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【笑う門には福来る】なんだけれども バラエティ偏重し過ぎるんじゃないでしょか

< 漫才 コント ネタを求める一定数の人たちがいて その人たちをターゲットにする人たち >

2023年のお正月は、多くの人が久しぶりに故郷へ帰れて、少しは本来のくつろぎに戻れたことを感じられるお正月になっているかもしれません。
いいことですよね。


長い目で見た日本社会の流行り廃りに引きずられることなく、実家族との触れ合いっていうのはブレないものですからね、核家族社会だからこそ余計に大切なものになっているんだと思います。
それが思うように出来なかったんですから、何とも異常事態が続いていたってことですもんね。


実家から離れて都会で暮らしている人はかなりの数にのぼるんでしょうけれど、田舎の生活はすぐに息が詰まる、とか言いながら、目に映るのは自分個人の原風景。どこか心の奥からホッとできる感覚があるのも事実でしょうし、田舎は、気持ちの深呼吸が出来る限られた場所ってことになるんだろうと思います。
田舎を持つ人の幸せですね。


ま、なにをするんでもなく、テレビの娯楽番組を家族で見る、っていうのがスタンダードな過ごし方でしょうか。
お正月休みは骨休め、ってことでのんびり過ごすのが理想ですもんね。


ぼんやり、ゆったり過ごすっていうのにはテレビのバラエティ番組が最適なのかもしれません。

 

 

 


年末年始の恒例になっているバラエティ番組ですが、その内容はずいぶんと変わってきていますよね。


まず、「まだやってんの?」って言われることの方が多い感じになって来ている「紅白歌合戦
歌合戦っていう言葉の響きも、今は昔、って感じでしょうかね。


コアなファン層もいるでしょう。どうなの? って指摘されながらも未だに続いていますね。
年越しのテレビイベントとして紅白歌合戦に代わるものを考え出すっていうのは、NHKさんならずとも、かなり難しいところでしょうしね。
いざ、ポスト紅白ってことを考えますと、なかなかアイディアは出てこないかもですよね。


謡曲のピークが過ぎてしまったっていうのが、紅白歌合戦から人々の耳目が離れてしまった最大の原因でしょうけれども、まだ存続している紅白多合戦に対して、いつの間にか消えてしまった年末年始の恒例番組っていうのもあります。


たしか、あれも歳忘れ的な扱いだったと記憶しているんですけれど「かくし芸大会」っていうのがありましたよね。


今、やってないでしょ。CSとか、地上波以外でやっているところもあるのかもですけど、ひと頃支持を集めていたかくし芸大会は、キー局がそれなりに予算をかけた大掛かりな仕掛けのモノがあったりして、それで視聴率を稼いでいたっていうところがあったわけですから、さらっと表面だけ真似できるっていうレベルのものではないだろうと思いますしね。


キー局はなんでかくし芸大会を放送しなくなったんでしょう。
現実的に考えてみれば、視聴率がとれなくなったから、飽きられたから、ってことになるんでしょうかね。


同じように人気が取れなくなったっていっても、NHKの番組は存続していて、民法の番組はとっくに消えてなくなっている。


歌は、毎年新しい曲が発表されて、歌は世につれ、世は歌につれっていうように、フォーマットはそのままで中身がいつも新しいから、っていう理屈付けは、まあ一応、通りそうな気もします。


一方のかくし芸はどうなんでしょう。
芸能人が、お正月の演芸として様々な伝統芸に挑戦するっていうのが定番だったと思うんですが、それなりにちゃんと練習を積んでやらないとうまくいくはずもなく、芸能界のスターの年末の時間を練習時間にあてなければいけないっていうのは、マネージメント的に大変なんでしょうね。


さらに言えば、そういう段取りを組んだとして、必ずしも成功する保証があるわけじゃない。
そしてそして、しっかり分かりやすいコツ、みたいなもんがあって、ある程度練習すれば成功するっていう「芸」は、当然のことながら限られてくる。その勘どころを、うまくつかめるタレントと、そうじゃないタレントが出て来たりもする。
そうすると、結果的にいつも同じ芸能人が同じかくし芸を披露することになる。


そりゃ、ドキドキ感とかはなくなっちゃいますし、スポンサーも付きにくいことになっちゃいますよねえ。
マンネリ化させて根付かせるのは難しいジャンルかもです。

 

 

 


紅白歌合戦やかくし芸大会は、下向きベクトルで元気がないんですけど、ず~っと変わらず放送されているのがお笑い番組ですよね。


どういう人気があるのかないのか、実はハッキリしないって気もするんですけど、手を変え品を替えって感じでお笑い番組はずっとテレビから外れていませんねえ。


年末年始に限らず、お笑い番組は日本のテレビの主流になっているんじゃないでしょうか。
ニュース番組までニュースバラエティってことになってますもんね。


お笑い番組ってひと口に言っても、その内容は様々で、言ってみればバラエティ仕立ての情報番組、ってことになるのかも知れません。


お笑いの王道っていえば、漫才、コント。
不思議に落語の人気はパッとしませんね。お笑いの中でも古典は不利なんですかね。


1980年代に漫才ブームっていうのがあって、それ以来、波の上下はあるものの、漫才は日本のバラエティを牽引して来ている感じですよね。


今「M-1グランプリ」っていうのが大人気ですよね。
ただ、そんなにお笑いにどっぷりでもない人間からしますと、どうもね、作られたブームって感じがしないでもないです。


ってなことを感じたのは、今回久しぶりにバラエティ周りを「ネットサーフィン」していたら、やたらに出てきたのが「漫才ネタの作り方」「コントの作り方」ってうページでした。


漫才ブームっていうのは、自分も参加して、お笑いを発信する側になろうっていう人が増えているっていうことでもあるんでしょうかね。
ま、このこと自体は新たな文化って言えないこともないわけで、悪くないって思うんですけど、気になるのは、それを商売にしようっていう流れが見え透いていることですね。


漫才ネタがうまく作れなかったら、ココナラでプロに作ってもらいましょう!

 

 

ええっ!? って思います。これって、なんなんでしょう。


ココナラで漫才ネタを作ってもらって、どこで披露するシチュエーションを考えているんでしょうか。


漫才師が、あこがれの対象となるのは分かりますが、ネタがあったからといって漫才が出来るっていうふうに、単純には行くはずもないと思うんですけど、会社の宴会芸で披露しよう、ってことなんでしょうかね。
そんなに大掛かりな宴会をやっている会社、企業っていうのも今どきは珍しいと思うんですけどね。


バラエティとして漫才師たちがテレビ番組を席巻し始めてから、かなりの時間が経過していて、漫才出身のスターたちがたくさんいて、どうもね、もう飽和状態なんじゃないかって感じますけど、業界的にまだまだお笑いタレントを増やしていこうってしているんですかね。

 

 

 


もし、本気でプロになろうっていう、その第一歩がココナラで書いてもらった漫才ネタ、シナリオなんだとすると、かなり悲惨な実態ってことになりそうです。


モラトリアム社会からの脱却が必要って、かなり前から言われていることですけど、なかなか、なんですね。


笑う門には福来る、っていうのは真実なんだろうとは思いますけど。自分でやるのが良くないですか、自分で。

なんかつい、ブツブツ言ってしまいます。