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【どくしょ犬】ついに本を読んじゃうイヌが現れた? の?

< いいえ 本を読むのはやっぱり人間の方で イヌに読み聞かせるってことみたいです >

「どくしょ犬って知ってる?」っていうタイトルを見かけて、なんでしょ? 知りませんですよ、って思ってちょこっと読んでみました。


「どくしょ犬活動とは、読書犬としての適性のある犬と子どもが一対になり、子どもが人の評価を受けない環境で本を読み聞かせる活動です」


っていうことで、ふむふむ、ですね。
イヌ。じっと聞いてくれるんでしょかねえ。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」の記事だったんですが、ここ、普通には「クリステル財団」って言われているらしいんですけど、なんと、この法人の名前、あの「滝川クリステル」のクリステルなんでした。


「どくしょ犬」で引っ張られて「財団法人」「滝川クリステル」でけっこうなインパクトです。


タレントさんとか芸能界とかほとんど知らないですけど、滝川クリステルっていう人は、あれですよね「お、も、て、な、し」の人ですよね。


フリーのアナウンサーってことだったと思うんですけど、「一般財団法人」とか、めっちゃお金持ちなんですねえ、って思っちゃいました。


とかね、そんな話をいつものごとく居酒屋さんのカウンターで話していたらですね、なんか詳しそうなオッサンがいろいろと教えてくれました。初対面の人。


一般財団法人の設立は300万円あれば可能なんだそうです。


へええ、です。もちろん300万円は大金ですけど、財団法人っていう言葉の響きからすると、なんかゼロの数が足りないんじゃないかって気もします。って言いますか、そんな感じでとらえていました。財団。
でもまあ、そうらしいです。


理事だとか、評議員だとか、設立に必要な人員っていうのがあって、むしろそっちの方を集めるのが難しいだろうってことなんでしたよ。


財団法人とか、全く縁遠い機構でしょねえ、って感じでナナメに聞いておりましたです。

 

 

 


滝川クリステルさんって、国会議員と結婚したってことで法人活動を始めたのかって思ったら、結婚は2019年で、法人の設立は2014年。
元々そういう社会活動に力を入れていた人だったんですね。へええ、って感じです。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」のスローガンは「共に、生きる」
いろんな活動をしているんですね。


「Project Zero」
アニマルウェルフェア向上活動で、イヌやネコの殺処分問題に取り組むプロジェクト。


「Project Red」
その土地の自然環境、生態系を守って、絶滅危惧種を救うプロジェクト。


「Project SOS」
動物を含めた虐待、暴力のない世界を目指すプロジェクト。


どくしょ犬活動は「Project SOS」の中で進められているみたいですけど、いっしょにやっているのが「公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)」


JAHAは獣医師さんたちによって1978年に設立されていて、「人と動物のふれあい活動」に取り組んでいて、2016年からは都内の図書館だとかで「読書犬プログラム」の活動も続けているんだそうです。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」と「公益社団法人日本動物病院協会」が取り組んでいる「どくしょ犬って知ってる?」っていうのには、基になっている活動があるみたいです。


1999年にアメリカ、ソルトレイクシティーで始まった「R.E.A.D.プログラム(Reading Education Assistance Dogs)」


「R.E.A.D.プログラム」の主なターゲットはやっぱり子どもで、識字能力を身に付けて、本と読書を愛することを教えるんだそうです。
イヌに本を音読してあげるっていう行為を通して、読書スキル、コミュニケーションスキルを向上させるプログラムなんですね。


今では世界中で行われているらしいです。全然知りませんでした。
イヌに読み聞かせ、ですかあ。


子どもに対する読み聞かせっていうのは、どこの家庭でもわりとよくやっているんじゃないでしょうか。
言葉、文字に接し始める年齢の子どもに、絵本を読み聞かせる。


子どもは親の真似をしながら成長していきます。
いつもは自分がしてもらっている絵本の読み聞かせを、イヌにやってあげる。してあげたい。
ってことなんでしょうかね。


読み間違ったって、テキトーにごまかしたってイイんでしょうね。とにかく絵本を声に出して、イヌに読んであげる。サービスする側に成り切ることが重要なのかもしれません。


ある内容を相手に伝えるっていう意識は、かなり大切なスキルになりそうですしね。

 

 

 


親や、他人だと、読み聞かせに対して、その最中に注意したり笑ったり「余計な」反応をしちゃいそうですけど、イヌは、なんにも言いません。よね、たぶん。


絵本を一冊、しっかり読み聞かせることができれば、その子どもにはかなり大きい自己肯定感が生まれそうです。


でもあれですよね、イヌって、どんなイヌでも黙ってそばにいて、子どもの読み聞かせを受け止めてくれるわけじゃないでしょうね。
どくしょ犬をトレーニングする機関もあるんだと思いますけど、直接関係があるのかどうか分かりませんけど、アニマルセラピーっていうのも日本でもっと盛んになっても好いのになあって思いますです。


フィンランドは「R.E.A.D.プログラム」が盛んな国だそうですけど、どくしょ犬は大型犬が多いんだそうです。


特に犬種が決まっているってことじゃないんだけれども、向いているのは、


「人に、とくに子供に優しいイヌであること」


「健康状態がいいイヌであること」


「そのイヌは2歳以上であること」


「他の読書犬がいても落ち着いていられるイヌであること」


「ゆったりした性格のイヌであること」


っていうことなんだそうで、こういう性格ってやっぱり小型犬じゃなくって大型犬に多そうですもんね。


で、そういう性格のイヌが、どこでも、どんな子どもの読み聞かせでも、落ち着いて聞いていられるように訓練されるんだそうです。

 

ネコ、ウサギ、モルモットだとか、イヌ以外の動物でも読み聞かせの対象に成れるように考えている動きもあるらしいですけど、どうなんでしょ。ネコはねえ、じっとしているのは寝ている時だけって感じもしますけどねえ。
それでもいいのかもですけどねえ。おとなしく寝てくれていればねえ。


ただ飼育放棄されて殺処分になっちゃう動物たちっていう、人間のワガママな行動の犠牲を少しでも減らせる活動につながっていけば嬉しいことですけどね。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」と「公益社団法人日本動物病院協会」が狙っているところもその辺なんだろうなあって思います。


東京の三鷹市では、三鷹市図書館で「わん!だふる読書体験(読み聞かせ&ふれあい活動)」っていうのが、2016年から始められているっていうニュースもあります。
へええ、けっこうやっているんですね。ちっとも知りませんでした。


普段からイヌやネコっていう動物たちと触れ合えていない子どもも少なくないんでしょうけど、人間のすぐ近くで生きている動物たちと、どんな形であったとしてもコミュニケーションがとれれば、人間の側には「オキシトシン」っていうシアワセホルモンが脳内に出てくるんだそうですからね。とってもイイことなんだと思います。

 

 

 


「どくしょ犬って知ってる?」活動も、「わん!だふる読書体験」活動も、うまくいって、日本中に広まってくれるとイイですけどねえ。


フィンランドの「R.E.A.D.プログラム」
ネコはどの程度、実績をあげているんでしょうか。どくしょネコ、気になります。

 

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