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【リアル一休さん】と 今に伝わる健康発酵食品 スーパーフードの【大徳寺納豆】

<コロナ自粛生活の中で食べておいて損はない 大徳寺納豆はペニシリンの数十倍の効能?>

一休さん、と聞いて “青ツル坊主のアニメキャラ” を思い浮かべる人もいれば、“仏頂面でこっちを睨んでいるようなオヤジの肖像画” が浮かんでくる人もいることでしょう。


でもまあ、圧倒的に “アニメキャラ” の一休さんってことになりそうです。


1975年、昭和50年からテレビ朝日系で、1982年、昭和57年まで放送されていた人気番組でした。
その後何回か再放送されたり、コマーシャルに出ていたりしましたので、平成以降の生まれでもご存じの方も少なくないと思います。
マルコメくんとは違いますよ。


一休さんには、みなさんご存じかと思いますが、モデルになった実在の人物がいるんですね。


一休宗純(いっきゅうそうじゅん)という人がそうです。さきほどの “仏頂面でこっちを睨んでいるようなオヤジ” はその人の肖像画です。何枚かありますよね。


室町時代初期のお坊さんで、臨済宗大徳寺派。詩人としても高名な人です。

 


おそらく、日本の天才の1人に数えられる人だと思います。とんちの話じゃなくってですよ。


「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人」と言いますが、一休さんの場合は「十で神童、十五でも神童、二十歳過ぎたら風狂人」ってところでしょうかね。


なかなか変わった人、といいますか、ユニークといいますか。マンハッタン計画に関わったアインシュタインファインマンノイマンとか、世界各国の天才たちもハッキリと「変わり者」だったみたいですけれどね。一休さん風狂の人とされています。


一休宗純は京都の人。6歳で仏門に入って、すぐにその詩才を洛中に響かせて天下に知られた人になったそうですが、22歳のとき、大徳寺で “カラスの声” を聞いて悟りを開いたんだそうです。


悟りを開くって、特に禅僧の場合、竹ぼうきに小石が当たる音を聞いてとか、手水に映る月を見てとか、修行に縁のない側からすると「はあっ?」って感じのことが多いですが、一休さんの場合は「カラスの声」


しかもそのカラスの声は、夜に聞いたんだそうです。本物のカラスの声なのかどうかもシロートには分かりかねますね。不眠症のカラス?


で、印可状が与えられようとすると、「要らん!」と印可状を燃やして辞退。


修行中のそれまでのやり取りの中から、一休さんの「権威否定」は知れ渡っていたとみえて、お師匠さんの方も「馬鹿者!」と、笑ってそれを認めたそうです。


「馬鹿者!」って言いながら笑う。竹中直人の昔の得意芸 “笑いながら怒る人” みたいですね。と、言いながら、ちょっと古いですかね。例えが。。。誰も知らないかなあ。。。


で、まあ、大徳寺を出て、というか卒業して、それからは詩、狂歌、書画三昧で、風狂の生活だったそうです。


「このはし、わたるべからず」とか「ちゃんとつかまえますから、まずはその屏風から虎を出してください」とかの、とんちのエピソードが語られて子供に人気の一休さんというイメージですが、リアル一休さんはかなりアヴァンギャルドだったみたいです。


仏教は今生きて在る人間と共に生きているものであって、伝統などというものの中に閉じ込められるものではなく、決めごとというものは形骸化につながるものだという考えからなのか、ドクロの付いた杖を振りかざしながら街なかを歩き回ったり、大きな木刀を腰に差して歩き回り、きらびやかな外見ばかりを飾る風潮を批判したりしていたそうです。


そうした政権批判みたいな行動が民衆に支持された、という記述が多く見られますが、ホントにそうだったんでしょうかね。


当時の人たちにだって、ヘンなお坊さん、というイメージは持たれるでしょうけれど、人気の出るアクションだとは思えませんけれどね。


室町文化の軟弱な部分を揶揄している、その奇行の意味が、正しく伝わっていたとは思えませんです。

 


さらには一休さん、当時の僧には禁じられていたにも関わらず、酒を呑み、魚、獣肉を食べ、男色、女犯の日々。町娘に子供を産ませたりしています。
アニメの小坊主からは程遠い。


こういうエピソードを前にしてしまうと、どうでもイイようなことに感じますけれど、あの肖像画も頭髪が伸びていて剃ってはいなさそうです。
トータルで考えてみれば、アニメで人気の「愉快な小坊主」的なキャラでは全然ないみたいです。まさに「風狂の人」


「女をば 法の御蔵と云うぞ 実に 釈迦も達磨も ひょいひょいと生む」


「南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃというが愚かじゃ」


禅宗のお坊さんには毒舌というイメージが付きまといますが、一休さんは飛びぬけていて、カッコいいほど風狂ですよね。気取らない言舌の天才。


で、77歳になった一休さんは「森女」と呼ばれる盲目の女性と同棲を始め、この世を去るまでの10年間を森女とともに穏やかに暮らしたそうです。
その森女っていう人は一休さんより40歳以上若い女性だったみたいです。


まあね、現在でも、加藤茶さんの奥さんは45歳年下ってことですからね、ヤイヤイ言うことじゃないんでしょう。
今話題になっている、ドンファンの元妻って人も、かなり年下みたいですけれどね。


77歳からの一休さんは森女と出会うことによって “変わった” とされています。


80歳のとき、請われていた大徳寺の住職に納まって、応仁の乱で焼け落ちていた伽藍の再興に力を尽くしたりして、1481年、87歳の天寿を全うしたそうです。


“変わった” っていってもですね、80歳ですからね。風狂の牙が丸くなったとしても、無理のないことなんじゃないでしょうかね。天才、一休さんだって年を取ります。


大徳寺臨済宗大徳寺派大本山。元々の「京都五山」の筆頭に数えられた名刹です。
一休さんの後、室町中期の「東山文化」の中心となったお寺さんなんですね。


現在の日本文化の大半は室町時代に出来上がったとする意見もありますが、「北山文化」とともに、まさに日本文化の形を決定したような趣を感じます。


銀閣寺、枯山水などで知られる「東山文化」その中心に位置していたのが一休さん大徳寺
能、茶道、華道、庭園、建築、連歌だとか、当時の一流人たちが盛んに出入りしていて、サロン的な役割を果たしていたらしいです。


安土桃山から江戸初期の文武両道の人「沢庵和尚」も、この大徳寺の住持です。


日本独自の「幽玄・侘び・寂び」は大徳寺から生まれた、といったとしても言い過ぎではないと思います。


その大徳寺の名前を今に伝える一品が「大徳寺納豆」
一休さんが伝えたものとされています。


天竜寺納豆」「一休寺納豆」、浜松市の「浜納豆」とかと同じ「寺納豆」の1つです。
ま、この寺納豆たちの名前を知らなくとも、京都へ行ったことのある人なら、大徳寺納豆なら一度は食べたこと、あるいは見たことがあるんじゃないでしょうか。

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ん? これ納豆なの? って印象ですよね。


みんなが知っている、ねばねばの納豆は納豆菌で発酵させたもので、健康ブームの代表的食品の一つ。
それに対して大徳寺納豆は、麹菌で発酵させたもので、乾燥させて熟成した食べ物です。


直接一休さんから作り方を教わって、それを代々伝えているというお店があったりしますよ。


で、この大徳寺納豆。コロナ禍の暮らしが長々と続いてしまっている令和3年。食べておいて損はないだろうというお話です。やっと本題 (-""-)。。。


ごはんに合いますし、なにより酒のアテとして「オツ」なんでありますよ。


いろんな料理の隠し味、調味料としても「オツ」なやつです。なんせ一休さんですから。


で、ビックリするのが、大徳寺納豆の効能です。


ズバリ「殺菌力」


胃腸の疲れに効果的で、胸の重い感じを解消してくれて、栄養吸収力を上げてくれる。
実際、海外旅行へ大徳寺納豆を携帯していく人は多いんだそうです、水が合わないとか、よく言いますよね。そんなとき、弱った「日本人の」胃腸を応援してくれるのが大徳寺納豆ってことです。


山歩きが趣味の人たちにも、塩分補給、元気回復の「秘薬」として人気だそうですよ。
それもそのはず、大徳寺納豆の酵素は、ペニシリンの数十倍の効果があると言われています。


ペニシリンですよ、ペニシリン
ペニシリンっていうのは “世界で初めての抗生物質” です。


その抗菌作用は「血液感染症」「皮膚感染症」だとか、感染症治療全般に使われている薬ですが、ここで注目したいのは「呼吸器感染症」に対する働きです。
呼吸器感染症っていうのは、風邪、インフルエンザ、急性気管支炎、肺炎だとかのことです。


ペニシリンは人間の呼吸器系を殺菌してくれるわけですね。


そして、我らが大徳寺納豆はペニシリンの数十倍の効果です。凄いんです。


コロナ禍の巣ごもり生活の中で、外に出かけざるを得ない時の、マスク、手指消毒、ディスタンスという外因的対処はみんな当たり前にやっていると思いますが、内因です。身体の中から、胃腸の悪菌に対処してくれる。


しかも有り難いのは、酒のアテとして「オツ」だってことです。


ガツガツ食べるという種類のものではないです。ちょこっとずつ、静かに身体に取り込む感じ。
純日本風の酒のアテって、こういう味わい方をするのが多いですね。からすみ、酒盗、卵黄の糠漬け。
大徳寺納豆はウィスキーや焼酎のロックでやっています。ちびちびとね。


変異種だとか、ウィルスがどんどん進化していっている中、ワクチンは、接種自体進んでいませんし、変異種対応が充分なのかどうかハッキリしていませんね。3種変異だとか、物騒な話も出てきています。

 


そんな状況の中で、一般ピーポーの素人ができること。しかも “努力なし”


何かハッキリとした効能が約束されているものでは、もちろんありませんが、大徳寺納豆、いいと思います。
独特の味で旨いです。いや、もちろん、酒のアテじゃなくたってイイわけです。はい。


一休さんは言っています。「人生は この世からあの世までの間の 一休み」
一休って名前、そういうことなんですね。


風狂なんて誰にでも出来るってもんじゃないですから、なかなか人間の覚悟が固まるってこともないんですが、大徳寺納豆はお気軽に購入できます。はい。

 

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