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【SDGs】身近になって 現実味が出てきたのかもです

< 経験していなかった最高気温 想像もしていなかった大雨による洪水 その対処 >

日本生まれのアメリカ人「真鍋淑郎」さんが、2021年のノーベル物理学賞を受賞しましたね。
おめでとうございます。


気象じゃなくって気候変動の研究をコンピュータ利用と結びつけて、「二酸化炭素の倍増で地上の気温が2度上昇する」って1967年に発表した論文が最初の成果だそうです。


そんな前から「このままじゃヤバいよ」って言われていたんですねえ。


ちっぽけでもイイからなにか出来ないかなって話です。
気候変動、温暖化、大雨、洪水、干ばつ、山火事。

 


環境省のパンフレット「温暖化から日本を守る 適応への挑戦」によりますと、政府間パネルIPCCは2007年に「温暖化には疑う余地がない」と断定しているということなんですね。


自分自身の勉強不足は否めないんですが、ただ単純に「異常気象」っていう捉え方しかしていませんでした。
ま、政府間パネルIPCCにしたって、1967年の真鍋論文から40年も経ってからの地球温暖化認知ですけどね。


素人はしょうがないでしょ、って気がしないでもないですが、ここ数年、SDGs生物多様性であるとか、これまで聞きなれなかった言葉を耳にする機会が増えています。

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温暖化っていうのが具体的に何なのか、「温暖化から日本を守る 適応への挑戦」を見てみます。


世界の平均気温っていうのは、「ここ100年で0.74度」上昇しているんだそうです。


一定度合いで0.74度上昇したのではなく、ここ50年で一気に上昇していて、そこはどう考えても人間の生活行動が原因だろうと判断されているようなんですね。
日本に限ってみてみると、「ここ100年で1.11度」上昇しているそうです。


世界平均の上昇温度より高いんですね。しかも日本では1990年代以降に一気に気温が上昇しているんだそうです。
なんだかここだけピックアップしてみても、焦りを感じてしまいます。


地球には大気という空気の層があって、太陽から届いたエネルギーを地球が反射するのを、地球上の生物たちが生存するのに適度な気温を維持してくれているわけです。


この大気を「温室効果ガス」って呼んだりもしますが、もしこの温室効果ガスがなければ、地上の気温はマイナス19度ぐらいになってしまって、ほとんどの生物は生きていけない状態になるんだそうですね。


温室効果ガスがあるから、地上の平均気温が14度ぐらいに保たれていて、地球が生命の星として存在できているってこと。
温暖化っていうと一方的に悪いことってニュアンスで理解していましたが、温暖化がないと地球上の生命がなりたたないんですね。なあんも分かってない日々でした。


ただ、人間の生活行動によって二酸化炭素を大量に大気に放出し続けた結果、温室効果が強くなり過ぎてしまって、太陽エネルギーの反射が落ちてきているっていうのが悪い方向での「地球温暖化」っていう大問題なんですね。


平均気温が1度あがるってことは、地球上の生命にとってトンデモナイ影響があって、日本でも既に米に影響が出始めているそうです。
そういえばって感じですが、今、おいしいコメは北海道産で、産地が寒い地方に移動し始めているって話を聞いたのは、10年ぐらい前だったでしょうか。もっと前のことだったかもしれません。


つまりこれまでの寒い地方が、寒くなくなってきているってことなのかもしれませんよ。


温暖化は気温だけじゃなくって、海水にも影響があって、暖かい海の海産物がどんどん北の海へ進出してきているんだそうです。


気温の上昇、海水温の上昇は氷河を溶かして、海水面が上昇する。
そうなると海抜の低い地域では、地面の消失につながる一大事。


地表に固定化されていた個体の水分が、液体の水分として海になったことによって、気体として上昇して雲になって、結果、雨の降り方にも影響が出ていて、渇水と洪水という極端な状況になってきているらしいです。


世界各国の洪水はたしかに、ニュースでよく見るようになった気がします。


日本でも、200ミリを超えるような大雨が降る日数が、100年前と比べると1.5倍に増えていて、今後ますますそうした傾向に拍車がかかるのではないかと心配されています。


わずかな気温上昇がもたらす影響は、感染症を媒介する蚊なんかの生活圏が変わって来ていることも驚異です。
微生物、ウイルスなんかにも気温上昇が影響しているとすると、新たな感染症に襲われる可能性っていうのも出てくるのかもしれません。


新型コロナウイルスパンデミックを経験している最中なだけに、深刻な感じがします。

 


「温暖化から日本を守る 適応への挑戦」が提唱しているのは、温暖化に対する「緩和」と「適応」です。


緩和は単純明快で、二酸化炭素排出削減の実行につきます。
化石燃料の使い方についてはどんどん工夫が進められていて、ガソリン車は早晩なくなって、電気自動車に代わっていくんでしょうね。


だけどねえ、その電気を何で作るのかっていう問題は、今のところ決定的なモノは出てきてないっていうのが現実なんでしょうね。
もっともっと効率を上げないと化石燃料のパワーに追い付けそうにないですよね。


原子力発電についての放射能問題って、人間にはアンコントロールってことで思考停止している感じもありますね。


膨大なエネルギーの根源に踏み込んで、事故が起きた時に放射能をコントロールすべく地球全体の叡智を集めて、なんとか生命体に無害なものにする工夫って出来ないんでしょうかね。
言うほど簡単じゃないよ、ってことは重々承知しているつもりですが、チャレンジしなければいつまでも解結しないのになあ、って思うわけです。


こうした新たなチャレンジ。今の段階では無謀とか、バカげたことって言われるだろう人跡未踏分野ってまだあるような気がします。


ここ数年、台風の規模が大きくなって、被害レベルが想定外ってことが増えてきていますね。
台風、トルネードをコントロールすることって出来ないんでしょうかね。少なくとも、その勢力を軽減させる工夫。


中国が台風を消滅させるプロジェクトをスタートさせたってニュースがありましたね。


なんだか珍しがって取り上げていた感じでしたが、何か新しいことをやり遂げるって、スタートは、はあ? って思われるような、マンガかよ! って突っ込まれるような感じなんじゃないでしょうか。


そういう発想すら無い、っていう方がモンダイじゃないのかなあって気がします。
まあ、個人で出来ることじゃないです。


とか思っていたらですね、日本でも「台風科学技術研究センター」っていうのが2021年10月に横浜国立大学に設けられて、「台風制御」について研究を始めるみたいです。
今のところ、その具体的な方法論は中国と一緒みたいですね。


いろんな分野の専門家の連携がないと「台風制御」なんて出来ないでしょうし、答えの見えないモノに対する予算をどう割くのかって、かなりね、難しいことなんでしょう。
でも、頑張っていただきたいところです。


ちなみに、ロボット分野に進出しているホンダ技研が、人工衛星を打ち上げるロケット制作に乗り出したそうですね。さらには人が乗れるドローンの実現に向けても動き出したそうです。


こういう日本企業ってイイ感じだと思います。


すぐに実現できることじゃないでしょうけれど、そんなことにチャレンジしている隣人が居るってことだけでも、日本が元気になる気もします。

 


個人レベルで出来る温暖化に対する「緩和」と「適応」ってことに結びつくかもしれないメディアの動きとして、このところSDGs関連の番組が目立ってきたかもしれません。


NHKの「SDGs 未来へ17アクション」
17っていうのはSDGsの開発目標の数ですね。
テーマの大切さに気付いてもらおうっていうコンセプトみたいです。


・BSテレビ東京の「SDGsファイル チェンジ・ザ・ワールドー世界を変える志ー」
「もしも世界を変えることができるなら…」っていう、個人の行動変容が世界を変えるだろうっていうことなんでしょうね。


・TBSテレビの「地球を笑顔にするWEEK」
もう、知らないとは言えないSDGs
でも、まだ難しそうなSDGs
じつは毎日のちょっとした工夫が立派なアクション!
ってことをアピールしているみたいです。


・フジテレビの「楽しくアクション!SDGs 滅亡させない 地球の作り方」
フジサンケイグループとしてSDGsを考えてみようってコンセプト。


BS朝日の「バトンタッチ SDGsはじめてます」
未来へのバトンを繋いでいきましょうってことですね。


なんかね、どの番組も今のところ、肩ひじ張ってリキんじゃってる番組タイトルな感じですが、こういう動きが大事なのかもしれませんです。


ブログとかやりながら何か出来ることないかなあって、ウロウロ調べてみますと、検索エンジンの「Ecosia (エコシア)」っていうのがありますね。


ドイツの会社が開発した検索エンジンです。


一般のユーザー、つまり我々が、Ecosiaで普通に検索すると、Ecosiaは広告収入を得られて、その収入の8割を植樹活動を行っている非営利団体WWF」に寄付する。
で、世界中で植樹が進むって仕組みだそうです。


二酸化炭素を増やさないために呼吸をするな! っていうのは出来ない相談ですので、植物、樹を増やして酸素返還していただきましょうってことですね。

 

今現在使っているブラウザで「Ecosia (エコシア)」にアクセスすると、Ecosiaの検索ウィンドウが開きますので、そこから普通に検索するだけです。


今現在では45回検索すると樹が1本植えられるってことみたいです。


実績として既に1億本以上の植樹を実行しているそうで、ま、知る人ぞ知るっていう検索エンジンなんでしょうね。


ロームなら拡張機能として組み込めますよ。
これ、イイかもです。


でもねえ、日本の頭脳流出っていう根本的インフラのモンダイっていうのも、ずいぶん前から言われていますけれど「解結」の方向に向かってんの? かなん?