ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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【スヌーピー】に学ぶ ぐだぐだ法 心も身体もくったくたの今 おうち時間の過ごし方

<コロナ禍の巣ごもり生活 知らず知らずに緊張して 人はどうしようもなく ぐだぐだに憧れる>

共働きの夫婦が両方とも、テレワークでずっと巣ごもりっていうことも珍しくないようですが、どうも、しっくりいかないっていう話を聞きます。


まあ、これは話を聞いた特定のカップルってことになりますが、好きどうしで一緒になったわけですから、最初はなんだかドキドキする感覚もあって、初めて目にするお互いの仕事をする姿は新鮮なものだったらしいです。


三度三度の食事の用意、後片付け。掃除、洗濯の分担もうまくローテーションして、理想的な夫婦巣ごもり、だったらしいんですが、長過ぎたんでしょうね、コロナ禍の自粛生活。


食事にはウーバーを利用することも多かったんだそうです。当初はね。
でも、コストを考えると、自炊しようということになって、お互いの得意料理なんかを順番で作っていた。
作るのは問題なし、なんですが、買い出しも含めて当番の日に限って、バカ部長が夕方6時からのミーティングを入れたりする。ばかあ! でも言えない。


そうなると、代わってもらうしかないんですが、相手にも都合ってもんがありますからね。うまくいかないときはコンビニ弁当になったり。カップ麺とか。


それでもイイじゃん、と思っていたそうなんです。最初はね。でも、それが続くと、なんとなく相手の行動をチェックするようになってきたんだそうです。


そこでだらけていなければ、もっと効率良くこなせるんじゃないのか? 休憩時間、長すぎるだろ! っていう相手の行動に対して干渉気分が少しずつ出てきたんだそうですね。お互いに。


ここまでくると、ふっと休憩している姿を見つけると「だらだらするなアッ!」って気持ちが出てくる。口には出さないけれども「ぐだぐだするなってば! コノーッ!」って思っちゃう。お互いにです。


でもってお互いに、そういう自分って “やーねー” って気分で、どっと疲れるんだそうですよ。

 

 

 


ま、夫婦喧嘩は犬も食わないって言いますからね。ってこの夫婦は喧嘩しているってレベルじゃないみたいですけれどもね。軽快な会話の出来る賢い男女なんです。


でも “や~な自分” を感じて “ぐったり” してしまうんですが、まだテレワークのノルマは続きます。
ちゃんと仕事し続けないといけませんです。


人間はねえ、老若男女問わずですねえ、“なんだかなあ” って感じたときは、だらだら、ぐだぐだ、したい生き物だと思うですねえ。
っていうより、だらだら、ぐだぐだ、するべきなんだとさえ思います。


どんな人間だって、ずっと、ぐだぐだするわけじゃないですし、ちょっとね、だらだらすることって必要なんだと思うんですけれどねえ。


まあ、そう出来ない事情ってのがあったりするのもまた事実ではありますけれど、緊張と緩和って言いますよ。


日本人だけじゃないでしょうけれども、だらだらしたいけれども、出来ない。素直にぐだぐだ寝っ転がって、ぬる~い空気感に浸るってことがままならない、ってのが社会生活だったりしますね。
だらだら出来ません。いけませんねえ。


なので、部屋で飼えるペットに憩いを求めたりなんかするんじゃないでしょうか。


うまくプライベートタイムに切り替えることが出来るんでしょうね。切り替えるって大事です。


ま、ペットを飼える環境に居る人はそれでオッケーかもしれませんけれど、マンション暮らしなんかですと、NGですよ、ペット。飼っちゃダメです。切り替えられません。


コロナ禍の巣ごもり生活になるだいぶ前からのストレス社会で、みんな、癒しの手段がないんです。上手にだらだら出来ないんです。

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どうすべか? 


で、世の中には、機を見るに敏、商売上手、才能のある人ってのが居るもんです。

 

 

 


1970年代から80年代にかけて、ストレスに強いと言われていた日本人ですが、90年代に入った辺りから高ストレス社会に一気に呑み込まれてしまった感があります。
コンピュータ、スマホやネットだとかのデジタル技術の浸透と軌を一にする流れなのかもしれないですね。


日本人、ストレスに呑み込まれる! 世間でもマイナスイメージの言葉が流布しました。


曰く「バーンアウトシンドローム」もっともらしい響きがありますね。燃え尽き症候群って言われました。
バブルの後遺症みたいな部分もあるんだろうと思います。


「24時間働けますか」ってコマーシャルなんかにも踊らされて、シャカリキになって頑張っていた人、ワーカホリックほど、バーンアウト。「あしたのジョー」のラストシーンがさもさもしくメディアに取り上げられたりしました。燃え尽き症候群


「サラリーマン・アパシー」っていう言葉も出てきました。5月病だとかの社会人無気力症ですね。


そして、意外に多かった印象なのが「テクノストレス症候群」


この頃から「日本語のヘタな日本人」というのが市民権を得るようになったんじゃないでしょうか。
東大生の学力低下や、キッチンドランカーだとか、メディアが必要以上に日本全体を追い込んだような感じもありました。


そんな1990年代の半ば、1995年に、しれっと登場したのが「たれぱんだ


四半世紀前、サンエックスっていう会社のキャラクターです。
あれって、動物のパンダじゃないらしくって、哺乳類でもないってことでしたね。

 

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動物の方です これは


でもまあ、見た目にはペタッと腹這っているパンダです。2000年ごろには爆発的人気になって、ほとんど社会現象でした。


みんな、自分が、ペタッと腹ばいになって、でれ~っとしたかったんです。でも、そう出来ないから「たれぱんだ」を部屋に置いたり、バッグにぶら下げたりしていました。
パンダが代わりにでれ~っとしてくれる。カアイイわけです。


圧倒的に支持されていた「たれぱんだ」でしたが、2003年、同じサンエックスから、これまたふわ~っと出てきた「リラックマ」にその座を奪われてしまいました。


リラックマ」にはファミリーといいますか、仲間がたくさん居て、賑やかなだらだら感です。今でも人気。息長く支持されていますよね。
キャラクターとして「リラックス」するのが好きなクマちゃんってところが受けているんでしょうね。


そこそこ効果もあるんだろうと思います。いつだって “真面目に” リラックスしようとしているキャラクターですからね。そばに置いておけば、リラックスが伝染してくるかもしれない、という期待。
とぼけた表情が秀逸です。

 

 

 


で、2021年、コロナ禍の日本です。新たなストレスがまん延しています。


登場してきましたねえ、と言っても「たれぱんだ」「リラックマ」のような、新たなキャラクターじゃないんです。そうです、「スヌーピー」なんですよ。
株式会社セキグチから5月に出たばかりの「くったくたSNOOPY」

 

あの、いつも元気なスヌーピーが「くったくた」です。


適当にベッドの上に、ポンっと放ってやれば、枕の段差にくたっと張り付いて、文句を言うでもなく「ふへ~っ」って感じで、見事に「くったくた」
置かれた凸凹環境にも全く逆らいません。だって、くったくただから。


思わず抱き取って頬ずりしてしまう人、続出なんじゃないでしょうか。だって、あの、スヌーピーなんですから。
御主人の代わりに、「立派」な「くったくたSNOOPY」です。


で、「くったくたSNOOPY」には、なんと癒し系の先輩が居るんでした。
同じ株式会社セキグチの「ぐで~スヌーピ ー  ぬいぐるみ」

 

くったくたじゃなくって、ぐで~です。やっぱりこっちも癒されます。あのスヌーピーがです。ぐで~です。


でもって、これからの暑い時期には「しゃかしゃかバルーン スヌーピー」

どうでしょうか。スヌーピーの三連発です。


【ストレスオフ】で見てきた「温泉」やらなんやらも、「たれぱんだ」も「リラックマ」も、もちろんオッケーですが、部屋の中、家の中で、自分の代わりにだらだら、ぐだぐだしているスヌーピーもイイんじゃないでしょうか。


だらあ~っとしたスヌーピーを見やって「アにしてんだ、コンニャロ!」って笑顔になれそうです。


ご自愛ください。

 

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