ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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【とんぶりドンブリ】 いくつもレシピ出てますが酒呑みに旨いのはコレ

<とんぶりのマヨネーズ和え と とんぶりドンブリ>

キャビア、ってのがあるですね。
黒っぽくてチッチャなつぶつぶ。噛めばプチプチした食感、しっかりとねばっこい塩味の魚卵。しょっぱいのはそういう味付けをしているからだそうで、もともとしょっぱいわけじゃない。


ド定番ですが、クラッカーで掬って食べるのがバツグンにンまい、んだそうです。

 

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沢口靖子さんあたりがニコニコしながらパクっとかやると似合いそうです。知らんけど。


そもそもチロっとしか食べたことないですし、いつ食べたんだったか記憶の彼方です。ぐっすし。だって高いもん。自腹で買ったりするもんじゃないですよね、普通。


あのねえ、世界の三大珍味とかさ、縁がなくったって生きていけるんだよ~ン。


というわけで、今回は「とんぶりドンブリ」であります。
そうです「畑のキャビア」です。
ってね、別にキャビアにヨセル必要もないんですけれど。
トンブリ。食べたことありますか?

 

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これはおおむね安いです。庶民の味方。
とってもプチプチしています。色はエメラルドグリーン。オツに黒くすましてなんかいないんです。きれいなんです。
少しだけ塩味です。ねっとりなんてしてません。とってもサッパリした可愛いヤツなんです。
こちらもそういう味付けをしたという結果らしいです。


まずは「とんぶりのマヨネーズ和え」


酒のアテにピッタリです。キャビアの千分の一くらいの予算で、簡単に作れます。
さあ作りましょう。


ワカメを用意します。多めがいいです。
お手軽カットワカメで充分。水かお湯でもどしたら、キッチンペーパーなどで挟んできっちり水気をとっておきます。


生ワカメの場合は短く切って、やっぱり水気を、ね。
なんでかって、炒めるから。水気が残っていると、フライパンからワカメ自体がアツアツのまま顔面目掛けて飛んできます。
切ったワカメの形に火傷します。経験済み。
なので、ここだけはシッカリとね。


次は、チクワを適当な本数、適当な大きさにちぎっておきます。
で、油揚げも同様にちぎるか、適当に切っておきます。なんでも適当。ここ大事。


それとシーチキン缶。油を捨てずにそのままで空けておきます。


シーチキンはですね、お好みでツナ缶でもイイかもしれませんが、ツナ缶はマグロ一種類なんですね。シーチキン缶はメーカーによりますが、何種類かのマグロ、カツオなんかが入っていて、味がならされている感じで、料理の味が缶詰に引きずられない気がします。
味が魚さかなしていない。なもんでチキンっていうんでしょうかね。
ので、ツナ缶ではなくシーチキン缶をお勧めする次第です。


まあ、どこまでも個人の好みです。やってみて、食べてみて、判断しましょう。


調味料は、ごま油、しょう油、黒コショウ、マヨネーズ。
調味料はお好みでいきましょう。
ここでも昆布茶、いけますよ。


あとは肝心のとんぶりです。
たいてい真空パックで売っていると思います。そのまま食べられるやつ。小鉢かなんかにあけておきましょう。ツユっぽかったら切っておいたほうがンまいと思います。


最初は軽く炒め物です。


チャン鍋を熱くします。ホンキで熱くします。フライパンでもいけると思いまが、ま、台所にある道具で。熱くね。


充分に熱くなったら、シーチキンをそのままぶっこんで、手早くバラバラにします。
とくに油とか敷かなくていいです。
シーチキンの油がありますし、すぐに油揚げも入れますから。


シーチキンをバラバラにしながらワカメと油揚げをドサッといれて、チャン鍋の中で返しながら踊らせます。熱くなってないとウマク踊らないかもしれません。


炒めるって、火が少ないって書くんだけれど、その火ってボーボウに強くないとダメな気がします。少ないっていうのは炒める時間のことなのかもですね。


チャン鍋、フライパンで、うまく返せなかったら箸でガシガシかき混ぜましょう。

 

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激しく踊らせながらチクワを投入。チャン鍋の中は上を下への大騒ぎ。食材ワイワイお祭り騒ぎ。


ワカメがキレイなみどり色になり始めたら、火を止めて、ごま油、しょう油、黒コショウを加えながら、さらに踊らせましょう。


しょう油は入れ過ぎないよう、鍋肌ってやつですね。ちろっと味見しながら。


ワカメのみどり色がホントにキレイです。
全部が適当に混ざれば調理終了。コツは適当、これです。


大きめの器にあけて、マヨネーズ。
大きくかき混ぜながら、ここで主役のとんぶり投入。
他の料理で使う予定が無ければ、パック丸ごと一回で消費していいのではないでしょうか。


混ぜ合わされば完成です。
塩、コショウで大人味に仕上げましょう。
少し甘すぎるかなと思ったら、しょう油を足して調整してください。
「とんぶりのマヨネーズ和え」完成です。


このままでンまいアテになります。


ワインとかいっちゃってる人は、バケットなんか用意して、乗っけて食べると、畑のキャビア、なかなかいけます。高級なヒョージョーでいただきましょう。


ワカメは少しカリッとする部分があるぐらいに炒まっていると、かなり上級な出来上がりです。
実際にワカメ全部がカリカリになるわけではありませんが、それぐらいに炒めるというニュアンスです。


それと、ワカメはシーチキンのボリュームに負けないぐらいの分量、あった方がイイ感じに仕上がると思います。
冷めてもンまいですよ。


とんぶりは味を主張しません。ただ歯ごたえ、心地好い噛み応えを演出してくれる存在です。


ガツガツとろくに噛まずに咀嚼する食べ方も悪くはないですが、前歯でプチっととんぶりだけを噛み潰すような味わい方も面白いです。
酒の味を邪魔したりしない、とっても気づかいのできる、イイ奴なんです。


とんぶりを噛んだら酒の味が、という状態になったら、けっこうマワッテます。
楽しいお酒を心がけましょう。


で「とんぶりドンブリ」なんですが、「とんぶりのマヨネーズ和え」をごはんの上に乗っければ完成です。


ワッハッハの出来上がり、バカウマです。


タバスコをかけた方がンまい、っていう人もいますが、ま、お好みでどうぞ。


どんぶりといいながら、上に乗っけるアタマの話なのでありました。
沢口靖子さん、大好きです(カンケーないけど)。

 

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<とんぶりドンブリの身体に旨い満足度>

とんぶりは、ホウキギっていう草の実を加熱加工した物だそうですが、その枝部分は乾燥させて草箒として利用するらしいです。


草帚。相撲で土俵を掃いている、あのクラシカルなやつかなあと思って調べてみたんですが、土俵を掃いている座敷箒は、ホウキモロコシという植物で作っているらしく、とんぶりとは無縁なようでした。
ま、ハッキリとはしませんが。


漢方では利尿促進、滋養強壮の生薬として扱われているらしいです。
スコパリアノシド、コチアノシドという成分には、血糖値上昇抑制の効果もあるそうで、とんぶり、なかなかやります。成分の名前とか聞いたことないですけれど、へええというとんぶりの効能です。


とんぶりに含まれるサポニン、ビタミンEには抗酸化作用があって、アンチエイジングにイイんだそうです。


豊富な食物繊維は便秘解消にも役立つそうで、とんぶりって有名じゃないけど、凄い奴みたいです。


さらに、チクワとシーチキンが入るのが「とんぶりのマヨネーズ和え」ですから、EPA、DHAも摂れますし、カルシウム、リンも含まれます。


けっこうですね、ヘルシーメニューなんでありますよ。
ま、マヨネーズを健康タイプのにして、たっぷりがンまいとは思います。

 

<とんぶりドンブリの心に旨い満足度>

家呑み、少人数パーティで手早く作って出せば、みんなニコニコになること請け合いです。


ポテチや柿の種も外せませんが、「とんぶりのマヨネーズ和え」で心ウキウキでハッピーにいきましょう。


呑まない時には、とんぶりさえ買ってくればお手軽手早い「とんぶりドンブリ」をどうぞ。


これにインスタントでも味噌汁とか付けると、しみじみ、人生悪くはないさ、って気になれますよ。自分で作る満足感って、案外、大きな平和感をもたらしてくれます。

 

<とんぶりドンブリの酒のアテ満足度>

「とんぶりのマヨネーズ和え」
これぞ男料理の酒のアテって奴です。


で、女子が作ると、オットコマエ~な酒のアテとなります。一緒か?

それにこれ、いろいろアレンジも効きそうでしょ。
チャレンジちゃれんじ。

 

<とんぶりドンブリの酒の〆満足度>

「とんぶりドンブリ」
へべれけになってから作るのは、危険なので止めておきましょう。
でもあれだ、作り置きとかもできますね。


サイコーなのは、誰かに作ってもらうこと、ではあるのですが、そういう環境にない人は、やっぱり、作り置き、ですね。


ごはんはレンジでチンでもイイんだしさ。

 

<とんぶりドンブリに正解は無い、んだけど。。。>

ネットで探せば、いろいろなとんぶりドンブリが出てきます。
今回の「とんぶりのマヨネーズ和え」はなかなかにコッテリ系かもしれません。


酒のアテがメインですからね、これは。何を呑むかにもよりますけれど、コッテリなアテは、そのコッテリな分だけ充分な満足感につながるってもんです。と思うのですが、イイヤ、こっちのがンまいよ、って方、そのとんぶりドンブリ、どんなのですか?