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【ツバメはヤクルトを飲むか】つば九郎はゴクゴク飲んでいそうですけどね

< 男性用夜間礼服 背中側の裾が二股に割れていてツバメっぽいから燕尾服 >

2021年、日本プロ野球セ・リーグペナントレースを制したのは「東京ヤクルトスワローズ」でした。


ウィキのスワローズ情報がすぐに更新されたところをみて、ファンの嬉しさに思い至りますね。
翌日の新聞では一般紙でも大きく取り上げられていました。


ただね、取り上げ方が、胴上げの写真をドーンっと載せて「ツバメ舞う」


そば屋さんで読んだんですが、なあんも考えていない印象です。読売新聞だったからでしょうかね。


ま、ヤクルトファンというわけでもなく、最近は野球から遠ざかっている感じですので、扱いが「薄い」だとか、そんな感じを受けたわけじゃないんですが、なんかね、優勝したチームによって、メディアの取り上げ方に大きな違いがあるような印象もあります。

 


東京ヤクルトスワローズ」は、その名前の通り「ヤクルト」が親会社ですよね。


「株式会社ヤクルト本社」は飲料品、食品、化粧品、医薬品のメーカーですから、会社組織としてメディアを持っていません。どうしても、そういった背景が報道の扱いに差が出てしまう原因なのかもしれません。


東京ヤクルトスワローズ」というチームも、常勝球団というイメージからは遠い実績で、2021年シーズンも始まる前の解説者たちの予想では、最下位になっていました。


野球というスポーツを俯瞰してみてみますと、2021年はなんといってもアメリカン・リーグロサンゼルス・エンゼルスで大活躍した「大谷翔平選手」ですよね。
二刀流として球史に残る大活躍でしたし、2022年以降の活躍も大いに期待されるスーパースターです。


その昔、一世を風靡したマンガ「巨人の星」の頃は、「大リーグ」って表現されていました。今は、大谷翔平選手ばかりでなく現役で活躍している日本人選手も多いですし、過去にも多くの日本人選手が活躍してきた舞台で、「メジャーリーグ」として馴染んでいます。


巨人の星」の主人公、星飛雄馬が鍛錬に使っていた「大リーグ養成ギブス」が流行っていた時代からしますと、もはや垣根は無いって言ってイイんでしょうね。


メジャーリーグ1903年明治36年に発足しているのに対して、日本のプロ野球は、1920年大正9年東京芝浦の「日本運動協会」翌年の1921年兵庫県宝塚の「天勝野球団」が結成されて始まったそうです。
大谷翔平選手の活躍で改めてその名を知らしめた「ベーブ・ルース」が活躍していたのがこの頃ですね。


100年っていう時間の経過は感慨深いものがありますねえ。二刀流って簡単に言ってますけど、プロの世界では奇跡的な運動神経なのかもです。
中学生ぐらいまではゴロゴロ居ますけどね、二刀流って。

 


日本のプロ野球


大日本東京野球倶楽部」現在の読売ジャイアンツの発足が1934年、「大阪野球倶楽部」現在の阪神タイガースの発足が1935年。


「日本職業野球連盟」が設立されて日本プロ野球が始まったのは1936年のことだそうです。
まだ100年経っていないんですね。


東京ヤクルトスワローズ」は、1949年に「国鉄スワローズ」として始まっています。
けっこう後発なんですね。


400勝投手の「金田正一投手」が国鉄スワローズの選手です。


国鉄の代表的特急列車「つばめ」に由来して「スワローズ」なんだそうですよ。


1965年に経営母体が「フジサンケイグループ」に移って「サンケイスワローズ」になります。
経営母体が変わっても「スワローズ」という名前は受け継がれた格好ですが、翌年の1966年に少年ファンを獲得するためという理由で、「鉄腕アトム」をトレードマークにして「サンケイアトムズ」に名称変更しています。


ツバメはいなくなっちゃいましたねえ。


1970年に今度はヤクルトに経営権が移って「ヤクルトアトムズ」になります。


1973年、鉄腕アトム虫プロが倒産したことに伴って、ここに「ヤクルトスワローズ」が誕生します。
ツバメを復活させて欲しいって声でもあったんでしょうかね。
他の名前じゃなくってスワローズ復活です。


以来、数々の名プレイヤーを排出して、名勝負を繰り広げながら、リーグ優勝8回、日本一には5回、輝いています。


シャレとして、こんな話があります。


国鉄のチームとしてスタートした球団なので、なんとしても「ツバメ」でなければばらばかった。
なぜならばツバメでスワローズっていうのは「座ろうズ」ってことで、電車に乗ろうっていうイメージ戦略につながるから。


ふにゃ~、っていう内容のシャレですが、ま、イイんじゃないでしょうか。


ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎 」って、ちょっとね、ツバメのように華麗に飛び回るイメージじゃないですね。丸すぎますよ。でぶっちょです。


ま、マスコットですからね、丸っこい方がイイんでしょうね。運動神経は抜群の「つば九郎 」です。

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ツバメは特急列車の名前に使われるように、華麗に素早く飛ぶっていうイメージがありますよね。
真っすぐ飛翔するというだけでなく、急激な方向転換を速やかにこなして、まさに自在に飛び回るっていう、スタイリッシュな小鳥。


軒下に巣を作りやすいように板を渡してあげたりして、ツバメの子育てを応援している人も少なくないです。
スズメ目ツバメ科の鳥で、古くから「ツバクロ」「ツバクラメ」と呼ばれて人気があったみたいですね。


穀物を食べず、稲作にとっては害虫となる虫を食べてくれるので「益鳥」とされています。


ツバメの空中での急旋回は、飛んでいる虫を捕食するためで、飛びながらエサをとるんですね。さらには、水を飲むときも水面すれすれを飛びながら飲むんだそうです。
ちっともじっとしていないんですね。


燕尾服っていう名前は背中側の裾が割れているっていう理由だけじゃなくって、下に着るワイシャツの白と、ツバメの腹の白さっていう、全体としての見た目が似ているってこともあるんでしょうね。
そういう意味では凛々しい姿の小鳥ですね。


北半球にひろく分布しているツバメは、日本で繁殖する群しかいないわけじゃなくって、シベリア辺りで繁殖する群もあるんだそうです。


日本よりも寒い地域で繁殖するツバメは、日本で越冬する「越冬ツバメ」と呼ばれるって説もあるようですが、確認はされていないみたいです。


日本で巣作りをして、大きな口を開けてエサをねだる雛たちに、空を高く低く飛び回りながら捕食するのは、春ですよね。
で、夏の終わり、雛が成長して渡っていくわけですが、日本で育ったツバメは東南アジア辺りへ移動するみたいなんですが、それはエサが不足するからって言われてますね。
でもこれ、なんだか不思議な気がします。


秋冬にツバメのエサが少なくなるっていうのは納得できますが、春から夏にかけて、東南アジアの地域にエサが不足しているってことなんでしょうか。一年中を通していっぱい虫が飛んでそうなイメージですけどね。


渡って行く先の東南アジアの春夏に、もし虫がいっぱい居るんだとしたら、わざわざ長距離移動する必要ないですよね。ずっとそこで暮らす方が危険も少ないんじゃないかって思うんですが。


白鳥なんかは、湖や池が凍らないくらいの気温を求めて渡るってことらしいですから、分かる気もするんですが、ツバメの渡りって、エサ? なんか別の理由がありそうにも思いますね。
2年ぐらいの寿命だそうです。

 


さてさて、野球に限らず2022年にはフルに観客を入れて、全てのスポーツイベントが盛り上がるとイイですね。
東京ヤクルトスワローズ」は、過去に1992年、1993年と1回だけセ・リーグを連覇しています。
2022年はどうなるでしょう。


そういえば、ヤクルトって、優勝セールとか、やるんでしたっけ?

 

<2021/11/27追記>

ヤクルトスワローズ日本一おめでとう!