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パンダパンダ【双子のパンダ誕生】おめでとう上野動物園 アドベンチャーワールドもね

<パンダはベビースキーマのままおっきくなっちゃう珍しいやつってことかもです>

2021年6月23日。上野動物園で園長さんも思わず「やったあ」と叫んだというお祝い事がありました。


パンダの赤ちゃんが双子で誕生ということで、上野動物園には「リーリー」「シンシン」と「シャンシャン」と合わせて5頭のパンダが居ることになりますね。


でも2021年末に「シャンシャン」は中国に返還されることになるそうですから、「シャンシャン」がお姉ちゃんで居られるのは半年だけで、2022年から上野動物園のパンダは4頭ということになるんですね。


「上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト」には、シャンシャンの誕生から公開までとして、生後5日から196日齢までの様子を10枚の写真付きで紹介しています。

 

双子の赤ちゃんが公開されるまでに、コロナ禍の行動制限がどれだけ緩和されているか見通せませんが、明るい話題を明るく喜べるようになっているとイイですけれどね。

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シャンシャンの人気は絶大で、公開が再開されたときには、抽選に当たった人がウルウルしてインタビューに応えている姿が報道されたりしていました。


愛らしいシャンシャンは4歳になりました。


ところで、メディアの取り上げ方として格差を感じてしまうのが和歌山県アドベンチャーワールドに居るパンダたちですね。


アドベンチャーワールドでは2020年11月22日にメスの「楓浜(ふうひん)」が生まれて、全部で7頭のパンダが居るんですよね。7頭も居るんです。

 

日本でパンダといえば上野動物園よりアドベンチャーワールドってことです。


中国生まれのオス「永明(えいめい)」以外の6頭は全部メスで、6頭のメスは全員がアドベンチャーワールド生まれという特徴があります。
7頭のうち6頭がメスです。パンダに詳しい人には常識なのかもしれませんが、メスの方が生まれやすいんでしょうかね。


2000年9月6日、アドベンチャーワールドで最初に生まれたのが「良浜(らうひん)」日本で12年ぶりに生まれた良浜は順調に出産を重ねて、もうベテランママです。


今回、上野動物園では初めての双子ということでしたが、アドベンチャーワールドでは2014年12月2日生まれの双子「桜浜(おうひん)」と「桃浜(とうひん)」が居ます。
その後2016年9月18日生まれの「結浜(ゆいひん)」2018年8月14日生まれの「彩浜(さいひん)」
そして「楓浜」っていうふうに続いているんですね。


楓浜はまだ生後半年が過ぎたばかり、お母さんの良浜と一緒に暮らしているそうです。
ズルズル続いている自粛生活や、どうしてもアンビバレントな見方になってしまいがちなオリンピック、パラリンピックだとかで強張った表情になっている日々ですが、楓浜、そして上野動物園の双子パンダは、ニッコリさせてくれること、間違いなしですね。


これからの成長の日々に注目していきたいと思います。

 


ところで、パンダは大人になってからの見た目も可愛らしいところが人気の要因だと思われますが、赤ちゃんパンダの可愛さにはキュンキュンさせられますよね。とってもちっちゃい。


なんだってあんなに可愛いんでしょう。愛らしいと思ってしまうんでしょう。クマの赤ちゃんなのに。


そうなんですよね、人間にとってのパンダだとか、イヌだとかネコだとか、関係なく赤ちゃんって可愛いと感じますよね。
まだ目の開いていないようなネコの赤ちゃんがミャアミャア鳴いていれば、なにか世話をしてあげたくなってしまいますよね。


逆に人間の赤ちゃんが動物園のゴリラエリアに落ちてしまった時、飼育員が保護するまで1匹のメスゴリラが人間の赤ちゃんを守っていたというニュースもあります。


もし、落ちたのが大人であれば守られることは無かっただろうという専門家の分析もあって、どうやら赤ちゃんに対して可愛いと感じて、守らなければいけない対象だと判断するのは、動物相互にある「本能」みたいなものなのかもしれません。


これは「ベビースキーマ」と呼ばれる赤ちゃんの特徴が動物相互にあるからだろうと研究されているらしいです。


人間の赤ちゃんに、より特徴的なものではありますが、ベビースキーマとは、


・体に対する頭の大きさの割合が大きい


・目が大きくて丸い


・目の位置が顔の低い位置にある


・体つきがふっくらしている


・手足が短い


・動作がぎこちない


などの特徴があるとされています。確かにね、と思います。


これが赤ちゃんの赤ちゃん「らしさ」ってことですね。
さらにいえば、人間の赤ちゃんに関しては、


・相手を選ばず反射的に微笑む能力をもって生まれてくる


のだそうです。


さらにさらに、ベビースキーマというものが明らかに存在するだろうこととは別個に、我々、大人の側にこそ、赤ちゃんを可愛いと思う「本能」があるのではないかという研究も進んでいるらしいです。


脳科学の分野では、我々大人が赤ちゃんの顔を見ると、ドーパミンという脳内物質の神経報酬回路が活性化されることが確認されているそうです。
ドーパミンという神経伝達物質は快の感情ややる気に関わるもので、活性化される神経報酬回路の報酬系っていうのは、ポジティブな感情や幸福感を司っている神経回路です。


つまり、少なくとも人間は、赤ちゃんを見れば、幸せなやる気が湧いて来て、なにかしら世話を焼きたくなる感覚が刺激されるってことになっている、ってことみたいです。
ま、化学的な分析は分析として進めていただいて、専門家ではない我々はただただ「可愛いね」でイイんじゃないかって気もしますです。


虐待やネグレクトの暗くなってしまうニュースもありますが、人間の本能を大事にして、赤ちゃんを可愛いと思う自分の感情を信じたいと思います。


にしてもですね、和歌山、白浜。コロナ騒動が治まったら行ってみたい場所ですねえ。
アドベンチャーワールド以外にも、日本三古湯に数えられている「南紀白浜温泉」がありますし、南方熊楠記念館お近くにあるみたいですからねえ。


中国に帰っちゃう前にシャンシャンも見てみたいですし、双子の名前も気になるところです。

 


明るいニュースが一つあると、いろいろ、やってみたい、動きたい、出掛けたいという積極的な気持ちが湧いてきます。


ワクチン接種もどんどん進捗しているようですし、早く、コロナ禍の自粛が解かれるとイイですけどねえ。

 

<2921年7月9日追記>

上野の双子は、オスとメスだったみたいですね。

名前の公募とか、どうするのかはまだ未定。