酒の周辺
< コロナ前には「クラシックカクテルブーム」とか言ってましたけど どうなったんでしょ > ダイニングバーのカウンター族って、顔見知りが何人もいるんですけど、つい先日、ホント久しぶりに一緒になった女性がおりました。前はちょくちょくその店で一緒に…
< 不老長寿っていうのと、不老不死っていう違いを考えてみる > 駅に向かって続く細長い商店街を歩いておりました。 野暮用があって出かけた郊外の街なんですけど、まあ、知り合いの住んでいる街なんで、ちょくちょく行きます。そんでまあ、その商店街の店…
< しょう油が粉末なんですよ パウダーしょう油 〆の「たまごのっけごはん」が絶品でした > コロナになってから、ちょっと足が遠くなっていたダイニングバーがあります。半年ぶりでしょうか。先日顔を出してきました。 そんなことになっている呑み屋さんっ…
< スナック再評価機運の令和では「ネオスナック」って呼ぶらしいですよ > いろんな呑み屋さんの大将、女将さんが客にこぼすことで共通しているのが、来客数が安定していないってことだったりします。そんなに深刻なトーンじゃないですけど、よくこぼされま…
< コロナ禍によって独りを実感するようになったっていう話 ぼっち呑みの勧め > 通勤のためってことで実家を離れて、職場近くの街で独り暮らしを始めました、っていう人も少なくないんだろうと思います。で、今はリモートワークが増えて来て、その部屋から…
< ずっと酒のアテとしてお付き合いがあるんですけど 変化に気付いていませんでした > 「お疲れさんでした。こんばん、あれでっか、宅呑みでっか?」 「はいお疲れさん。そうでんがな、宅呑みいきまっせ。ちゃあんと刺身買うてありまんねん」 「ほう、そら…
< 推しの銘柄は個々人の嗜好っていいながら 人気の多寡っていうのがあるですねえ > 旨い焼酎の話です。 春夏秋冬、まあね、のべつ呑んでいるんですけど、酒の旨い季節って「秋」だなあって思うんであります。 居酒屋の店内にエアコンの風が吹いていない季…
< 匂いとは生物の二次代謝経路から発生する代謝産物で揮発性の低分子化学物質です > とか言われてもね、なんだかよく分かりませんですが、それが匂いの正体ってことなんでありますよ。 例えば人間の場合には、それが皮膚からガスとして揮発しているんで、…
< SAKEだけじゃない ウイスキー イチゴ ブドウ 日本ブランドの危機 > 英語圏の俗語で「dead soldier」っていうのがあるそうで、今どきはウクライナのことを考えればなかなか口にしづらい言葉なんだろうとは思いますが、意味としては「空になった酒の瓶」の…
< デ~ブ っていうんじゃなくっても たぷたぷしちゃってるですよねえ お腹ね > ビールを呑まなくたってビール腹。 あたし、脱いだらマイナス凄いんです! とかね、酒呑みたちは来る日もくる日も、こうした自虐ネタを口にしている人種なんですが、他人から…
< 酒なのか 香水なのか 治療薬なのかって 酒でしょ酒 > 「ハンガリー女王水」っていうのがあるんですねえ。ついこの前、初めて聞きました。 かなり昔からあるみたいで、1659年にドイツ、フランクフルトで発売された小冊子に製造法と使用法が書かれているの…
< そこに穴があるから とりあえず突っ込んでみる っていう酒呑みの本能? > 形式美を重んじるイメージの強い日本独自の弓の道。弓道の練習で、実際に弓を的に向かって射ることを「射込み」って言うんだそうですね。 弓道の流派によっては、1つの的に向かっ…
< 酒呑場っていうのは居酒屋っていうんじゃなくって神事の場だったのかもですけど > 山梨県の北西部、長野県寄りの場所に北杜市があります。東京駅から中央本線1本で2時間ぐらいの場所。ここにあるのが「酒呑場(さけのみば)」っていう名前の遺跡。 1994…
< 電氣ブランがどうっていうイメージの話じゃなくって 霧島酒造が本気で電気を作っている件 > けっこう早め、まだ明るいうちにいつもの焼酎バーに辿り着きました。 と、女将さんが店先に出てニコニコしながら妙な踊り、っていうか身体を動かしています。 …
< カリブの海賊は小笠原諸島 母島にも来ていたか > 「だっちゃ、だっちゃ」って飛び回る鬼型宇宙人の娘「ラムちゃん」が登場したのは、1978年の少年サンデー。当時大学生だった高橋留美子が短期集中連載として発表した「うる星やつら」ですよね。 にしても…
< 世の中は たくさんの五郎と たくさんのワカコの すれ違い > 初めての駅で降りて、用事を終わらせて、ぶらぶらっとして、初めての町中華です。 オフィス街っていうんでもなく、学校もあったりして、マンションも見えます。そんな郊外都市の風景の中を片側…
< 電氣ブランサワーはコロナストレスの救世主となり得るか > コロナ禍でむちゃくちゃになってしまった日本の観光立国プランですけど、2022年6月に入って、どんどん規制緩和の方向に舵を切って、もう一度インバウンドで元気な街にしたいってところはたくさ…
< ♪やめられない とまらない っていうのは 今なら流行語大賞でしょねえ > 行動規制ってやつで世界中の酒呑みたちを家に閉じ込める結果になったコロナ禍も、新規感染者の数は減らないものの新しい局面を迎えてきたようで、規制緩和の話題がどんどん出始めま…
< つまり 自分を大事にするっていう呑み方の工夫です > 行きつけの酒場ってありますか? まあね、呑み始めたばっかりで行きつけの店があるっていうのはレアケースでしょうし、気にしない人はどの店だってかまわない。呑んで食べられれば、どこだって、って…
< 年に一回だけ使う道具で今も残っているのはひな人形だけ? > お正月に働いている人だって、ずっと居るんですよね。電車やバスだとかの交通インフラ会社に勤めている人たち。コンビニ、ファストフードだとか年中無休の営業形態で働く人たち。警察、消防の…
< 長生きする酒呑みと 若死にする酒呑みと 日本の酒呑みを考える > 洋酒、日本酒なんていう分け方をすることがありますね。とってもザックリした分け方で、そこに明確な決まり事があるとも思えませんが、この場合の日本酒っていうのは清酒ばかりを言ってい…
< 1人で飲食 1人で旅行 って 男女に限らず 昔から普通でしょ > 「あのねえ、ファミレスに多いんですけどね」 って、話になりましたですよ。カウンターで何回か顔を合わせたことのあるオネエサンです。日本酒ファン。 その居酒屋さんでは、日本酒を注文する…
< 紀元前から今と同じ状態のビールだったわけもなく > 酒の中で一番古い歴史を持っているのはワインで、次いでミード(ハチミツ酒)。その次ってされているのがビールです。でもこれ、当たり前ですがエビデンスがあっての説じゃなくって、たぶんね、ってこ…
< なんかね 言ったもん勝ち みたいなネーミングなんですけど > みんなでワアワア騒ぐためのアイテムとして酒は欠かせません。っていう説には何も異論はございませんが、そっちの方向じゃなくって、嗜好品として、酒自体と静かに向き合う呑み方の話です。 …
< ロマーノ マルキジャーノ シチリアーノ サラート っていう種類は マリトッツォ > 酒を呑むスタイルっていうのは十人十色、千差万別ではありますけれど、イイ酒にするのに必須なのが旨いアテですよねえ。 酒に充てがう、付かず離れずしっかり寄り添う、っ…
< 最近はあんまり聞かなくなった感じもする「晩酌」って言葉ですけど > 昭和と共に過去のものになってしまったような感のある「晩酌」ですが、そういう話になると、いや、今はほら「宅呑み」って言ってさ、コロナ禍になってから、むしろ増えてんじゃないの…
< 北海道特産「ハスカップワイン」の味わい方 > とあるワインを楽しみながら、はるか古代の白亜紀の地球に想いをいたすっていう話なんですが、はい、いつも通り遠いところ、恐竜の話から入ります。 世の中には「恐竜学」ってのがありまして、日々研究が進…
< 晩酌を習慣にしている夫婦が居て 言い争いしながらでも必ず二人で吞むらしいよ > 地球って星は太陽の周りを公転しているってことで季節があって、そんでもって自転しているんで一日があるんだそうですよね。時間も流れていて、同じ一日ってのは、無い。…
< 酒と語る 居酒屋トークの1種類として黙酌っていうスタイルを会得する > ツルは千年、カメは万年って言いますよね。 つるかめツルカメっていうお払いの呪文みたいなのもありますし、七五三の千歳飴の紙袋、あれにもツルとカメが描かれています。着物姿の…
< お前らどうせ花なんて5分しか見てないだろっ! ちゃうわい! 1分じゃ! > 春の風の中をコロナウイルスが飛び回っているとしても、2022年のサクラは一時に満開になって日本の四季の移り変わりを無言のままに報せてくれました。ま、なんだか雨やら北風やら…