ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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酒呑みの食いしん坊、メタボはイヤだけどガマンは嫌い。

【路上飲み】【コンビニ角打ち】缶ビール 缶酎ハイ コンビニ脇でオダをあげる人々 コロナ禍の飲酒事情を考える

<あこがれの角打ち というノスタルジーなんかじゃないシンカ系 居酒屋呑み足りない族>

以前から一定数の人たちは居ましたね。酒屋の角打ちじゃなくって、コンビニ脇で缶ビール、缶酎ハイを呑んでいる人たちのことです。

コンビニ角打ち族。


わあわあ騒いでいるようなグループはいなかったと思います。
グループといってもせいぜい2,3人が静かに呑んでいるという感じで、たいていは1人で、コンビニ脇の自販機の前で静かに立ち呑みしていました。


そのコンビニ角打ち族が2021年に入って急激に増えたような印象があります。


5、6人のグループで、場所は同じコンビニ脇の自販機の前ですが、ギャースカ喚いて、大騒ぎ。
明らかに以前の人たちとは違う種類の人たちなんじゃないでしょうかね。
年齢層も若い感じの男女が多く見受けられます。そうなんです、女性も加わっているのが新しい特徴。


居酒屋さん帰りに、呑み足りないから、ということなんでしょうけれども、マスク装着率も低いです。


缶ビールをワイワイとぶつけ合いながら、
「カンパーイ! 無礼講だよ、ブレイコー
などとはしゃいでいます。無礼講っていう意味をちゃんと知っているのかいないのか。


もしかすると世間に対する申し開き的ニュアンスで言っているのかも、です。


ま、楽しければイイじゃん、とはいうものの、眉をひそめる人が多いのは当然といえるでしょう。


前から居た静かなコンビニ角打ち族は、居酒屋呑み足りない族に駆逐されてしまったように見えます。


でもですね、100%の勢いで彼らを非難しようとは思わないですね。


2021年3月22日から飲食店の営業時間短縮要請が1時間延びて、午後9時までとなりました。酒類の提供は8時までってことなんですね。


いつも通る駅近のコンビニは、北側が細い路地に面していて、そこにはソフトドリンクの自販機が3台並んでいます。

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桜の樹があったり、景色が良かったりするようなシチュエーションではありません。ただのオフィス街の路地。
でもなぜか、みんな自販機前で呑んでます。


コンビニ角打ち族は、コンビニで缶ビール、缶酎ハイを買ってきて、自販機の前に立って静かに呑んでいました。


角打ちは基本立ち呑みです。


それに対して居酒屋呑み足りない族は、缶ビール、缶酎ハイをコンビニから買ってくるのは同じだとしても、最初は立って呑んでいるのかもしれませんが、ほとんど路上に座り込んで呑んでいます。


通りかかって見るだけですから、その後どうなっているのか知りませんでしたが、報道によると、終電まで呑み続けて、缶はその場に置きっぱなしにして立ち去って行くんだそうですね。吸い殻とかも。


マナーも何もあったもんじゃない、ってことですね。これはいけません。


ただね、こういう劣悪な行動をしている居酒屋呑み足りない族は、どうみても近辺に勤めている男女です。
酔っぱらっていなければごく普通のマナー意識を持っている人たちなんだと思います。


酔っ払いはショーガネーナア、ってことで済む話ではないんですが、見方を変えれば、そういう酔っ払いの受け皿になっていたのが飲食店、居酒屋さんだってことなんじゃないでしょうか。


店の中のことであればちゃんと始末してくれる。度を越した客にはちゃんと注意する。


なんだって急にコンビニ角打ち族が駆逐されて、居酒屋呑み足りない族が醜態をされすようになったのか。


緊急事態宣言が解除されて営業時間が1時間延長された。その1時間がトリガーになったということなんでしょうね。


酒類は7時まででオーダーストップとなると、仕事を終えて、いっぱい行きますかってことになっても、時計を見れば、ほとんどの場合7時少し前になっているだろうと思います。普通の職場ならそういう時間になると思います。
そうなると、ま、またの機会にってことになって、なかなか呑む機会も減っていたんだと思うんですね。


で、それが1時間延びたとなると、7時前から1時間ちょっとは呑めるね、ってことになります。
んじゃあ、ちょい呑み、いってみましょうか。ってことになって、今まで真面目に我慢していた人たちほど、軽くね、などと言いながらね、行きますよ。そりゃ行きます。1年行ってないんですから。


これまでなら誘われても断っていた女子連も、ああ、久しぶりだし行ってみようかなってことなんじゃないでしょうか。


居酒屋さんとしてもありがたいことでしょう。たとえ1時間でも営業時間が延びて、売上機会が増えますから、少しでもっていう気持ちですよね。


で、仲間で呑んで、ああ、やっぱり店で呑むのってイイね。って楽しくなってきて、あっというまに1時間過ぎて、


「ドリンク、ラストオーダーになりま~す」


とか言われて、あ、そうだった、時短営業なんだった。せっかく楽しい時間だったのに、ガックシ。


でもまあ、ちゃんとした会社員ですからね、帰ります。早く通常営業にならないかなあ、と後ろ髪引かれる思いであっても、とりあえず帰ります。
でもって、駅に向かうわけですが、コンビニ前を通りかかると、


「そういえばさあ、ここで呑んでる人、居るよねえ」
「ああ、缶ビールとかね」
「それ、イイんじゃね! 店より安いし、つまみも買えるし」
「ははあ~ん」


ってことから居酒屋呑み足りない族が1グループできて、その1グループを見た他の居酒屋帰りグループも、その隣りでマネッコする。と、そういう流れなんじゃないでしょうか。


気付いちゃったんですね。ここで呑めるって。


多いときには30人以上居ますよ。


これまでの1年以上。長い期間真面目に我慢してきた人ほど、そういう傾向にあるんじゃないでしょうか。


酒呑みとして、その気持ちはとても良く理解できます。空き缶をそのまま路上に放り出して帰るのは感心しませんが、仲間と呑みたい気持ちはすごく分かります。みんなそうだと思います。


居酒屋でほろ酔いになって、コンビニ角打ちで久しぶりの酔い心地に我を忘れて、おだをあげる。っていう通り過ぎる人たちからは眉根を寄せて冷たい視線を浴びせられるという次第になるわけですが、当の居酒屋呑み足りない族には世間の批判は感じられないんですね。非難の視線も感じません。


月も見えない空に向かって、
「ワオーッ!」
って吠えてます。何が「ワオー」なのかは、さっぱり分かりませんです。
でもまあ、居酒屋さんでの呑み会ってそんなもんでしたよね。みんなが「ワオー」ってわけじゃもちろんないですが、「ガハハハ」とか、似たようなもんでした。


騒がしいやつは必ず居ました。自覚とか、みんな無いです。


周りもみんな酔っ払いですから。気にする必要もなかった感じでしょうかね。
久しぶりに酒が入って、以前の酔っ払い感のまま外で、コンビニ脇で「ワオー」ってやっちゃう。それが今の居酒屋呑み足りない族。


「おだをあげる」の「おだ」って何かっていうと、いろいろ説がありまして、
「お題目」の略で「おだ」
たしかにね、お題目っていうのはあげるって表現しますからね。


もう一つ。「小田原評定」をもじって「おだ」
全然決まらない会議が小田原評定で、決まるはずもないような、決める必要もないような話を繰り返すって意味なんでしょうか。でもこれは、あげるにはつながらない感じですね。


で、もう一つ。これは「おだ」の説明というものではないんですが、埼玉県近辺では「おだあげ」という言い回しがあるんだそうで、「無駄話」という意味で使われているらしいです。


小田原評定説と同じで、あげるにはつながらないと思うんですが、このおだあげという言い回しの発生源が埼玉県の行田市辺りだとすると、小田原征伐で唯一落ちなかった北条方の城のあった土地ですから、決断の出来なかった小田原評定に対する独自の批判が住民の側にあって、無駄話をあげる、という意味で「おだあげ」という言葉が残っているとすると、独特な意味合いを感じます。
いやいや、根拠もなにもありませんけれどね。そです、忍城の話です。


「おだをあげる」って、何人か集まって、勝手な気炎を上げるという意味で使われますね。
「ワオーッ!」です。


でも酒の席の話なんて、ほとんど「おだあげ」無駄話ですよね。居酒屋トークという表現もあります。無責任に言いたいことを言って、ストレス発散、留飲を下げるって呑み方。普通だと思います。


メディアはこぞって居酒屋呑み足りない族を批判していますが、そういう呑み方をする人たちを登場させてしまった根っこにある原因は、都の「言いっぱなし」にあると思うんですね。


時短営業してますよっていうレインボーマークの張り紙は、店側が感染対策をしていようがいまいが、関係なく自己申告で貼り出せますから、意味がないとされていますね。
でも、ちゃんとやっている店がほとんどであると感じています。みんな真面目に取り組んでいます。


ただ、都の提示する協力金額では店がもたないので、時短はしませんという店も出てきて、裁判になったりもしていますが、今度はコロナ対策リーダー制度っていうのを設けて、講習を受けたら「王冠シール」を発行して、それをレインボーマークの上に貼りましょうってことになりました。


レインボーマークも王冠シールも、感染防止に直接的な効力があるとは思えません。


都は、こうしなさいというばかりで、意図している内容がともなっているかどうかの判定はしないんですね、今回も。


地方と違って、東京の店舗数はとんでもない数があるので、例えば山梨県方式という実質をともなった施策はとれません、ということではあるんでしょうけれどね。
あまりにも工夫がないです。言いっぱなしです。我慢しろ、ばっかりです。


でもね、都心で働く人たちは、みんな真面目に従うですよ。守っているですよ。店側も、酔っ払い側も。


こういうことを宣言、要請すれば、こう従うだろう。
都はそういう日本人的な真面目さに乗っかり過ぎではないでしょうか。


飲食店の営業時間を短縮したら、こういう効果がでました。
あるいは、こういう効果を期待したんですが、こういう結果になったので、こういうふうに変更します。
とかね。自分で言ったことを検証して欲しかったです。


思い付きを言っているだけではダメでしょう。時短はどういう効果があったんでしょうかね?
手立てとして、後手、なのではなくて、何もしていないという感じを持ってしまいます。


真面目に守って、我慢してきた人ほど、居酒屋呑み足りない族になりがちなんだと思います。


こうすれば感染防止に効果がありますよという、具体性が、1年以上経っても出せない。
これはなにも東京、日本だけに限ったことではなくて、初めてのコロナウイルスパンデミックに世界中が翻弄されているのは事実ですが、感染防止に王冠シールでは説得力ないです。


コロナ対策リーダー。店内トラブルの原因になるだけでしょう。


何か新しいことをしないといけない、という強迫観念。それは分かりますが、相当数の専門家を交えての対策会議で、大山鳴動シール一枚。


真面目にやっているのかな、とさえ思います。


コンビニ角打ち族、居酒屋呑み足りない族をアッパレとは言いませんが、一方的に批判するのも違うような気がするですね。


大きな目で見てやってください。いつまでも続く習慣ではないと思います。


で、居酒屋呑み足りない族の自覚のあるみなさん。
2、3回もやれば分かりますよね。ちゃんとマナーを守って、1人の社会人として、後ろ指さされない酔っ払いとして、ちゃんと電車で帰りましょう。ね。


いつまで続くぬかるみぞ、って感じなんですけれどね。