< アキレス腱を鍛えると美脚効果もあるらしいです ふくらはぎにも効ッく~ です >
日本語では踵骨腱(しょうこつけん)って言うらしいんですけど、聞いたことないですよね。
ホメ―ロス(紀元前8世紀)の叙事詩「イーリアス」なんか知らなくたって、アキレスっていう名前は普通に知られていて、それは身体の部位にアキレス腱って言われている箇所があるからなんじゃないでしょうか。
古代ギリシアの哲学者、ゼノン(紀元前335~紀元前263)のパラドクス「アキレスと亀」でも、その名前を知られていますけどね。
こっちの場合でもゼノンっていう名前は知らなくたってアキレスの方は知られているって感じでしょうか。
「アキレスと亀」っていう理屈に合っていないパラドックスに、韋駄天の代表として指名されているアキレスですけど、足の速さが特長だったみたいです。
そこに亀のいた先の方の場所に、アキレスが到達した時、ゆったり歩いているとはいえ亀も少し先に進んでいるのでアキレスは亀に追い付けない。その少し先にいる亀の位置にアキレスが到達した時には、亀はさらに少し先に進んでいる。
こうして韋駄天のアキレスは永遠に亀に追い付くことはない、っていうのがアキレスと亀ですね。
よく知られたパラドックスってされていますけれど、これ、パラドックスになっているんでしょうかね。
アキレスじゃなくたって簡単に亀を追い抜いて、あっさり先に行っちゃいますよね。
パラドックスじゃなくって、ただの屁理屈なんじゃないかって、昔から思うんですけど。。。
叙事詩「イーリアス」の主人公であるアキレス。アキレウスっていうふうにも言われるギリシア神話の英雄。
トロイア戦争で大活躍したんですけど、かかと、つまりアキレス腱を弓で射られたことによって動けなくなって討ち死にしてしまいます。
不死身の力を授かっていたアキレスだったんですが、そこだけが、かかとだけがその恩恵を受けていなかったんで、やられてしまった。
不死身であるはずの身体の、その1つだけの弱点を衝かれて全体として崩壊してしまう。その原因となる弱み。それがアキレス腱っていう名前の由来なんですよね。
アキレスに不死身の力を与えたのは母親、テティスっていう女神さまです。
生まれたばかりのアキレスを、不死身にするために冥府のステュクス川に浸すとき、かかとをつかんでいたために、かかとからふくらはぎにかけての部分だけが魔法の力を得ることができなかった、ってされています。
イーリアス、トロイア、トロイっていう言葉は読み方が違うだけで、同じ国、地域を指しているみたいで、トロイの木馬の逸話は、もう1人の英雄「オデッセウス」が考え出した作戦ってことになっていますよね。
ホメ―ロスの代表作は「イーリアス」と「オデッセウス」ですね。セットです。
紀元前8世紀に書かれたものっていう叙事詩の主人公、アキレスが現代まで普通に使われているっていうのは、考えてみれば凄いことですね。
でも「イーリアス」を実際に読んでみますと、なんかね、英雄っていうにはちょっとね、って感じもするアキレスなんです。
ま、そのことは置いといて、
伝説の韋駄天、無敵の戦士アキレスなんですけど、人間の身体の、部位の名前として知らているアキレス腱って言えば、浮かんでくるのが「アキレス腱断裂」っていうことになるんじゃないでしょうか。
サッカー選手が突然倒れてつま先を引き寄せるようにして引っ張っているのは、ふくらはぎがツッタからですよね。
ま、サッカーに限ったことじゃなくってスポーツの途中に足がツルっていうことは珍しくないです。
ふくらはぎとアキレス腱を伸ばして、ツッタ状態からの回復を図るわけなんですが、繰り返しているとアキレス腱の疲労がたまるのか、バツン! っていうような破裂音がして歩けなくなってしまうのが「アキレス腱断裂」
それでもしばらくすると、そのままでもなんとか歩けるようにはなるみたいです。でもつま先立ちは出来ない。
ふくらはぎとか、すねとか、しょっちゅうツッテはいるんですけど、アキレス腱断裂は経験していないです、したくないですよねえ。
アキレス腱っていうのは重要な部位なわけですね。って、人体にどうでもイイ部位なんてないでしょうけどね。
バツンっていったら、即、病院に行きませう!
脚、大事です! とっても大事。
前面は「弁慶の泣き所」ですし、裏側には「アキレス腱」ですもんね。
体質ってこともあるのかもですけど、ちゃんとストレッチしてあげてケアしたいところです。
一般的に、朝、起きたばっかりの時には、脚、特に足首の筋肉は緊張状態になっていて固いんだそうです。
これは特にアスリート、スポーツをやっていた人には顕著に表れる症状だそうです。
アスリートじゃなくたって起きたばっかりの時は、なんだかよろよろしてしまうっていう経験をしたことのある人も少なくないんじゃないでしょうか。
アキレス腱が固くなっているからだそうですよ。
アスリートってほどのことは何もやっていないんですけど、私も朝によろよろしてしまうことがあります。
ま、もしかするとアキレス腱じゃなくって、アタマ、二日酔いなだけかもですけどね。
アキレス腱、ふくらはぎのストレッチ方法です。
実際のストレッチをしている動きの分かるユーチューブだとかを確認するのがベストだと思いますが、なんかね、ネット情報っていろいろありますからね、なんでも正しいってことでもなかったりします。
いろいろ確認して、無理のない範囲でやれそうなストレッチを選ぶのがイイでしょうね。
なにせ、急な負荷がかかると、バツン! ってなっちゃうのがアキレス腱です。なんでもなくやれそうなのがイイと思います。
日経Gooday「ふくらはぎ&アキレス腱ストレッチ」が簡単な図を添えて解説してくれています。
肝心なところは、かかとを床面から離さないことなんですね。
いままで、このストレッチをやっていたとき、っていうか学校なんかでやらされていたとき、かかとを床面から離してやっていましたね。効果、たぶんゼロだったんでしょうねえ。アホでした。
図の例に出てくるようなほど、両足を大きくは開けません。とてもじゃないですけど無理です。
そんなに大きくは開かずに、でも、かかとを床面から離さずにストレッチしてみますと、ふくらはぎが、ぐあああって感じに痛苦しいです。ガチガチなんだなあって思います。
若くてもなめちゃいけないのが、アキレス腱とふくらはぎです。たぶんですけどね。
簡単にやれるストレッチなんですけど、かかとをしっかり床面につけることを強く意識しながらすると、ふくらはぎ、ぐああああってなりませんか?
ふくらはぎが柔らかくなると、アキレス腱の負担が減るんだそうです。
ふくらはぎが柔らかくなって血流が改善すると疲労回復、冷え性にもかなりイイ効果があるんだそうですよ。
リンパの流れも改善して、むくみもとれる。
疲れにくくなって、積極的に運動もできる、ってことで、イイことばっかりのストレッチです。
でもあれです。ぐあああああです。最初は、なんでしょうけどね。
みなさん、コロナ禍でも元気に過ごしませう!
たったこれだけのストレッチで、ぐああああっ! ってなんだかとっても情けないです。とほほ。。。
ま、効果を必要以上に実感しているだけ、ってことで。はい~。