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【台所の七つ道具】 コロナ禍の2021年春 キッチングッズはこれからが選び時考え時

<一気に全部揃えようとせず まずは道具の知識にこだわって考える>

コロナ禍の生活になって、自粛とかが当たり前になってしまいましたね。
誰もかれもが巣ごもりです。


様々なジャンルの専門家たちが、生活規範についていろんなことをオシャベリになっておられますが、説得力を感じないのが現実ではないでしょうか。


細かすぎることと、非現実的なことを並べちゃっている人が多いのは不思議です。


収入に変化のない公務員的なゴイケンをありがたがるメディアも思考停止です。


コロナ前には見かけなかったウーバーや出前館のスクーター、チャリの人が一気に増えましたですね。

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でも一頃よりは減りました。角ごとにウバウバ出あったりしなくなりました。


2020年の中頃にはやたらに見かけたもんです。街じゅうに居ましたよね。高速道路をウバチャリで走ったりなんかしてニュースになってました。


もちろん、優秀な配達員の方が多いんでしょうけれどね。トラフィックとして迷惑なヤツも居たんです。


で、2020年の秋ごろから明らかに少なくなりました。ひと頃よりは減った感じ。
なんでか。

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ショートメールで聞いてみました。


いえ、配達している側ではなくて、注文して届けてもらっている側。
夏前ごろからしょっちゅう出前館してた独身女子。呑み仲間です。ずっとテレワークの生活だということでしたが。


「どしてる?」
「珍しいじゃん。全く普通に生きてるよ」
出前館、相変わらず?」
「やめた。ほとんどカップもの」
「なんで? 気に入ってたよね」
「だって高いもん。それと、飽きたよ」


なんだそうです。


多くの利用者が彼女と同じなんだろうなあ、と思うですね。
あ、いや、カップものに移行するという方向じゃなくって、配達の利用を止めたということの方です。


考えてみれば、配達という形態は昔からありましたよね。


町中華、町そば。それとピザ、ですね。前からある形態なのに、なんであんなにヒットしたんでしょうか。ウーバーと出前館


出前を注文するのは、何らかの事情で家から、あるいは職場から出られないとき。ですよね。


で、その出られないという状況が、強制的にコロナで作られてしまった、というのが今の状況。


資本側の商機を逃さない仕掛けというのもあったでしょう。

 


ウーバーはアメリカでタクシー事業を成功させて勢いがありましたよね。余勢をかって出前サービスを大々的に加速させました。
出前館の方はウーバーの出前事業拡大戦略をうまく利用した形でサービスを拡大させたという図式ではなかったでしょうか。


流行り。


流行を作り出すことに成功したと言えるんだと思います。


そもそもウーバーの成功は事業の運営にあたって、リソース負担がほとんど無いという形態を作り上げたことがあげられるでしょうから、コロナ禍の機を逃さず、日本の中でも成功させた。


時期的にメインの仕事を失くした人数も多かったですし、みんなこぞって配達員になりました。生活資金を稼ぐためですね。


で、一方テレワークで自宅にこもらざるを得なくなった勤め人の数が、流行りだという宅配を利用し始めた。


流れが宅配の方向に動いていくのが見えると、営業形態を狭められていた、これまで配達をしていなかった店舗も利用するようになる。
配達要員が居なくてもやれますからね。


宅配事業を仕掛けている側もそうした店舗の開拓に力を入れる。


で、夏ごろには配達員がどっと街にあふれることになったんでしょうね。
イイもワルイもないですよね。そういう世の中になった、ってこと。


で、2020年の暮れごろには、ぐっと配達員の数が少なくなった感じなんですね。


その理由が、


「だって高いもん。それと、飽きたよ」


なんだと思います。
ある意味、当たり前ですよね。


料理を作る側と、食べる側の間に配達員が入ることになるんですから、コストはかなり増えざるを得ない。


それと、例えば町中華の場合だと、メインであるアツアツの麺類は宅配メニューから外しているケースが多いようです。
汁物はこぼさずに早く移動させるのって、難しいでしょうからね。


結局、巣ごもりの部屋の中で1人食べるランチが、高コストになってしまいますし、選べるメニューも限られてきます。

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となると、インスタント物を買いだめておいて食べるか、自分で作る、ということになるのが自然な流れ、ってことになります。
これまでやってなかったって人も、作る、自炊する。


それで、量販店2020年後半の売上が、まずまずの回復を見せて、その中の人気商品は「キッチングッズ」だと発表されたことは、大いに頷けるものがあります。
みんな自分で作り始めたんですね。


老若男女を問わず、もとから料理好きな人も少なくないとは思いますが、量販店の売れ筋を見ますと、ニワカ料理人も相当数居るってことが推測できます。


自炊するならするで、ちゃんとやる。そういう人、多いです。日本人はね。


みなさんはどうですか? 自炊、してます?


コロナ前には自分で料理なんてしたことないです、って人が、興味半分、あるいは、背に腹は代えられずといった理由で自炊にチャレンジ、という世の中の流れがあったってことですね。

 


売れたのは、どれも高額商品ではなくて、ごく当たり前の、普段から料理をする人ならば、すでに持っているキッチングッズばかりのようです。


そりゃそうですよね、自炊するための道具って、特に奇抜なものがあるわけじゃないですからね。


売れているのは、
シリコンスチーマー。
転がらない菜箸。
分割型フライパン。
細菌対策の施されたアルミホイルやラップ。
スライサーも人気らしいです。


買う側に、楽に、効率良く、衛生的にって狙いがあるんでしょうね。


近所の百円均一でレジをしている人は、


「包丁とまな板がバカ売れ」


と言ってました。
もう売り切れたんだそうです。


まな板はペラペラのやつもありますから、なんとなくわかる気もするんですが、包丁って100円で買えるんですね。

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ちゃんと切れるのか? って思うのは知らないだけなんでしょうけれど、なんだか凄いな、と思いますです。
100円の包丁かあ。。。


ま、みなさん、自分でやってみっか、というノリなんでしょうね。


で、結果、想像されるのは、買ったはイイけど、なんだかなあという状態になってしまっている人。少なくないんじゃないのかなあ、ということです。


ヤカン、ナベ、フライパン、包丁、まな板、
レンチン容器、ザル。


電子レンジはデフォルトとして、こんなところが、これまでまったく料理をしたことのない人が揃えるべき“七つ道具”ってところでしょうか。

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ま、もちろん、いろいろ異見のあるところではございましょうけれど、100円均一でけっこう揃っちゃうのかもしれません。


初めて買い揃えるキッチングッズは安いに超したことはないですよね。そう思います。


最初から100円均一のグッズが自分に馴染めばそれでオッケーですが、たぶん、本格的に料理を始めればすぐに自分の希望というかですね、欲求が出てくると思います。


食は人間を作って、維持している大切、不可欠なことですからね。あだや疎かにはできません。自分を維持する食べものを自分で作る。きっと“台所の七つ道具”にもこだわりが出てきます。
自分で自分を作るんですからね。


道具を使う動物が人間です。使い始めればその道具に対する意識が働きます。


こういう機能があればイイのに。こういうことが出来る道具ってないのかな?
最初は少しでも、ちょっと気になって、毎日のことですから真剣に考え始めます。


自分なりの“台所の七つ道具”


で、それから改めてキッチングッズの情報を集めだして、少しずつ買い揃えていくという流れになるのが正解だと思います。

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自分の命を長らえていくための道具ですからね、自分で考えて、結論をだしていく。


思い通りに料理を作るのは、なかなか難しいものですが、それを実現させようとするとまず、納得できる道具が必要になる、ということです。


まさかノコギリで大根を切ろうとする人はいないと思いますが、売っている側が想定していない使い方だって、自分が納得さえすれば、自分が使いやすければ、どういう使い方したってオッケーだと思います。


料理をする方、賛同してもらえますよね。


料理にも道具にも自分なりの工夫が大事です。そして、まともにやれば、まともな道具が欲しくなりますし、必要になってきます。


むしろ最初に100円均一の道具を使って、イイ道具を求める感覚をつかむっていうのも、悪くないことかもしれません。


何が自分にとってイイ道具なのかは、実際に料理をやってみないと分かりませんもんね。


で、今、コロナ禍の巣ごもり生活で多くの人がキッチングッズを買い揃えたことによって、大きく変わることが予想されることがあります。


思わぬ売り上げをあげることになった各キッチングッズメーカーは、まだ続くであろうコロナ禍の生活の中で、さらに売れるであろうグッズを新たに開発して、売りに出します。


2021年、キッチングッズ売り場は大きく様変わりするのではないでしょうか。特に春以降ですね。
かなり確立が高いと考えられます。


これまでは、いかに使い勝手が良いものを、といっても、それは普通に料理をする人に向けてのアイディアだったはずです。


巣ごもり生活から初めて料理をする人の購買を想定していない。


もちろんこれからだって従来のキッチングッズも作られ続けるでしょうけれど、全く新たに巣ごもり生活自炊初心者用のキッチングッズをマーケットに投入してきますよ。


そういう新しいアイディアグッズを見極めてから買い揃えて充分だと思います。


そして新たなキッチングッズの何がどう自分にとってイイのか、判断するのは、少しばかりではあっても自分で料理をした経験と、キッチングッズに対する要求。


もっとこうだったら使いやすいのに。もっとこうなっていれば便利なのに。という自分なりの感覚ということになるんじゃないでしょうか。


ですので、新たに出されるキッチングッズの中から何を選ぶのかは、自分が何を作りたいか、その料理に適していて自分に使いやすいかどうか、判断するための情報を得ておくことが重要になってくると思います。

 


納得できる道具って、やっぱり手に馴染むようになるまで使い込まないといけませんよね。


コロナ禍の中での納得できるキッチングッズ。まずは情報を確定して予測を付けて、チャレンジしてみるのがイイと思います。


料理になれている方も、2021年のキッチングッズ、狙い目、かもしれませんよ。


スライサーの刃の角度だとか、そういう細かいところ、得意ですからね日本人は。


使う側の要求や思い付きを道具として実現させるというモノヅクリ。


台所の七つ道具として、小さなカテゴリかもしれませんが、世界に誇れる“ジャパン・アズ・ナンバーワン”が復活実現される、かも、なのです。いや、ホントに。