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【イソα酸】か【熟成ホップ由来苦味酸】か ビールの苦味に認知機能改善の期待

<苦い味を楽しめるのは大人になった証拠 大人のためのビールの話>

キリンビール健康技術研究所、エライです。
さすがキリンビール

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何の話かといいますと、アルツハイマーを主とする認知症、人の認知機能改善に道筋をつけてくれそうだからです。
是非、期待しますです。個人の尊厳にかかわる数々の問題の中でも最重要なのではないでしょうかね、認知症


当人以上に周りの親族のショックはいかばかりか、って思うです。
認知機能改善に目途がつくかもというニュースは、2016年あたりからチラホラ出ていましたので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ビールの苦み苦味成分の話です。

 


「ほら、アレアレ」
「誰だっけ、あの人。なんて名前だったっけ」
というようなことが、なんといいますか、日常茶飯事になっていませんか。
2020年には喜劇会、音楽会の巨人が何人もお隠れになってしましました。そういう関連に話が及んだとき、
「あれあれ、あの人だよ、有名な」
「ほら、あの、名前出てこないんだけど」
だとかいう会話はよく聞くような気がします。


あるいは、なんだか急いで部屋を移動して来て、ハタと足が止まってしまう。
「あれ? 何しに来たんだっけ?」
だとかいう経験、ありませんか?


まだそんな年になってないし、だとかいうんであれば問題なしなんですが、もうね、30過ぎぐらいからこういう経験しているって話は珍しくないんですよ。
まあ、誰にでもあること、などとよくいいますが、しょうがない、では済ませたくない。将来を考えると心配になったりしますよね。


まあ、例としてあげたことは、この程度では病気の症状とはいえないということではあるらしいんですが。


アルツハイマー症などの認知症は不可逆的なもので、治療法が解明されていない病気の一つとされています。
高齢化が急速に進んでいる日本では、認知症患者数も増えてきていて、社会問題の一つと数えられているそうです。
当然のようにそうなりますよね。


繰り返しになりますが、本人に痛みを伴うような症状ではないものの、認知症が進んでしまえば人間の尊厳にかかわる問題で、むしろ周りが苦痛を感じる病気だと思います。


特に酒呑みにとってはうれしくない情報もありまして、酒呑み習慣のある人は将来的に症状の出る危険度が高いともいわれたりします。ヤーな感じです。

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そんな状況の中で、キリンビールが発表したのが「ビールの苦み成分が認知機能を改善する」という研究結果だったんです。
快哉快哉、大拍手。です。


2016年にその可能性の高さについて発表がありまして、続いて2017年末にはビール苦味成分である「イソα酸」が低下した認知機能を改善することを、マウス実験で確認したと発表したんですね。
さらにさらに、2019年にはビール苦味成分の「熟成ホップ由来苦味酸」が認知機能の1つ、記憶想起力を改善することをヒト試験で確認したという発表がされました。


まだ具体的な摂食商品として開発されていないせいなのか、この成果もメディアの取り上げ方としては大きくないんですね。
そこが不思議といいますか、不満に思うところではありますが、ビール党、バンバンザイ!

 


なのかというとですね、やっぱりね、そこはね、まだね。ということではあるんですが、普段にビールを呑むときにちょっと、自分の脳を意識したりなんかする楽しさにつながるのではないでしょうか。
個人的に意識するってのは自由にできますし、ちょっとは脳を動かすことになって、好い働きになるのでは。という気もします。


苦み成分が働くのは、脳の海馬という部分だそうです。人の記憶や空間学習能力を担当していて、脊髄が脳につながっている辺りにぐるっと存在している器官。
ビールを呑むときに、その辺りをイメージしながら呑むと、脳も嬉しくなってくるかもしれません。
根拠なし、ですけどね。


それにしても、まあ、適量ということですよ。


酒全般がそうらしいんですよね。適量であれば脳にいい影響がある。
でもですね、薬は毒にもなるということは、もちろん酒にもあてはまって、適量を超してしまえば悪い影響の方が大きくなる。

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で、キリンビールが発表したのは、酒の効能として、ビールの効能の中から、最初は「イソα酸」に注目して、次には「熟成ホップ由来苦味酸」をピックアップして、人の認知症改善に道筋をつけたという快挙だったんですね。
研究は確実に進んでいるということが窺えます。段階的に、多岐的に。
ノンアルでも同様の効果がありそうだということです。


ま、私は全くの門外漢ですから「イソα酸」とか「熟成ホップ由来苦味酸」だとかがナンなのか、さっぱり分かりませんが、それはビールの苦み成分だということらしいので、ふむふむと納得している次第であります。


まだ製品として、商品としての姿はないんですが、心底期待しますね。どの段階まで進んでいるんでしょうか。


はやぶさ2の成果が報道されて、3億キロ離れた小惑星リュウグウでの作業の成果を想うと、さまざま揶揄されることも出てきた日本技術に大きな誇りを感じます。
いえいえ、自分はそうした実績に何の関連もありませんけれどね。やってくれた、と思うじゃないですか。日本人としてね。


で、はやぶさ2はカプセルを地球に向けて発射して、仕事を果たしたと思ったら、またすぐに拡張ミッションへ向けて行ってしまったんですよね。休まない。終わらない。
次のターゲット小惑星は、二つに絞られはしたものの決まっていないらしいです。
はあ? とも思いましたが、なんせ宇宙の彼方ってエリアのことですから、もう素人の想像できる範囲を大きく超えていますよね。
近い将来、また日本人にとって誇らしい成果を届けてくれることでしょう。


ビールの苦み成分に着目した、キリンビール認知症改善に向けた研究も、まだ道半ばであるとしても、はやぶさ2のプロジェクトに匹敵するものなのではないかと思えるのです。


もちろんキリンビールは企業ですから、研究の成果が商品として完成しなければならないわけですね。
そっちもそっちで期待していますが。
「イソα酸」になるのか「熟成ホップ由来苦味酸」なのか、あるいは他に新たな成分が採用されるのか、まったく分かりませんが、これまで同様、突き進んでいって欲しいと思います。

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商品が開発されるまでは、効果のあることが分かっているビールの苦み成分を「適量」呑むことに努めたいところですが、「適量」ってどれくらい?


これがですね、ビール党には「そんな殺生な」という量でですね、中ビン1本、なのでありますよ。500ml。
ん~。まあね、別に健康のためとか、脳のためとかで呑むんじゃないんだもんね。もう1本呑んじゃうもんね。


というのも理解できますが、というか私自身がそういうタイプなのではありますが、ここはですね、1週間単位で考えてみるとイイかもです。
中ビン、あるいは中ナマで考えてみますと、1週間でなら7本、7杯呑めます。
そんなの1回で呑んじゃうよ、という方もいらっしゃるでしょうけれど、「適量」が大事なんです。
トホホではあっても適量。


7杯を2回に分けて、ちょっと多くなっちゃうけれど、1回に4杯。これで週に二日、ビールの日に出来ます。
でもねえ、「適量」ってこれだけであとはナシよ、ということなんですね。
ビールの日が週に2回でオシマイ。それ以外の酒はナシ!

 


これじゃあねえ、そもそもの努力意欲がねえ。
はい、そう思います。
どうしたもんでしょうかねえ。


アルコールを含んだ飲料になるのか、あるいはアルコールを含まない飲料か食材になるのか、今はなんとも分かりませんが、キリンビール健康技術研究所研究員のみなさん、期待しております。


「イソα酸」でも「熟成ホップ由来苦味酸」でも、他のでもね。
なるべく早くね。お願いいたしますです。


同じような効果をうたった商品を伊藤園がお茶で出していますけどね。ビール由来がイイです~。


ついでに、昔の苦いラガーを本気で復刻して欲しいです~。