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【おもしろ駅名巡り】鉄分補給 東北地方の旅

< コロナ明けの旅行プランをたててみました 妄想レベル >

乗り鉄じゃないですし、特に鉄分の強い方じゃないんですけれど、気兼ねなく動けるようになったら、いろいろと動いたほうが世の中的にもイイんだろうなって思うわけです。


国をあげてのキャンペーンなんかもいろいろ出てくるでしょうし、地域ごとの観光誘致も力の入れどころっていう時期に、ドドーンっと旅に出てみようってことで、プランニング開始。


どこ行くか?


観光地、カンコーチしていない所がイイな、ってことで、なんじゃそりゃ、っていう名前の駅を巡ってみようと思い立ちました。まだ思っているだけですけれどね。


どんなトコなんだろ? って勝手な妄想をふくらませるだけでも、ま、楽しいかな、っていうレベルであります。


鉄っちゃんじゃないんですけれど、電車旅です。


まずは青森県の「田んぼアート駅」へ行ってみようと思います。


ニュースなんかで見ますね、田んぼアート。季節を選ぶアートでしょうから、時期を選んで行かないと、着いたはイイけど、もう刈り取られて、ただの野っ原でしたってことにも成りかねません。
でもまあ、そんな景色も悪くないような気もします。どうなんでしょうね。


田んぼアート自体の技。どんなアートが描かれているのか。かなり気になります。


で、なんだってそんな名前の駅にしたんでしょか。ん~。

 


東京駅から出発します。
東北新幹線で一気に「新青森駅」へ。713.7km。199分。3時間余りですね。17,670円。
新青森駅奥羽本線へ乗り換えて「弘前駅」へ。33.5km。42分。590円。
弘前駅までって東京駅からだいたい4時間なんですね。


でもって弘前駅弘南鉄道に乗り換えて「田んぼアート駅」です。13.4km。28分。440円。
東京駅から760.6㎞、269分、18,700円で田んぼアート駅です。乗り換え時間も入れて5時間ってとこでしょうかね。


屋根付き待合室の無人駅。2013年7月に開業したみたいですから、案外新しい駅です。
青森県南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)
なんだか旅したなあって感じのする地名です。


田んぼアートは、11種類7色の稲を植え分けて絵を描くってことらしいんですが、稲ってそんなに色があるものだったんですね。


1993年に田舎館村が村おこしとして始めたっていう田んぼアート


しかしまあ、最初にやり始めた人、スゴイです。よく考え付きましたね。


2010年ぐらいから日本全国に広まって、「全国田んぼアートサミット」なんていうのも開催されるようになっているそうです。いろんな地域の田んぼアートがニュースになっていますもんね。
2020年には中国でも始められているそうですよ、田んぼアート


田んぼアート駅は2013年開業ってことですから、日本全国に田舎館村の田んぼアートが知られるようになって、それで駅を開設、ってことなんでしょうかね。
実質的に臨時駅的な営業形態で、12月1日から3月31日まで、冬の時期は列車が停まらないみたいです。
まさに「田んぼアート」のための駅、ってことですね。

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次行きます、次ッ!


弘南鉄道田んぼアート駅」から「弘前駅」へ戻ります。13.4km。28分。440円。
弘前駅から奥羽本線鷹ノ巣駅」へ。62.2km。60分。1,170円。
鷹ノ巣駅秋田内陸線に乗り換えて「笑内駅」へ。40.9km。78分。960円。


田んぼアート駅から116.5㎞。166分。2570円。
秋田県北秋田市阿仁笑内笑内。わーお、秋田県です。


笑内駅(おかしないえき)「笑」って「おかし」って読むの?


アイヌ語の「川下に(お)」「小屋のある(かし)」「川(ない)」っていう音から「おかしない」って名前になった地域らしいんですが、その「おかし」っていう音に「笑」っていう字をあてちゃった人。誰だか分かりませんが、エライ!


1963年開設の無人駅。待合所がぽつんとある駅みたいです。近所の「根子(ねっこ)」っていう集落は「マタギ発祥の地」だそうです。


駅の周りには店舗だとか、何も無いよ、ってことらしいですから、時間帯を計算して行かないとダメですね。

 


秋田内陸線で「笑内駅」から「鷹ノ巣駅」へ戻ります。40.9km。78分。960円。
鷹ノ巣駅奥羽本線に乗り換えて「井川さくら駅」へ。61.3km。62分。1,170円。


笑内駅から102.2㎞。140分。2,130円。
「井川はるか駅」じゃなくって「井川さくら駅


「いがわ」と濁らずに「いかわ」みたいです。秋田県南秋田郡井川町浜井川字新堰。
1995年の開業。地域の交流センターと合築っていう建築で、乗車券販売は交流センターの人が行っているみたいです。


駅の近くに桜の名所「日本国花苑」があるんで、「井川さくら駅


人名に因んだ駅名じゃないんですけれども、勘違いした問い合わせも多いらしくって、町は逆手にとって実在の「井川さくら」さんを招待したりして、えへへな宣伝もしているみたいです。


田んぼアート」と「井川さくら」って同時期には無理、でしょうねえ。

 


めげずに次行きます、次ッ!


井川さくら駅からそのまま奥羽本線で「及位駅」へ。137.8km。179分。2,310円。
かなり長距離を移動しますが、山形県最上郡真室川町大字及位です。


1904年開業の「読めない駅名」代表格の無人駅。
及位駅(のぞきえき)」です。ここも周りに店舗とか、無さそうですね。


で、最終目的駅に向かって及位駅から奥羽本線で「新庄駅」へ。37.2km。36分。680円。
新庄駅山形線に乗り換えて「羽前千歳駅」へ。56.7km。67分。990円。
羽前千歳駅仙山線に乗り換えて「面白山高原駅」へ。15.5km。20分。330円。


及位駅から面白山高原駅は109.4㎞。123分。2,000円。
山形県山形市大字山寺字面白山。ここもまたまた無人駅なんですね。


1937年開業。宮城県との県境にある火山が「面白山(おもしろやま)」
面白いとか言いながら「火山」なんでした。


宮城県側から見える山の面(おも)が白く見えるんで面白っていうネーミングなんだそうです。
そっか、考えてみれば「面白い」の語源って「目の前の景色が美しいこと」だったですね。


おもしろ駅名巡り東北地方の旅は、無人駅が多い結果になりました。


1日で回りきれる感じじゃないですから、どこか途中の街で宿泊予定もたてておかないと、回れませんね。


面白山高原駅から仙山線で仙台駅へ。42.5km。53分。6600円。
仙台駅から東北新幹線で東京へ戻ります。351.8km。127分。5,040円。


田んぼアート駅」「笑内駅」「井川さくら駅」「及位駅」「面白山高原駅」を巡る鉄分補給旅なのでした。

 

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