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【世界大学ランキング】国境を越えた教育の質に世界は何を望んでいるのかを考える

<そもそもグローバルという概念は地球全体という現実の世界とどれくらい一致しているのか>

そんなに関心を集めるニュースソースではないかもしれませんが「世界大学ランキング」というのが、このところ毎年発表されます。お気づきの方も少なくないでしょう。

 

ランキングが始まったのがイギリスだったという背景もあるのかもしれませんが、日本の大学って思いのほかランキングが低くって、東大なんかもベスト10に入っていませんです。英米は、昔から「大学自慢」ですからね。

 

でも東大の劣化は日本国内でも言われて久しいです。それにしても、どういう基準で生活圏や産業基盤の異なる国々の大学をランク付けしているんでしょうか。

 

少し長くなりますが、大学ランキングを見ていきたいと思います。

 

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著名な「世界大学ランキング」は3つあります。まず1つ目は「QS世界大学ランキング」イギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社」が毎年9月に公表しているランキングです。

 

大学評価機関なんていう組織の存在自体がイギリスっぽい感じ。

 

「世界各国の学者によるピアレビュー」を基本として「雇用者の評価」「学生一人あたり教員比率」「教員一人あたり論文引用数」「外国人教員比率」「留学生比率」を指標としてランク付けしているそうです。

 

2019年発表の「QS世界大学ランキング」つまり2018年現在の上位は、

1位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

2位 スタンフォード大学 アメリ

3位 ハーバード大学 アメリ

4位 カリフォルニア工科大学 アメリ

5位 オックスフォード大学 イギリス

6位 ケンブリッジ大学 イギリス

7位 スイス連邦工科大学 スイス

8位 インペリアル・カレッジ・ロンドン イギリス

9位 シカゴ大学 アメリ

10位 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン イギリス

となっていて、日本の大学は、23位 東京大学35位 京都大学58位 東京工業大学となっています。

 

続いて2020年発表の「QS世界大学ランキング」上位、

1位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

2位 スタンフォード大学 アメリ

3位 ハーバード大学 アメリ

4位 オックスフォード大学 イギリス

5位 カリフォルニア工科大学 アメリ

6位 スイス連邦工科大学 スイス

7位 ケンブリッジ大学 イギリス

8位 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン イギリス

9位 インペリアル・カレッジ・ロンドン イギリス

10位 シカゴ大学 アメリ

日本の大学は、22位 東京大学33位 京都大学58位 東京工業大学

 

2021年発表の「QS世界大学ランキング」上位、

1位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

2位 スタンフォード大学 アメリ

3位 ハーバード大学 アメリ

4位 カリフォルニア工科大学 アメリ

5位 オックスフォード大学 イギリス

6位 スイス連邦工科大学チューリッヒ校 スイス

7位 ケンブリッジ大学 イギリス

8位 インペリアル・カレッジ・ロンドン イギリス

9位 シカゴ大学 アメリ

10位 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン イギリス

日本の大学は、24位 東京大学38位 京都大学56位 東京工業大学という結果なんですね。

東大が日本のトップで世界では20番台の上の方。ふううん、へええ、って感じです。

 

2つ目は「THE世界大学ランキング」です。THEが付いてますよ。なんやねん?

イギリスの高等教育専門週刊誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」が2004年から毎年秋に公表しているランキング。

これもまたイギリスの格付けですね。やっぱイギリスです。THEですから。

いえいえ、ディスってるわけではありませんです。はい。

 

2019年発表の「THE世界大学ランキング」は、

1位 オックスフォード大学 イギリス

2位 ケンブリッジ大学 イギリス

3位 スタンフォード大学 アメリ

4位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

5位 カリフォルニア工科大学 アメリ

6位 ハーバード大学 アメリ

7位 プリンストン大学 アメリ

8位 イェール大学 アメリ

9位 インペリアル・カレッジ・ロンドン イギリス

10位 シカゴ大学 アメリ

日本の大学は東京大学が42位にランクインしています。

 

2020年発表の「THE世界大学ランキング」は、

1位 オックスフォード大学 イギリス

2位 カリフォルニア工科大学 アメリ

3位 ケンブリッジ大学 イギリス

4位 スタンフォード大学 アメリ

5位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

6位 プリンストン大学 アメリ

7位 ハーバード大学 アメリ

8位 イェール大学 アメリ

9位 シカゴ大学 アメリ

10位 インペリアル・カレッジ・ロンドン イギリス

日本の大学は東京大学が36位。

 

続いて2021年発表の「THE世界大学ランキング」は、

1位 オックスフォード大学 イギリス

2位 スタンフォード大学 アメリ

3位 ハーバード大学 アメリ

4位 カリフォルニア工科大学 アメリ

5位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

6位 ケンブリッジ大学 イギリス

7位 カリフォルニア工科大学 アメリ

8位 イェール大学 アメリ

9位 プリンストン大学 アメリ

10位 シカゴ大学 アメリ

日本の大学は東京大学が前年と同じ36位。

ん~、上位はアメリカとイギリスばっかりですね。

 

3つ目は「世界大学学術ランキング」

著名なランキングの中で唯一のアジア圏発出のランキング。中国、上海交通大学の高等教育研究所・世界一流大学研究センターが発表しているものです。

 

「受賞卒業生の数」「受賞スタッフ数」「被引用研究者数」「ネイチャー誌とサイエンス誌論文数」「論文引用数」「規模(フルタイムスタッフ1人当たりのポイント)」を指標としているそうです。

 

2019年発表の「世界大学学術ランキング」は、

1位 ハーバード大学 アメリ

2位 スタンフォード大学 アメリ

3位 ケンブリッジ大学 イギリス

4位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

5位 カリフォルニア工科大学 アメリ

6位 プリンストン大学 アメリ

7位 オックスフォード大学 イギリス

8位 コロンビア大学 アメリ

9位 カリフォルニア工科大学 アメリ

10位 シカゴ大学 アメリ

中国の評価によっても大同小異。

日本の大学は、東京大学が25位、京都大学が32位。

 

2020年発表のランキングになりますと、

1位 ハーバード大学 アメリ

2位 スタンフォード大学 アメリ

3位 ケンブリッジ大学 イギリス

4位 マサチューセッツ工科大学 アメリ

5位 カリフォルニア工科大学 アメリ

6位 プリンストン大学 アメリ

7位 コロンビア大学 アメリ

8位 カリフォルニア工科大学 アメリ

9位 オックスフォード大学 イギリス

10位 シカゴ大学 アメリ

日本の大学は、東京大学が26位、京都大学が34位にランキングされています。

 

2021年発表分のランキングは、現時点(2021年4月)で確認できませんでした。

 

ざっと近年の世界大学ランキングを見てみましたが、何のために大学をランク付けするのか。

グローバル化した世界の中で研究者、院生、学生などが世界規模で流動化しているため、世界的指標としてのランキングが求められるようになったから、とされているようです。

 

ここで気になることは、一方で日本の学生たちが世界に出て行かなくなったというニュースがあることです。

 

先進国の中で諸外国へ留学する学生の数が相対的に少ない傾向が続いているそうです。

 

最近の日本の少年は大志を抱かない、ってことなのかもしれません。

 

海外留学する学生の数は日本としてそんなに大きな変化は無いのかもしれないんですが、世界の諸外国の留学生は2000年の数と比較して3倍強に増えているそうなので、ここでも相対的に減っているということになるんでしょうね。

 

日本の少年少女全体としての大志が減っているわけではなく、相対的草食系。

 

個人的には「べつにイイじゃん!」とか思うんですが、海外へ出て行く学生が少なければ、海外から入ってくる学生の数も増えない、という流れになってくるんだそうで、大学ランキングも判断指標的に低くなってしまいがち、なんだそうです。

 

でもねえ、と、そもそも論として思うんですが、このランキングで上位になると、いったい誰がウレシイんでしょうか。

 

言ってみれば大学っていう「容れもの」の評価ってことで、そこから出てきた人の評価に、直接的にはつながらない気がしますけどねえ。

 

でもねえ、こうやってランキングが出来ちゃうと、対応しなければけないことっていうのも出てくるんでしょうね。

 

文部科学省「国境を越えて提供される高等教育の質保証に関するガイドライン」というのをホームページに掲載しています。

 

ユネスコOECDが推奨しているからですね。
世界大学ランキングは世界的な推奨事項に沿って進められているわけです。
そういう世界、そういう世の中なんですねえ。


ユネスコっていうのは、まあ、ご存じかとは思いますが「国際連合教育科学文化機関
1946年11月4日に設立された、加盟国は195か国の機関です。でもこのユネスコって、アメリカが参加していません。


アメリカは設立当初の1946年11月4日から1984年12月31日まで加盟国だったんですが脱退して、2003年10月1日に再加盟。2018年12月31日に再脱退して、現在はオブザーバー参加。イスラエルアメリカと同じく脱退しています。


教育科学文化の国際的在り方に異議あり、ってことなんでしょうかね。アメリカっぽいといえばアメリカっぽいのかもしれません。
ですが、ランキングはほとんどアメリカの大学が上位を占めていますね。


OECDは「経済協力開発機構
加盟国は37か国で、中国はキーパートナー国という機構です。


いろいろ面倒な決まりがあるんでしょうね。キーパートナー国って、なんなん?


グローバルといいながら、真に地球規模という組織なんかありませんけれどね、今現在では、こうしたグルーピングで物的、人的流通を盛んにしていきましょうってことなんですね。


やれることを、やれるところから、やっていきましょう。ま、賛成できる考え方だと思うんですが、日本の政治とか大学とか、そういう意識、あるんでしょうかね。この点が大いに疑問です。


イグノーベル賞で評価されるような学者センセが一定数いることは、なんか、救われるような気もしますけれどね。世界の中の日本って、どう考えているのか。どう考えていくべきなのか。


外務省のホームページによりますと、現在、日本政府が認めている世界の国の数は「196」だそうです。

 

国連加盟国数は「193」


これらの数からするとユネスコの195か国という数値、ほぼ世界全部じゃん。


と思ってよく見てみると、少なくともアメリカとイスラエルが入っていない数で、195って、世界が196なのに。


ま、世界なんて、しっかり把握するのが凄く難しいものなんでしょうけれどね。


細かく見ていくと、日本政府の世界認識って「はああ?」って思うことも少なくないです。


世界大学ランキング、とかいうものの、その世界ってのが実は得体のしれないものなんだなあと感じた次第であります。


そういうベースで捉えている「SDGs」とかを考えてみますと、その正体って、大丈夫? という気になってきますねえ。日本のメディアって「言いっぱなし」な感じですし。ん~。。。

 

日本の大学って、今のままでイイの? かなん???