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【金星とラーメンの関係】そこにチャルメラがあるように 地球と金星の間には月があるです

< 1972年ミュンヘンオリンピックの時に日本選手団明星チャルメラを持参して行ったらしいですよ >

どんだけやねん! ってことなんではありますが、置いといてえ。
って、置いとくんかい!


♪ソラシ~ラソ~  ソラシラソラ~


って、実際には1回も聞いたことのない夜泣きラーメンの屋台ラッパなんですけど、明星チャルメラの袋のデザインで、日本人なら誰もが知っているチャルメラ
見たことありますよね。袋ラーメンのパッケージデザイン。


リヤカー式のラーメン屋台。「当り屋」っていう看板が付いていて、黒猫を従えた、冬支度でスニーカーにキャップ姿のオヤジが吹いているラッパ。あのラッパが「チャルメラ」ですね。

 

 

 


ゴマラー油付きの袋麺。明星チャルメラは大好きですが、あのラーメンの名前がチャルメラなんじゃなくって、オヤジの吹いている、♪ソラシ~ラソ~  ソラシラソラ~、っていうラッパがチャルメラっていう名前の、2枚リードの木管楽器なんですね。オーボエの仲間みたいです。


楽器の名前をラーメンの名前にしたっていうことで、ナイスなチャレンジング。
チャルメラはラーメンの名前になりました。


明星チャルメラの発売は1966年ですが、明星食品の創立は1950年だそうです。
そんで、1955年に制定された明星食品の社章は「三本杉の上に星」
この星が明星ってことで金星なんですね。
明星チャルメラは金星チャルメラでもあるんですね。


あれですね、「明けの明星」「宵の明星」の明星。
太白とも言いますが、太陽、月の次に明るい金星を社名にしたわけです。


その明星食品、令和現在では日清食品の傘下に入っています。


にしてもですね、人類が夜空の星に神秘を感じていたのは、かなり昔からなんでしょうね。
明るくなり始めた空にひときわ明るく見えるのが「明けの明星」で、夕方暗くなり始めたときに最初に輝いて見えるのが「宵の明星」
空が晴れていれば、けっこう明るく見えますよね。


朝に見える星と夕方に見える星。それが同じ星、金星だっていうことには、かなり前から気付いていたらしいんですね。


昔の人。陰陽師とかも知っていたんですかね。天才セーメーちゃん。
現代のボンクラとしては不思議ですよ。朝に見える星と夕方に見える星がなんで一緒の星やねん! って思います。


地球も金星も太陽の周りを螺旋軌道を描きながら回っているんですが、便宜的に太陽系の北って言われる上から見て反時計回りに公転しています。


水金地火木土天冥海だったり水金地火木土天海冥だったり変化しながら太陽の周りを回っている惑星たちは、便宜的な北からすればみんな東西方向に並んでいて、反時計回りに回っているってことなんですが、2006年に冥王星が惑星じゃないです、ってことにされちゃったんで21世の今は「水金地火木土天海」の8惑星が太陽系ですね。

 

 

 

で、太陽と金星、地球が直線状に並ぶのには2種類ありますよね。


地球から見て金星があって、その向こうに太陽が並ぶパターンと、太陽があって、その向こうに金星が並ぶパターンの2つ。


この地球、金星、太陽のパターンを「内合」
地球、太陽、金星のパターンを「外合」っていうんだそうです。


内合から外合までの期間は日の出より早く金星が東の空に昇ってくるように見えるので「明けの明星」
外合から内合までの期間は日没より遅く金星が沈んでいくように見えるので「宵の明星」
ってことになるんだそうですね。


宇宙ってホント不可思議。

 

 

 


枕草子で「星は すばる 彦星 夕づつ よばひ星 すこしをかし 尾だになからましかば まいて」って言っていた清少納言さんは知っていたんでしょうかね。
「夕づつ」って言っているんですから、これは「宵の明星」の方なんでしょうね。ちょっとだけイイっていう夕闇の中の金星。


「よばひ星」っていうのは流れ星のことだそうで、「尾だになからましかば」ってことで、あの尻尾の部分がなければもっとイイのに、っていう清少納言さんのリクエスト。
「尾こそありましかば」っていうふうに思う人もいるでしょうけどね。知らんけど。


コンパスが無かった頃の航海には貴重な目印になっていたらしい金星ですが、この星は地球と双子、あるいは姉妹星って言われています。惑星っていうのは女性名詞なんでしょうかね。


岩石、金属で出来ている個体惑星、水星、金星、地球、火星を地球型惑星っていって、木星土星のガス惑星、海王星の氷惑星と区別しているんですが、この分け方では水星、火星も同じ種類になります。


その中で地球と金星だけを取り上げて双子って言っているのは、大きさがだいたい同じだからっていうことと、惑星として出来上がった頃は、大気の成分も似ていたんじゃないかっていう説があるからみたいですね。


ちなみに地球の直径は「12,742 キロメートル」
金星の直径は「12,104キロメートル」ってされています。


日本の金星探査機「あかつき」だとか、各国の金星調査によって、金星の大気は二酸化炭素がほとんどで窒素が少しだけ含まれていること。地表付近の気圧は92気圧、温度は460度だとか、今現在判っていることはごくわずかなんですね。
隣りの惑星。双子の星とか言っても、やっぱりね、遠いわけです。


いろいろな不都合を乗り越えて「あかつき」が調査を始められたのは2016年からですから、まだまだこれからってところなんでしょう。


これまでの調査研究で明らかにされている金星の特徴として驚きなのは、その自転にあります。


太陽系の惑星はそれぞれ、太陽系の北から見て反時計回りに自転しているんですが、金星だけは時計回りなんだそうですね。


惑星の自転軸と公転軸の角度を「赤道傾斜角」って言うんだそうですが、例えば地球の赤道傾斜角は「23.4度」
そこそこ傾いていて、それで季節の変化が国によって違っているわけですね。


金星の赤道傾斜角は「177度」
赤道傾斜角っていうのは0度から180度の間の値をとるので、金星は、逆3度の赤道傾斜角っていうことになるんですね。なので、他の惑星とは別に逆回りの自転をしている。


しかもですね、その自転速度っていうのが、地球時間でいう243日。
金星の1日は地球の243日にあたるってことです。なっが~。


太陽の周りを回っている公転は224.7日で1周。
ってことはですよ、地球時間で考える金星の1日は、1年より長いってことですよ。へんなの~。
っていいますか、アタマがこんがらがりますね。理解できません。


太陽との位置関係から金星の1日っていうのを決めれば、地球時間の117日が金星の1日ってことになるんだそうです。


まあね、金星、火星だとか、地球の隣りの惑星でも調査は端緒に着いたばっかりって段階ですからね、いろいろ分かって来るのはホントこれからなんでしょうね。


金星の自転周期は、地球との会合周期とほぼ一緒なんで、最接近したときに地球から見える金星は、いつも同じ側になるんだそうですけど、これって、地球と月との関係と同じですよね。

 

 

 

 


♪ぱっぱらあ~! こうだったかもしれない劇場!


太陽の周りのガスが、所々で寄り集まって星になっていくときに、地球と金星の双子惑星は、ほぼ同じように出来上がりつつあって、成分も大気条件も似たようなまま惑星の完成ってなったときに、あさっての方から「はぐれ惑星」の月が、びゅーん!


あ、ぶつかるよ、ぶつかっちゃうよ。って言っているまに、金星にバッコーン! ヒュルルル~。


痛いやないの! って金星と月がお互いに言い合いながら、月はバウンドして地球の重力につかまってしまって、金星は月がぶつかった衝撃で激しい頭痛とめまい。自転方向が逆になってしまって、しかも、ゆっくりしか回れない。激しい怒りが硫酸の風になって吹き荒れている。コンニャロー!


なので、たぶん今でも金星と月は仲が悪いと思います。


こうだったかもしれない劇場! 終劇~!。


まだ何にも分かっていないそうなんで、一概にバーローな話じゃないかもしれませんよ。


双子の金星と地球は、月の登場によって全く違った惑星になってしまった、とさ。


チャルメラ吹いて、屋台を曳いていたオヤジって、ひょっとすると金星人だったのかもしれません。
ん? いや、あれです。イカの金星人じゃなくって、1934~1943、1994~2003生まれの金星人。
年末年始だけ意識する、あれです。


金星人はラーメン好きが多いんじゃないでしょうか。知らんけどッ!