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【ブレインフォグ】新型コロナ後遺症 重症化しないっていってもねえ

< 分からないことだらけ みたいですけど オミクロン株に特徴的らしいです >

え~、毎度バカバカしいお噺でございまして、よろしくお付き合いのほどお願いしておきますが。


ま、あれです。バカ噺にしちゃいけないことなんでございますよ、本来はね。そういう認識はしちゃあおりますけどね、今年、2022年の夏はね、いろいろございますでしょう。


バカに早く梅雨が明けちゃって、40度を超えちゃうトコがわあわあ出てまいりましてね、この先どうなっちゃうのかな、なんて思っておりましたら、戻り梅雨だってんですよ。


え、世の中には便利な言葉があるじゃございませんか。梅雨が戻って来るってんですよ。戻り梅雨、ね。
こんな便利な言葉があるんだったら、なにも気象庁の方もね、梅雨明けって言うのに、あんなに慎重になるこたあ無さそうなもんじゃないですか。


天気が続いたら、梅雨明けですよおって、気軽に言っちゃって、でもって、こんなふうに梅雨明けてから雨の日が続いたら、戻って来ちゃいましたよお、ってね、それで良さそうにも思いますよ。

 

 

 


戻り梅雨のね、雨の降り方。これがなんだかイヤらしい。


ちらちら、ハッキリしない降り方だなあなんて思ってますとね、急に来ますよ。ドドーってね、道路が川になっちゃってるトコがたくさんございましょ。こりゃたまりませんね。


バケツをひっくり返したよう、なんてね、久しぶりに聞きましたけれども、ホントにそんな降り方ですね。一回やられちゃいましたけれども、あれね、雨が降るってんじゃなくてですね、水が落ちてくるんです。ドッサアって。それがしばらく続くんですから、雨宿りとか、そんな呑気なことじゃ済みませんよ。避難ってことを考えないといけないようなね、そんな豪雨。


水が引いたと思ってもね、いつまでも湿気がね、じめじめしてて、気が滅入りますね。
ちっとも気分が晴れないところへもってきて、イヤな事件も起こりますし、第7波の感染者ってのがまた、一気に増えて来ちゃってます。


これもまたね、晴れやかな気分になれない一因です。ホントにしつこいヤツです、コロナの野郎ね。


日本で最初の感染者、1人目のコロナ感染者が出たのは、2020年1月16日のことでしたね。
それから2年半、2022年7月14日に感染者の累計が1千万人を超えちゃいました。


えらいことでね、これ。単純計算で日本人の12人に1人が感染しちゃったことになりますからね。
ちょっとした人寄せなんかがあればですね、その中の1人か2人が感染者、感染経験者ってことですからね。


こういうのを、今ここにある危機ってんですか、ちょっと違うかも知れませんけどもね、用心のしようもないってところがね、やっかいなんでございまして。
20代、30代、40代の感染が多いんです。
え、どうですか、日本の活力の若手、中堅層がやられちゃってますよ。
心配なことです。


まあね、若い世代の人たちは、感染したっていっても命まで取られちゃうことはないっていうんでね、ちょっと油断があったりする向きもあるのかもしれませんがね、ここ最近別の問題が取り上げられるようになってきました。
後遺症ってやつですね。


オミクロン株が流行ってから顕著になったらしいんですよ、コロナ後遺症ってのがね。


「ブレインフォグ」っていってね、名前だけじゃすぐには理解できないような後遺症らしいんですけど、第7波の感染者が急激に増えてきて、東京じゃあ連日1万人を超えちゃってます。


ごく身近な人間が感染しちゃったりなんかして、自宅で自粛生活ならまだいいんですが、中には入院しなきゃいけなくなっちゃう人も出てきます。


そんでもって厄介なところは、退院後も後遺症騒動があるってことでして、今も、例によってクマ公の野郎がご隠居を訪ねて来たところです。


「やあご隠居、ちゃんと息してるかい」


「なんだクマさんか、そんなことを表で大声でうもんじゃないよ。入りなさい。きょうはどうしたね」


「どうしたもこうしたもありませんぜ、ご隠居。与太郎のことなんですけどね、知ってるでしょ、与太郎


「ああ、知ってますよ。二丁目の。たしかこの前感染して入院したってことでしたが」


「そうそう。あんな奴でも一丁前にね、感染なんかしやがって、念のためってことで入院させられたんですが、2日で退院してきたんですよ」


「ああ、そうですか。与太さんは若いからね、まだ30になったばかりだったですかね。若い人は重症化しないって言いますね」


「その辺のこたあ、なんだか分かりませんがね、退院して来てからね、どうもボーッとしてばっかりで、仕事になりゃしないからってんで八五郎がね、別の病院を世話したんですよ」


ニュースなんかですとね、若い世代の人は感染しても重症化しないから、ベッドの使用率も低いし、第7波だって難なくやり過ごせそうだってのが多いんですけど、重症化はしないんだけれども、どうもね、後遺症ってのが問題になって来ているんですね。


でもってやっかいなのは、コロナ後遺症が出るのは若い世代の感染者が多いんだそうです。


これがね、さっき言いました「ブレインフォグ」ってやつで、頭に霧がかかったようで、ボンヤリしちゃう、やる気が出ない、仕事がこなせないってんですから、病院のベッドから出てきたことはイイんですけど、どうにも前の生活に戻れない。え、オオゴトなんですよ。

 

 

 


コロナは治ったんだけど「ブレインフォグ」で退職しなきゃいけなくなった、なんて人も出てきているんだそうですからね。


「それはあれですか、頭の中に霧がかかったようになるっていう、例の後遺症ですか。早めの治療が効果的だっていいますからね、ハチさんが病院を世話したっていうのはイイことじゃないですか」


「冗談言っちゃいけませんや、ご隠居。与太郎ですぜ。あいつあね、元からボーッとしたやつなんですよ。なんだか流行りにのっかって、脳の治療だとかぬかしやがって。高い金払って元に戻ったって同じなんですから」


「まあまあ、そんなこと言わずにちゃんと治療してもらったらイイじゃないですか」


「だからそこが問題なんですよ、治療っていうのが。与太郎だって、八五郎だってスカンピンなんですから、今、みんなにね治療代を寄付してくれって回ってんですよ。そのうちココにも来ますぜ。なんとかならねえもんですかね」


「先立つものが必要だって言うんなら、出来る範囲で助けてあげようじゃありませんか」


「だからね、与太郎ですよ。あの、ボンヤリの国からボンヤリを広めに来たような与太郎です。あいつの頭が元に戻ったところでボンヤリは変わりゃしませんよ」


まあね酷いことを言う友達もあったもんですが、「ブレインフォグ」っていうのはですね、今回のコロナ禍特有のことじゃないみたいなんですよ。


うつ病」「睡眠障害」「月経前症候群」「アルコール依存症」だとかね、これまでに普通に知られている病気でも出てくる症状なんだそうです。


コロナ感染回復後の症状には「呼吸障害」「心臓不調」「味覚障害」っていうのもありますが、オミクロン株になってから目立ってきたのが「ブレインフォグ」


なんともイヤな響きじゃございませんか「ブレインフォグ」
原因っていうのが、まだ分かっていない。

 

 

 

まあね、新型コロナに関しちゃ専門家の方々もね、分からないことばっかりみたいですよね。


素人としてですけどね、これまでのコロナ株って、どんどん変異して株の名前も変わってきていましたよね。
ところがオミクロンになったら、株の名前はオミクロンのままで、BA4だ、BA5だってんで亜種が変異していますよ。何が違うんでしょうかね。分かりませんねえ。


そういうトコを素人にも分かりやすく説明していただけると、対処の仕方も工夫ができるんじゃないかって気もするんですが、ね、かみ砕いて説明できるほど、専門家うちでも分かっていないんですかね。


分かっていないって言いながら、どうやら「ブレインフォグ」ってのは「脳の慢性炎症」が原因じゃないかって言われ出しているんだそうです。


コロナパンデミックがこれまでの「ブレインフォグ」研究を後押ししたってこともあるのかもしれませんが、コロナ後遺症だけじゃなくって、うつ病治療だとかにも通じる理論で、脳の炎症を和らげようっていう治療は、すでに実施されているみたいなんですね。
さっきクマ五郎の言っていた、与太郎に受けさせようっていう治療がそれですね。


「ブレインフォグ」の主な症状っていうのは、


・集中しなければいけない時になると頭がぼんやりしちゃう


・読んでいる文章の意味が理解できない


・人の話を聞いても内容が理解できない


ってなことみたいですからね、味覚障害っていうのも含めて、人としての生活がめちゃめちゃに成ってしまうってことですね。
脳のワーキングメモリがやられちゃうらしんですよ。


今の時点で「ブレインフォグ」の決定的な治療法っていうのは確立されていないそうなんですが、症状の改善に実勢をあげている治療法っていうのはあるみたいなんですね。


「TMS治療」
世界には遅れたってんですが、日本でも2019年からうつ病治療に保険適用されているんだそうですね。
「経頭蓋磁気刺激法(Transcranial Magnetic Stimulation)」って言うんだそうですが、前頭葉を磁気刺激して脳の炎症に刺激を与えるって方法。


クスリを使わないんで副作用がない。
しかも保険適用だってんですからね。


1セッションの負担金は、だいたい5,000円から1万6,000円。


ただ、症状改善がみられるまでには数十回のセッションが必要だってことで、八五郎が寄付を集めているっていうのは、こんな事情からなんでございましょう。
こうして世の中には治療方法ってのがちゃんとあって、工夫、研究してくれてる人だってちゃあんといるんです。
専門家でもまだまだ理解できていないトコも多いんでしょうけどね、必要以上にビビることはなさそうです。

 

 

 


まあね、塩野義製薬さんの飲み薬がどうなったのか、まだハッキリしませんが、今回のコロナパンデミックで、日本ばかりじゃなくって世界の医療脆弱性が分かったわけですからね、専門家の方々にはしっかり取り組み続けていただきたいと思いますですねえ。


ま、なんにしましても、まずは感染しないことが肝要でございまして、皆様には、いましばらくの御辛抱でご自愛くださいますように。


与太郎さんの御快復、全快も願いあげておきます。


おあとがよろしいようで。