ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【漸進的筋弛緩法(PMR)】頭痛 肩凝り 自律神経 意外に簡単な筋弛緩法

< ままならない世の中だからこそ 緊張と弛緩 自分をリラックスさせる方法を取得しませう >

通勤電車も帰りの箱の中だと、全然空いてはいませんが吊革につかまれることはわりと多いです。朝よりずいぶんマシになりますよね。


吊革にぶら下がって揺られながら、車窓の向こう、夜の街を見るともなく見やって、やれやれきょうも終わりです。
静かに鼻でため息をついて、そっとリラックス。


目の前の座席から人が降りて行って、お、ラッキー、座れるよ~ん。
で、そのとき驚かされることがあります。
自分の身体の状態にです。


座ろうとして吊革から手を放すわけですが、吊革を握っているその手。自分の手なんですけど、異常にチカラが入っていたことに気付かされるんですね。


ふう~って気を抜いた状態で握っていたつもりの吊革です。
手を放そうとして気付くのは、ぎゅっと握っていたその握力の無駄な強さだけじゃなくって、腕にも肩にも、意識していない強いチカラが入っていることです。


そういう経験ってありませんか? 知らず知らずのうちにリキンデしまっていること。


気持ちでは、っていうのかアタマでは、プレッシャーなんか全然感じていないつもりでも、身体が、手足が感じているストレスっていうことなのかもしれません。
お仕事モードからちっとも解放されていない。

 

 

 


脳とは別個に、内臓も含めて身体の全てに感受性があるっていう話は聞いたことがありますけれど、吊革から手を放そうとして、脳と手足のバラバラ感を受け止めざるを得ないっていうことは、けっこう恐怖だったりします。
気持ちはともかく、手足はちっともリラックスしていない。


でもこれですね、そういう自分に気付けないっていうケースも少なくないんだそうですよ。


吊革の例で言いますと、気持ちがリラックス出来ていなければ、手を放すときも一所懸命に手を放すんで、違和感ナシ。アタマが緊張状態のママだから。
仕事から解放されたはずなのに全身ことごとく休めていない。そういう自分の状態を自覚出来ない。


自分の身体が、緊張したまま、ストレスを感じたままだっていうことに気がつかない。
こういう経験ってありませんか?


これってけっこう非常事態ですよね。


コロナ感染後遺症の味覚障害、嗅覚障害がけっこう長引くっていうことも怖いですけど、コロナに感染したことがなくたって本来の健康状態とはかけ離れてしまっている自覚障害。


しかも現代のストレス社会で暮らす都市生活者って、ほとんどの人が、こういう心身バランス障害みたいなことになっているのかもしれないですもんね。ヤな時代です。


ひと昔前に人口に膾炙した「サザエさん症候群


これもまた同じように心身のバランスを崩してしまっていることに気付かずに暮らしていて、とある日曜日。日暮れ時にテレビから流れてくるお馴染みのテーマ音楽に、身体がアタマとは違った反応を示しているってことですもんね。


さあ、日曜日も終わりますよ。あしたは月曜日。また仕事が始まりますよ。
ってサザエさんが言っている。ような気がする。


アタマの中ではそんなことを何も意識していないかもしれません。あるいは、その週のこなさなけれないけない予定を考えて、むしろ気合いを入れ始めるタイミングだったりするのかもしれません。


ところが、なんか調子が悪い。活力が湧いてこない。
そういうのって、アタマとは違って、身体が月曜日からの仕事を拒否しているんですよね。


憂鬱。欧米ではブルー・マンデイって言われていて、サザエさんの放送がなくたって、やっぱり同じようなストレスを感じて暮らしているらしいです。


サザエさん症候群だとか、有難くない名前になってしまっていますが、当然のことながらサザエさんには何の罪もないんであります。
ジャンケンして、うふふふ、なんであります。

 

 

 


我々の現実は、当人が意識出来ていないだけで、実はかなりのストレス生活だっていうことは、かなり前から言われています。
誰しも例外ではいられない、ってことなんでしょねえ。


身体の訴えに早い段階で気付いて、サザエさん症候群を素直に自覚して、病院へ行くなり、何らかの対処をすれば心身ともに回復するんでしょうけれど、真面目な人ほど、いかんいかんってサザエさんを自分の気持ちから追い出しちゃうらしいんですよね。
繰り返しますが、サザエさんには何の咎もありませんよ。


で、そのままストレスフルな暮らしを続けていると、身体の変調がエスカレートして次の段階の症状が出てくる。


例えば「クレンチング症候群」


「無意識に歯を強く食いしばってしまう」症状のことだそうです。
寝ている間の歯ぎしりとかが、これですね。


歯ぎしりは、何か旨いものを食べている夢を見ているんじゃなくって、何だか知らないけど寝ている間でも何かを一所懸命に頑張っている。かなりシンドイ思いをしているんでしょうね。寝ているのに。


寝ている時の歯ぎしりだけじゃなくって、起きている時だって、知らず知らずに歯を食いしばっていること。ありませんか?


歯がすり減ってしまったり、なんでだか顎が痛い、なんていう時には病院での診察を考えてみる必要があるのかもです。


自覚出来ていないっていうことが、大問題です。


知覚過敏、顎関節症とか、けっこう聞きますよね。
そういう症状のある人が、全員、サザエさんを無視したのかどうかは分かりませんが、「クレンチング症候群」かなって思ったら歯医者さんに相談してみるっていうのは重要なんだと思います。


いえ、歯医者さんの回しもんじゃないですよ。
歯が欠けたりとかして歯の治療ってだけじゃなくって、自分の精神状態を客観的に確認するイイ機会だろうってことなんです。


歯の問題だけに絞って考えればマウスピースを作ってもらって、嚙み合わせを調整すれば「自覚している症状」への対処は出来るんですけれども、現代人はもう一歩、メタレベルに自己判断して「自覚できていない症状」へのケアも、やれるときにやっておいた方が良さそうです。


歯を食いしばってしまう症状と同じような、からだの部位に、思わず知らずチカラが入ってしまっていて、何となく不調を感じている人って少なくないと思うんですよね。


いつの頃から始まったことなのか知りませんが、現代はすっかりストレス社会になっちゃってます。
常にストレスにさらされた生活を続けているということは、いつも不安な状態にあるってことです。


不安を感じている身体の中では「コルチゾール」っていうホルモンが分泌されるようになる。
別名「ストレスホルモン」っていう嫌な名前のコルチゾールが増えてくると、脳細胞が破壊されちゃうんだそうですよ。エライこってすよ。


頭痛、肩こりがひどくなって、目も疲れるし、手足の冷えなんかの症状も顕著になる。
自律神経、大ダメージ。


こうした身体の変調に加えて、誰と一緒にいても落ち着かなくなって、自然の中に行ってもリラックスできない。なんてことになって来ちゃうと、鬱の危険性が大きくなってきて、心疾患、脳疾患が誘発されかねないってことらしいんで、ホント危険な状態になっちゃいます。


自分が意識していないのにリキんじゃってるような状態をなんとかリラックスさせる方法、っていうのを探してみたら「漸進的筋弛緩法」っていうのが見つかりました。


なんだかね、筋弛緩剤の犯罪ニュースもありましたし、筋弛緩っていう言葉に好いイメージがないんですけど、全然そんなんじゃないんでした。


ま、当たり前ですけどね。知らずにチカラが入っちゃって硬くなってる筋肉を弛緩する、ゆるめるって方法ですね。


「漸進的筋弛緩法」っていうのはアメリカのエドモンド・ジェイコブソン(1888~1983)っていうお医者さんが1920年代に開発した「筋肉の緊張状態を制御し観察して学習する技術」
ってことでですね「Progressive muscle relaxation(PMR)」っていうものなんですね。


「観察して学習する技術」っていう部分は専門家に任せるとして、「筋肉の緊張状態を制御」する方法が、お医者さんのホームページだとかにいくつか紹介さtれています。


ザックリ言いますと、静かな場所で、目をつむって、何かをしながらじゃなくって集中して、身体の部位ごとに筋肉の緊張と弛緩を繰り返す運動です。
身体の部位ごとに力を入れて一定時間緊張させて、そっと弛緩、ゆるませる、っていう方法。

 

 

例えば身体の一部位として「肩の漸進的筋弛緩法」をみてみますと、


椅子に浅く腰かけて両腕をだらんと下に垂らす。


両肩をグッと力を入れて上にあげて、耳まで近づけるような気持で7分目、8分目ぐらいの力を入れて、肩の筋肉を意識しながら緊張させて10秒間持続させる。


これ、実際にやってみると10秒間っていうのはけっこう長いです。


で、10秒緊張させたら、ゆっくり力を抜いて肩を下ろす。そのまま15秒ほどだら~っとする。


これだけです。ザッツイット! 肩凝りに利きそうです。


文章だけだと分かりづらいですが、イラストだとかが添えてある、自分に分かりやすいページを探してみるのがお勧めです。
部位ごとのやり方、緊張させる継続時間、だとかもいろいろあるみたいですから。


でもですね、要は部位ごとにグッと力を入れて一定時間筋肉を緊張させて、ゆっくり力を抜いて一定時間弛緩を継続するっていうことは、一緒ですね。


「漸進的筋弛緩法」あるいは「筋弛緩法」で検索すれば、たくさん出てきますよ。


脚や背中、顔の筋肉の筋弛緩法なんていうのも紹介されているページもあります。


自分の身体にチカラが入っていることに気付かないままで暮らしていると、自律神経に負荷がかかり続けて体の不調が「ハッキリした重篤な病気」になってしまうこともあるそうですので、自分に合った「漸進的筋弛緩法」を見つけて、緊張と弛緩っていう運動方法を習慣にするっていうのは、現代社会のストレスに対処していく方法として悪くないと思います。


何と言っても、その運動方法が難しくないっていうことが魅力です。自分に合った方法を見つけませう!


自分の身体にチカラが入っているのか、あるいは弛緩しているのかって、実はかなり自覚しにくいことですからね、1回でもやってみて自分の身体の弛緩を実感して、そのことで気持ちも身体もリラックス出来たんだとすれば、ん? って思った時にいつでもやれますからね。


1つ1つの運動は、簡単です。自分なりにいくつかに部位を選んで実行するのもイイでしょうし、もちろん全部やるのもイイんだと思いますけど、けっこう種類があるんですよね。

 

 

 


ま、どれが正しいとか、そういう問題じゃなくって、自分が納得できる説明をしてあるページを見つけて、実行して、自分の筋肉部位のストレス状態の声を聞いて、弛緩してあげるっていうことを習慣にしたいと思いますです。


質の高い睡眠をとるために、特に有効だそうです。酒よりも。。。

 

wakuwaku-nikopaku.hatenablog.com