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酒呑みの食いしん坊、メタボはイヤだけどガマンは嫌い。

【旅するマヨネーズ】キューピー 寿司 エビ との出会い そんでもってピザにも乗ってる

<エビマヨとエビチリって日本発祥って言われていますけれど ホントですか?>

マヨネーズが好きです。エビも好き。近所の町中華にあるエビマヨ、ンまいです。大好物。
酒のアテ。イイですねえ。


カウンター席から作っているところが見えて、なんか白い液体を入れましたね。


「なに、それ?」
「……。コンデンスミルク」


へっへっへ。こりゃ、ンまいわけでございます。身体に良くはないかもですが、ンまいです。エビマヨ。


そのエビマヨも、もうひとつ、エビ繋がりのエビチリも中華料理にカテゴライズされているのが普通だと思いますが、元々中国にあった料理ではないそうですね。
意外に多い日本発の中華料理です、という説があります。エビマヨとエビチリ。


エビマヨは日本で中華料理店を営んでいた「周富徳」さんが、独自に開発したものとされています。


でもこれ、いろいろ調べていってみますと、ちっとばかり違うみたいです。純粋に日本発とは言えないのではないかという記述がけっこう見つかるんですね。


周富徳さんがロスエンジェルスの中華料理店で食べたエビ料理。それがマヨネーズを使ったものだったそうです。
ってことはもともとアメリカにはマヨネーズエビ料理があったってことですよね。アメリカのエビマヨ。


でもまあ、ロスエンジェルスのエビマヨは周富徳さんの口には合わなかったそうで、日本に帰って来て、いろいろ工夫を重ねて作り上げたのが現在のエビマヨ。エビのマヨネーズ和えです。


周富徳さんのアレンジってことになりそうですね。
なので、純粋な意味としては日本発じゃないですよ。


コンデンスミルクやケチャップをいれたソースにからめたものが、現在のエビマヨで、その辺が周富徳さんの工夫ということなんでしょうけれど、町中華のメニューでも、その店ごとのソースになってますよね。
料理人はそれぞれ工夫するもんです。


アメリカのエビマヨって食べたことないですが、たぶん、今の日本のエビマヨより辛いんでしょうね。っていうか日本のエビマヨって、甘いです。身体に悪そうなほど甘い。だからンまい! です。


エビチリについても、なんだか似たようなもので純粋に日本発とは言えない感じです。


こちらは人気の中華料理人「陳健一」さんが、ご自身の父である「陳健民」さんが創作したとハッキリ証言しているので間違いないところなんですが、よく調べてみると、どうもこちらも中華料理の「干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」を日本人好みにちっと甘くした、ってことみたいですね。


今では普通にどこの町中華にもありますね、エビチリ。エビマヨより広まっているかもしれません。


日本人は甘いのが好みってこと、なんでしょうか。にしても、日本発っていいながら、工夫して作っているのは中国文化、だったりしていますね。


マヨネーズの話なんですが、エビチリ、エビのチリソース煮にマヨネーズは入っていません。はい。


でもまあ、かけたかったらかけていいですよ、エビチリにマヨネーズ。好きずきです。


20世紀末ごろでしたね「マヨラー」っていうのが取りざたされたのは。
私もマヨネーズ好きを自任していますが、マヨラーほどではありませんですね。


直接マヨネーズのチューブから吸うって人もいたようですが、どこ行っちゃったんでしょうか。ここ最近では見かけなくなりました。


マイマヨとか言って、マヨネーズを持ち歩いている人もいました。

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一度だけ遭遇したことがあります。


都内の町中華。マシマシとかのシステムのない普通のラーメン屋さんです。


カウンターの隣りに席を占めて居られました、その丸っこい体系の中年男は、出されたタンメンにマイマヨをどどーっとどんぶり一面に回しかけたんであります。マヨネーズイエロー一色。タンメンの野菜、見えません。


正直、ギョっとしました。


店のオヤジも思いっきり眉根を寄せて嫌がっておりましたね。


そりゃそうです。タンメンの味、スープの味、店の味とか、なあんもなくなってしまいますからね。マヨネーメンです。カロリー、相当高そうです。


いや、まあ、他人の好き嫌いをどうこう言うつもりはありませんですが、店にまで持って来なくてイイんじゃないかと、デッカイちゅうぶのマヨネーズ。そう思いました。
人気の調味料なんですけどね、マヨネーズ。


マヨネーズ消費量世界一はロシアだそうですが、ロシアではまだマヨラーは生き残っているんでしょうか。っていうか、そもそもマヨラーって日本独特なんでしょうけれどね。


マヨネーズのそもそもの発祥は、卵とオリーブ油で作られた「スペイン料理のソース」なんだそうです。


スペインの地中海側にあるメノルカ島、マオンで使われていたソース。サルサ・デ・マオン。
それが18世紀、1756年、メノルカ島の海戦という悲劇的な出会いによってフランスに伝えられて、広まり、19世紀中頃にはマヨネーセ、マヨネーズという名前で定着したということです。


サルサ・デ・マオンからマヨネーセ、マヨネーズ。ん~。そですか。


異説としては、同じスペイン、地中海のバレアレス諸島の1つ、マヨルカ島がマヨネーズの語源とするものがありますね。


マヨルカという名前の方がマヨネーズに近いのかも、です。ネイチャーの発音、知りませんけれど。


マップで確認してみますと、メノルカ島もマヨルカ島も同じバレアレス諸島で、メノルカ島が小島、マヨルカ島が大島。隣り合った島です。
どっちの島がマヨネーズの発祥地、ということではなく、両方の島で作られていたのかもしれませんね。


ちなみにメノルカ島には「ロブスターの煮込み」という名物料理があるそうなんですが、ロブマヨ、にはなっていないみたいです。


19世紀以降、世界中に広まっていったマヨネーズですが、日本人にとってもっとも馴染みの深いのが「キユーピーマヨネーズ」ですよね。


1925年、大正14年の3月9日に日本で初めてマヨネーズを発売したのが「キユーピー
発売は9日なんですが、日本で1番目ってことで、3月1日は「マヨネーズの日」なんですねえ。


キユーピー」の「ユ」は大文字です。そんなに気にすることもないかもしれませんが、冷蔵庫に入っているマヨネーズを確かめてみてください。「ユ」大文字です。


さて、マヨネーズです。マヨネーズ本体。


マヨネーズがキューピーと出会ったのは、どうやらアメリカなのではないかと思われます。


キユーピー創業者の中島董一郎(とういちろう)さんは、1912年、大正1年に当時の農商務省の海外実業実習生に応募して欧米に派遣されています。


一方、キューピーは1909年、明治42年アメリカのイラストレーター、ローズ・オニールさんが、雑誌「コスモポリタン」にイラストで発表しています。
あの愛らしい姿のキューピーは、古き良きアメリカ。女性イラストレーターの成果だったんですね。


コスモポリタンは今でも世界中で人気のファッション雑誌で、100か国以上で出版されています。


そして誰にも馴染のある、あのキューピー人形は1913年の3月に誕生しているそうです。


中島董一郎さんの実業実習スケジュールがどうであったかは調べられませんでしたが、ほぼピッタリのタイミングだと思います。
食品関連の実習であったと思われますが、アメリカに行ってコスモポリタンに触れないわけはないでしょうし、人気のあったキャラクターが人形として3次元になったわけですから、大々的に宣伝されてもいただろうと思われます。


日本人実業家にとって、栄養満点の国アメリカを象徴するキューピー人形。


中島董一郎さんは1916年、大正5年に帰国。翌々年の1918年、大正7年に缶詰販売を始めて、1919年、大正8年には食品工業会社に拡大。そして1925年、大正14年のマヨネーズ発売となります。


で、キューピーです。キャラクターとしてのキューピー。社名もキユーピーにしちゃった。
キューピーキャラクターありきのマヨネーズ。


食糧事情の良くなかった当時の日本にとって、物質文明を代表する大国であったアメリカを体現するキャラクターとしてのキューピー。そして卵黄を使用した栄養満点のマヨネーズ。
キャラクター選択として、中島董一郎さんにしてみればそれ以外なかったのかもしれません。


表装のビニール袋、斜めの赤い格子柄は、洋食屋さんのテーブルクロスのイメージなんだそうです。

どうぞめしあがれ、というテーブルクロスが背景だったんですねえ。


ふとしたことから出会ったマヨネーズとキューピーは、今では何の違和感もなく自然に同居していますね。

その後時は流れて、アメリカで日本食ブームの先駆けとなった「カリフォルニア・ロール」が人気なります。ここでも寿司職人として日本人が関わっているんですが、マヨネーズは寿司にも出会ってしまったんですねえ。1963年ごろのことらしいです。


アメリカ人に馴染のなかった寿司。健康ブームにのって、あっと言う間にアメリカ中に広まっていって、今ではマヨネーズを使うことは珍しくなっているらしいです。


おそらく同じころ、日本国内でマヨネーズはエビと出会っているんだと思います。エビだけじゃなくってコンデンスミルクともね。


エビマヨは、ちょっと形を変えながらピザの具にもなっていますしね。


万能なんです。マヨネーズ。


キユーピーハーフ、だとかカロリーを減らす工夫をしてきた歴史のマヨネーズです。どんな料理にも合いますし、変わらないンまさを提供してくれていますが、くれぐれも直接吸うようなことはしてはいけません。
栄養満点過ぎます。


育ち盛りの子供を持つお母さんがた。お気をつけなされよ!


キューピー人形は赤ちゃんのお友だちだと思いますが、マヨネーズを吸ったりすることのないように。


全く関係ありませんが、崎陽軒の焼売。表記は「シウマイ」です。「ウ」大文字。これが「ウ」まさのヒケツ?