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【ビールの起源】液体のパンって言われることもあるらしい酒

< 紀元前から今と同じ状態のビールだったわけもなく >

酒の中で一番古い歴史を持っているのはワインで、次いでミード(ハチミツ酒)。その次ってされているのがビールです。
でもこれ、当たり前ですがエビデンスがあっての説じゃなくって、たぶんね、ってことみたいですよ。


ビールの起源については、イランで発掘された紀元前5000年ごろの陶器からビールの成分が発見されているそうですし、紀元前4000年ごろの粘土板には古代メソポタミアシュメール人がビールを作っていたっていう記録があるそうです。


ま、紀元前のビールっていうのがどんな代物だったのか分かりませんが、「液体のパン」って言われることがあるんだそうですよ、ビールって。


聞いたことあります?


ほぼ文明の黎明期から人類と共にあるっていう感じのビールなんですが、なんで「液体のパン」って言われるんでしょうかね。


ビールはお腹が膨れるからねえ、っていうご意見はよく聞きますです。
炭酸飲料ですからね、他の酒に比較すればその通り、膨満感につながりやすいビールではあります。


ビールの魅力、泡、つまり炭酸ガスはとっても重要な要素ですよね。
ビールの炭酸ガスは主には、麦汁に酵母が加えられることによって起きる発酵の段階で発生するものなんですね。


ただ我々が普通に呑んでいる缶ビールや瓶ビールには、ビールを詰める際に工業的に作られた炭酸ガスを充填しているんだそうです。
それは、缶詰、瓶詰されたビールを酸化させないために、炭酸ガスで酸素を追い出すためですね。


この缶や瓶に詰めるときの炭酸ガスに窒素ガスを混ぜて入れる方法を発明したのが「ギネスビール」なんですね。
泡の細かさ、泡が旨いとか言われるのは、この段階の泡が影響しているんでしょうね。
窒素ガスだそうです。

 


最初の一杯、ぐいぐいとやって、ぷはあ~、っていうのがビールの醍醐味なんですけど、あの、ぷはあ~、は炭酸ガスに誘発されているわけです。爽快ですよね。
ワカコ酒では「ぷしゅー」ってやつですね。張りつめていた気持ちにポチって穴を開けて、ぷしゅ~ってチカラを抜くリラックスの表現。
アルコール以外でも人気の高い炭酸ガスです。


でも炭酸ガスはビールの栓を開けてしまえば、どんどん消えていきますよね。
気の抜けたビールになってしまいます。


お腹が膨れる要因が炭酸ガスにあるとしたら、栓を開けて早めに呑んでしまわないと「液体のパン」にはなりそうにないですね。
ぷしゅー、とか言っている暇はなさそうです。


でも考えてみますと、古代のビールって、作ってそのまま放置、っていうのが普通でしょうね。


壺だとか、器に入れておくにしても炭酸ガスで封入とかしていないと思います。酵母の発酵で作り出された炭酸ガスは、どんどん消えていき放題。気の抜けたビールっていうのがスタンダードってことだったんじゃないでしょうかね。古代のビール。
冷蔵庫で冷やす、なんてことも出来ませんしね。


「液体のパン」っていうのは、ビールを呑むとお腹が膨れるから、っていうことから言われているんじゃなくって、元々はパンだったものから変化したのがビールなんですよってことで、「液体のパン」って言うんじゃないの? っていう説があるんですよね。
ま、これも、いろいろある説の中の1つってことではあります。


紀元前のことなんてハッキリしたこと、分かりませんよね、そりゃあね。


こういう話です。


歴史の勉強で誰でも習ったはずの「出エジプト
これ、なんて読むの? 「で」? 「しゅつ」? はい、一般的には「しゅつ」みたいです。
でもまあ、どっちでもイイような気もしますけどね。


紀元前1300年ごろのことらしいですね。
モーセ十戒っていうのは、何度か映画にもなっています。


海を割ってエジプトを脱出してから、約束の地カナンに落ち着くまで40年かかりました、っていうことなんですよね。
でもまあ、旧約聖書に書かれた事柄をどこまで事実とするのかは、いろいろと見方の別れるところです。

 


出エジプト記」っていうのがあって、40章あるうちの第12章でモーセに率いられたイスラエル人たちは、その数100万人とも言われていますが、エジプトを出る旅を始めます。


「 四百三十年の終りとなって、ちょうどその日に、主の全軍はエジプトの国を出た」


っていうことで、イスラエル人たちがエジプトに住んでいたのはきっかり430年だったと書かれています。
けっこう長いじゃんね。


第14章が有名な章です。
時のエジプト王パロは軍隊を率いてイスラエル人たちを追います。
海を前にして後ろからどんどん迫って来るエジプト軍に恐れをなしたイスラエル人たちは、こんな荒野に屍をさらすことになるんだったら、エジプト人に仕えていた方がましだったって、モーセを非難するんですね。


で、主(ヤハウェ)はモーセに向かってこう言います。


「あなたは、なぜわたしにむかって叫ぶのか。イスラエルの人々に語って彼らを進み行かせなさい。あなたはつえを上げ、手を海の上にさし伸べてそれを分け、イスラエルの人々に海の中のかわいた地を行かせなさい。わたしがエジプトびとの心をかたくなにするから、彼らはそのあとを追ってはいるであろう。こうしてわたしはパロとそのすべての軍勢および戦車と騎兵とを打ち破って誉を得よう。わたしがパロとその戦車とその騎兵とを打ち破って誉を得るとき、エジプトびとはわたしが主であることを知るであろう」


そして、


モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた」


ってことになるのがモーセ十戒ですね。トンボロ現象。

 


で、


イスラエルはまた、主がエジプトびとに行われた大いなるみわざを見た。それで民は主を恐れ、主とそのしもべモーセとを信じた」


っていうことになるんですが、この「出エジプト記」は、イスラエル人たちがモーセにモンクばっかり言っている印象があります。飲食についてのブーイングが多いですね。
エジプトでの暮らしは特に望んだものでは無かったけれども、ちゃんと飲み食い出来ていたのに、こんな荒野で私たちは何を飲んで何を食べればイイのか。


そうすると、第16章にこうあります。エジプトの地を出て二か月目の十五日の荒野でのことだそうです。


「そのとき主はモーセに言われた、「見よ、わたしはあなたがたのために、天からパンを降らせよう。民は出て日々の分を日ごとに集めなければならない。こうして彼らがわたしの律法に従うかどうかを試みよう。六日目には、彼らが取り入れたものを調理すると、それは日ごとに集めるものの二倍あるであろう」


「夕べになると、うずらが飛んできて宿営をおおった。また、朝になると、宿営の周囲に露が降りた。その降りた露がかわくと、荒野の面には、薄いうろこのようなものがあり、ちょうど地に結ぶ薄い霜のようであった。イスラエルの人々はそれを見て互に言った、「これはなんであろう」。彼らはそれがなんであるのか知らなかったからである。モーセは彼らに言った、「これは主があなたがたの食物として賜わるパンである」」


なんだかよく分からないところもある記述ですが、飢えと渇きはおさまったっていうことなんでしょうね。
しかも、このパンは、イスラエル人たちが、約束の地カナンに着くまで、40年間与えられ続けたらしいんですね。


出エジプト記に書かれている「これはなんであろう」っていうイスラエル人たちの言葉ですが、ヘブライ語では「マナ」っていうんだそうです。
で、この「マナ」っていうのが「液体のパン」なんじゃないかっていう説があるんですよね。


ここでよく言われるのが、エジプトを出てからカナン、現在のイスラエルの辺りまで、40年もかかるのはおかしいだろうっていうことですね。


でもまあ、イスラエル人たちの主、ヤハウェとの約束の地ではあっても、空地であったわけじゃないですよね。古代においてもね。誰か居ますよ、普通に。


エジプトから脱出したイスラエル人たちは、軍隊でもあったんだろうって思います。
そうじゃないと集団移動なんてできないでしょうし、カナンの地に着いたっていうのは、制圧したっていう意味なんじゃないでしょうかね。
そこまで40年。


まあ、40年っていう年数自体、そのまま受け取ってイイのかどうか疑問ですけれど。
パンは小麦、大麦のデンプンから作りますが、麦粉自身にはデンプンを分解することはできません。


ですが、麦に水分を与えて、一粒ひと粒から芽や根が出てくる状態にしてやれば、麦の胚の中に糖化酵素が出来て、自分自身のデンプンを分解し始めるんだそうです。
そうなると、アルコールと炭酸ガスが発生するわけです。


そういう状態になった麦を粉にしてパンを作る。っていうか水でこねて乾燥させる。
そのままで少し甘さのあるパンが出来る。それが「マナ」


さらにですね、この「マナ」を砕いて水につけておけば発酵が進んでビールが出来るってことになります。
ってことはですね、飢えをしのぐためっていうより「マナ」は、戦いや移動の英気を養うために発明された「液体のパン」なのかもしれませんよ。
つまりアルコールのパン。


エジプトには既にビールがあって、イスラエル人たちは既にビールを知っていて、ちゃんと固定された醸造所を持てない移動期間であってもビールを作り出せるようになったっていうことかもなあって思います。

 


カナンの地に落ち着いてから「マナ」は姿を消します。
なんででしょう。


ちゃんと落ち着いた場所に醸造所を建築できたからではなさそうです。


それはエジプトからカナンに移ったことによって、麦の土地からぶどうの土地になったから、かもです。


ぶどうの果実は最初から糖分を持っているので、ワイン造りの方が簡単だったっていうことも出来ます。
イスラエル産のワイン、ツウの間にはしられた銘柄もありますよね。


「マナ」っていうのを食べてみたい気もしますけど、今、実際にある「ビールパン」っていうのは、生地にビールを入れて作るパンだそうで、全然違うものですねえ。


ん~。ビール茶漬けっていうのもありますけど、あれはねえ、別々の方がイイです、ゼッタイ!


ぷしゅ~。