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【おもしろ駅名巡り】鉄分補給その3 北陸方面の旅

< おもしろいっていうか 今回の北陸の旅は日本的情緒が感じられる駅ばっかりです >

多少ね、無理してでも出かけてしまわないと、結局どこへも出かけずに終わってしまう、っていうのは、みなさん経験していることと思います。
ま、そこへ行く理由なんてなんでもイイんですよね。


駅前の喫茶店のコーヒーが、どんなんかなあってだけの理由でもいいし、駅に一番近い町中華の定食を食べてみるっていう冒険でも充分。
コロナが治まったら、ってことですけどね。


だけど、行ったことのない場所って、当然ながら土地勘とかありませんし、実際問題どこ行くの? っていうのがなかなか決められませんよね。


ご近所のローカル線で、降りたことのない駅で降りてみるっていうのもイイかとは思いますけど、どっか、思い切って遠くまで足を延ばしてみようっていうことで、目的として面白い、ヘンテコな名前の駅を目的地として鉄分補給の旅をしてみようっていう「おもしろ駅名巡り」第3回です。


北陸方面を旅してみたいと思います。


北陸新幹線福井県まで開通するのは2024年の予定ってことですが、金沢まではもう通ってますね。
仕事でしか行ったことのない金沢へ、まずは足を延ばしてみようと思います。

 


起点は東京駅です。


東京駅から新幹線で金沢駅へ。450.5km、175分、8,630円です。


金沢駅から、いしかわ鉄道、七尾線七尾駅へ。
七尾駅で穴水行きに乗り換えて穴水駅へ。
金沢駅から穴水駅まで99.0km、139分、690円。


鉄分補給って言いながらなんですが、ここからはバスに乗り換えます。
なぜならば、穴水から能登半島の内側を周って走っていた能登線が2005年に廃止されてしまったからなんですね。
そです、目指すのは廃線の駅なんです。


穴水駅前から北鉄奥能登バスで恋路浜停留所へ。50kmほど、95分、1,410円。


恋路浜停留所から海岸沿いを430mぐらい歩いて旧「恋路駅」です。
石川県鳳珠郡能登町恋路ですね。情緒深い名前の土地です。


2005年に廃駅になってからもやってくるカップルは絶えないそうですね。


恋路駅近くのトンネルは地元、宗玄酒造の酒蔵になっているんだそうですが、その酒蔵から旧恋路駅までの約300mに線路を再敷設して、2013年から「奥のとトロッコ鉄道」を走らせているんだそうです。


記念として欲しいのは「恋路」っていう名前の入ったキップってことになるかと思いますが、運行されていた頃の恋路駅は無人駅だったそうで、キップは隣り駅、松波駅で発行されていたそうなんですが、令和現在では宗玄酒造で買えるみたいです。
やりますね、地元愛です。


恋路っていう名前の由来は、土地に伝わる悲恋物語にあるんだそうですが、それは現地に行ってみてのお楽しみってところでしょうか。
近くに恋愛成就の「幸せの鐘」ってのがありますね。ハッピーポイント。

 


旅を続けます。


またまた北鉄奥能登バスに乗って穴水駅に戻ります。50km、95分、1,410円。


穴水駅から、のと鉄道和倉温泉駅へ。28km、35分、690円。


和倉温泉駅から七尾線七尾駅七尾駅から七尾線金沢行きで津幡駅津幡駅から、あいの風とやま鉄道で富山駅富山駅からは新幹線で長野駅へ。276.1km、180分、5,170円。


長野駅からしなの鉄道で「三才駅」へ。6.8km、9分、240円。
長野県長野市大字三才字念仏塚ですね。


昔は馬の飼育が盛んだったってことで、三歳馬が地名の由来じゃないかっていうことらしいんですが、ハッキリした史料なんかはないそうです。
でもね、七五三っていうのもありますしね、三才児を連れて、駅名の看板を背景に記念写真を撮影にくる家族がとても多いそうです。


記念入場券は1日で100セット以上売れることもあるんだそうですよ。あ、普通の乗車券は普通に券売機で買えるってことです。


子供だけじゃなくって、13歳、23歳とかね、3にからんだ年齢で来ている人も少なくないんだとか。
なんかヘーワでイイ感じだと思います。


三才駅からしなの鉄道で豊野駅へ。4.0km、4分、230円。


豊野駅から飯山線飯山駅飯山駅から新幹線で糸魚川駅へ。85.8km、60分、1,520円。


糸魚川駅からえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインで「親不知駅」へ。11.9km、11分、340円。
新潟県糸魚川市大字歌字平です。


親不知駅無人駅。
ここはヒスイの原産地で、駅にくっ付いて「翡翠ふるさと館」があります。


目の前に広がる日本海は、絶景ポイントして撮り鉄さんたちの聖地みたいなところになっているそうです。
夕日に心洗われるっていう風景。見てみたいです。

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かつて、ここを通る道は日本海の荒波が打ち付ける断崖絶壁で、親は子を、子は親をかえりみることができない程だったということで、この地域の正式名称は「親不知子不知」というんだそうで、西側の市振(いちぶり)地区が親不知、東側の勝山(かつやま)地区が子不知として現在でも名前が残っているってことなんですね。


海岸近くには「鬼蹴り岩」「投げ岩」っていう名所があって、なかなか険しそうな名前が並んでいます。

 


親不知駅からえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン糸魚川駅まで戻ります。11.9km、11分、340円。


糸魚川駅から新幹線で東京駅。318.9km、125分、5,500円。


ぐるっと周って、1393.4km、949分(16時間)、25,640円の旅です。


海の穏やかな季節に、夕日を親不知で見るようなスケジュールを組んで、ここでの一泊は外せないでしょうかね。


時間と予算が許せば、「旧恋路駅」「三才駅」「親不知駅」近くの宿泊所を探しておいて、どこでも泊って、ゆったりと巡ってきたいなあって思いますけどねえ。


石川県、長野県、新潟県です。それぞれ旨いものにも特徴がありますもんね。


しかしですねえ、採算が取れないんだからしょうがないとはいうものの、ローカル線の廃止っていうのはなんとも寂しいもんですねえ。駅があればこその情緒っていうのが、日本的な安心感をもたらしてくれるようにも思います。


マスクをしなくともいいですよお、ってなったら是非、行ってみようと考えています。

 

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