< 酒の呑み方に正解なんてナイってことでイイんじゃないの ハズレはあってもね >
「居酒屋トークのネタブログ」って看板をあげております当ブログなんではありますが、居酒屋トークに「コツ」ってのがあるみたいなんですね。
ええ~!? そなの? そんなのあんの?
って感じで、看板を吊るしている柱を根っこから揺さぶられた感じのカルチャーショック。
っていうのは大袈裟かもしれないですけど、居酒屋トークに「正解」みたいなのがあるんでしょうか。
こういうトピック、あーだこーだ言ってるのを、ちょろっと読んでみると、ネタにはなるんじゃないかってノリで、はい、いーだうーだやっているんですけど、「コツ」ってのを求めるニーズって、あるんですかね。ふむふむ。
居酒屋トークっていうシチュエーションじゃなくって、半ば強制的に参加させられちゃう会社の呑み会とか、そういう場を無難にこなすための「コツ」とか、でなければ男女の出会いの場としてのアルコールのある店での会話の「コツ」っていう意味なんでしょうかね。
なんかね、みんな真面目ですよねえ、って思っちゃいますですよ。
男女の出会いの場っていうのは、今はね「相席ラウンジ」とか「相席居酒屋」とか、ふううんっていう形態の店舗もありますからね、「コツ」を求める男女も一定数イラッシャルんでしょうねえ。
ま、大きなお世話ではあるんですけど、そういう話題の「コツ」ってのがあるとして、それって、あっという間に使い果たしちゃって、その後、どうすんの? って気もします。
それにいつも同じパターンでいくことになっちゃうのって、自分自身もノレないんじゃないのかなあ。
会社の呑み会って、このところ急激に減ってきてるってことみたいなんですけど、どうですか、まだやってます?
まあね、歓送迎会とか忘年会って、大事にしている社会通念みたいなのってありますもんね。
まだまだ残っていく「行事」なのかもです。
新人社会人はあきらめモードかもしれませんけど、ずっと続くかっていうと、自分たちがエラクなったら止めちゃえばイイんですけど、やだやだ言いながら、いまだに続いているっていうことは、あれですかね、妙にやりたがる人が生き残っているんでしょうかね。
でも、かなり昔には当たり前にやっていた「新年会」って、完全に下火、っていうかやってる会社、無くなったんじゃないでしょうか。
個人的にはほぼ毎日酒と仲良くしておりますが、歓送迎会とか忘年会って、あんまり出席していないですね。
断り切れないような状況になった時は「顔を出す」程度のお付き合いにしています。
トークじゃないですけど、歓送迎会、忘年会の早抜けにはコツがあります。
自分の席にカバンやコートを持っていって、カンパーイがあって、ひとしきりワヤワヤしてきた段階で、それを手に「じゃ、ちょっと」ってな感じで席を立ちます。
ん? とか思われても、手にしているカバンやらコートやらで引き留めの声をかわせます。
って言ってもですね、要は厳しく行動することですね。
そういうヤツだからって、思ってもらえるようになればセーフです。
職場の仲間とも呑みに行ったりはするんですよ。気の合うヤツらとはね。
そういう席で、早抜け宣言を常にしておいています。
ほとんどの仲間は、自分もそうしたいけど、なかなかね、っていう実に日本的行動規範なんですね。
特に若手って言われるうちは、難しいかもですけど、もうある程度年齢がいったら、オッケーなんじゃないでしょうか。
ヤなものはヤなんじゃあ!
「相席」っていう男女の本能行動には、特になんの意見もございませんが、普通のね、居酒屋、町中華で呑むときに、「コツ」なんかを意識して「トーク」を用意していく人って、いるんでしょうかね。
って思うんですけど、呑み会用アプリっていうのもあるんだそうで、そこまでかって気がします。
まあ、酒の席ですからね、偶然隣り合った見ず知らずの人と話をすることもあります。
何回か顔を合わせている、顔見知りとの話もありますね。
そんなシチュエーションに備える必要を感じている人って、まあ、いないだろうって思うんですが、トークが苦手な人っていうのは確実に居ますね。
だからといって、居酒屋トークに正解があるわけじゃなし、「コツ」を求めるって、マニュアル文化の悪影響かもですね。呑み会用アプリって、なんやねんッ!
居酒屋トークの「コツ」って言って、まず天気の話を、とか、血液型の話が鉄板ですよ、地元の話をしましょうとか、学芸会レベルのアドバイスをしているのが散見されましたけど、ま、大人はですね、そういうんじゃなくって、常日頃、へええって思えるような話題に触れておくのがイイんじゃないでしょうか、っていうのが当ブログのコンセプトなんであります。
「コツ」じゃなくって「ネタ」
居酒屋で、焼酎バーのカウンターで、偶然隣り合わせて、まあ、話し始めることって珍しくは無いですよね。
老若男女の区別なくですね。
でもですね、カウンターに座って呑む人は、たいてい1人で来ていますね。
目的はお気に入りの酒と、その店のアテです。
誰かと知り合うことや、話をするっていうのが主目的じゃないです。たいていの人はですね。
でもほら、なんて言いますか、楽しく呑んだ方がイイじゃないですか。
楽しく呑むっていうのに欠かせないのは、酒とアテと、そして会話であることも事実ですね。
寒いですねえ、暑いですねえっていう話から始まるとしても、そこでいきなり血液型ナニ? とかにはなりませんよねえ。
いろんな人がいろんな気持ちで吞んでいますよ。
居酒屋トークのマニュアルとか、効果を発揮する余地なんてないです。
何の話になるのかって、その場、その時、その相手によって千差万別。になりますよね。
もし、話をするのは苦手だからってことで、そういう場を避けているっていうことであれば、何も心配とか準備とかは要らないです。
なんとなれば、居酒屋トークなんてしなくたってイイからです。
それにたいていの場合、カウンターの中に居る店の人が話を取り持ってくれますね。
店の人はプロですからね。
酒の世話をしながら、アテを作りながら、「接客」っていうのをしています。
話のきっかけはカウンターの中から提供されることも多いですね。
そこからどう楽しく広げていくかは、その人次第。
なので、酒呑みの大人は話題にのっていけるナレッジを持っている方が楽しめます。
焦って自分から話す必要って、ほぼないと思いますね。
話をしたくないんであれば、そのままで放っておいてくれる酒呑みがほとんでです。
っていいますか、そういう人の集まる、自分に合った店を見つけるってことの方が、居酒屋トークのネタを仕入れることより重要なんでしょうね。
ま、当ブログは、話があっちこっちいってまして、そのままでネタになるっていうより、読んでいただければ、反発を感じたり、共感したりで、自分で考えて、居酒屋トークの現場では、こんなこと言ってるブログがあってさあ、ぐらいな感じでお付き合いいただけると嬉しい限りです。
なるべくいろんなことに対する興味を失わず、あれやこれや、ふううんって感じながら、酒の席も楽しく過ごしていきたいです。
いろんなことに、ふううんって思ったりしていると、自分のキャパが広がるような、そんな感じ、しませんか?
キャパが広がると、自分の知らない話をしてくれる人がいれば、自然にへええって感じて、いろいろ質問したりとかして、聞くことが出来ますし、素直な自分で、へろへろ~って酔っぱらえます。
そうなると酷い二日酔いにはならずに済みます。ホントだってば。
お酒は楽しくやりましょねえ。