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【身体をめぐる水】水を飲んでも太る体質を宣言している人もいますけど それはねえ

< 水循環基本法っていうので 8月1日は水の日 そこから1週間は水の週間 なんであります >

内閣官房水循環政策本部事務局によって2014年から制定されている「水循環基本法」

 

知ってました? 水の日っていうのがあるなんて個人的には聞いたことなかったです。
法定化されてはいなかったものの、水の日自体は1977年からあったんだそうです。8月1日。


2021年からはポケットモンスターの「シャワーズ」っていうキャラクターが「水の日応援大使」を務めているんだそうですよ。

 

 

シャワーズの全身のひれが震えると、数時間後に雨がふる前兆」だそうで、ふううん、です。
ポケモン、知らんですう。


生活環境の中で「健全な水循環の重要性」について、みんなに関心を持ってもらって、ちゃんと理解してもらいたいっていう気持ちから制定されたのが「水の日」なんだそうで、制度としてまともな感じがしますけどね。


子どもの頃から、水に関心を持って、水を大事に思って欲しい、ってことで、シャワーズなんでしょうね。
シャワーズっていうキャラクター、令和現在の人口のバランスとして知っている人の方が多いんでしょうかね。

 

 

 


ま、日本国内ばっかりじゃなくって地球環境の水循環を正しく守っていくことは、とっても重要なことだと思います。
近い将来に、地球規模での飲料水不足が予想されてもいますしね。


それをマクロな水問題としてとらえると、ミクロな水問題っていうのが人間の身体の中の水循環。


こっちもね、なんだか緊急問題のような気がしますよ。人間の身体の中の、水。その役割。


梅雨が明けないうちから40度を記録する地域が出てきたり、これまで高温になるっていう認識がない地域が最高気温を記録したりしている2024年の日本です。


最近の温暖化のニュースなんかでは「地表温度」なんてことをよく言ってます。
それとアスファルトの照り返し、とかいう言い方もしています。


メディアのリポーターさんたちがそうした言葉を遠慮がちに言っているのは、オカミである気象庁の発表している気温とはまるで違うからですね。


東京ですと北の丸公園の百葉箱の中の温度が東京の気温ってことになるみたいですが、北の丸公園って林みたいな環境がけっこうな面積で広がっているですよ。その中の木陰の百葉箱の中の気温。


どう考えたって、太陽光を反射しているオフィスビルに囲まれた、カンカン照りのアスファルトの交差点と同じはずがないです。


しかも交差点を通り過ぎていく車は車内を冷やすために熱変換した熱い排気を撒き散らしているわけですし。


体温超えなんて今さらながらに言ってますけど、街なかの気温はとっくにそうなっていたんじゃないでしょうかね。


都市計画、熱中症対策としては完全に失敗しているってことになるんじゃないでしょうか。
そもそも気温を考慮した計画そのものがあったのかどうか、怪しいですけど。


人類にとって実害がでていることが問題です。そです、熱中症


令和に入ってからの東京で、熱中症で救急搬送された人の数は27,969人だそうです。


メディアでは盛んに熱中症注意の呼びかけをやってますよね。
クーリングシェルターの運用も各自治体のホームページで案内されています。


みなさんも自分の地域のクーリングシェルター運用情報ページを毎年、逐次確認しておくのがイイと思います。


外出の際の緊急避難場所を知っておいて、自分のことだけじゃなくって、知り合いのジサマバサマとか、親御さんとかにね、教えてあげるとイイんじゃないでしょうか。


ドラッグストアとかコンビニとかも緊急退避場所として認識しておいた方がイイと思いますです。


熱中症の予防には各個人の暑さの自覚と小まめな水の補給。これしかないみたいです。


「暑熱順化」っていう言葉も少しずつ浸透してきていると思いますが、どういう生活行動の実践が暑熱順化っていえるのか、誰にでも理解できる規準って、実はナイっていうのが実情なのかもしれないって思うんですよね。


アナウンスしている人によって内容がけっこう違ってますもん。
身体が暑さに慣れるのを待つだけ、みたいなことを言っている人さえいます。

 

 

 


なんで具体的にその方法を示せないのかっていうと、身体の中の水の循環、その仕組みがしっかりと解明されているわけじゃないからあ~。みたいですよ。


もちろん昔から研究している人はいるんでしょうけどね。


地球温暖化によって、身体の中の水循環を精確に理解することが生命を護る重要なファクターだっていうことになって、その環境的要求に体内の水循環の仕組みの研究が追いついてないのが現状。


身体の中をめぐる水。


人の身体の重さの60%から65%は水だっていうのは誰でも一度は聞いたことがあると思います。
人は半分以上が水。だから水は大事なんだよお、ってことを言われますね。


でもこれ、ちょっと調べてみますとね、60%から65%が水だっていうのは成人の個体、オトナの場合なんですって。


お腹の中にいる胎児の段階では体重の90%が水。


で、新生児としてこの世に誕生してくると75%。


だんだん育ってきて子ども時代は70%。


オトナになって壮年ぐらいまでは60%から65%。


老年になってくると50%から55%。


要は年齢を経るにしたがってだんだん身体の中の水は減って行くんですね。まさに、だんだん枯れていくって感じです。
ふむ。なんか悲しい。。。人はだれしもだんだん枯れていくんですねえ。


でも体重の半分以上は、水。


で、男と女では男の方が身体の中の水分量が多い。つまり男の方が水っぽい!


さらにですね、意外なことにはデ~ブよりヤセッポの方が水っぽいんだそうですよ。


ま、体形がどうであろうと水分量にそんなに大差はないんでしょうけどね。


なんにしても、一般の成人として、体重が70キロなら42リットル、50キロなら30リットルぐらいの水が体の中をめぐっているってことなんですね。


42リットルってなかなかの量ですよね。2、3泊ぐらいのキャンプ用リュックの大きさぐらい。


この意外に大量で、大切な身体の中の水の循環って、21世紀現在、完全には解明されていないんだそうです。


だいたいのところはつかんでいるんだけれど、ハッキリとはしていない。


AIがどうの、シンギュラリティがどうのって言っているコンピュータ社会なんですけど、人類、体内の水の循環、理解できていない。そういう段階みたいです。


ちょっと前まで、口から飲んだ水は大腸で吸収されて体液になります、って物の本では説明されていたみたいなんですけど、今解っていることとしては、水は大腸でも吸収されているけれど、ほとんどは小腸で吸収されるってこと。


はい、研究は進んでいて、徐々に解明されて来ている。っていう理解でイイんじゃないでしょうか。


ま、生きている人の身体の中の様子って、そんなに簡単に調べられませんもんね。


身体の中に摂りこまれた水っていうのは「細胞内液」と「細胞外液」に分けられるんだそうです。


「細胞内液」と「細胞外液」の合計が、摂りこんだ水の100%になるわけじゃないみたいですけど、ザクッとそういう区分けが出来る。


ね、キッチリとは解明されていないってこういうことなんでしょうね。


バランスとしては細胞内液が3分の2、細胞外液が3分の1。


身体の中を循環している血液は細胞外液に区分されますね。その他にリンパ液、細胞間液が細胞外液。


血液は身体中の隅々まで各種の栄養分、ホルモン、酸素を送り届けて、老廃物、過剰物質を運び出して腎臓に送り届ける。


運んでいる物をどこでどう交換しているんでしょう。


腎臓の機能で廃棄するべき水が尿として分別されて、まだ活躍できる水は身体に戻される。
ザックリとこういう流れだっていうのは聞いたことがあります。


身体の外に出される水は尿だけじゃなくって、汗、便、呼気、涙、平均して1日に2.5リットルぐらいの水が身体の外に排出されるんだそうです。


運動していっぱい汗をかくと尿の量は減る。ちっとも汗をかく生活じゃなければ尿の量は増える。


そういうコントロールを腎臓がしているんだそうです。身体の中に必要な水量を管理しているってことですね。


身体の中の水がどういう状態なのかを腎臓に伝えるてくれるのは誰なんでしょ?


腸は第2の脳、とか言いますけど、内蔵全体にも脳の役割りがあるのかもですよねえ。
そういうネットワーク脳がなければ生命活動が成り立たない、ように思いますねえ。知らんけど。

 

 

 


身体中をめぐって来た血液を渡されると、腎臓は血液から血球を取り除いて液体成分だけにする。


その中から純粋な水、糖だとか、その個人の身体が必要としてる成分だけを血液に戻して、いらなくなったものを尿として送り出す。


凄いことをやってくれている臓器なんですね、腎臓って。


で、必要な水をまた血管に戻すって、どうやってやってんの?


っていうあたりも、よく分からなかったんだそうなんです。ずっとね。


細胞の水の出入りを研究していると、特に水の透過性が高い細胞の存在が確認された。
1992年になってアメリカのピーター・アグレ医学博士が水分子のみを選択的に通過させるタンパク質、最初の「アクアポリン」を発見。


アグレ博士はこの発見によって2003年にノーベル化学賞を受賞しています。


最初の発見から研究はどんどん進められていて、2024年時点で13種類のアクアポリンが発見されていて、さらにもっとあるかもしれないってされています。
そういう段階。


身体の中に均一に存在しているわけじゃなさそうなんですけど、どこにでもあるのがアクアポリン。


1秒間に20億個の水分子を出入りさせているんだそうです。自動的にね。
人間の身体って、やっぱり不思議ですよねえ。


身体の中をめぐっている生命の水。その循環の仕組みを解明する端緒についたっていう段階みたいです。


研究者が頭を悩ませているようなタンパク質の働きだとかを、素人に分かるように説明してくれる人が、ま、近いうちに出てきてくれることを期待します。


ところで、居酒屋トークレベルの話で、特に女性からですけど、よく聞くのが、


「あたしねえ、水を飲んだだけでも太っちゃう体質なのよねえ」


っていうお決まりのセリフです。


これってホントにあるような、ないような感じなんですけど、アクアポリンの研究が進んでいくと、キッカリした説明がなされる、でしょねえ。


俗にいう「水太り」っていうのは、水を飲んで太るっていうことじゃなくって、細胞レベルの代謝が悪くって、水の排出がうまくいっていない状態のことをいうんだそうです。


「水中毒」っていうのも聞きますけど、1日に10リットル以上もの水を飲んでしまう「多飲症」にでもならない限り、中毒とは言わないみたいです。


暑い時期に尿が少ないなあって思ったら水を補給する。今は補水液とかもありますよね。


身体の中の水の流れをコントロールしているアクアポリン。
近いうちに詳細情報が発表されることを期待しておりますです。


その時はまた、いろいろ探ってみようと思います。


熱中症はホント、気を付けてお過ごしくださいねえ。気温もそうですけど、湿度ね。水も飲んでね。
身体に摂り入れる水の種類にも気を遣いたいところです。


でも、なんだって、だんだん減っていくんでしょう。水。

 

 

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