ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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たいへん良くできました【はなまる】ですよ って言われたいってことらしいです

< うどんが打てぬようでは嫁にも行けない 今でも? ですか? >

めんの日」は毎月11日。11月11日は特別にめんのシンボル的記念日なんだそうです。


全国製麺協同組合連合会が制定したもの。
細長い麺の形状を考えれば分かりやすい、めんの日です。


で、麺といってもいろいろありましてってことでして、「そばの日」ってのも当然あるわけなんですよね。


で、この「そばの日」って2種類あるんでした。
1つは10月8日のそばの日
これは東京都麺類生活衛生同業組合が制定したそばの日


10が「そ」で、8が「ば」
8は分かりますけどねえ、10が「そ」って、どうなんでしょ。
ま、反論とか、ないですけどね。


もう1つは、毎月末、晦日。日本麺業団体連合会が制定したそばの日です。


〇〇の日って、たぶんおそらく1年365日、全ての日に、何かしらの日が設定されているんでしょうけれど、組合とか連合会とか、いろいろあるんですねえ。


毎月晦日そばの日って、12月31日の「年越しそば」がシンボル的記念日っていう扱いなんでしょうね。
ただですね、記念日が毎月ありますっていうのは、商売としての売り出し安さ、みたいなことから賑やかしの目的で制定された感じなんでしょうね。


記念日っぽさが薄い感じもしますけどね。これまた別に反対する人もいないでしょうけど。

 


1年に13回ある「そばの日」に対して「うどんの日」っていうのは、7月2日の1回だけです。
しかも正確に言えば「さぬきうどんの日」


香川県生麺事業協同組合が1980年に制定した記念日だそうです。


関東の店舗はほぼそば屋で、うどん屋っていうのは「はなまるうどん」「丸亀製麺」が進出してくるまで見かけませんでした。


でもまあ、そば屋には普通にうどんメニューもありますけどね。
「そば」と「うどん」って、ま、仲間みたいに思っていたんですが、記念日的にみますと、なんか、友好的ってことでもないんでしょうかね。


しかも記念日が「さぬきうどん」だけって、なんなんでしょ。


稲庭うどん」「五島うどん」「水沢うどん」「氷見うどん」「きしめん」は独自の記念日ってあるんでしょうか。ちょとね、今回は見つけられませんでした。


「さぬきうどんの日」7月2日って、ほぼ毎年「半夏生(はんげしょう)」の日です。


ほぼ、っていうのは半夏生には「天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日」っていう決まりがあって、年によっては7月2日じゃない時もあるってことなんですね。


で、香川県では、その半夏生の日までに田植えを終わらせないと収穫が半減するっていう言い伝えがあって、なんとしても終わらせるために人を呼んで手伝ってもらうっていうのが習慣になっていたんだそうです。
かなり古くからの風習なんでしょうね。


で、手伝ってもらった人の労をねぎらうってことで、「うどん」を振る舞ったそうなんですね。
その風習がずっと残っていて、7月2日には必ずうどんを食べるんで、「うどんの日」「さぬきうどんの日」ってことらしいです。


へええ、って思うんですが、「はなまるうどん」で7月2日ってなんかキャンペーンとかやってましたっけね。


有名なご当地うどんって「氷見うどん」以外は全部食べたことありますけど、乾麺を別とすれば、なかなかご当地まで行く機会がありませんからね、食べたいときに食べられるっていうふうにいはいきません。


ところがですね「さぬきうどん」だけは、食べられる環境になりましたねえ。ありがたいことに。
はなまるうどん」が東京へ店を出したのは2002年ですね。


少し遅れて「丸亀製麺」も進出してきましたが、丸亀製麺を経営している「トリドール」ブランドでは「ぼっかけ焼きそば 長田本庄軒」の方が好きですね。全くの個人的嗜好ですけどね。


丸亀製麺香川県発祥の会社じゃないってこととは関係なく、最初に食べたのが「はなまるうどん」なので、さぬきうどんは「はなまる派」です。

 


「さぬきうどん」自体を初めて食べたのは随分前の高円寺の立ち食い店。
うどん専門店」っていう幟を見つけて、ほほう、珍しいって思って入ったんですね。さぬきうどんっていう名前は知っていましたが、初チャレンジでした。


個人店だったと思います。で、ぶっかけ、っていうのも初めてでしたが、ハズレだったんですね。
なんじゃこれ! プラスティックか!? ってなシロモノでした。


コシっていうレベルじゃなくって、かなりシッカリ噛まないと噛み切れません。
風味っていうのが全然ありません。


と、店のオヤジが、
「うどんは噛むもんじゃないよ」
うっせえわっ! でした。


で、それがトラウマになっていて、さぬきうどんってホンモノはああいうんじゃないんだろうな、とは思いながら時々、さぬきっていう看板を見かけても避けてましたね。


で、その頃は恵比寿に通っていたんですが、ある日、駅の中に立ち食いうどんが出来ました。


ん? なんで、うどん? って思って看板をよく見ると「さぬき」の文字が。


ああ、あのプラスティックね。ってな感じで気にしていなかったんですが、なんか、セルフで天ぷらだとかを取っていくっていうスタイルが珍しくて印象に残りました。
その時は「はなまる」っていう名前に気付いていませんでしたね。


で、ある日、駅の中で待ち合わせをしたんですが、その場所が立ち食いうどんの前。
ま、時間があったんで、店内を観察しました。


と、ソーセージ天、ちくわ天、かき揚げだとか、なんか立ち食いとしては珍しくその店舗で揚げているのが見えました。
ふううん、ひょっとするとここは旨いのかもな。今度入ってみよ。


って思ってから、またしばらく経って初はなまるだったんですね。


すっげえ旨かったんです。ぶっかけ、ちくわ天乗っけ。


よく食べるようになってちょっとすると、香川県が「うどん県」宣言したんですね。そういうタイミングでした。


香川うどんって言っても良さそうなもんですけど、あくまで「さぬきうどん」讃岐の国です。
そこがまたイイところ、なのかもです。


うどんを日本に伝えたのは讃岐出身の弘法大師空海さん、っていうのが香川の地元では定説。


いや、それはねって、反論もいっぱいあるらしいんですが、マルチに天才な空海さんですから、イイんじゃないの、うどんは空海さんってことで。って思います。


香川県民のうどんに対するこだわりっていうのは、うどん県っていう宣言ばかりじゃなくって、「年明けうどん」っていうのを2009年から提唱しているところにも感じられますね。


年末年始は「年越しそば」で〆て、「年明けうどん」で明ける。い~んでないかい?
はなまるうどんでもやってるんですかね「年明けうどん


香川県善通寺市に師団長として着任していた「乃木希典」が兵士たちの体力増強のために考案したっていわれている、モチと鶏肉の入った「乃木うどん」っていうのもあるんだそうです。


空海さん、乃木大将。ビッグネームが揃っていますね。

 


「うどんが打てぬようでは嫁にも行けない」「食べる民芸品」っていうのが香川県の伝統みたいですからね。


にしても、自慢のさぬきうどんの名前が、なんで「はなまる」? って思って調べてみますと、
創業者の前田英仁さんがちっちゃいころ、なかなか「はなまる」を付けてもらえなかったんで、客から「はなまる」をもらえるように、っていう思いから名付けたそうです。


あのはなまるって、なるとじゃなかったんですね。

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前田英仁さんっていう人は、ずっと食品業界でやって来ていた人じゃないみたいですけど、ま、結果オーライで、たいへん良くできました。はなまる~! ってことで旨いうどんをこれからも追求していって欲しいです。


令和現在での社長は門脇純孝さん。
吉野家ホールディングスの子会社になっているんだそうで、いろいろとコラボレーション企画も盛んです。


ところでですね、「加須うどん」って知ってます?
天かす、じゃないですよ、埼玉県の加須(かぞ)市ですね。


2013年に条例で6月25日を「うどんの日」って決めて、けっこうピーアールしているんですよねえ。


「スゴい! 埼玉うどん王国宣言!!」っていう本も出ていたりなんかして、うどん県に対してライバル宣言、やる気ムンムン状態です。うどん消費量も香川県に続いて第2位!


「うどん県」対「うどん王国」


まあね、まだ数字的にはちょっとね、及ばないみたいですけど、香川県側は、一緒にうどん文化を盛り上げていきましょう、なんてな感じで余裕らしいです。


埼玉県も小麦の生産が盛んですからね。加須うどん。まだ食べたことないんですけど、今度チャレンジしてみたいと思います。浅草から1時間ちょっと。浅草までも距離があって、加須って、ちょっと遠いです。


ん~。加須うどんですかあ。。。はなまるうどんに匹敵する?


でもまあ、マスクしなくてよくなったら足を延ばしてみようかな、っと。


はなまるうどんの沖縄、那覇店。「なはまるうどん」っていう看板らしいです。なはは、です。

 

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