ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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【餃子のタレ】は何が旨い? どんな塩梅が好み? 焼き加減とは別問題

町中華のラー油が辛くなくなった問題  昭和よカムバック! 餃子のタレ>

家で手作り餃子。これが好きって人、けっこういます。
餃子パーティーとかね。缶ビール、いいっすねえ。みんなニコニコです。


で、家で食べる餃子のタレのことなんですが、へええ、と思わされるものがあります。

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ポン酢。これだけでいいから簡単でいいでしょ。といわれると、そですね、という感じ。悪くないです。


味噌。だけって人もいるし、酢でのばしてって人も。味噌にひと工夫してあったりして、ま、いけますね。


ん~、と思ったのは、醤油の代わりにめんつゆって人。だけの人もいました。まあ味変としては悪くないと思いますが、個人的には甘すぎると感じました。


あとは、酢にコショウってやつ。
これは、それを一押ししている店もあったりしますからね、好きな人も少なくないのかもしれません。でもこれ、水餃子ならバッチリだと思いますが、焼き餃子には負けてる感じがしましたね。コショウが。


しょう油だけって人もいましたが、これはちっと、ではなくかなりショッパイ口になってしまって、いただけませんでした。ポン酢の勝ち!


ソースという強者もいましたが、そりゃ揚げ餃子ならねえ、いけるのかもですけどねえ。
ま、好みですけれどね。
餃子がもったいないよ、と思ったりします。


塩、って人、会ったことないなあ。もはやタレじゃないもんなあ。


今回は焼き餃子のタレの話です。


ごく普通の町中華のお店には、しょう油、酢、ラー油の3点セットが置いてあります。


専門店には、3点セットとは別に、特性餃子のタレ、というものが用意されているところもあります。予め3点セットが混ぜ合わせてある、ってことなんでしょうね。

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でもね、別に「特性」を感じないのが残念なところです。しょう油でも酢でもラー油でも、自分のトコで作ってるってわけじゃ無さそうです。


さて餃子のタレ3点セットなんですが、小皿に入れて作りますよね、3点それぞれをどういう順番で小皿に入れますか?


丸かじりシリーズの東海林さだおセンセは、こう分析しておられます。
「人によって、しょう油、酢、ラー油の順だったり、酢、醤油、ラー油だったりするが、なぜか全員ラー油は一番後になる」


なんですとオ。断固異議申し立ていたしますです。
ラー油は最初に入れます。しかもたっぷりと。そこに酢を同量くらい入れて、最後にしょう油を少なめです。
ま、確かにですね、周りを見てみると、おっしゃる通りで小皿に最後に入れるのはラー油って人が多いです。
辛いの苦手だから、ちょっとでイイ、などと宣いながら、ほんのちょっと、という方も見受けられます。


なかにはラー油なんて入れないという人もおられますが、今回はあくまでも3点セットに限らせいただきながら話を進めます。3種類とも使う、という意味でですね。


しょう油、酢、ラー油の3点セットのうち、なぜラー油が最後なのか、についてです。
きいてみると、辛いのを調節できるから、などとおっしゃいますが、辛さの調節と、入れる順番って、関係あるんでしょうか。


辛いのが苦手であれば、ラー油を警戒することは充分に理解できますし、ラー油は辛いものだという判断にも納得はできます。
が、しかしですね、高級な餃子屋さんのことは知りませんが、ごく普通の近所の町中華、最近のラー油は辛くないです。ホントに。
辛味がトンじゃってます。気が抜けてるというんでしょうか、ぜんぜんピリッと来ない。カッラー! にならない。色だけが辛そうなふりをしているだけです。辛くない。物足りない。ただオレンジ色した油。


十数年前まで、町中華の店に置いてあるラー油は、専用の小さなガラス瓶に入っていたものでした。独特の存在感。
高さも直径も5センチほどのガラス瓶。
丸いのもありましたが、多くは上が少し狭くなって、六角形。ステンレスの銀色のフタには逆U字の取っ手が付いていて、フタの一か所がえぐられていて、そこにままごと遊びみたいな、やっぱりステンレスのスプーンが差し込まれていました。


スプーンの掬う部分は本当に小さかったのですが、スプーン状のものばかりではなく、ただヘラ状の板、という形状のものもありました。掬う、という行為を拒んでいる。辛いんだからチョビッとでいいんだよ、という店側のメッセージ、だったんでしょうかね。


肝心のラー油は瓶の半分ほどしか入っていなくて、下の方には粉状のトウガラシが沈んでいるのです。店によっては瓶の半分ほどまで粉トウガラシで、例の赤い液体はほんの少ししか入っていないということもありました。


小さなスプーンを親指と人差し指でチマっとつまんで、底の粉トウガラシをかき混ぜて、ゆっくりチョビッと掬って、小皿に、チョビ。
これはもう儀式のようなものでありました。
つまんだ指にラー油が付かないよう気遣いながら、力を込めた指で2回もチョビ、をやればなかなかに疲れる儀式なのでした。


そして忘れてならないのは、このころのチョビラー油は、かなり辛かったのです。チョビチョビで充分だったのです。トウガラシの風味が強かった。


今のおしゃれ餃子とは違って、ニンニクもしっかり効いていましたし、油も強かった。ラー油は辛いし、酢もしっかり酸っぱい。
餃子は最強のガッツリ系副食だったのでした。


餃子は食べたいけれど、この後、人に会う用事があるからねえ、というのは今でも言いますが、最近の餃子、ニンニク抜きだとか、たいして匂わないです。店側の工夫なんでしょうね。ちと寂しい気もします。


ま、たまあに、昭和な餃子の町中華もあって、そういう餃子に出会うと、へっへっへ、と口角が上がってしまいます。匂います。でもンまいです。
でもねえ、そういう町中華でもラー油は今風で、ちっとも辛くないのが残念です。食べるラー油がブームになった辺りからでしょうかねえ、辛くなくなったのは。

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今は、オレンジ色の液体がプラスティックボトルに入っていて、チューと簡単に出せるのです。中身は昔と同じものなんでしょうか。
しょう油も酢も、同じ形状のプラスティックボトルから、チュー、です。


匂いの少ないおしゃれ餃子、エチケット餃子は時代的にそういうことだよねえ、と諦観していますが、ラー油。オレンジ色の油じゃなくて、ちゃんとトウガラシの辛さ、復活させて欲しいと思います。酢もね。
辛さ控えめ、とか要らないです。

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<身体に旨い満足度>

餃子は完全食って言われているのって、知ってました?
餃子の皮はエネルギーのもとになる炭水化物。さらに、あんのバランスがいいんですね。


豚肉は筋肉を作ってくれるタンパク質、白菜、ニラなどの野菜類はビタミン、ミネラルが豊富ですし、風味付けとしてのニンニク、生姜などは、食欲増進、代謝アップという効能があるんだそうです。
これはもう、身体に旨いこと間違いなし。


なんだか餃子が食べたい気分のときは、身体がバランス完全食を求めているってことなのかもしれません。身体の要求に素直に応えてあげましょう。


餃子を食べて元気になろう!
信じるものは救われるウ!
餃子、ンまい! です。

 

<餃子のタレの心に旨い満足度>

オフィス街でのランチだとかでは、午後の仕事で会う人の顔を思い浮かべて、ん~、と敬遠されがちな餃子ですが、その後のことを気にせずに済む夕飯なら大丈夫。


身体に元気をくれる完全食なのですから、気にせずに食べられる状況で、気兼ねなく頬張れば、心もニッコリです。


だって餃子好きなら誰だって、思い切り遠慮なくパクつきたいですよね。ニコニコ食べてストレス解消、なのです。

 

<餃子のタレの酒のアテ満足度>

なんといってもビールに合いますよね。最高です。


ビールと餃子、と注文すると、ビールはすぐに出てきますが、餃子は時間がかかります。頭の中の半分はビール、半分は餃子なのですが、うまい具合に同時に出されることは、ないですね。


ま、半分は餃子になっている気分を壊さないように、主張の少ない枝豆だとか、冷奴だとかでつないでおいて、タレを作っておいて、ちょっとかき回して、で、またかき回して、かき回した割りばしの先をちょっと舐めたりなんかしながら、餃子の到着を待ちましょう。
逢えない時間がアイ育てるのさ、といいますからね。
ま、あれです、すぐに出てくる亀戸餃子のような店もありますけれどね。餃子しかないわけですが。


亀戸餃子、ンまいですよね。

 

<餃子のタレの酒の〆満足度>

どうでしょう。〆で餃子。
それってただ単に、二件目の呑みでないの?

 

<手作り、中華屋さん、専門店、冷凍、なにがベスト? 餃子のタレ>

関東でも大阪餃子の店も見かけるようになってきました。専門店の餃子も店によって味が違うのは不思議です。
同じチェーン店でも店舗によって違う。あれっておそらく同一の素材が配達されているんだと思いますが、違うんですね。焼き方? 鮮度? 分かりませんが、違うんですね。


冷凍餃子はいまや家庭料理の定番。
あの店、この店、焼き方、皮、あん、いろいろあって餃子食べ歩きも人気だそうです。
これが五つ星、って餃子、ありましたら教えてください。店餃子でも家餃子でも。