< グーグル・ウェブマスター・セントラル から グーグル・検索セントラルへ >
前回の「Googleインデックス」でも触れましてけど、SEOっていうのは、ほぼGoogle対策なわけですね。
そもそもそのGoogleさんがSEOに対して何か言ってないの? って思ったら、「Google検索セントラル」っていうページがあって、「Google検索でウェブサイトをアピールする方法」っていう案内をしているんでした。
ま、これは知っている人はとっくに知っているページなんだと思いますけど、2020年末までは「Google Webmaster Central」っていう名前だったみたいですね。
ウェブマスターね。聞いたことがあるような、ないような。
ここにGoogleさんがいう、サーチ・エンジンに対するページの最適化っていう内容が書いてあります。
ま、個人的に、これまでSEOとかよく分からんし面倒そうだからってことで、まったくタッチして来なかった情報なんでしょう、たぶん。
SEO対策はこうしなさいっていう情報はチマタにたくさん出ていますけど、まずはGoogleさん本人がどう言っているのかを見てみようと思います。
「SEOの基本」として「SEOが重要な理由」っていうページがあります。
ここには「SEO のケーススタディと成功事例」として6つのケースが紹介されていますね。
求人情報ページの例が多いです。
求人効率が上がったよっていう成功事例。
斜め読みしてみますと、どうやら「構造化データ」っていうキーワードにぶつかりました。
構造化データの使用を始めたところ、検索トラフィックが大幅にアップしたっていうことみたいです。
なんでしょ「構造化データ」って。
「構造化データの仕組みについて」っていうページが「上級者向けSEO」タブの中にあります。
コードスニペットって呼ばれている、小さなプログラムをページのHTMLの中に書き込むことで、構造化データを使用するっていうことになるみたいですね。
Googleさんが推奨しているのは「JSON-LD」っていうジャヴァスクリプト(JavaScript)なんでした。
JSONはデータフォーマットの形式で、JavaScript、Python、PHP、C++、Javaだとかいう様々なプログラム言語に共通して解読可能な内容を書き込むことが出来るからってこと。
この辺りの話になりますと、ロジック的な難しさは無いものの、ほぼプログラミング領域ですからね、知らんがな! っていうことでも、別に問題は無いと思います。
データ構造を書き込むフォーマットなわけですから、JSON-LDの書き方として、例えば「@type」っていう宣言で、このページはこんな内容についてのコンテンツですよっていうことを、読みに来たプログラム(Googlebot)に知らせる約束事が書いてあるわけです。
@type、 ちょっと調べてみますと、めっちゃ種類があります。
親カテゴリと、そこに属する値カテゴリっていう構造形式を持っているみたいです。
例えばこのページはブログなんですよっていう「@type」の記述は「CreativeWork」を親とした「Blog」っていうふうに書く、ってことになりそうですね。
料理のレシピであれば「CreativeWork」を親とした「Recipe」
求人情報であれば「Intangible」を親とした「JobPosting」
喫茶店の情報であれば「FoodEstablishment」を親とした「CafeOrCoffeeShop」
ってな感じですね。
こうしたページを読みに来るプログラム用の構造体を持つ事によって検索上位になる確率が上がるってことですね。
Googleさんは「JSON-LD」を推奨していますが、その他にも「microdata」「RDFa」も使用できるみたいです。
「microdata」「RDFa」はHTMLの拡張機能ですね。
JavaScriptの中に書かれていた方が、処理上、面倒くさくないってことなんでしょうかね、Googleさん的にはね。
「Google検索セントラル」の「初心者向けSEO」でGoogleさんは「Google は何十億ものページをクロールしていますが、サイトによってはクロールされない場合もあります。Google のクローラがサイトを見落とす場合のよくある原因は次のとおりです」って言ってます。
「サイトがウェブ上の他のサイトから十分にリンクされていない」
これを第一番にあげていますし、他のサイトからのリンクっていうのは、他の、GoogleさんのじゃないSEO対策ページにも言及されているんですよね。
ページの価値判断のパラメータとして「他のサイトからのリンク」っていうのは重要なんでしょうね。
でもこれ、自分で積極的にリンクしたとしても、他のページからリンクされていないと評価があがらないってことみたいですよね。他のページに頼るしかない。
外部からのリンクっていう定義がどういうものなのかっていう、なかなか微妙な判断基準もありそうなんですが、はてなブログって、「はてなキーワード」だとか「編集部のまとめ」だとか、はてなブログの各ページにリンクしてくれていますよね。
でもそれ、はてなブログ内部でしょ、っていう判断もあるでしょうけれど、Googleさんが1ポータルと判断するのか、独立ページの集合体として見ているのか、それは分かりませんね。
でもまあ、特に意識していないまま、このブログを続けてきていて、一応インデックスされていますし、Googlebotのクロール対象になっていることは間違いないですから、他のサイトからのリンクっていうのは気にする必要ないのかなあって思います。
ってゆうか、気にするっていったって、どう対処するべきものなのか分かりませんしね。
寄らば大樹ならぬ、はてなの陰、ってことでイイんじゃないでしょうか。
断言はできませんけどね。
クロールされない他の要因として、
「新しく立ち上げたばかりのサイトで、Google がまだクロールできていない」
っていうことをあげています。
特に始めたばっかりの頃って、こういう焦ったような気持ちになりがちかもですよね。自分はそうだったです。
サーチコンソールを利用していて分かるのは、サイトマップをクロールしにくる頻度ってばらばらだってことです。
1週間おきぐらいにナメテいくこともあれば、1ヶ月全然来てくれないこともあります。
タイムスタンプからの判断でね。
でもこれもまた、実態の反映っていうことにはなっていなくって、サーチコンソール上では回って来ていないんだけど、URLは検索対象に成っているってこともあるんですね。
逆のこともあって、インデックスされてますよってページを単体で検索してみると、クロールされていません、っとかね、なんやねん! バーロー! なこともあります。
でもまあ、タイミングなんだろうって思っています。
日々、新規だったり、更新だったりして、どえらい数のページに変化があるわけですからね。
Googlebotから情報を受け取ったデータの解析プログラムだって、けっこうなハードワークを要求されているんでしょうからね。
新規更新のフィードバックは、ちょっと待ってみましょう。ってことですね、はい。
「サイトのデザイン上の問題により、Google がコンテンツを効果的にクロールできない」
どゆことやねん!?
単純に全コンテンツを表示するような作りじゃなくって、こういう状態になったらこっち、そうじゃなかったらこっちのコンテンツ、とかそういう工夫をしてるページってことでしょうか。
ま、スクリプトかPHPだとかのコントロールなのかもですが、そういう技を使っている人であれば、解決策も自力で解決していくんでしょうね。
「Google がサイトをクロールしようとした際にエラーが発生した」
これ、なんなん?
Googlebotのせいじゃないよ、って言ってますよね。ま、これもデザイン上の問題っていうのと同根なのかもですね。よく分かりません。
「サイトのポリシーによって Google によるサイトのクロールをブロックしている」
ま、これは当人の選択でしょうからね、問題があるとすれば、当人がブロックする設定にしていることに気付いていないって場合でしょうか。
はてなブログには、「設定」 ⇒ 「詳細設定」 ⇒ 「head内タグ」の「検索を避ける」っていう項目のラジオボタン設定があります。
これをオンにしていれば、Googlebotが回ってきても、あ、そなのね、拒否ってんのね、ってことで帰って行くわけです。
気になる人は一度確認してみるのがイイかもです。
ま、今回Googleさんのページを覗いてみて結論めいたことを言ってみればですね、ブログのSEOは、概ねはてなブログさんにおんぶに抱っこでイイんでないかい、って感じです。
ガツガツいろいろやってみるのも、もちろん有効だと思いますし、SEOのナレッジも身に付くでしょうけれど、ん~、ボーッと生きている身としては面倒なので、はてなブログさん、よろしくですう。。。