね。


酒類は7時まででオーダーストップとなると、仕事を終えて、いっぱい行きますかってことになっても、時計を見れば、ほとんどの場合7時少し前になっているだろうと思います。普通の職場ならそういう時間になると思います。
そうなると、ま、またの機会にってことになって、なかなか呑む機会も減っていたんだと思うんですね。


で、それが1時間延びたとなると、7時前から1時間ちょっとは呑めるね、ってことになります。
んじゃあ、ちょい呑み、いってみましょうか。ってことになって、今まで真面目に我慢していた人たちほど、軽くね、などと言いながらね、行きますよ。そりゃ行きます。1年行ってないんですから。


これまでなら誘われても断っていた女子連も、ああ、久しぶりだし行ってみようかなってことなんじゃないでしょうか。


居酒屋さんとしてもありがたいことでしょう。たとえ1時間でも営業時間が延びて、売上機会が増えますから、少しでもっていう気持ちですよね。


で、仲間で呑んで、ああ、やっぱり店で呑むのってイイね。って楽しくなってきて、あっというまに1時間過ぎて、


「ドリンク、ラストオーダーになりま~す」


とか言われて、あ、そうだった、時短営業なんだった。せっかく楽しい時間だったのに、ガックシ。


でもまあ、ちゃんとした会社員ですからね、帰ります。早く通常営業にならないかなあ、と後ろ髪引かれる思いであっても、とりあえず帰ります。
でもって、駅に向かうわけですが、コンビニ前を通りかかると、


「そういえばさあ、ここで呑んでる人、居るよねえ」
「ああ、缶ビールとかね」
「それ、イイんじゃね! 店より安いし、つまみも買えるし」
「ははあ~ん」


ってことから居酒屋呑み足りない族が1グループできて、その1グループを見た他の居酒屋帰りグループも、その隣りでマネッコする。と、そういう流れなんじゃないでしょうか。


気付いちゃったんですね。ここで呑めるって。


多いときには30人以上居ますよ。


これまでの1年以上。長い期間真面目に我慢してきた人ほど、そういう傾向にあるんじゃないでしょうか。


酒呑みとして、その気持ちはとても良く理解できます。空き缶をそのまま路上に放り出して帰るのは感心しませんが、仲間と呑みたい気持ちはすごく分かります。みんなそうだと思います。


居酒屋でほろ酔いになって、コンビニ角打ちで久しぶりの酔い心地に我を忘れて、おだをあげる。っていう通り過ぎる人たちからは眉根を寄せて冷たい視線を浴びせられるという次第になるわけですが、当の居酒屋呑み足りない族には世間の批判は感じられないんですね。非難の視線も感じません。


月も見えない空に向かって、
「ワオーッ!」
って吠えてます。何が「ワオー」なのかは、さっぱり分かりませんです。
でもまあ、居酒屋さんでの呑み会ってそんなもんでしたよね。みんなが「ワオー」ってわけじゃもちろんないですが、「ガハハハ」とか、似たようなもんでした。


騒がしいやつは必ず居ました。自覚とか、みんな無いです。


周りもみんな酔っ払いですから。気にする必要もなかった感じでしょうかね。
久しぶりに酒が入って、以前の酔っ払い感のまま外で、コンビニ脇で「ワオー」ってやっちゃう。それが今の居酒屋呑み足りない族。


「おだをあげる」の「おだ」って何かっていうと、いろいろ説がありまして、
「お題目」の略で「おだ」
たしかにね、お題目っていうのはあげるって表現しますからね。


もう一つ。「小田原評定」をもじって「おだ」
全然決まらない会議が小田原評定で、決まるはずもないような、決める必要もないような話を繰り返すって意味なんでしょうか。でもこれは、あげるにはつながらない感じですね。


で、もう一つ。これは「おだ」の説明というものではないんですが、埼玉県近辺では「おだあげ」という言い回しがあるんだそうで、「無駄話」という意味で使われているらしいです。


小田原評定説と同じで、あげるにはつながらないと思うんですが、このおだあげという言い回しの発生源が埼玉県の行田市辺りだとすると、小田原征伐で唯一落ちなかった北条方の城のあった土地ですから、決断の出来なかった小田原評定に対する独自の批判が住民の側にあって、無駄話をあげる、という意味で「おだあげ」という言葉が残っているとすると、独特な意味合いを感じます。
いやいや、根拠もなにもありませんけれどね。そです、忍城の話です。


「おだをあげる」って、何人か集まって、勝手な気炎を上げるという意味で使われますね。
「ワオーッ!」です。


でも酒の席の話なんて、ほとんど「おだあげ」無駄話ですよね。居酒屋トークという表現もあります。無責任に言いたいことを言って、ストレス発散、留飲を下げるって呑み方。普通だと思います。

 


メディアはこぞって居酒屋呑み足りない族を批判していますが、そういう呑み方をする人たちを登場させてしまった根っこにある原因は、都の「言いっぱなし」にあると思うんですね。


時短営業してますよっていうレインボーマークの張り紙は、店側が感染対策をしていようがいまいが、関係なく自己申告で貼り出せますから、意味がないとされていますね。
でも、ちゃんとやっている店がほとんどであると感じています。みんな真面目に取り組んでいます。


ただ、都の提示する協力金額では店がもたないので、時短はしませんという店も出てきて、裁判になったりもしていますが、今度はコロナ対策リーダー制度っていうのを設けて、講習を受けたら「王冠シール」を発行して、それをレインボーマークの上に貼りましょうってことになりました。


レインボーマークも王冠シールも、感染防止に直接的な効力があるとは思えません。


都は、こうしなさいというばかりで、意図している内容がともなっているかどうかの判定はしないんですね、今回も。


地方と違って、東京の店舗数はとんでもない数があるので、例えば山梨県方式という実質をともなった施策はとれません、ということではあるんでしょうけれどね。
あまりにも工夫がないです。言いっぱなしです。我慢しろ、ばっかりです。


でもね、都心で働く人たちは、みんな真面目に従うですよ。守っているですよ。店側も、酔っ払い側も。


こういうことを宣言、要請すれば、こう従うだろう。
都はそういう日本人的な真面目さに乗っかり過ぎではないでしょうか。


飲食店の営業時間を短縮したら、こういう効果がでました。
あるいは、こういう効果を期待したんですが、こういう結果になったので、こういうふうに変更します。
とかね。自分で言ったことを検証して欲しかったです。


思い付きを言っているだけではダメでしょう。時短はどういう効果があったんでしょうかね?
手立てとして、後手、なのではなくて、何もしていないという感じを持ってしまいます。


真面目に守って、我慢してきた人ほど、居酒屋呑み足りない族になりがちなんだと思います。


こうすれば感染防止に効果がありますよという、具体性が、1年以上経っても出せない。
これはなにも東京、日本だけに限ったことではなくて、初めてのコロナウイルスパンデミックに世界中が翻弄されているのは事実ですが、感染防止に王冠シールでは説得力ないです。


コロナ対策リーダー。店内トラブルの原因になるだけでしょう。


何か新しいことをしないといけない、という強迫観念。それは分かりますが、相当数の専門家を交えての対策会議で、大山鳴動シール一枚。


真面目にやっているのかな、とさえ思います。


コンビニ角打ち族、居酒屋呑み足りない族をアッパレとは言いませんが、一方的に批判するのも違うような気がするですね。


大きな目で見てやってください。いつまでも続く習慣ではないと思います。


で、居酒屋呑み足りない族の自覚のあるみなさん。
2、3回もやれば分かりますよね。ちゃんとマナーを守って、1人の社会人として、後ろ指さされない酔っ払いとして、ちゃんと電車で帰りましょう。ね。


いつまで続くぬかるみぞ、って感じなんですけれどね。

 

【マスクを外した美肌】キープできてますか? マスクと上手にお別れするために

<マスク 今 わたしたちは何を顔面に貼り付けているのか>

変異株のニュースが続いて、なかなか終息の見えないコロナ禍の生活。


第4波という声も聞こえ始めていますが、信頼できるはずの日本の医療業界の動きは、遅々としてこれといった成果を出せずにいます。
iPS細胞の利用に目途がたったという話もありますけれどね。


なんとか穏やかな日常生活に戻れますよう、センセ方のいっそうの活躍を期待したいところです。

 

 

 


ウィズコロナ、という有り難くない生活習慣の中で、目に見える変化といえば “マスク姿” ですよね。


もう1年以上も、何処へ行くにもマスクです。マスクなしで出歩くことは考えられない日常。マスク姿に違和感なくなってしまいました。


2020年の春ごろにはマスクが不足して、ドラッグストアに行列が出来ていたりもしましたが、このところは充分に供給され出して、価格も落ち着いてきました。100倍の値段とか、ありましたねえ。


不織布マスク、布マスク、オリジナルファッションマスクだとか、種類も豊富になって来て、二重マスクがイイなどという声も出てきて、不織布マスクの上からデザイン性の高い布マスクを重ねている人もよく見かけます。
マスクを外せないならおしゃれにかっこよく、ということなんでしょうね。


というより、マスクを付けざるを得ない生活に抵抗感がなくなってきた、というべきなのかもしれません。


で、マスクをしていると表情が分からない。ん? 誰? ってこともあります。
道ですれ違う時でも、以前であれば友人知人に気付かないなんてことはありませんでしたが、今はけっこう気付かずに行き交っているかもしれませんよね。お互いにね。


街なかでは外すことのないマスクですが、2回目の宣言解除後は「食事中でもマスクを外さないように」ということを、東京都なんかでは言い始めています。しんどいです。ムリ。


職場でもマスクは付けたまま。2020年は白一色のマスク姿でしたが、2021年に入ってからは色とりどり。


PCの画面からふと目をあげると、無表情の集団。演劇の実験、配置された登場人物たちのようにも見えます。
そんな妙なオフィスの光景も当たり前になりました。


1都3県では推奨されているテレワークですが、なかなか持続できていないようですね。電車も混雑です。


で、そのテレワークでもマスク姿の人がけっこういます。画面の向こうのその人の部屋の中で、マスク。
女性が多いですね。いろんな色、デザインのマスク姿で画面のあちこちに参加しています。


「お化粧してないからねえ。マスクなの」


ということなんでありました。
なあるほど、と思いますです。


女の化粧は男のスーツと同じ。仕事に向かうユニフォームなんですよ、という話を聞いたことがあります。
これまた、なあるほど、なんでありますが、テレワークでは化粧の代わりにマスク。


いやいや、これもまた、なあるほど、でイイんだと思います。


自宅の中でテレワークスペースを確保するのもなかなか大変ですが、さすがに部屋の中で普段はマスクしていないでしょうけれど、化粧もしていないので、テレワークではマスク姿となるわけですね。


「なんでマスクしてんの?」


とか、ゲスなことを言う人もなく、ま、テレワークを無難にこなしてはおりますですね。みなさんね。


ひと頃話題になった「背景段ボール」背負っている人は、いないですねえ。


そんなマスク生活ですが、マスクをすれば完璧防御、などと思っている人はいるはずもなく、どこかに出かけるとなるとなかなか思うようには動けない日々です。なかなかです。なかなかばっかし。


今、みんながやりたいこと。


思い立ったら、懐かしいあの人に会いに行く。
お茶でも、酒でも、誰かと笑いながら酌み交わして、大口あけて笑い合う。


マスクなんて無しでね。


忘れかけている、そんな自然な人間の暮らし。

 

 

 


ストレス社会の中で働いていれば、誰でも少し、キズを負います。毎日。
だんだんキズが増えて重なって、めげてきます。


そんな時は、
友達とのふざけ合い。居酒屋さんでの語らい。きれいな夕焼けを見渡せる公園の散歩。
したいんですけれどねえ。


やりたいときにやりたいことが出来ない。行きたいときにいきたい場所に気軽に出かけることがはばかられる。


マスクをしてでも、そんな感じですよね。


みんなマスクをして、手指の消毒をして、密になりそうな場所へは行かないようにしている。
はずですが、感染者の数は減りません。


“専門家” の意見では、マスクを外さなければある程度の密状態は大丈夫ということらしんですけれどね。


人出が多くなりつつあることが原因なのか、感染者数はまた増加しています。


もうねえ、みんな限界ですよ。お役人さんたちだって限界を自覚してるからこそのルール違反なんでしょうし。


マスクなしの生活に戻りたいなあ、と思うのであります。


ところで、日本人全員がマスク姿になったのは過去にもあるそうです。


1918年から1920年にかけて猛威を振るったスペイン風邪のとき。大正7年から9年という時代。ちょうど100年前ですね。


この時もマスクは不足したようですが、この頃は100%日本製のマスクだったんでしょうね。


スペイン風邪が終息するまで、あしかけ3年。これを考えると、今回の新型コロナも終息するのは2022年、来年ぐらいってことになっちゃうんでしょうかね。


ワクチン接種も充分とはいえないまでも徐々に進捗しています。治療薬開発の目途がたちそうだというニュースもありました。少しでも早く、コロナとはおさらばしたいものです。マスクなしで出かけたい。


桜の季節も終わりを迎えて、暑くなってきます。


乾燥している冬は、人の飛沫は小さく細かくなって空中を漂いやすくなるけれど、暑い季節になって湿気が出てくると、飛沫は大きいままなので、空中を漂うことなくその場で落ちるんだそうです。


変異株の脅威が言われていますが、希望的観測として、この夏には終息の始まりを迎えるんじゃないでしょうか。


そうなると、マスク、要らなくなりますよ。すぐに、というわけにはいかないかもしれませんが、マスクなしで歩ける日がやってきます。遠からず、やってきますとも。

 

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明るい方向の妄想。ですが、マスクをしていない顔で世間と対峙することになります。


男性はまたヒゲ剃りをちゃんとしましょう、ってぐらいで済みそうな気がしますが、女性のみなさん、どうですか。
まさか化粧の仕方を忘れるってことはないでしょうけれど、肌の調子、落ちていませんか。


化粧の技で乗り切るんじゃなくって、今のうちから美肌を取り戻して、キープしておくよう心がけるタイミングかもしれませんよ。


表面から塗るタイプの美肌ではなく、身体の内側から美肌をキープする方法。


身体全体、肌の細胞に充分な水分量を与えるためには「ミネラルウォーター」がイイそうです。純粋な水です。お茶だとかコーヒーではダメ。もちろんビールなんかじゃダメで、ミネラルウォーターだそうです。ミネラルを身体に与えてあげることが美肌に効果的。1日1ℓを習慣にするとイイそうですね。


それとコラーゲンを摂ると肌の水分量が保たれるそうです。


コラーゲンたっぷりなのは「手羽元」手羽先じゃなくって手羽元。

 

 

 


さらにはですね、美肌びはだといいながら、肌にハリをもたらすといわれているのが「ドライデーツ」


ナツメヤシの実です。ドライフルーツ。
木に実をつけたまま自然乾燥させて作るんだそうで、ナチュラルドライフルーツなんですね。


便秘、むくみ解消という効果も期待出来て、豊富なミネラルと共に、美肌にイイことづくめのフルーツ。


別名「クレオパトラフルーツ」


愛用していたらしいですよ。エジプトの女王。世界三大美女


マスクでのおしゃれも重要ですが、マスクを外したときのおしゃれは、何はなくとも素肌がベースです。


もうじき来ますよ。マスクなしの生活。


そういう方向に気働きをさせておくことって、めげずに暮らしていく工夫の1つになるのではないでしょうか。


クレオパトラですよ、クレオパトラ。おほほのほ。


男性諸氏はシェーバーの刃をメンテナンスしておきましょう。


マスクはねえ、もう飽きました。。。

 

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