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【海鮮丼】日本人のサカナ離れってホンマかいな

< ♪好きだとイワシて サヨリちゃん ♪タイしたもんだよ スズキくん >

♪さかなサカナさかな~ さかなを食べると
♪アタマあたまアタマ~ あたまが良くなる


スーパーで買い物をする人なら聞いたことがあると思います。


私自身はそんなにしょっちゅうスーパーで買い物をするわけでもないんですが、この歌は耳に残っていますね。
鮮魚売り場の前だけっていうんじゃなくって、店内中のBGMとして流れていましたし、とにかくループで、ずっと、しかも突然、


♪さかなサカナさかな~


でしたよね。


なんなん、このベタな歌、って思ってましたね。


♪あたまが良くなる~


って、ホンマかいな。そんなん言って大丈夫なんかいな、ってな感じでした。


みなさんも覚えている歌だと思うんですが、これ、え~かげんなもんじゃなくって、水産庁が「魚食普及事業」の一環として正式に制作した「おさかな天国」っていう歌なんですね。
1991年から全国のスーパーで流れていたらしいです。


もちろん日本全国津々浦々、どこのスーパーでもってわけにはいかなかったと思いますけどね、いかに水産庁だったとしてもですね。


でも、1万本のカセットテープが配布されたんだそうです。
配布ってとこが、さすがですよねえ。


この歌ねえ、サブリミナルみたいな感じがあってですね、めっちゃ耳に残っちゃって、なんかね台所で料理とかしながら思わず知らず、口ずさんじゃったりする。っていう人も少なくないんじゃないでしょうかね。


♪からだカラダからだ~ からだにイイのさ~


だそうですよ。
水産庁、恐るべしです。知らんけど。

 


1991年当時、日本人1人当たりの「食用魚介類消費量」は、少し下がり気味だったとはいえ、世界的にみれば断然トップだったみたいです。


おさかな天国」の影響なのかどうか、1995年辺りにかけて日本の魚介類消費量は回復傾向を見せます。


さらに1993年には、高校3年生だった「さかなクン」が登場してきます。
高校生の頃からギョギョッ! とか言ってましたっけ? 記憶にないです。


現在、東京海洋大学名誉博士さかなクンですが、農林水産省の「お魚大使」をはじめ、環境省の「低炭素杯アンバサダー」「プラごみゼロアンバサダー」だとか、日本全国の漁業広報のようなポジションの人ですよね。
アンバサダーじゃなくって、シオサバ―って名乗ればイイのにって、知らんけど。


で、2002年には「おさかな天国」がCDとして市販されたりなんかして、日本のさかな人気は上昇傾向かっていうと、さにあらず。


2001年から日本人1人当たりの「食用魚介類消費量」は減少の一途をたどっていて、ずっと世界一だった消費量は2013年時点で世界7位まで落ち込んでいるみたいです。


別にイイじゃん。魚から肉に食の中心が移ったとしても、特に問題ないでしょ。
おさかな天国」ご苦労様でした。
って人も、そりゃまあ居るでしょうけれど、漁業関係者にしてみれば死活問題なわけですよ。


特に2021年は、船の燃料がバカ高くなってしまったうえに、軽石が沿岸に押し寄せたりなんかして、踏んだり蹴ったりの状態みたいですからね。

 


でもですね、日本人が魚を食べなくなったっていうのは、ちょっと違うんじゃないかって思えるような状況っていうのもあるんですよね。


2012年辺りからでしょうか、街なかに「丼丸(どんまる)」っていう看板を、かなり多く見かけるようになっていますよ。
「海鮮丼」専門店ですよね。しかもたいていのメニューがどこでもワンコイン、500円です。
なかなかの人気ですよ。


2021年現在で30店の「のれん加盟店」を展開しているんだそうです。
丼丸を知らないとしても、海鮮丼は食べたことありますよね。

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地域によって、ネタによって、かなり金額に差がある丼だとは思いますけれど、東京近辺だと1,500円ぐらいのが多いでしょうかね。海鮮丼ってけっこう高いですよね。
それが500円ですからね、人気があるのも分かります。


容器がちょっと小ぶりなところがむしろ、ずっと続いている健康ブーム、メタボ対策としての人気につながっているのかもです。


農林水産省の発表によりますと、1988年にピークだった日本の魚介類消費量は2021年現在で半分ほどに落ち込んでいる一方、世界的にみると、魚介類消費量は2倍に増えているんだそうですよ。


日本人が1人当たりとして1日に消費しているタンパク質は、これまでずっと魚介類から摂っている量の方が、肉から摂っている量を上回っていたんですが、2010年辺りで逆転したそうです。


でもこのデータ、なんだか意外な気もします。
もっと前から肉の消費量の方が多いように、勝手に感じていましたけれどねえ。
魚好きがけっこう多いってことなんでしょうかね、日本人はね。


日本の漁獲量自体が減っているっていうのも、世界全体的に健康ブームで、これまで魚介類をそんなに食べなかった国も盛んに漁をするようになっているわけですから、当然減りますよね。


中国、インドネシアの魚介類消費量って、1988年辺りから爆上がりです。
急に魚を食べるようになって、2021年辺りの数値、1人当たりの消費量は日本とほぼ同じになっています。
1980年以前の中国人の消費量なんて、日本人の1割人も満たなかったのにです。


中国の食生活っていろんな意味で激変しているらしいですよね。
魚をいっぱい食べて、どんどん頭が良くなってるのかもですねえ。


さらには、日本の場合、漁業関係者の高齢化によって、漁獲高を多くは望めない状況になってきているってことも原因の1つなんじゃないでしょうか。跡継ぎがなかなか居ないんだそうです。


日本人の魚介類消費量消費量については丼丸の例に見るように、安ければ食べるんじゃないかって気もします。
そです、魚って高いイメージです。


いくら健康にイイっていったって、頭にイイっていったって、値段が高いとそんなにしょっちゅう手を出せませんからね。


高いから食べない。売れなければ、そんなに一所懸命獲らない。獲らないと流通量が減って魚はますます高くなる。高いから食べない。っていう悪循環に陥っている可能性もありますよ。


そんな日本の魚介類消費事情をなんとか好循環に持って行くべく、さかなクンの活躍は相変わらずですが、水産庁が2021年10月に「1か月毎日海鮮丼チャレンジ」っていうのをやっていました

水産庁漁政部漁政課広報班って、なかなかチャレンジャーなんでありますよ。


「海鮮丼」それは「海の宝石箱」とか言っちゃって、コピーライターなんて雇ったような形跡、ゼロ! のホームページなんですが、海鮮好きならなかなかそそられる写真が、ちゃんとアピールしていて、ネットの中では「水産庁「飯テロ」ブログ」なんて言われて人気です。
コピーはヘボいですけど、写真はなかなか良くって、旨そうです。


海鮮丼は、「海」の新「鮮」な魚を使った「丼」だそうなので、鮮魚(刺身)だけでなく、加熱・調理もOKとする(なんなら天丼でもOKとする)っていうのが、水産庁の「マイルール」


食材の魚は職員さんたちが、スーパー、魚屋さんで調達、中には自分で釣って来るっていう人も居たみたいです。


「1日目 アカムツ丼」福井県のアカムツ。


「2日目 ブリ漬け丼」北海道のブリ。


「3日目 カツオ丼」宮城県のカツオ。


「4日目 塩イクラ丼」北海道のイクラ。たまには自分にも、ご褒美を! ってことらしいです。むほほのほ。


「5日目 メカジキ丼」宮城県のメカジキ。


「6日目 トビウオとアカイカの海鮮丼」千葉県のトビウオ。沖縄県のアカイカ
2色以上の魚介を使った海鮮丼って、こういう漁獲地の出会いっていうのが楽しいですよね。千葉と沖縄。


「7日目 ボタンエビ丼」北海道噴火湾のボタンエビ。これまたけっこう贅沢。


「8日目 ヒラメ漬け丼」千葉県のヒラメ。


「9日目 カツオのタタキ丼」宮城県のカツオ。


「10日目 左ヒラメに右カレイ丼」千葉県のヒラメ。青森県マコガレイ。ネーミングで遊んでみましたって感じでしょうか。このタイトルは、まあ、オッケーってことにしておきませう。


「11日目 釣りイサキ丼」千葉県館山沖のイサキ。自分で釣って来た魚。サイコーでしょねえ。


「12日目 ウルメイワシ丼」静岡県のウルメイワシ。これ、イイかもですう。


「13日目 甘エビ塩辛丼」北陸のホッコクアカエビ。これ、知らんなあ。エビの塩辛ねえ。


「14日目 コハダ丼」佐賀県のコノシロ。そういえば最近、コハダ、見ないですね。


「15日目 富山湾の宝石丼」富山県のシロエビ。宝石ねえ。表現がねえ。


「16日目 ホタテとカンパチの2種盛り丼」北海道のホタテ。鹿児島県のカンパチ。北の海と南の海の出会い。


「17日目 イワシクジラの尾肉丼」北西太平洋のイワシクジラ。へええ、クジラねえ。


「18日目 ネギトロバラチラシ」太平洋のメバチ。太平洋ねえ。鹿児島県のカンパチ。沖縄県ソデイカ。北海道のイクラ。贅沢ぜいたく。旨そうですねえ。


「19日目 ごまあじ丼」島根県のマアジ。出汁茶漬けでも。


20日目 ブリ丼」鳥取県のブリ。


「21日目 宇和島風鯛めし」場所は分かりませんが自分で釣ったマダイ。宇和島風? ってなんなん?


「22日目 マグロ・シラス紅白2色丼」インド洋のインドマグロ。静岡県のカマアゲシラス。


「23日目 イズカサゴウッカリカサゴの唐揚丼」千葉県のイズカサゴウッカリカサゴ。これも自分の釣果だそうです。


「24日目 ブリとマグロの二色丼」宮崎県のブリ。三陸沖のマグロ。


「25日目 マアジのたたき丼」長崎県のマアジ。


「26日目 アカハタ丼」高知県のアカハタ。これまた贅沢丼。


「27日目 三色丼」宮城県メバチマグロ愛媛県のマダイ。ノルウェイのサーモン。ザ・オーソドックス。


「28日目 ミンククジラ竜田揚げ丼」青森県のミンククジラ。クジラって普通に売ってるの?


「29日目 骨なし丼」アカガイ、ホタテ、ホッキガイ、つぶ貝、ミル貝、スルメイカ。スーパーで調達なんでしょうかね。ネーミング、ナンバーワンじゃないでしょうか。調子良かったんですかね。


「30日目 ミズダコ丼」北海道のミズダコ。


「31日目 ビワマス親子丼」滋賀県ビワマス


ぜひ写真を確認して「飯テロ」を味わってみてください。

 


海鮮丼は戦後に誕生したんだそうで、意外に歴史浅いんだなあって思ったんですが、おそらく江戸時代ぐらいから食べられていた海鮮を乗っけた丼は「ちらし寿司」って呼んで区別しているみたい。


ちらしの方は酢飯、海鮮丼は白飯。


って、どっちがどっちでも良さそうに思いますけどね。


ネタによっては酢飯の方が旨いこともあるでしょうし、手間をかけずに白飯っていうのでも、充分満足するですよ。


水産庁漁政部漁政課広報班のみなさん、また何か新しいアイディアでチャレンジしていただけたら嬉しいです。


飯テロね。
♪さかなサカナさかな~

 

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