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【東京「町」歩き】23区 墨田区編 墨田区の「町」はチョウかマチか

< 東京都23区 東部に位置する墨田区には 26の町名があるのであります >

「【「町」の読み方】あなたが住んでいるのはチョウですか? それともマチですか?」で、日本全国の「町」の読み方について、ちと調べてみたわけですが、全体として「町」の読みは「チョウ」の方が多かったのでした。


でもこの結果は市部や区部の中の「町」は対象外としてのデータでしたので、差し当たって、東京23区の区部の中の「町」の読みについて調べてみようと思い立ったわけです。


市町村合併などによって失われいく地名も少なくない現状ですが、「チョウ」と読むか「マチ」と読むかという以外にも、「町」という字の付かない「町」というのもありますし、知らない町名、不思議な町名というのも少なくないだろうと思います。


東京都23区、第13回目は、「墨田区」です。

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墨田区の面積は13.77平方キロメートル。23区の中で17番目の面積。もっと広いイメージがありましたけれどね。人口が27万3千人足らず。
区の木はサクラ。区の花はツツジ


令和現在の墨田区は、区内へ通勤して来る人の数の方が多く、昼間の人口は夜の人口のおよそ1.1倍。

 


2021年、墨田区は「エッヘン!」って胸を張ってイイと思いますね。


コロナ対策として、国の担当のお歴々、東京都の責任者の方々が、「アニ言ってんだ、コンニャロ!」っていうようなことばっかり言っているテイタラクの中で、「はい、やれることは、可能な限り実行しております」っていう、謙虚ながら力強い無言実行。


感染者の年代が40代、50代が主になって来て、その世代のワクチン接種率の低いことが頭を悩ませているニュースが盛んに報道されていますが、墨田区では、50代の接種率が65%を超えていて、40代の接種率も60%に迫る勢いで、他の区とは雲泥の差があります。


そういう差は、何も一所懸命に注射を打ちましたってことじゃなくって、そもそものスタート、心構えの差ってことなんだろうと思われますね。墨田区はエライです。


今になって自宅療養者の扱いについて、どうすんだよ! って途方に暮れたような状況になっていますが、墨田区では「訪問診療」「オンライン診察」がかなり整っているんだそうです。


しかも、巷のコメンテーターたちがヤイのヤイの言っている「抗体カクテル療法」も、重症化リスクの高い感染者に対しては既に実施しているんですね。


国や都のシロートたちの迷言に振り回されていないんです。やるべきことを、とっくにやっているんです。


なんでこんなに差が出来てしまったのか。


2020年2月。日本国内でそもそものコロナ感染の始まりとなってしまった、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の診療に初期から関わった医療関係者の中に「墨東病院」の医師がいるそうです。
さらには中国、武漢からのチャーター帰国便感染者の診療にも活躍した墨田区のお医者さんたち。


ここまでは、何も墨田区のお医者さんたちだけが携わっていたわけじゃないですよね。いろんな地域のお医者さんたちが診療しているはずです。


ここで偉かったのが墨田区の保健所長さん。


「西塚至」さんっていう人みたいです。ありがとうございます、ですよ、ホントに。墨田区民じゃないですけれどね。


新型コロナウィルス感染ということを他人事としないで、日本人を、少なくとも墨田区の人々を感染から、パンデミックから守ろうとしたってことです。実行した、実現できたってことです。

 


まず、コロナ診療の現場に携わったお医者さんたちにヒアリングを重ねて、ナレッジを取得した。
これまでの常識では対応できないだろう。無症状の人にまでPCR検査を拡げないと感染者の特定は出来ない。


しかしまあ、リソースは限られていますよね。機器も人員も潤沢なものは何もない。


墨田区内のお医者さんたちを集めたウェブ会議、民間検査会社の誘致、最新鋭機器の早期導入。
限られた重症病床を有効活用するために、回復して重症を脱した患者さんを地域の病院へ「下り搬送」するシステムの運用。


保健所長さん、素晴らしいです。これなんですよ、リーダーの求心力と、アイディア調整とその具現性に対する尽力。こういった迅速な行動力こそがトップに求められるチカラ。


墨東病院」をはじめとした墨田区内の病院のお医者さん方の協力も素晴らしいですね。


おっとり刀でかまわないから、墨田区方式でも、福井県方式でも、マネッコしてどんどんやればいいのに。

 

墨東病院は荒川と隅田川に挟まれて、横十間川に面した江東橋4丁目の総合病院ですが、墨東といえば、やっぱり永井荷風の「墨東奇譚」でしょうかね。


名前として墨東ではありますが、小説墨東奇譚の舞台となったのは、東向島の辺り。
1965年に町名変更されるまでは「寺島町」
玉の井」として知られた私娼街のあった町ですね。


滝田ゆうの作品に「寺島町奇譚」があります。大好きなマンガです。


永井荷風の主人公はこの墨東界隈に遊びにくる男ですが、滝田ゆうのマンガは玉の井で暮らす少年が主人公でしたね。


商店街とはまた違った「ぬけられます」の看板は、どうでしょう、昭和の終わりごろまでは、いろんなところに残っていたように記憶しますけれどねえ。


今の若者世代には通じないかもしれません。もちろん私娼街なんてありませんからね、その頃もね。呑み屋街にあったアーケード看板みたいなもんなんですね。


「ぬけられます」っていうのは、あんた、どこ行くんだか知らないけれど、ここ通れば近道ですよ、抜けられる路地ですよ、っていうウソばっかりの看板なわけです。
路地の奥に入り込んで、「お兄さん、寄ってらっしゃいよ」「よっ、大統領。ここで会ったが百年目」


だとかね、訳の分かんない客引きに引っ張られるっていうシクミ。
昔は「大統領」って人気合ったんですかね。今は、どうなんでしょ。


「ぬけられます」は、たまにホントに抜けられるようになっちゃってる路地もあって、そうなると、あんだよ! 何もねえのかよ! って強引に店に引っ張られないことを悔しがったりなんかするっていう、酔っ払いの逆転心理があったりするのでした。


分かったようなことを言っていますが、知りません。耳学問、目学問です。はい。
「ぬけられます」の看板自体はうっすら記憶していますけれどね。


ま、墨東っていう名前はなんだか有名なんだけれども、そういう地名は昔からありません、ってことらしいです。永井荷風のアイディアなのかもですし、色街のなかでは昔から言われていた地名だったのかもです。

 


墨田区といえば、なんといっても大相撲、国技館ですよね。
コロナ禍では地方場所もいくつか、両国で行われました。


国技館はJR両国駅のすぐ北側にありますが、この場所の住所は「横網」といいます。


ん? 今、なんて読みました? 横網


ま、ほぼネタみたいになっている話しなんですが、横網って誤植なんじゃなくって「よこあみ」っていうんですよ。


これですな、ホントつい最近まで間違って覚えていました。だって国技館のある地名なんですから「横綱」「よこづな」だって思いますよね。
でも「よこあみ」なんです。


その昔、海苔の網を横に広げて干していたから、って話なんですが、海苔の網って縦とか横とかあんの?


同じ横網国技館の東ヨコには「江戸東京博文館」がありますね。


東京スカイツリー」があるのは「押上」


両国駅から京葉道路をくぐって南に行くと、「時津風部屋」があって、その南隣りは「本所松坂町公園」
ここは赤穂浪士の敵役「吉良上野介邸跡」なんだそうです。


歴史の舞台に登場することが多くって、今でもちょんまげ頭のお相撲さんたちがたくさん歩いている墨田区の町の名前の数は26。


「マチ 0 」「チョウ 0 」「町が付かない 26 」でした。


「マチ 0 」
「チョウ 0 」
わあお! 杉並区に続いて2つ目。〇〇町が1つもない区です。


「町が付かない 26」
吾妻橋」「東駒形」「本所」「石原」「亀沢」「横網」「緑」「両国」「立川」「千歳」「菊川」「横川」「江東橋」「錦糸」「太平(たいへい)」「業平」「文花」「立花」「東墨田」「墨田」「堤通」「八広」「東向島」「向島」「押上」「京島」


いかりや長介井川遥池内淳子遠藤実王貞治大橋巨泉木の実ナナ坂崎幸之助外山惠理三村マサカズラッキィ池田


みんな真面目そう。いわゆる押し出しの強い、クセのあるタイプの人が少ない印象ですかね。大橋巨泉以外ね。

 

< チョウかマチか >

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