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【カップヌードル】コンビニでプロはみるけど ナイスってどこいった?

< 塩分過剰摂取はもちろん避けるべきですが ゼロリスクにこだわり過ぎると楽しくないです >

「食足世平」
「食創為世」
「美健賢食」
「食為聖職」


漢字ばっかりをこうして並べちゃうと、なにそれ? ってな感じなんですけれど、これ「日清食品」の企業理念なんだそうです。


1958年に「日々清らかに豊かな味をつくる」会社として「日清」という名前にしたっていう創業者が、あの「安藤百福」です。
NHK連続テレビ小説の99作目「まんぷく」のモデルになった、あの人ですね。


1910年、明治43年、台湾生まれなんだそうですが、日本に帰化する前の名前は「呉百福」
凄い名前ですよね。福が百。百の福。お目出度く有り難い名前の通りの実績を遺してくれた人ですね。


人の世は「衣食住」とはいうものの、まず、食がなければ衣も住もあったものではない、っていう思いを戦後の食糧難のなかで持ったそうです。
全くその通り、なんじゃないでしょうか。

 


「食足世平(しょくそくせへい)」は「食が足りてこそ世の中が平和になる」


「食創為世(しょくそういせい)」は「世の中のために食を創造する」


「美健賢食(びけんけんしょく)」は「美しく健康な身体は賢い食生活から」


「食為聖職(しょくいせいしょく)」は「食の仕事は聖職である」っていう意味。


なかなかカッチリした考え方です。漢字文化って凄いです。


ま、企業理念とかいうのは、こうした表現の方が納まりがイイんでしょうけどね。


なんでまた日清食品の企業理念なんてものを気にしているのかって言いますとですね、ドラッグストアで買い物をしていて「ん?」と思った商品に出会ったからなんですね。
カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」です。


2021年4月5日に新発売だったみたいですから、かなり遅れての発見! みたいなことなんですが、プロって、なんなん? なのでした。
どうした日清食品


今までのカップヌードルはアマチュアだってこと? とか、しょーもないことを思ったりもしたんですが、プロっていうのは「ハイプロテイン謎肉」のプロなんでしょうね。
プロテインですか、そですか。


健康ブームはずっと続いていますね。カップ麺もプロテインですか。ふううん。
で、食べてみました。


カップヌードルプロは「シーフード」も一緒に出ていますが、食べてみたのはノーマルの方。


「おいしさそのまま」っていうコピーの通り、何の不満もない味わいでした。ではあったんですが、なんとなあくですね、プロじゃない、昔からのカップヌードルの方に軍配を上げてしまいますね。


といってもですね、本家本元のカップヌードルも、長い歴史の中で味を変えてきてはいるんでしょうけれどね。


カップヌードルもいつの間にか凄い種類が出ていてビックリしますが、なんでしょうか、いろいろ食べてみて、それぞれ旨いとは思いますが、一周してノーマルに戻る、っていう感じになります。


帰って来るのは最初に食べたノーマルの、あの見慣れたカップヌードルだったりましす。
初めて食べたカップラーメンがノーマルのカップヌードルでしたからねえ。


そういうのってありますよね。
特にインスタントラーメンに顕著な傾向かもしれません。


袋麺もいろんな種類が出ていますけれど、ロングランを続けている商品に戻っていきます。
食べるとホッとするようなノスタルジー袋ラーメンって、なんですか? ありますよね?

 


チキンラーメン」は袋麺が1958年、カップ麺が1991年の発売で、インスタントラーメンの嚆矢だそうですが、実はこれには戻っていきません。私の場合ね。


昔から食べているはずなんですが、カップ麺のチキンラーメンには魅力を感じられないですしね。


日清のもう1つの代表的インスタントラーメン「出前一丁」は袋麺が1968年、カップ麺がチキンラーメンと同じ1991年の発売です。ごまラー油の香りが、インスタントとはいいながら満足感がありますね。
好きな袋麺、上位の「出前一丁」です。


対する「サンヨー食品」の「サッポロ一番しょうゆ味」は袋麺が1966年、カップ麺が1999年です。


袋麺もカップ麺も日清食品には一歩遅れて出されたわけですが、チキンラーメン出前一丁がインスタントラーメン独自の味わいを出しているのに対して、サッポロ一番町中華の味を出そうとしているように感じます。


サッポロ一番みそラーメン」の袋麺が1968年、カップ麺が1998年に出て、「サッポロ一番塩らーめん」は袋麺が1971年、カップ麺が1998年です。


サッポロ一番町中華ラーメンのスタンダードといえる、しょう油、味噌、塩というバリエーションを揃えています。


先行した「しょうゆ味」に対して、みそと塩は「ラーメン」だっていうのが面白いところだと思います。


個人的に帰って行くラーメンが「サッポロ一番みそラーメン」なんですね。

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カップ麺が発売された時は、おお懐かしい、などと思ったものでしたが、しばらく食べていなかったにもかかわらず、満足感を覚えましたです。これだこれだ、って感じ。


この「サッポロ一番みそラーメン」カップ麺が発売される27年も前、1971年に発売されたのが「カップヌードル」ですね。


世界初のカップ麺。凄い発明品だと思います。


日本人全員がテレビの前に釘付けになった「あさま山荘事件」は1972年、昭和47年です。


山荘を包囲して事件に対処していた機動隊員たちに提供されているのが映し出されて、一気に認知された「カップヌードル」なんですが、この天才的な宣伝を指示したのも日清食品初代社長の安藤百福だそうです。


箸じゃなくってフォークで食べるっていうスタイルでしたね。最初の頃はね。


爆発的にヒットして、日清食品は東京、大阪、名古屋の証券取引所に一部上場したんだそうです。


新しいカップ麺が出されると、だいたいチャレンジしてみるんですが、ぐるっと回って、食べたくなるカップ麺はやっぱり「カップヌードル」と「サッポロ一番みそラーメン」です。


他のが旨くないってことじゃなくって、この2つであればマチガイナイといいますか、満足感が違う感じです。


でもほら、カップラーメンは身体に悪いでしょ。っていう声はずっと前から、しょっちゅう聞きます。
っていうか聞かされます。


健康ブームは衰えしらずで、健康知識は居酒屋トークや井戸端会議の主役みたいになっていますよね。
健康バカっていうような男女も少なくなくって、酒を呑みながらの健康談義って、なんだかね、スットコドッコイです。


行き過ぎた健康志向、食に対するゼロリスク神話みたいなことって、メタレベルで考えてみると、どれもかなり妙な具合になってしまいます。


もちろん全くデタラメな食生活じゃいけませんでしょうが、気にし過ぎるのも悪影響があるように思えます。
第一、そんなに飲食に対して禁止ばっかりしていたんじゃ、楽しくないですよね。
我慢が大事なジャンルじゃないでしょ!


とはいうものの、食品会社として、身体にイイっていうコンセプトは無視してイイものじゃなくって、なんとか工夫をし続けているっていうのが現状なんでしょう。


カップヌードルプロも、そうした背景から出てきた新商品なんだろうと思います。


ちょっと前、2019年に「カップヌードル コッテリーナイス」っていうのが出されていて、脂質50%オフ、糖質50%オフ、カロリーも従来品の半分っていうコンセプトでした。


コンビニの棚で最近見かけませんよ。


カップヌードル コッテリーナイス」はリニューアル商品で、その前身は「カップヌードル ナイス」
これは脂質50%オフ、糖質40%オフ、カロリーも従来品の半分っていうコンセプトでした。


糖質オフを50%にあげて、ヘルシーだけどコッテリですよっていうのが「カップヌードル コッテリーナイス」なんですね。


カップヌードル ソルトオフ」っていうのもありますね。
「ちゃんとおいしいのに、塩分30%オフ!」っていうコンセプト。


カップ麺が身体に悪いって言われる根拠の一番が「塩分」ですからね、30%オフは看板になるんでしょうね。


旨さだけじゃダメで、ヘルシーですよっていう売り文句が求められるのはカップ麺だけじゃないでしょうけれど、結局ラーメンが食べたい、カップ麺って旨いよねっていう気持ちがあるから食べるんですよね。


ちょっと我慢して、っていう食生活のコンセプトって、むしろヨロシクナイ感じもするんですよ。
ってことで、まだ食べたことが無くって、身体にイイのかワルイのかを考えずに食べてみたいカップヌードルがいくつかあるんですよねえ。


カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」


カップヌードル パクチー香るトムヤムクン


カップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル」


カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ」


カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ」

 


なんかね、どれも本格的にコッテリ系な感じです。そこが期待です。


早いトコチャレンジしないと、コッテリ―ナイスみたいに見かけなくなっちゃいますよね、きっと。
健康志向のカップラーメンも栄枯盛衰。


ま、日本はなんのかんの言っても、へーわです。それでいいです。