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【IOC 国際オリンピック委員会】って何のための組織なんでしょう

< 北京冬季オリンピック始末 閉幕したら非難続出 パラリンピックは大丈夫? >

2022年2月20日の日曜日に、北京冬季オリンピックが「無事」閉幕しました。


コロナの感染状況だとかホントに無事だったオリンピックだったのかどうか、ちょっと首をかしげたくなるような、情報統制があったんじゃないのかなあって疑ってしまいたくなる感じもあります。
ま、個人的にって話ですけどね。


始まる前は、なんだかなあ、って思っていても、いざ始まってみれば感動の渦にどうしようもなく引きずり込まれてしまいますよね。
アスリートって凄いです。


オリンピアンっていうのはその国を代表するレベルのアスリートなわけで、そういう人たちが集まって競い合うわけですから、そりゃもう観る者を感動させずにはおかないってことなんだろうって思いますね。

 


スポーツの躍動っていうのは、まったくの外野から観ているだけでも感動するものですが、その経験者、オリンピアン自身もまた別種の感動をすることがあるんだなあっていう瞬間がありましたね。


スノーボード女子ビッグエア


なんかね、引きの画を見ちゃうと、なんでそんな危なそうなことを考え出したんだろ、って思っちゃうような競技ですよね。
スキージャンプって、元は刑罰から始まったっていわれていますよね。それだけの恐怖感があるってこと。
スノーボードビッグエアっていうのも同じような恐怖感があるように感じるんですけど、ポーンって飛び出した後、ぐるぐる回るんですからね。


恐怖感との折り合いの付け方って、どう処理しているんでしょうか。
女子ビッグエア決勝に出場した岩渕麗楽選手。
シュバッって飛び出して、ぐるぐるぐるって3回の宙返り。


女子では誰もやったことのない技「トリプルアンダーフリップ」っていうんだそうですが、着地も成功したかに見えたんですけどねえ、残念、転倒しちゃいました。


ああ、失敗したってアクションがあって、ボードを外している岩渕麗楽選手に、なんと各国のライバル選手たちが駆け寄ってきてビッグハグを見せてくれました。


同じ競技をやっているアスリートだからこそ実感できる技の凄さ。それに挑戦する岩渕麗楽選手のスピリットに共感した姿でしたね。
失敗したけど、凄かったね。ナイスチャレンジっていうことなんでしょう。
オリンピックならではの感動シーンでした。


男子フィギアスケートでは羽生結弦選手が「4回転アクセル」に挑戦して、技は認められましたけど転倒して失敗。
結果、メダルを逃しはしましたけど、そのチャレンジに拍手を惜しむ人はいなかったでしょう。


その他にもいろんな競技で、たくさんの感動をもらいました。
アスリートのみなさん、ありがとうございました。お疲れさまでした。

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ではあるんですが、競技には感動したんですがですね、なんかね、運営っていうのに小さくない違和感を覚えたのも事実なんですね。


人気のビンドゥンドゥン(氷墩墩)の中の人が出て来ちゃったりっていうのは、まあ、ご愛敬ってところなんでしょうけどねえ。


じつは北京冬季オリンピックのマスコットってビンドゥンドゥンだけじゃなくって、もう1人います。
シュエロンロン(雪容融)っていう赤いマスコット。


なんか画面上には全然出てこなかったんじゃないでしょうかね。
認識してました? シュエロンロン。


人気があれば前面に出してくるけど、人気がないと引っ込めちゃう、って感じがしてちょっと違和感です。


始まる前にマスコットが発表されたときは両方とも人気が無かったんだそうですよ。
バカっぽいとかいう評価だったみたいです。


そのビンドゥンドゥン人気に火を付けたのは、日本テレビ辻岡義堂アナウンサーだそうですね。


スポーツの感動を伝えるのがアナウンサーの使命ってことなんでしょうけれど、オリンピックを盛り上げるっていう意味では成功ですよね。


自らもギドゥンドゥンって名乗っているみたいです。
バカっぽいかもですが、競技以外のところではギドゥンドゥンのビンドゥンドゥンが厳戒態勢のギスギス感を和らげてくれたんじゃないでしょうか。

 


北京冬季オリンピックの後味の悪さを代表するのは、なんといっても女子フィギアスケートのドーピング違反問題でしょうね。


国の名誉のためにってことなのかもしれませんが、薬を使ってまで勝ちに行くっていうロシアのプレッシャーってウクライナ問題と同根なんでしょうか。分かりません。


ただ今回のドーピング違反疑惑っていうのは、15歳のカミラ・ワリエワ選手、ロシア側の問題ばかりじゃなくって、スポーツ仲裁裁判所(CAS)、世界反ドーピング機構(WADA)っていう、いわゆるアスリート業界の「オトナ」の関わり方が、どうにもバタバタし過ぎだったんじゃないでしょうか。


コロナ禍の影響でドーピング検査の結果発表が決定的に遅れてしまったっていうこと自体、国際オリンピック委員会IOC)、あるいは主催者である「中国オリンピック委員会」が何かしら事前に手続きを取るべきことなんじゃないのかって気がします。


要保護者の出場機会を失うことは回復不能な損害となる、っていうスポーツ仲裁裁判所の発表は、16歳未満のアスリートはドーピング違反に問われないって言ってしまっていることと一緒ですよね。


どこかからの、オリンピックを円満に遂行したいっていう意向を受けての忖度的な裁定じゃないよっていうんだったら、スポーツ仲裁裁判所って無能ですね。
そもそもどういうメンバーで構成されて、どういう運営がなされているんでしょうか、スポーツ仲裁裁判所って。


なにも薬に頼らなくたって勝てそうな感じのワリエワ選手ですけれど、演技後のコーチの迎え入れ方にバッハさんが、ぞっとしたとか言って非難のメッセージを出しています。


ワリエワ選手を擁護しているつもりなのかもしれませんが、バッハさんって国際オリンピック委員会の会長さんでしょ。
あんたねえ、ドーピング違反問題に対して、なんでそこまで他人事みたいなノンキな態度でいられんの?


イギリスの男子ハーフパイプ、ガス・ケンワージー選手が、悪天候にもかかわらず強行されたスケジュールに対して、


「主催者が延期や待機などに関する協議にアスリートを関わらせなかった。IOCに良心があるとは感じられないときがある。まるで拝金主義の大会だ」


っていう意見を表明しています。


ドイツの女子リュージュ金メダリスト、ナタリー・ ガイゼンベルガー選手は、


IOCが中国に、冬季オリンピック開催の権限を与えたことは理解できない。家に戻ってきたので、もう中国には行かないだろう」


と言っています。何を感じたんでしょうか。


さらにスウェーデン、男子スピードスケート金メダリスト、ニルス・ファンデルプール選手は、


「中国のように人権を露骨に侵害する国に、オリンピックを許可したIOCは極めて無責任だ」


という発言をしています。


どれも帰国後の発言なんですよね。中国にいる時点では、ハッキリとした批判のできる空気じゃないってことなんだと感じられますね。

 


オリンピックで繰り広げられる競技の真摯さをドーピングなんかで汚して欲しくないですし、テレビ放映に合わせたスケジュールなんかじゃなくって、ホントの意味でのアスリートファーストでやってもらいたいですねえ。


今のままの国際オリンピック委員会じゃ、望むべくもない、のかもですけどねえ。
国際オリンピック委員会と中国とロシアと。
何がどう関連しているのか、不透明ですよねえ。


でもアスリート同士は分かり合えているんだろうって思ったらですね、バッハさん、あんたもアスリートだったんだねえ。なんだかなあ。。。


とか思っていたら、戦争が始まっちゃいました。


第三次世界大戦は起こさないっていうアメリカの判断は、それはそれでって思いますけど、世界って、なんで武力で競い合ってるんでしょ。
オリンピックで、世界大会で競い合って、それでイイんじゃないでしょうかね。


北京パラリンピック、実行するんでしょうか。
世界のパラリンピアンが気の毒だなあって感じてしまいます。


早く戦闘行動が治まりますように。(岸田さんの反応、鈍すぎ)