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【正しく恐れるべき相手】コロナウイルス インフルエンザウイルス 【蚊】

< 正しく恐れるっていうことの具体ってなんなんでしょう >

2022年1月20日、日本国内の新規感染者数は爆発的に増えて、4万6,199人を数えました。
このことによってこれまでの感染者累計は202万5,848人、200万人を一気に超えてしまいましたね。
累計の死亡者数は1万8,470人。


2022年1月時点での日本の総人口は1億2,544万人ですから、感染者は1.6%。
死亡者数は総人口の0.01%、っていう割合になります。
感染者数に対しての割合は0.91%。


パーセンテージで見て、小さい数値だって解釈する向きもあるでしょうけれど、2万人にせまる人が亡くなっているっていうことが、オオゴトであることは間違いのないところだと思います。


2011年3月11日の東日本大震災の死者、行方不明者の発表が1万8,425人です。

 


世界を見てみますと、ジョンズ・ホプキンス大学が2022年1月19日時点で224か国のデータを集計した表では、日本の感染者数は197万5,761人となっていて世界の中では32番目の多さとなっています。

 

このデータは国の人口に対するパーセンテージじゃなくって、あくまでも感染した人の数ですので、特に順位自体に意味は見出せませんが、アメリカ、インド、ブラジル、イギリス、フランス、ロシア、トルコの順に感染者が多く、この7か国が感染者数1千万人を上回っています。


ジョンズ・ホプキンス大学のデータには224か国のほかに「東京オリンピック2020」のデータも加えられていて、感染者数865人、死亡者数0が計上されています。
死亡者は出なかったものの、オリンピック関係者の感染者数ってこんなに出ていたのかって、改めて思い知らされる気がします。


この東京オリンピックの数値も加えた224か国の合計感染者数は、3億3,898万543人、死亡者数、556万5,183人となっています。
2021年時点で世界の総人口は78億7500万人とされていますから、世界の感染者数の割合は4.3%、死亡者数の割合は0.07%っていう数値になります。


全世界感染者数に対しての死亡者数の割合は1.64%。


単純計算した数値だけを見ますと日本のコロナの犠牲は軽い方だと見ることもできるのかもしれませんが、こうした厄災では、計算結果の数値じゃなくって、人1人の生命っていうことを重視すべきなんだろうと思いますね。


世界と比較して多いの少ないのっていうことで、犠牲になった人の価値が変わるもんじゃないですからね。

 


コロナウイルスがオミクロン株に代わってから、感染者数が爆発的に増えていますが、重症者数が少ないっていうんで、もう普通のインフルエンザと同じ扱いでイイんじゃないかっていう声が出来ています。


少しでも安心したい気持ちも分かるような気もしますけれど、「普通の」インフルエンザってなんでしょう。
インフルエンザに普通も特別もないんじゃないでしょうかね。


厚生労働省の「新型インフルエンザに関するQ&A」によりますと、

 

「例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間のインフルエンザによる死亡数は214人(2001年)~1818人(2005年)です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています」


ってことなんでありますよ。


今回のコロナ禍がなければ、調べてみることもなかっただろうと思われる、インフルエンザの死亡者数ですが、1千万人が罹患して0.1%、1万人もの人が毎年死亡しているっていうのは、ちょっと驚きです。


コロナパンデミックで、これからどういう影響を受けるのかまだ分かりませんけれど、単純に計算してみますと2年間で2万人弱のインフルエンザ死亡者数ですから、今回ワアワア騒いでいるコロナ禍の犠牲者と同等だっていうことになるんですね。


インフルエンザワクチンの有効性が50%程度っていうデータも含めて、インフルエンザの恐ろしさっていうのは意外な感じでした。
風邪の重いやつっていうレベルじゃなかったんですね。


死に方は選べないって言いますけど、人類とウイルスの戦いって、これからもまだまだ続いていくんでしょうか。やっかいなことです。


2020年の「The Most Dangerous Animals in the World(世界で最も危険な動物たち)」によりますと、地球上でもっとも人類を殺害しているのは「人間」
2位にランキングされているのは「蚊」3位が「ツエツエバエ」です。
2014年のデータでは1位が「蚊」2位「人間」3位「ヘビ」となっていました。

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人が死亡する原因として恐れるべき相手として「蚊」と「人間」が1位と2位をいったりきたりしているこのデータですが、対象として微生物、ウイルスはそもそも入っていないのかもしれません。
「世界で最も危険な動物たち」ですからね。


蚊は「マラリア」「脳炎」「デング熱」「黄熱病」だとか、いろんな病気を媒介して、毎年70万人以上の人間を殺しているんだそうです。


マラリアっていうと地域が限定されているようなイメージもありますけれど、コロナと同様に、今は世界中を人々が行き来していますからね、荷物に紛れて蚊も、何処へでも出現するようになっています。


数年前に日本でもデング熱警戒で蚊に対する消毒を盛んに行ったっていうことは記憶に新しいです。
新宿中央公園に大きな網を持った職員がウロウロしていたことは、笑えない脅威だったですね。

 


蚊が媒介する感染症に対して、撲滅運動を支援しているのが「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」
マクロソフト創業者、ビル・ゲイツの社会貢献組織ですね。


今回のコロナ禍に対しても、メッセンジャーRNAとか、スピーディにワクチン開発を成功させた背景に、アメリカのデジタル文化、コンピュータ応用力っていうのがあるように思います。


日本のコンピュータメーカーって、どうなんでしょ。富岳っていうハードウェアはあるんだけれど、ソフトウェア力、応用力っていうのが落ちるんでしょうかね。


蚊を防ぐには「またたび」があるさ! っていうような感じなんでしょかねえ。


オミクロン株がコロナパンデミック終わりの始まりであってくれますように、祈念します。


話はズレてしまいますけれどね、日本って真剣にデジタル文化、改善に取り組まないとまだまだ落ちて行きそうですよ。
デジタル庁って、今、何してるんでしょ? 牧島さん、ちゃんとした構想とか、あるの?


ちっとも顔の見えない牧島さん。なにをどう考えておられますでしょうか?


皆様、コロナ、インフルエンザ、花粉です。お身体大事にお過ごしくださいませ。蚊にも注意しましょう!

< つまりネコは知っていたってこと? >

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