ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【ええじゃないか】19世紀の日本人には なんだか得体のしれないパワーがあったんですねえ

<伝家の宝刀 緊急事態宣言ってさあ タケミツなんだよねえ みんな知ってるよ~>

「安全・安心」っていう言葉が相変わらず虚しく、巷間に流布しています。流布させられています。
とりあえず、という感じでオリンピックは一部を除いて無観客開催となりました。


実数は分かりませんが、相当数のボランティアの人たちは、ワクチン接種を急いでいましたし、オリンピック期間中の生活プランも変更せざるを得ませんね。
でもまあ、ボランティア活動する予定だった人たちからは、不満の声は出ていないようです。メディアが取り上げていないだけかもしれませんけれどね。


オリンピック開催の2週間前になってやっと無観客という決定は、事の良し悪しとは別個に、あまりにも遅い決定ですよね。シミュレーション能力が欠如していると言われてもしょうがないです。


開幕10日前の段階で、会場の1つを受け持つ宮城県知事と仙台市長の意見調整が付いていませんね。
全てにおいて判断が遅すぎます。

 


酒の制限について、言うことをきけよ! という姿勢の朝令暮改は、何を目的に、自分たちは何をやってるのか、何をすべきなのか、全然判っていないニッシースタッフの無能を表明してくれました。


で、また、お役人さんたちが強引な掟破り、深夜までの呑み会でコロナ感染だそうですしね。国民はず~っと「やれやれ」ってね、力が抜けてしまいます。


オリンピックのエライ人。あの人、自分が今、どこの国にいるのか理解できていないみたいですしね。
あれは絶対、言い間違いとかではないですよね。
同時通訳の人、忖度しないわけにはいかないでしょうけれど、ん~。


わけわからんエライ人って、日本特有の症状じゃないのかもですね。バッカじゃないの、バッハなの。


まあね、こうしてブチブチ言う方はお気軽に言えるけれども、実際に対策を考えて宣言する側はタイヘンなんですよ。っていうのは分かります。


誰にとっても、全くもって初経験のパンデミックです。参考事例がありませんからね。
だからこそ問われるのが為政者の「実力」なんだと思うわけですね。


スーさん自身も、スーさんスタッフも、今が緊急事態なんだという自覚が無いんでしょうね。何を決めるにしても遅いんですよね。決定的に遅いです。
スーさんスタッフたちって、平時の方法論で緊急事態に対処しようとしているとしか思えません。


頭の切り替えが全くできていない。かじ取り役、だけの問題じゃ済みそうもありませんね。


今回のコロナ禍は、世界的にそうなんでしょうけれど、日本のシステムの脆弱性を明らかにしたという功績があるのかもしれません。
為政者たちの頭の中が、ホントに尊敬できないものであることが次々に出てきてしまいました。


東京は4回目の緊急事態宣言に入っています。


これは致し方のないことだとは思います。ただね、感染拡大の防止策として、あまりに中身の工夫が無くって、まん延防止等重点措置と何が違うのかといえば、飲食店の酒の提供を無しにしてねってことぐらいです。


でもやっぱり、まん延防止等重点措置っていうより、緊急事態宣言って言った方が、なんかピリッとするでしょ。
とかいうぐらいの工夫しか感じません。


緊急事態宣言ですよって言えば、みんな従うでしょ。この伝家の宝刀を引き抜けば、皆々、ひれ伏して従うであろうぞ! っていうアンポンタンな結論。


伝家の宝刀ってね、そんなに何回も引き抜いちゃダメなんですよ。全然切れ味が無いってこと、バレバレです。


内閣の人たちなのか、担当している役人さんたちなのか、コロナ対策を考えている一定数の、少なくないであろう人数の中に、仕事の邪魔をしている、いわゆる「お殿様」がいらっしゃるんでしょうね。

 


ここでいう職場の「お殿様」っていうのは、仕事を増やしてくれちゃうタイプの困ったちゃんです。
少なくないですよ。どこの職場にも、だいたい居ます。


ある程度の大きさの組織の中には必ず何人か紛れ込んでしまうのが日本社会の特徴なのかもしれません。


打ち合わせ、会議で、すんなり有効な結論が出て、いざ実行という段階になると、これさあ、ここんとこ考えられてないよねえ。だとか言いだして、発展的な結論に導くんじゃなくって、今出ているはずの指針に難癖をつけるだけ。今現在の野党みたいですね。


ところが、えてしてそういう困ったちゃんが上役になっていたりするもんなんです。


スピードを持ってあたるべき事案であって、それに合わせた方策を考え出しているのに、呑気な空気感の困ったちゃんが口を開くと、会議の結果は元の木阿弥。
また最初から。緊急性を考えれば、その時点でさして重要でもない事項までああだこうだ。結局グループ全員がやる気を失っていって、どうでもイイような結論になってしまう。


お前が仕事しなければスムースだったのに、っていうタイプ。困ったちゃんが仕事をしなければ、仕事が増えなかったし、結論も数段有効なものになっていた、はず。


働かない働きアリは、働かないままで居てくれればスムースなんですが、なあんか、気分のままに口を開いて仕事っぽいことをしてくれちゃったりすると、世界全体が大混乱。


なんかね、そういうスタッフ構成になっているんじゃないかって感じがるわけです。今の日本はね。


ニッシーが言ってましたね。


「ルールを守っている飲食店には、協力金の先渡しを考えています」


これね、「考えています」って、どこにも具体性、実効性がありませんよ。今はそういうタイミングじゃないです。日本のサービス業崩壊は、もうとっくに始まっているんですよ。


それにそもそも、4回目の緊急事態宣言の、その前の時点で、協力金の支払いが滞っている現状を考えれば、先渡しって可能なんでしょうか。
自分の言っていることが、自分で分かっているんでしょうか。


ニッシーはさらに混乱したことを言っていましたね。


「ルールを守っていない店舗には、酒の注文を受けても配達しないでね」


酒の卸業者に対する発言ですが、この人「経済再生担当」ですよ。


コロナ感染対策での言葉だとは言え、自分の言葉が、どこにどういうふうに伝わるのかに対する考慮が全く感じられません。


「ルールを守らない飲食店と接触のある金融機関も、ルール厳守を働きかけてね」


ってここまでくると、大臣としての犯罪行為じゃないんでしょうか。


たぶんおそらく、打ち合わせで出てくるアンポンタンな意見に振り回されているんでしょうね。
ニッシースタッフに困ったちゃん、きっと居ますよ。世間ってもんの在り方が全然分かっていないエリートさんたち。転んでしまえ!

f:id:wakuwaku_nikopaku:20210714081557j:plain


飲食店ばかりでなく、酒の卸業者さえも敵に回してしまうようなアンポンタンな発言でしたね。
13日までに問屋さんと金融業者に関する発言について撤回しましたけれどね。後の祭りです。


オリンピック、パラリンピックを挟んでになるんでしょうけれど、ワクチン接種率が集団免疫を確保できるまで、他にイイ手立てがないっていうのは、しょうがないことなんでしょうかね。


ワクチン、治療薬について、世界的に考えて、2歩も3歩も出遅れてしまった日本ですが、タロちゃんが任命されて、一気に接種スピードを上げてきました。


自治体接種会場ばかりでなく、大規模接種会場だとか、職域接種だとか、どんどん打ってください、ってことで日本の接種率は急激にあがってきましたね。ホントかなり急激に。
ところがここのところバタバタと接種スピードが止まっています。ワクチン反対派の影響なんかじゃないんですね。


タロちゃんが言いました。


「接種スピードを、最適化して、抑えてください」


なんのこっちゃねん! 最適化ってなんやねん。


イケイケどんどんって言ってたのに、ワクチン足りていないんですか?


スーさんのワクチン担当っていう任命も丸投げなら、タロちゃんのスタッフに対する指令も丸投げだったってことなんでしょうかね。
タロちゃんよ、お前もかってことです。


「第二段階の山を登り切った、と思ったら、転がり落ちてしまいました」


ってご当人は笑いながら頭を下げてはいましたがね。


足りているはずだからってことじゃなくって、スピード第一なんだから新規に輸入する工夫をしてもイイんじゃないでしょうかね。


日本人の真面目さを日本の為政者たちは忘れてしまっているんですね。
行くときには一時にドッと行ってしまうのが伝統的な日本人的スタイルですよ。


ま、外野のずっと遠くの方から何を言ってもしょうがないんですけれどね。


令和の今、日本人はじっと我慢しています。静かです。
せいぜい水鉄砲で聖火に水を発射するぐらいです。


江戸時代から明治時代への変わり目。慶応3年のころ、東海から近畿、四国の辺りにかけて「ええじゃないか」と言われる民衆運動が起こりました。聞いたことありますよね?


幕府と薩摩、長州の小戦闘が其処ら中で繰り返されていて、時代の変わり目を国民が実感していた中での、言ってみれば民衆パフォーマンスですが、「安全・安心」と正反対の「不満・不安」のタイミング。


令和3年の今も、まさしく「不満・不安」のタイミングですが、令和の「ええじゃないか」って起きないんでしょうね。水鉄砲の人も、あんまり元気無さそうでした。


今、そんな元気のある人って、そもそも多くない感じですもんね。

 


狂乱騒動と言われる「ええじゃないか」ですが、暴動というわけではなく、ただ「えじゃないか えじゃないか ええじゃないか」と集団で踊り狂ったと表現されていて、特に打ち壊しだとかの暴力的行動は記録されていないそうです。


時代の大きな変わり目。言ってみれば「緊急事態宣言発令」「ええじゃないか禁止令」が何度も出されたそうですが、効果はなく、ええじゃないかの始まった地域の大店では、酒を振る舞うなどして歓待し、暴動に発展しないように務めたということらしいです。


このええじゃないかの前年、江戸では「貧窮組」という現象があったそうで、これは名乗りの通りに貧窮している町人たちが徒党を組んで豪商の屋敷に押しかけて、酒や食べ物を要求するという、ええじゃないかよりは、強引だったようです。


ただ、この「貧窮組」というのも豪商が酒食を惜しまずに提供して、大騒動には至らなかったみたいですね。


4回目の緊急事態宣言の東京ですが、都心の飲食店ではすでに通常の営業をしている店舗も少なくないです。
客も集まっています。路上飲みも減りません。


デマンドハザードです。でも、それを抑えようとする為政者側の言葉。その裏にある考え方。ダメじゃんね。


私がこう言えば、国民はこう従う。ってさ、現段階の中国でも無理でっせ。スーさん、聞いてますか。


令和の東京に「ええじゃないか」や「貧窮組」が起こったとしても、非難はしないだろうなあ、と思うきょうこのごろです。

自分で踊る元気はないんですがね。。。