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【ジップロック】を考える デザインパッケージEC限定発売って、なんなん?

<食品用というジャンルなんか軽々飛び越えている使い方のバリエーションが凄い>

2021年3月に旭化成ホームプロダクツから“ジップロック イージージッパー EC限定デザイン”が数量限定で発売されました。


発売、EC限定。
なんだってまたEC限定なんでしょ?


どれくらいの需要があるのか、まずはEC販売で様子を見ましょうってことなんでしょうかね。


家で作り置きとか、ほとんどしないので、実はジップロックのヘビーユーザーではないのですが、この“食品用ラップフィルム”の変遷、生活への浸透には。かなり前から興味をひかれておりますです。


旭化成といえば“サランラップ”ですが、日本での食品用ラップ第1号はクレハの“クレラップ


他のメーカーからも出ているかもしれませんが、“食品用ラップフィルム”はこの2メーカーで市場独占って感じでしょうかね。


で、そこから発展した形の“フリーザーバッグ”に関しては、これはもうたくさんのメーカーが色々な名前で出していて、百花繚乱といった趣さえありますね。
性能としては旭化成の“ジップロック”が安定した支持を集めているようです。

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でも、フリーザーバッグのメーカーは20社以上あります。100円均一にも売ってますしね。いつの間にか日本家庭の必需品になっているのかもしれないグッズです。


何故かを考えてみますと、使用用途が食品用に止まらないからなんでしょう。


コロナ禍の生活の中で評判になったのはジップロックを“マスクケース”として使う、というもの。
別に何に入れたって良さそうなものですが、なんかですね、ジップロックに入れておけば安心。みたいな感覚がありますもんね。


信頼を得ているってことでしょうね。

 


他にも「タオルを突っ込んで外用ジップロックザブトン」「洗剤小分け用ジップロック」「旅行用洋服入れジップロック」「文房具整理用ジップロック」だとか、本当にイロイロです。


みなさん独自のアイディアで利用しているんですね。


耐熱性や、密閉性を気にしない用途であれば、安い方がイイじゃん! 

 

ということでジップロック以外のフリーザーバッグが選択される機会も多いので、たくさんのメーカーから出ているのかもしれません。
ニーズがある。


で、食品用という単一用途から大きく脱却したので、キッチン用品という認識からも離れて、家じゅう何処へでもジップロックを置けますよ。
デザイン的にも違和感なく、いつでも何処でも使える状態になりますよ。


ってことで“ジップロック デザインパッケージ”なんでしょうね。

 


キッチンから飛び出したジップロックって、これからまだまだ、アッと驚く使われ方が発見、発明されていくんでしょうねえ。


ちなみに元々のサランラップですが、これは最初から食品用だったのではなくって、アメリカ軍で火薬が湿らないように開発したものなんだそうです。


兵器の一種。


で、戦後“ダウ・ケミカル”という会社を興した2人が「これって食品の保湿、保管にも使えるよねえ」と考えて商品化した。


で、サランラップという名前について。


商品開発した2人の奥さん。“サラ”と“アン”


サラとアンが包む。
サラとアンがラップする。
サラアンラップ。
サランラップ


なんだそうです。


いやホンマ。でんがなまんがな。


火薬を湿らせないための科学用品が食品用になって世界に広まって、やがてジップロックが開発されて食品用というジャンルからも飛び出したわけで、サラとアンもビックリ!


なんだろうと思います。

 


さてさて、まだコロナ禍の生活は続きそうで、みんな在宅時間が長くなっていますよねえ。


デザインパッケージを机の上に置いて、新しい使い方にアタマをひねってみるのも楽しいかもですよ。


今の状態のままのジップロックをリビングにおいてもイイような、そんな気がしないでもありませんが“デザインパッケージ”です。