ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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酒呑みの食いしん坊、メタボはイヤだけどガマンは嫌い。

【東京水】東京の水道水だから東京水です 自慢の水なんです

<水道水をペットボトルに詰めて売るというのは財源確保? 浄水効果宣伝?>

じめじめ暑い季節になると「熱中症」というのが気になりますよね。


マスクをして外を長い時間歩いたりすると、健康状態ではあってもへばります。体調がおかしく感じてきます。
そうなると熱中症の危険が増してくるそうです。


気分的に落ち込んでいる時もそうですし、あとね、二日酔いの時とかも熱中症の危険が増すそうです。


こまめな水分補給が重要、ってことはもう充分知ってますよね。スポーツドリンクだったり、補水液なんてのも出てますからね。準備さえしておけば心配無さそうです。


でもね、その準備がですね、なかなか、思うに任せませんよ。


肝心な時にナイ、なんてことがしょっちゅうあったりします。でもまあ、冷蔵庫に麦茶だとか、ペットボトルのお茶だとかがあればそれでってところなんですが、肝心なときには、弱ったへばったって時に限って、そういうのも切らしてしまっていたりしちゃうんですね。


独り暮らしだと、けっこう、そういう状況だったりしませんか?


冷蔵庫の中に補水液なんかないです、でもビール冷えてますけど? イヤイヤ、ダメでしょ。アルコールじゃだめなんです。


じゃ、どうすんの? ってことなんですけれどね、冷静に考えてみますと、ま、たいていの家にあるものがあります。家族で暮らしていようが、独り暮らしだろうが。高級住宅だろうが安アパートだろうが、ちゃんと何処にでもあるもの。


そですね「水道水」です。

 


よっぽどのことをしなければ水道は止められませんよ。蛇口をひねれば、どこの水道からでも水が出ます。
しかも日本の水道からは、ちゃんと飲める水が出てくるんでありますよ。有り難いことであります。


で、ここでふと考えてみますと、普段、水道水って飲んでますか?


だって水道水ってマズいじゃん。東京の水は飲めないよ。っていう意見がいまだにあるのも事実ですし、自分自身もそんなに飲んでいませんね。


でもまあ、毎朝のコーヒーを淹れるときは、ヤカンに水道水を入れて沸かしますので、沸騰させて、コーヒーを濾過してっていうことになりますけれど、一応水道水を飲んでいるってことになるかと思います。


それ以外ですとカップラーメンですかね。これもまた沸騰させてからですね。


そんなもんですね。家で呑む水分はペットボトルに頼っています。水ばかりじゃなく、お茶とか炭酸水とか。
水道水があるじゃん、と言っておきながら自分でもさして飲んでいるわけではないです。


なんかね、東京人にしてからが、東京の水道水はマズイ、って思っているんです。そういう感覚が染み込んでいます。


実際、30年、40年前の東京の水道水はマズイものでした。匂ったりしていました。これは事実です。


もちろん地域によって大違いだったんですが、知り合いのそば屋さんで、機械製麺をするのに水道水をそのままは使えないからということで、大金はたいて浄水設備を新設したっていうところもありました。東東京です。


バブルの頃まで、東京地域の浄水機能って、人口の増加に追い付いていなかったんですね。東京でペットボトルの水があっというまに浸透したのは、そういう理由が最大のものだったんじゃないでしょうか。


東京の水道水、ホントに飲んで大丈夫なのか、っていうレベルだしたからね。


東京の水がずっとマズかったわけではなくて、需要と供給のバランスとしてマズかった時期があったということなんでしょうけれどね。ヤバい時期があったのは事実です。


ヤバい時期の前のオヤヂたちがよく言っていた言葉に「鉄管ビール」とか「村山ハイボール」というのがありました。


「鉄管ビール」っていうのは水道の鉄管を通って出てくる水のありがたさ、汗をかいたときに、すぐにありつける水道水の貴重さを「鉄管から出てくるビール」と表現した言葉でしょうね。ようやく水道設備が整った頃に出てきた言葉なのかもしれません。


タダでこんな旨いビールが飲める! って公園の蛇口に口をつけてガボガボ飲んでいる姿が想像できます。正確にはタダじゃないんですけれどね。
水道が通ったっていう喜びの気持ちもあったでしょうけれど、東京の水道水にも旨い時期はあったんだと思います。人口爆発する前ね。


「村山ハイボール」の方は東京の人じゃないと通じないでしょうね。


村山というのは「東村山浄水場」のことで、1960年に通水を開始した東京西部にある浄水場です。そうです、志村けんの東村山です。


当時の東村山浄水場多摩川のみを原水としていたそうで、「鉄管ビール」というのに対して「村山ハイボール」と区別しているのは、もしかするとその原水の違いを言い表したかったのかもしれないですね。
ビールに対するハイボールです。


東村山浄水場から比較的近い地理関係にある東京都昭島市は、今でも100%地下水を利用した水道を整備していたりしますので、多摩地域の水は旨いという自慢をする人たちが居たのかもしれません。


でも地下水利用は昭島市だけです。

 


ですが、水道水が特にマズイというものではなかったでしょう。古い時代にはですね。


それから田中の角さんの掛け声で、日本列島改造というのがありました。東京のリソースを地方に分散しやすくするという目的で高速道路網を整備して、実際に出来上がったら、東京からの拡散という方向ではなくって、東京への一極集中が加速してしまって、東京は人口爆発という事態になっていきます。


水道水がマズイという状況は、この辺が大きな原因だったんだと思います。


苦情もいっぱい寄せられたでしょうね。商売に差し障りのある人だって少なくないでしょうからね。


で、日本の役人さんには、たくさんの真面目に取り組む人が居るわけです。「お役所仕事」なんて揶揄されようが、地道に問題と取り組んで、何とか解決しようと奮闘努力の人たちがね。


「高度浄水処理」っていうシステムに真正面から取り組んでくれたらしいです。


金町浄水場というのが先鞭をつけたみたいでしたね。東東京の浄水場です。旨い水道水が浄水できたってわけですね。どんどん広めていきますね。


で、2006年。東京都は「東京水」というペットボトルを売り出すに至りました。

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500ml、100円。なにそれ? と言いますとですね、これ、東京の水道水です。水道の水をペットボトルに詰めて売っておるですよ。今でも。


プラスティック削減問題で、もうすぐ無くなっちゃうかもですから、気になる人は、今のうちに買っておくのがイイかもしれませんよ。水道の水ですけれどね。


東京都水道局の広報・広聴ペットボトル「東京水」に「販売場所」「通信販売」の案内があります。

 

「東京の水道水はおいしいですよ」ということを宣伝したいんだと思います。そのまま安心して飲めますよっていう思い。


「高度浄水処理」っていうシステムはなかなかのモノだってことでしょう。


東京の水道水には3つの主水系があって、利根川、荒川、多摩川なんですね。


東京の人限定になってしまいますけれど、自分の住んでいる地域の水道水がどこの水系から来ているのか調べられるページを見つけました。
東京都水道局の水源・水質配水系統~ご家庭の水道水情報です。

 

ま、今は東京の水道水って、だいたい利根川荒川水系で、多摩川水系は工業用水がメインみたいですんで、「村山ハイボール」を自慢できるわけではありませんけれどね。


東京以外の地域でも、水道局のページで探してみれば、自分の家の水道が、どこの河の水系から来ているのか調べられるかもしれません。


いやまあ、それ知ったからって、なんなん? ってことではありますけれどね。


ちなみに、「ご家庭の水道水情報」の検索対象に昭島市はありませんでした。ちゃんというかですね、はい、地下水100%の市は除外されています。

 


なんにしても水は大事です。


人間の身体はほとんど水だってよく言いますよね。
生まれたばっかりだと体重の90%が水。
赤ちゃんで75%。成長期の子供のうちは70%。だんだん水分量が減っていくのは、身体に脂肪が付いてくるからなんだそうです。で、大人になると60%から65%。この大人のパーセンテージがよく言われている数字ですよね。


それで年寄ってくると、もうちょっと減って50%から55%ぐらいになるそうです。


こうして減って来ても半分以上水なのが人間です。


ペットボトルばかりじゃなくって、水道水にも注目して、もう少し馴染んでいこうかと思います。
とりあえずチェイサーとして飲んでいこうかと。


酒のチェイサーは純粋に水が良くって、酒と同じ量を飲むのがイイんだそうです。


にしても、人間ってだんだん枯れていくもんなんですねえ。なんだかねえ。