ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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酒呑みの食いしん坊、メタボはイヤだけどガマンは嫌い。

酒呑みはコロナウィルスに勝てるのか 【アルコール消毒】のナゼナニ

<アルコール消毒ってどういうメカニズムなの?>

「オレはぜ~んぜん大丈夫。なんたって毎日アルコール消毒してんだから。はっはっは」
とか、グラス片手に1人でハシャイデいるオヤヂ、見たことありますよね。


新型コロナの前から、ずっといます。アルコール消毒ネタは年々引き継がれているのかもしれません。ホント、ずっと前から、ずっといるんです。アルコール消毒オヤヂ。

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だいたいインフルエンザが流行り始める季節になると、どこからともなく現れるんですね。
まあ、現れるといいますか、常にその辺にいるってことなんですけれどね。


「オレはカカんないの、毎日アルコール消毒してっから」


単に「オレは酒呑み」と宣言しているだけですから、ああ、はいはい、と誰もまともにお相手しないのが常だと思うんですが、どうでしょうか。誰も笑ってあげないし。
経験してますよね。


でもですね、考えてみますと「アルコール消毒」というのはコロナウィルスの感染予防としても、毎日まいにち繰り返されている言葉でもあります。


“マスク、手洗い、アルコール消毒”

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アルコールが細菌などに付着して反応すると、細菌のタンパク質を変性させたり、菌そのものを溶かしたりする殺菌作用があるということなんです。
なので感染を防ぐために、手指など、身体に付着したウィルスを殺す目的で、我々はアルコール消毒を実施しているんですよね。


アルコールはウイルスをやっつける。


で、今度は酒です。


酒もアルコールと言われます。
エタノールという言い方もありますよね。
酒が純粋なアルコールだとは思えませんが、消毒用のアルコールと、酒のアルコールって何が違うんでしょうか。
あるいは一緒だったりするんでしょうか。


ちと調べてみました。
2020年3月、アルコール消毒液の供給が不足し始めたので、厚生労働省はアルコール濃度が高い酒を消毒液の代用品として認めることを医療機関に通知しました。


いきなり来ました。やっぱり、酒、消毒できるんだ!

 


この時のアルコール濃度は70%~83%としていたんですが、アメリカ疾病管理予防センターが60%以上のエタノールを推奨していることをマネッコして、4月には濃度60%台の酒類医療機関で使用することを認めます、というように変更されたんですね。


さらに同じ4月に北里大学が、
「濃度50%以上のエタノールに、接触時間1分間で十分な新型コロナウイルス不活性化が可能」
であると発表しました。


厚生労働省は50%という数値を消毒液の代用として認めては居ないようで、60%以上の推奨を変更していませんけれど、要は、濃度50%以上のエタノールには、新型コロナウィルスを不活性化、つまり殺す力があるということだと理解できます。


さらに調べていくと、この50%以上という数値にはさらに注意が必要なようで、85v/v%、80w/w%以上の濃度では、殺菌力が低下するという記述もみられます。


そして日本薬局方が定めているエタノールの殺菌効果有効範囲は、76.9~81.4 v/v%とされています。
なんか、分かるような分からないような数値。というか単位ですよね。


専門機関の発表は当然ながら専門性が強いですから、こういうことが多いんですが、違う単位の示している意味が同じなのかどうかが素人には分かりませんね。

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「v/v」「w/w」とはなんでしょう。単なる%表示とは意味が違うんでしょうか。


まあね、ここで取り上げた発表文は専門家に対するものですから、一般人に分からなくたってイイんでしょうけれどね。


これもまた調べてみますと、
「v/v」とは、体積パーセントのことで、「vol」と表示することもあるそうです。
76.9~81.4v/v%というのは、100mlの溶液の中に76.9~81.4mlのアルコールが入っているという意味になるんですね。
「w/w」とは、重量パーセント。
80w/w%というのは、100gの溶液の中に80gのアルコールが入っているという意味。
さらにここには出てきていませんが「w/v」という表記もあって、これは重量体積パーセントというんだそうです。


製品の承認申請の際には重量体積パーセント「w/v%」、一般製品、アルコール飲料などには体積パーセント「v/v%」「vol%」、輸送の際に表示するのが重量パーセント「w/w%」ということなんだそうです。


ふううん、という程度の感心だったんですが、知っておいて損はないでしょう。
偽表示製品のニュースもありましたしね。


ただ、一般的に言う%はその中のどれになるのか、ハッキリしない感じですね。
体積パーセント「v/v%」「vol%」なんでしょうか。


で、今度は酒のアルコール度についてみてみます。


手元にあるウイスキーボトルの裏を確認してみますと「アルコール分40%」とあります。焼酎のボトルには「アルコール分:40度」と記してありますねえ。


そういえば酒は一般的に度数で言います。度は何でしょうか。


これもまた調べてみました。
日本では、という断り書きがあるということは国によって違うということなんでしょうけれど、日本では「1度」=「1%」
アルコール飲料に対するエタノールの体積濃度をパーセント、%で表示した割合、ということです。
ですので、体積パーセント「v/v%」「vol%」だと考えて良さそうです。


普段、そんなことを気にせず暮らしているわけですが、いざこうして調べてみると、なにかと面倒なものなんですね。
とにかく分かりにくい。


なんだってこんな面倒なままにしているんでしょう。


文化、認識の横断的コミュニケーションがうまく出来ないというのは、かなりの損失なんじゃないのかなあ、という気がします。

 


それはそうとしてですね、ここまで調べてみた結果を振り返ってみると、消毒用のアルコールと酒のアルコールって同じみたいですよね。厚生労働省お墨付き。

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エタノールといったりアルコールといったりする違いは何なのかについては、よく分かりませんでしたが、同じもの?


消毒用と酒のアルコールに区別はなくって、違うのはその濃度だけってこと、になりそうですけど。


そういえば、戦後の物資不足のおり、カストリとか呼ばれていたサケ。粕取り焼酎に名前だけ寄せた得体のしれないアルコール飲料で、メチル中毒が多発したという記事を見たことがあります。
メチル酒、バクダンとかいう酒、というか酒もどきがあって、失明したり中毒死したりする人がたくさん出たみたい。
食べるものも満足にない時期に、アルコールだったらなんでもイイという、悲しい酒呑みの希望。悲惨ですねえ。


でも、自分がその時期のオヤヂだとすると、いくかもですねえ。


今はそんな危険な酒はどこにもないと思いますが、有名な電気ブランというのも名前的にはこの頃のカストリ焼酎という名前にちなんで、呑めば電気が走るようにビリっとしびれが来るようなブランデー、というシャレだという話を聞いたことがありますねえ。
ビリっと来るブランデー。そもそもアヤシイ。でも酔っぱらうために呑みたい。


あくまで戦後すぐの話ですよ。今の電気ブランは普通のウイスキーです。ンまいというか面白い味。
浅草、神谷バーにもしばらく行っておりませんです。コロナが静まったら行こうと思います。


で、消毒と同じアルコールなんだから、呑み助のアルコール消毒発言は実際の効果があるってことなんでしょうか。
ん~。


新型コロナウィルスは、飛沫感染接触感染で人体の粘膜から感染して、呼吸器不全にいたるのに対して、酒のアルコールは、食道から胃、そして小腸粘膜で吸収され、肝臓で分解されるという流れらしいですから、直接的に適切時間、ウィルスと接触してはいないってことになりますね。


残念ながら、酒を呑むことによって、直接、コロナウィルスを消毒しているということにはならないようです。


そりゃそうだろ、というのは簡単なんですが、なんかね、肝臓で作られるらしいアルムアルデヒドが、血管を通して身体全体を駆け巡って、コロナウィルスをコンニャロって感じで、やっつけてくれたりしないもんでしょうか。


そういう根拠のない、妄想をぐるぐるさせながらですね、今夜もンまい酒を、呑むデスねえ。


家呑みも、もちろん悪くはないんですけれど、またねえ、店のカウンターに並んでねえ、バカ言いながらワハハといきたいもんです。

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名前も知らない、隣り合っただけの、ただの酒呑み仲間。
みんな元気にしているでしょうかねえ。
そんなこんなで、根拠なく、アルコール消毒発言は、不滅です。と言えそうです。

 


ところで、家の中に普通に用意しているであろうアルコール消毒液。アルコール度数が結構高いということですよね。直接意識することは少ないかもしれませんが、これ、燃えやすいということです。


スプレーでシュッシュッとやりますよね。
くれぐれも火の近くでは使わないように、子供たちにも火のそばで使わせないように、充分にご注意を。


それはそれとして、また楽しく呑める日が早く来ますように。。。


行きつけだった店も、がんばって営業し続けてくれますように。。。


いろいろ消毒して、無事に暮らしていきましょう。