<アドセンスを設置してウキウキした気分でいたんですが 改めて見てみると……>
そういえば、ってんで改めて調べてみようと思うことってありますよね。
一度通り過ぎた道であっても、通り過ぎた後で気が付くようなこと。
でもってグーグルアドセンスの申請をするタイミングで、アドセンスの収益についてのデータが表示されていたんですね。
そういえばってことで調べようと思ったんですが、一度合格するとアドセンス・アカウントを申請する画面には行けないみたいですね。
そんなこともあろうかと、思ったわけではないんですが、予め書き留めておいた情報について改めて考えてみます。偶然の産物です。
アドセンスについて何を改めて考える必要があるのか、というごもっともな疑問が出てくると思いますが、申請する段階で“あ、これグーグルのナレッジだよねえ”と思ったデータなんです。
ま、グーグルに限ったことじゃないんですが、大企業ってなかなかナレッジを公表することってないですからね。貴重なデータになるかもしれません。合格者には二度と見られない、みたいですし。
でもあれです、何度でも見る手段っていうのもあるのかもですけれど。
アドセンスで収益化を考えている人は多いと思います。
これからチャレンジしようという人と、私と同じように設置したばかりの初心者の人と、一緒に考えられたらイイナと思います。ちなみに、設置してからの収益はまだゼロです。
もちろん、既に知ってるよ、という人も多いとは思いますけれどね。
なにせ申請画面にあるデータですから。申請している人は一度は見ているはず。
なんのデータかというと“アドセンスによる収益予想”です。
今となってはその画面に辿り着けませんので、精確なタイトルとか分かりません。
データ自体も金額なんかは日々変わるものだと思いますが、地域とカテゴリは長く変わらない指標になるのではないかと考えます。
アドセンスを利用するにあたって“あなたはどの地域の”、“どのカテゴリの”ブログを運営していますか?
という質問に答える形でそのブログでの収益を予想する、というものです。
グーグルが区分けしている“地域”は地球全体で4つしかありません。
「アジア太平洋地域の国」
「ヨーロッパ、中東、アフリカ」
「北米」
「南アメリカ」
の4つ。
どうもね、これはかなり大ざっぱですね。ザックリ過ぎる気もします。
もちろんこれからアドセンスを利用しようという人に、地域限定をし過ぎると、その収益予想の結果から、差別だという反発を受ける可能性が出てきそうな気もしますから、この辺のアバウトさが適度、という判断があるんでしょうね。
アジア太平洋地域というのはTPPというグルーピングなのかもしれませんが、ヨーロッパ、中東、アフリカという括りは、なんだか共通点みたいなものは無さそうに感じます。興味のある生活雑貨とかに共通点があったりするんでしょうか。
地球全体がマーケットとして均一ということはないんでしょうから、ま、難しいんでしょう、地域分け。
それにそもそも、ガイダンスとしての精度を求めるところでもない、のかもしれません。
次にカテゴリです。対象とするブログのメインカテゴリはなんですか、ということです。
こちらは25種類が用意されています。
地域を選んで、カテゴリを選んでアドセンスの収益を予想するという仕組みですが、結果表示の上段には“PV数のスライダー”が表示されていて、PV数に合わせた収益を、グーグルの実績値と捉えて良さそうな金額がドル建てで出されるというものでした。
1ドル108円として日本円に換算して、収益額の高いものから順に見ていきたいと思います。
用意されているPV数の最低値は、なんと“50000PV”です。
スライダーを動かしてPV数を上げていけば、それに合わせて表示される収益額も上がっていく仕組みなのですが、その最低のPV数といいますかデフォルトのPV数が“50000PV”なんです。
ま、これが現実、といいますか、これぐらいの数値でないと収益とか出ませんよっていうグーグルのシビアなナレッジ。
なんだろうなあ、ということを改めて感じています。
ページで示されていたカテゴリごとの“50000PV”収益予想です。
01:金融:1,372,464円
02:家庭・園芸:1,359,504円
03:健康:1,185,840円
04:美容・フィットネス:1,097,064円
05:不動産:984,312円
06:ペット・動物:829,440円
07:インターネット・通信:769,824円
08:フード・ドリンク:730,296円
09:ショッピング:717,336円
10:ビジネス・産業:708,264円
11:自動車:706,320円
12:旅行:699,192円
13:趣味・レジャー:697,248円
14:参照リソース:672,624円
15:仕事・教育:639,576円
16:法律・行政:628,560円
17:スポーツ:618,192円
18:パソコン・電化製品:586,440円
19:人々・社会:574,776円
20:科学:532,008円
21:オンラインコミュニティ:478,224円
22:ゲーム:476,280円
23:アート・エンタテインメント:468,504円
24:ニュース:370,656円
25:書籍・文学:261,144円
となっていました。
いかがでしょうか。一番収益の少ない“書籍・文学”が26万円台ですから“50000PV”という数値が達成できれば、充分、といえそうです。ま、人によって目標額は違うでしょうけれど。
“50000PV”って凄い数値なんですね。
ま、金額も面白いナレッジだと思いますが、そもそものカテゴリの選出が興味深いと思います。
金融カテゴリが収益トップですが、グーグルと契約している広告主に個人客を大切と考えている会社が多いということかもしれませんね。
ただ、このカテゴライズと収益の基になっているデータが個人ユースをベースにしたものではなく、BtoBが主なのかもしれませんし、そうだとすると“50000PV”という数値が最低値のデフォルトになっていることも頷けるものがあるように思います。
企業サイト、会社ブログは記事数もアクセス数も桁違いですもんね。
当サイトに関していえば、現段階のPV数は、まだ1か月経過していませんが、せいぜい1000程度だろうと思われます。だははのは。
収益など望むべくもない段階ではありますが50000PVならずともやっぱり30000PVぐらいは目指さないといけないわけで、さてさて、どういう工夫をしたものだろうかと思案に暮れております。遠いです。
にしても、“参照リソース”ってカテゴリ。なんなん?