ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【パルミラのクレオパトラ】ちっとも有名じゃないかもしれない 絶世の美女

< 民主主義の危機っていう入り口から迷い込んで 巡り合った美女 ゼノビア >

おみゃあさんが知らないってだけだがや、って突っ込まれそうな話ではございますが。


久しぶりの宅呑みで、これまた久しぶりのネットサーフィン。
2022年の秋は、どんな世の中になっていますかねえ。


9月25日に行われたイタリアの総選挙。極右政党「イタリアの同胞(FDI)」が第一党になって、ジョルジャ・メローニ党首が、イタリア初の女性首相になるらしいですねえ。
へええ。これがヨーロッパの右傾化っていうニュースがワンサカ出てきていることの原因っぽいですね。
EUとしてのウクライナ支援に不協和音が起きかねないっていう心配もあるんだそうで、けっこう不穏な空気みたいです。


メローニさんについては、ちょっと遅れての情報収集だったんですが、イタリアってけっこう前から右傾化が懸念されていた国ですよね。
シルヴィオ・ベルルスコーニさん、なんて人もイタリアですよね。


コロナ禍の今はそんなに活発じゃないんでしょうけど、観光地として人気の国。


イタリアねえ。
ま、個人的にはイタリアへ行ったこともありませんし、行く予定も全然ないです。


イタリアといえば、って、行ったこともないオヤジが思い浮かべるのは本で読んだイメージぐらいしかないんですけど、最近では2018年に邦訳された世界的ベストセラー「ナポリの物語」の4部作ですねえ。
大著です。1冊ずつが600ページぐらい。

イイ本でしたよ。

 

 

 


それとあとは「パクスロマーナ」っていう言葉でしょうか。


「全ての道はローマに通ず」っていう意味で使っている向きもありますけど、「ローマによる平和」っていうことですよね。


21世紀になっても時々耳にする言葉ですけど、「パクスロマーナ」て言われるのは紀元前27年から西暦180年までの200年ちょっとの期間のことなんですよね。
200年っていう期間は決して短くないですけど、2000年近くも語り継がれる言葉になっているのって、考えてみると凄いことですね。


古代ローマ。世界帝国です。


歴史的に有名なクレオパトラ7世とアントニウスの連合軍を破ったオクタヴィアヌスアウグストゥスって名乗り替えて皇帝になってからの平和な日々が「パクスロマーナ」っていうことですね。
戦争が日常だった時代の「奇跡」とも言われています。


アウグストゥスジュリアス・シーザーの養子ですね。
それから200年余り、マルクス・アウレリウス・アントニヌスが死去するまでの期間が「パクスロマーナ」なわけですが、それ以外のローマはやっぱり戦争に明け暮れていたんでしょうね。


まあね、「パクスロマーナ」の期間の中にはカリグラ、ネロもいますし、暗殺されている皇帝や自害している皇帝も少なくないんですけどね。対外的にはヘーワ、ってことだったんでしょう。


「パクスロマーナ」が過ぎてしまうと、ローマ帝国には各地の反乱が相次いで、3世紀に入ると政治は「軍人皇帝時代」になります。


なんか、こういう「軍人皇帝時代」とか、世界史の授業でやったような気がしますよねえ、っていう遠い記憶。


およそ50年続いた「軍人皇帝時代」には、40人以上の皇帝が即位していますが、なんちゃって皇帝がいたり、即位してすぐに暗殺されたりして、ローマ帝国ゲルマン民族、ペルシアの侵攻を受けて分裂、混乱時代になったみたいです。
世界帝国ローマ、危機!


広い領土を持つと、いろいろ問題も起きてくるんですねえ。これは21世になっても変らないことなんでしょうか。


ゲルマン民族の侵攻に対抗していたローマ西方の属州が独立して「ガリア帝国」が建国されます。
ローマ帝国分裂。


ほぼ同時にペルシアの侵攻を防いでいたローマ東方の属州で提督を務めていたのが、オダエナトゥスっていう優れた軍人さん。


このオダエナトゥスの活躍の背景には「戦士女王」って呼ばれていた奥さんがいるんですね。
そのスーパー奥さんの名前が「ゼノビア


ローマ帝国衰亡史」っていう18世紀に書かれた本の中で、


ゼノビアの美貌は、自ら末裔であることを自称していたクレオパトラに劣ることなく、歯は真珠のように白く、大きな黒い両瞳は不思議な輝きに満ち、魅力的な甘美さがこれを和らげていた」


ってされているんですね。


歯の白さが語り伝えられているのって凄いですよね。
「顔の印象はね変わるの、歯、で」ってことでしょうか。
いや、そういうレベルの美貌じゃないんでしょうけどねえ。

 

 

 


ゼノビアはオダエナトゥスの2人目の奥さんだったらしいんですけど、自ら軍の先頭に立って指揮したっていう豪傑でもあって、おそらくは戦略家でもあったんでしょうね。


ペルシアの侵攻を防ぎながら、ローマ帝国の東方地域に覇を拡げていっている最中の267年、オダエナトゥスが暗殺されてしまいます。


するとゼノビアは10歳になる息子ウァバッラトゥスとの共同統治っていう形をとって、270年「パルミラ王国」としてローマから独立します。
ローマ帝国、さらに分裂。


ペルシアの侵攻を防いでいた夫のオダエナトゥスとは違って、ゼノビアは次々に軍事侵攻を進めてエジプト、トルコだとかを支配下に置いて「パルミラ王国」の繁栄を築きます。
その下地をオダエナトゥスが作っていたかもしれないにしても、電光石火です。


パルミラクレオパトラ」全盛期でしょうかね。
「オリエント世界で屈指の女傑」って言われた女王、ゼノビア


なんかスーパースターっぽいんですけど、初耳ですね。これまで聞いたことないです。
才色兼備の女傑、ゼノビア


ま、知っている人は知っているんでしょうけれど、例えばクレオパトラほどには有名じゃないですよね。


なんででしょ。


アカデミックじゃないところなんかで、伝説の美女って、取り上げられていてもおかしくないような気がします。


もちろん、パルミラ王国のあった現在のシリアでは有名なんでしょうけどね。
そです、パルミラ王国の拠点は現在のシリアなんです。


ローマ帝国は軍人皇帝時代最後の皇帝アウレリアヌスが、混乱、分裂していた国を再統一します。


271年、アウレリアヌスは西方のゲルマン主要民族の軍を破って、272年にはパルミラへ軍を向けます。
パルミラ王国の建国からわずか2年っていうタイミングです。


次々にパルミラ軍を撃ち破りながら進行するアウレリアヌス軍に、ゼノビアは本拠地パルミラに立て籠もって交戦しますが、ついに捕らえられてローマに連行されてしまいます。
273年のことです。


この時のゼノビアはまだ30代半ばぐらいじゃないかってされていますよ。


圧倒的な軍勢を誇ったローマ軍を率いてパルミラ軍と戦いながら、1年以上もなかなか勝利を得ることが出来なかったアウレリアヌスは、

 

「ただ、1人の女と戦っているだけなのに」

 

って揶揄されたそうなんですが、


「そうして私を侮辱するのは、ゼノビアの性格と実力を知らないからである」


って書き遺しているんだそうです。


パルミラクレオパトラ」美貌だけの女性じゃないんですねえ。カッコイイ!


でもまあ、ゼノビアが連れ去られてパルミラ王国は降伏します。


この頃のローマ軍は、侵攻した街は徹底的に破壊することを習慣にしていたそうなんですが、砂漠のオアシス国家パルミラはほぼ破壊せずにそのままにしたんですね。
中途半端な規模の街じゃなかったってことなんでしょう。
街作りにも才能を発揮していたゼノビア


パルミラの街は栄華を存続させたわけですが、アウレリアヌスの世界帝国運用政策に反発する気持ちが消えなかったっていうことなんでしょうけど、なんと274年、パルミラは反乱を起こします。


今度はゼノビアのいないパルミラです。ダメです。


アウレリアヌスは簡単に反乱を征して、パルミラの街を徹底的に破壊します。
この反乱の要因がパルミラ市民のゼノビア奪還作戦だったとしても、あえなく失敗したわけですね。
優れた指揮官がいなければ勝てないっていう、当たり前の真実。


ローマで裁判にかけられたゼノビアは、パルミラ軍の将軍たちの命と引き換えに自らの命を請うたってされています。
自分だけが助かった。


ただですね、こういった話は勝った側の言い分ですからね、美貌をうたわれた「オリエント世界で屈指の女傑」が、自分の意志でそんなことをするっていうのは考えにくいって思いますね。


判官びいきゼノビア女王のファンになっておりますとも。はい。

 

 

アウレリアヌスにしてみれば自分以外にヒロインとか出てきてもらったら困りますからね。美貌の戦争犯罪人をメいっぱい腐すでしょう。


実際にどうだったかは分かりませんけどね。


そういう歴史を作るのは、勝った側の常とう手段です。


パルミラを制したアウレリアヌスはすぐさま西方へ移動してガリア帝国もまた制して、再統一を成し遂げます。


その後のゼノビアは、その生死を含めて、ローマ貴族と結婚して無事に余生を過ごしたっていう説もあれば、奴隷に身に落とされて行方知れずになったとか、裁判後に処刑されたとか、定まった説はないみたいです。


徹底的に破壊されたっていうパルミラですが、街の中心だった「ベル神殿」はかろうじて残されていたそうなんですね。


セム人の神であるベル。月の神アグリボール、太陽神ヤルヒボールを祀った紀元前からの大神殿は、パルミラの遺跡として1980年に世界文化遺産に指定されていたんですが、21世紀、シリアの内乱の中で2013年に「世界危機遺産」になって、なんと、イスラム過激派組織によって2015年に爆破破戒されてしまったんだそうです。


民主主義の危機が叫ばれている昨今、アラブの春のあおりを受けて始まった感のあるシリア内戦。イスラム過激派組織ISISの台頭を呼び込んでしまって、世界遺産の破戒ってことにつながったんですねえ。


現在のシリア貨幣にはゼノビア肖像画が使われているものもあるんだそうです。

 

 

 


美貌の女傑、ゼノビア
ローマ帝国によって名誉を奪われた歴史的才能を持った女性だったかもですねえ。
いやあ、間違いなくそういうスーパーな女性だったことでしょう。


「魅力的な甘美さ」っていうんですから、艶っぽくて、色っぽい人だったんでしょうねえ。


スコッチのボトルが3分の1しか残っていませんねえ。ん~。買ってきたばっかりなのに~。
オリジンで買ってきた「エビとブロッコリーのサラダ」なかなか旨かったです。


パルミラクレオパトラゼノビアっていう短命な女王様を知った初秋の晩でした。

 

【マロニーちゃん】商品名に「ちゃん」が付いているのといないのと 違うの?

< 関東と関西で商品内容が違うんじゃないの いや一緒でしょ >

いつものごとく、居酒屋さんのカウンターでの話です。


夜の9時ぐらいだったんですけど、店内にはカウンターに私1人きりになっておりました。
ときどき、そういう夜もありますねえ。少し前まで3組のカップルがいたんですけどね。
2022年10月に入ったばかりの、昼間は暑かった日の夜。

 

 

 


洗い物もひと段落した大将がマスクをかけ直して言います、


「今年さあ、鍋やるんだけどさあ」
あれ? 前からやってたじゃん。


「いや、ここ2年、コロナになってからは出してなかったんだよ。うちは2人用と4人用の鍋しかなかったから、出せなかったんだよね。1人用じゃないから」
今年は大丈夫そうってこと?


「いや、だからね、買ったんだよ新しく、1人用の鉄鍋、ちっこいの。五徳と一緒に」
なるほど、お独り様鍋ってことね。イイじゃん。


「うん、それはイイんだけどさ、なにか今までと違うのをやりたいわけよ」
これまでって、なにやってたんだっけ。2人用からだったから、ここで鍋、食べたことないよ。


「あれ? そうだっけか。今までだってそんなにチカラ入れてたわけじゃないんだけどね。前やってたのはトリ鍋とキムチ鍋。あとは湯豆腐」
ああ、湯豆腐は食べたことあるね。2人前でもいけるもんね、豆腐はね。で、違う鍋って、何かアイディアあんの?


「まあ、鍋の種類としては同じでイイかなって思ってんだけどさ」
うん、まあ、イイんじゃないの。


「いや、この前来たお客さんに聞いたらさ、大阪の人だったんだけど、鍋に欠かせない具っていったらマロニーでしょって言うわけよ。知ってる? マロニー」
ん~、聞いたことあるよ。コマーシャルやってたんじゃなかったっけ。マロニーちゃん、とか言って。


「そうそう、中村珠緒ね。それはオレも知ってんだけどさ、食べたことないわけよ」
オレもないね。


「何年か前に東京でも流行ったっていうんだけどさ。名前は知ってても食べたことあるってヤツがいないんだよ」
東京で流行ったって? 流行るようなもんなの、マロニーって。


「関西だとずっと昔から定番らしいんだよね」
ずっと昔からって、そんな前からあんの? マロニーって。平成の半ば頃に出てきたような気がするけど。


「そうなんだよね、オレもそんな感じかって思ってたんだけど、その人が言うには50年以上前からあるらしいんだよ」
へええ、マロニーって、なに? コンニャクなん?


「そうだと思うんだけどね。科学的なシラタキとかさ。その人は新しいコンニャクだって言ってたけど、東京辺りで食べたことのある人がいないんだからさ、なんか不思議な食べものだよね」


その居酒屋さんは、アテの材料は、独自に何件かのスーパーとか市場を回って、イイものがあったら仕入れるって感じで調達しているらしいんですけど、マロニーって、どこのスーパーでも見た記憶がないんだそうです。
ほぼ毎日、食材を見て廻っているプロが見た記憶がないっていうんですから、そもそも売ってない?


私自身は、そんなにスーパーを回って買いものをするなんてことはしていませんので、通常だとか、そういう判断基準にはなり得ませんけど、やっぱり右へ倣えで、見た記憶はないですねえ。


でもコマーシャルは全国放送ですし、「マロニーちゃん」ってやっていたんですから、全国流通している商品なんじゃないでしょうかね。


っていうかですね、いつもと違うスパーへ行くか、ネットで買って、食べてみればイイんでないの、そんなに高級品ってことでもないんでしょうから。
ってことで居酒屋さんでの話は終わったんですけど、どですか? 馴染みありますか? マロニーちゃん。


コマーシャルの絵面を思い浮かべてみますと、マロニーちゃんってシラタキみたいなんですよね。
コンニャクの新しい加工品、とかそんなイメージだったんですけど、なんなんでしょ、マロニーちゃんって。
鍋の定番の具材、とは全然思ってないですけど。

 

東京っていうか、関東近辺だと、コマーシャルで名前は知っていても、しょっちゅう食べてますって人なんて、いないんじゃないでしょうかね。
それとも、いつものシラタキだと思って、知らないうちにマロニーちゃんを食べている?


で、いつものごとく、後追いで調べてみましたです。


と、すぐに出てきたのが、東西の鍋習慣の違いってやつでした。


鍋に欠かせないのが関東ではシラタキだけど、関西では糸コンニャクか、マロニーだっていうんですね。


ん~。鍋に欠かせないって感覚、ないですけどねえ。シラタキにしろ糸コンニャクにしろ。


居酒屋さんのトリ鍋、キムチ鍋にコンニャク、入っていない方が多いんじゃないでしょうか。知らんけど。


それに、シラタキとも言いますし、糸コンニャクっていうのも普通に言いますよねえ。
なんだか東西の違いとかも感じませんよ。一緒でしょ。


なので、マロニーっていうのもやっぱりコンニャクファミリーなんですねえ、って思ったらですね、いろいろと違っているんでありました。


まずシラタキと糸コンニャクの違い。
ええ~! 一緒じゃん。色が違うだけでしょ。


じゃないんでしたよ。


シラタキっていうのは、コンニャク粉を水で溶いて固めたのを、心太と同じ要領でにゅ~って突き出して作る。
にゅ~って突き出されて出てくるところを白く流れ落ちる滝に見立てて、シラタキ、って言うんだそうです。


対して糸コンニャクっていうのは、板状に固めたコンニャクを細く切って作る。
なので糸コンニャクはコンニャク芋の色合いを残しているんでちょっと灰色がかってんですね。

 

 

 


ふううん、そだったんですねえ。
で、マロニーってのはですね、コンニャクじゃないんでした。


マロニーは北海道産じゃがいものデンプンから作った、春雨なんだそうです。


北海道産っていう辺りがこだわりなんでしょうね。じゃがいもは北海道でしょていう。
それにしても、え? 春雨? なんですか。


春雨っていうのは豆類、イモ類のデンプンから作っているんだそうですけど、サラダにいれたり、酢の物とか、炒めて麻婆春雨とかで食べますけど、鍋には入れないですね。鍋で春雨、食べたことないです。
それもそのはず、春雨って鍋で煮ると溶けちゃうんだそうです。


へええ、溶けちゃうんだあ。


で、煮込んでも溶けない春雨として開発されたのがマロニー、ってことみたいです。
鍋専用の春雨ってところでしょうか。


2017年からはハウス食品が全株式を取得しているってことなんですが、「マロニー株式会社」は大阪の会社。
大阪、関西では鍋に欠かせないっていうマロニーだそうで、売り上げも順調だったみたいですけど、なんでまた全部の株をハウス食品に売ったんでしょうか。


世界に向けてより一層マロニーを普及するために、ハウス食品の販売網に頼ろうっていうことだったのか、そろそろ売り時だって考えたのか、その辺の事情は分かりませんですねえ。


1961年に「溶けにくい春雨 マロニー」として発売されてから、最初はなかなか認知されずに売れなかったそうですけど、1978年ごろにダイエーから発注を受けて、発売先の中心を小売店からスーパーに代えたあたりから大阪を中心に売れ始めたそうです。
けっこう長いトンネルだったんですね。


「まろやかに煮えるから、マロニー」っていうことで商品名がマロニーになったみたいです。


中村玉緒さんの「♪マロニーちゃん」っていうテレビコマーシャルは1995年からだそうで、この「♪マロニーちゃん」によって、晴れて全国区、って歴史なんですね。


でもあれです、名前は知ってますけど、食べたことはない、っていう人。関東では少なくないかもですけどねえ。


コマーシャルの撮影が始まる時点では「マロニーさん」っていうセリフだったんだそうですけど、中村玉緒さんのアドリブで「♪マロニーちゃん」になったっていういきさつも面白いです。
さすが玉緒ちゃん。って、知らんけど。


で、関西で売られているのは「マロニー」で、関東で売られているのは「マロニーちゃん」っていう事実。


なんで違う名前で販売しているのかっていうのは、まあ、なんとなく、みたいです。


マスコットキャラクターもちょっと違う、ってことなんですけど、写真で見てもよく判りませんでした。


さらにはですね、関西では「生マロニー」っていう種類も販売されているっていうことで、関西では鍋に限らず、マロニーちゃん、ならぬ、マロニーは食卓に欠かせない食べもののポジションを占めているみたいですよ。

 

 

 


ん~。居酒屋さんで1人用の鍋が流行るようになるのを見込んで、これまでと違った工夫をしようっていうことで、関東でもマロニーちゃんが大流行りになる、ですかねえ。
っていうか、そもそも関東では鍋の中にコンニャク、あんまり入れないような気もしますね。


単にその土地の習慣だろうって思いますけど、みなさんのところではどうですか?
もちろん鍋の種類によるとは思いますけどねえ。


で、考えてみればハウス食品の商品になっているってことは、販売網も完全に全国区ってことですよね。
今度、近所のスーパーで探してみます。


マロニーとマロニーちゃんは、ホントに一緒の商品なのかも、ちょっと気になるところです。


両方食べたことあるよ、って人。居ます? どでした?


ちゃんって名前の付いたのって、どっちかっていうと関西の方がウケるんじゃないでしょうかね。
その辺も、どなんでしょ。

 

【アニサキス】専用機能性スーツの研究って なにしてんの?

< 昔から居たんでしょうけど 名前を聞くようになったのってつい最近なような >

アニサキスって聞いて、キャーッ! っていうのは、知っているからですよね。
知らない人は、なにそれ? 新しいスイーツ? とかトボケタ反応をしたりしています。


日本の報道で盛んに取り上げられるようになったのって2012年ごろからですもんね。

そんなにニュースを見聞きしない習慣の人は知らなくたって不思議じゃないかもです、アニサキス


でも、アニサキスっていう寄生虫は、別に新種ってわけじゃないでしょうし、昔から居たはずなのに、なんで急に、最近になって話題にのぼったんでしょうね。
最近っていっても10年経ってますけどね。


日本の食品衛生法で、アニサキスが食中毒の原因に指定されたのって1999年のことだそうです。


厚生労働省の実態把握が進んでからアニサキスの被害件数が増えたっていう説もありますが、そういうもんなんでしょうか。
厚生労働省「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」っていうページで、消費者、そして事業者への注意喚起を呼びかけています。

 

日本人は昔から生魚を食べて来たわけで、アニサキスとかいうカタカナ名じゃなくって、和名っていうか、日本語表記の名前が付けられていてもよさそうに思いますけど、そんな名前、無いみたいですね。


アニサキスアニサキス。線虫、寄生虫です。

 

 

 


アニサキス症、腸アニサキス症、腸管外アニサキス症っていうのがアニサキス食中毒の症状で、ほとんど場合が胃アニサキス症なんだそうです。


食中毒っていうものの、内臓全体に菌が回るとか、そういうんじゃなくって、アニサキスの幼虫が胃液から逃れようと、胃の壁に突き刺さって逃げようとしている症状なんだそうで、めっちゃ痛い。吐き気もあって嘔吐しても胃液が出るだけっていうのが特徴。
ヤですねえ。


内視鏡手術で取り除けば、すぐに全快ってことらしいんですけど、人間の身体はアニサキスの幼虫にとって宿主には成り得ないので、いつまでも、ずっと痛いってことじゃなくって、やがて死んじゃう、ってことではあるんですよ。


でも、なにせ物理的に刺さっているわけで、何日も耐えられません! ってことで手術するんですね。


ただ、そういうふうに刺さっちゃうっていうこと自体も稀らしいんですよね。
普通は胃の中ですぐ死んじゃう。
ってことはですよ、アニサキスを知らずに食べているっていうことが、ごく日常的にあるのかもしれないわけです。


ま、被害症状が無ければイイじゃん、ってことではあるのかもですけどね。


たまたま生命力の強いアニサキスの幼虫にあたらなければ、なんの症状も現れない。ってことなんでしょう。


アニサキスの幼虫は、サバ、イワシ、カツオ、サンマ、アジ、サケ、イカだとかの魚介類に寄生していることが多いって言われていますけれど、この名前からするとほぼ普通に食べているサカナたちに寄生している感じです。


サバですかあ。


たぶんですけど「サバの生き腐れ」って、昔からよく言いますよね。
あれって、サバに寄生しているアニサキスが原因だったんじゃないでしょうか。


獲れたて、活きがイイように見えるサバでも食べると食中毒症状が出ることが、よくあるんで、サバは危ない、腐りやすい、ってことで「サバの生き腐れ」って言われて来たのかもですよ。
まさか寄生虫のせいだとは誰も考えてもみなかった、ってこと。


アニサキスっていう寄生虫の最終宿主はクジラ、イルカだとかの大型海洋哺乳類だそうで、クジラやイルカの内臓に住み着いてから成虫になるんだそうです。


クジラの内臓で卵を産むと、卵はクジラから排泄されて海中を漂いながら孵化します。
孵化したアニサキスはオキアミだとかの甲殻類に寄生して幼虫になっていきます。


アニサキスが寄生した甲殻類をサバだとか、イカが食べれば、幼虫はサバやイカを中間宿主として認識して、甲殻類からその内臓へ移動します。


これ、凄いですよね。


寄生虫に感心するっていうこともないのかもしれませんけれども、自分が寄生している宿主が、食べられちゃったなって判るってことですよ。


で、また、そのサバやイカっていうアニサキスにとっての中間宿主が、クジラやイルカに食べられたなって判断したら、その最終宿主の内臓に移動して成虫になる。
どういうアンテナ?


そのあたりのヒミツはよくわかりませんが、こうしたアニサキスのライフサイクルの中に、人間は入っていないんです。
人間は海洋生物じゃないですからね。


なので、さっきも言いましたけど、人間の内蔵の中でアニサキスは生きていけないんで、痛くなったとしても数日、1週間もしないうちに死んで排出されていくわけです。


あくまでも内臓に生息しているアニサキスが、たいていはサカナの内臓を食べない人間の身体の中に入ってくるのはなんでかっていう問題があります。
アニサキス症状が出る原因は、刺身が主ですよね。内蔵じゃないです。
サバとかサケの内蔵なんて、普通、食べませんよね。

 

サバ味噌だとか、サケのちゃんちゃん焼きとかでも、内臓はすでに取ってあります。


でも、サカナの身しか食べていないのに、内臓にいるはずのアニサキスが人間の胃の中、腸の中に入って来る。
なんでかっていいますと、アニサキスの本能なんですね。


幼虫が中間宿主としているサカナが死んでしまうと、そのことをアニサキスは察するんでしたね。
そして、内臓から出て、身の方へ移動します。


この行動が、クジラに食べられたときに、サカナの内蔵からクジラの内蔵に移動することと同じなのか、漁で獲られたサカナが死んでしまってときに、移動するべき最終宿主の内臓が存在しないための緊急退避行動なのかは分かりませんが、とにかく、今自分のいる環境の変化に敏感に反応しているってことに変わりはないですね。


漁で獲られたサカナが、あ、死んじゃったなって感じると、内臓から身の方へ移動しちゃうんです。


なので、サバであれ、サケであれ、新鮮なうちに、アニサキスが内蔵の死を感じる前に捌いてしまえば、アニサキスが人間の身体の中に入ってくることは無いわけです。


人間の胃の中に入ったときに、胃の壁に突き刺さっていくのも、身の方へ移動しようっていうことの延長なのかもしれませんね。

 

 

 


このアニサキスの移動の根拠になっているのが、どうやら匂いなんじゃないかっていう研究が進められているんですよね。
犬の嗅覚よりかなり細かく匂いをかぎ分けられるらしいアニサキス


「♪は~じめま~して、線虫です」


「♪くんくん、僕らは鼻が利く、がんのリスクを嗅ぎ分けます」


っていうコマーシャル、見たこと、聞いたことありますよね。


「N-NOSE」っていう、がんの一次スクリーニング検査なんだそうですが、あれは「シー・エレガンス」っていう線虫が、好きな匂いに集まっていって、嫌いな匂いから遠ざかるっていう性質を利用したもので、尿の匂いからがんの発生を嗅ぎ分ける。


「カエノラブディティス・エレガンス」っていうのがシー・エレガンスの正式名称だそうですが、どの辺がエレガンスなんでしょうかね。
シー・エレガンスはがん細胞の匂いが好きなんですね。


死んだサカナの内蔵から出ていく。死んだ内蔵の匂いは嫌いっていう趣向と、がん細胞の匂いが好きっていう因果関係には想像も及びませんが、シー・エレガンスとアニサキスって、仲間なんです。線虫ですからね。


アニサキスもがんの匂いに敏感に反応するっていうことが判明しているそうです。


シー・エレガンスは体調1ミリの線虫。
対してアニサキスは体長2センチから3センチ。
その大きさが扱いやすい。


いろいろと医学的な操作を施す相手として、エレガンスじゃないかもしれないアニサキスに寄せられる期待は小さくないようです。


アニサキスにがん細胞を死滅させる効果を持った「機能性スーツ」をコーティングして、体内に入れるっていうがんの治療方法が研究されているんだそうです。


大阪大学では既に、アニサキスの表面を0.1ミリぐらいの厚さの膜でコーティングすることに成功しているんだそうです。
がん細胞を死滅させる酵素も発見されていて、今後は、この酵素アニサキスのスーツに応用すること。


さらには、必要ではなくなったアニサキスを体内から排除する方法、アニサキスアレルギーへの対処方法だとか、まだ難しい課題は残っているそうなんですけど、がんに対する治療法としてアニサキスが役立つ日って、すぐそこまで来ているのかもしれません。


線虫アニサキス
がん細胞に寄っていく。

 

 

 


日本人の死亡原因の第1位は、相変わらず「がん」ですね。
2021年のデータでは、死亡者のうち26.5%が「がん」4人に1人以上の割合です。
以下、第2位が「心疾患」で14.9%。第3位が「老衰」で10.6%。
コロナはランクインしていませんね。


アニサキスって、あんまりお友達になりたい相手じゃないような気もしますけど、人類を救ってくれるヤツ、になるのかもですよ。

 

【ティックトック】名前は聞いたことありますけど なんなん? なにが危ないん?

< 全然タッチしていないSNSジャンルで起きているらしい世界的問題 >

「ティックトック、やってる?」


は?


「ティックトックってあるじゃん。あたしさ、タロちゃん好きなんだけど、河野太郎ね、デジタル大臣の。なんかさ、タロちゃんがティックトックでいじめられてんだけど、なんのことだか分かんなくってさ。ティックトックなんてやってないし、なにか知ってるかなって思ってさ」


タロちゃんですか、そですか。
ティックトックは知っているような知らないような感じでして、デジタル大臣との関係とか、なんも知らんですよ。


はい、いつものごとくの焼酎バーのカウンターでございます。


ティックトックのことで、なにやら困った顔になっちゃっているのは、いつもはサバサバしているトンちゃんです。


「あたしさあ、誕生日が同じなのよタロちゃんと」
へええ、って、知らんがな。

 

 

 


要するに政治信条とか、選挙区が自分の住んでいる、あるいは実家のあるところだからとか、そういう関連でタロちゃんこと、河野太郎デジタル大臣を応援しているってことじゃなくって、年はトンちゃんの方が若いんでしょうけれど、誕生日が同じってことで「ガンバレ、タロちゃん!」ってことになっているんでしょうね。
政治とのヘーワな関わり方、かもしれません。


私はといえばテレビを持っていませんし、最近はネットニュースも先頭から2つ、3つを斜め読みするぐらいで、みんながしっている話題にも、ついていけていないような日々です。政治にも特に関心は持っておりません。
時々、議員さんの誰彼に対して、バーロー! って思うぐらいです。


タロちゃん、なんかやらかしましたか?


「ティックトックだからタロちゃんが危ないんだっていうのよ。それがなんだか分かんなくってさあ」


言っていることがさっぱり分かりませんよ、トンちゃん。
ティックトックだから危ない。って、なんやねん!?


どうもね、トンちゃんも「ティックトックだからタロちゃんが危ない」っていうニュースそのものを見聞きしたわけじゃなさそうで、会社の人から聞いた、らしいんでありますが、その会社の人っていうのがまた、ティックトックとか、知らない人みたいで、そもそも話の最初から正体が分からない、謎に危ない河野太郎デジタル大臣ってことなんでありました。


トンちゃんはネットニュースとか見ないんだそうです。メンドーだから。


ふううん、そですか。でもまあ、ここ数日ぐらいに、ティックトックがらみの、タロちゃんがらみの、ニュースがあったことは間違いなさそうでしたので、調べてみました。


っていうか、ティックトックって、やってます?


名前は知っているっていうか聞いたことありますけど、その正体はよく分からない、っていう人がほとんどなんじゃないでしょうかね。大人は。


10歳ぐらいから20代半ばぐらいまでの人たちが使っているSNSっていうイメージですけどね。


なんで日本のデジタル大臣がティックトック?
投票権が18歳から認められて、その若い世代の取り込みってこと? かなん?


トンちゃんの心配の基になったニュースはこれかな、っていうのはすぐに見つかりました。


2022年9月13日付けの「東京新聞TOKYO Web」によりますと、「TikTokでマイナンバー制度PR 情報流出懸念のアプリ使用 デジタル庁にネットで批判相次ぐ」ってことなんでありました。

 

「ティックトック」と「タロちゃん」「危ない」っていうのは、なかなか複雑な絡み具合みたいですね。


マイナンバー制度を推進しましょうっていうのは、内閣が力を入れていて、いろいろ「お得ポイント」なんかを付けて盛んにカードを作るようにアナウンスしていることですよね。
それでもなかなかカード取得率が上がらないっていう、やっかいごとになっている感じ。
特に便利なこともなさそうなカード、積極的には作らないでしょねえ。


住民票がコンビニでとれますよ、って言うんですけど、そんなに使う機会ないでしょ、住民表とか。


トンちゃんが気を揉んでいる出来事は、河野デジタル大臣の肝いりなのかどうかは分かりませんが、デジタル庁としてもマイナンバー制度を推進する方策の1つとしてティックトックの動画を公開したっていうことがコトの発端みたいですね。


9月8日から公開されているっていうそのティックトック動画は、ティックトックの運営会社が作成したもので、デジタル庁のチェックを経て、若年層へのマイナンバー制度をアピールしようっていう狙いみたいです。


この辺が「ティックトック」と「タロちゃん」の絡みでしょうね。

 

 

 


で、あとは「危ない」ってことがどう絡んでくるのか、ってことになります。


これは、たぶんですね「ティックトック」の「危なさ」っていうのと、「タロちゃん」の「危なさ」っていう、2つの「危ない」が出てくるんだろうって思われますね。


まずは「ティックトック」の「危なさ」から。


「ティックトック(TikTok)」は中国の「バイトダンス(ByteDance)」っていう会社が運営するSNSなんですね。中国語では「抖音(ドゥイン)」っていうそうです。


2016年に中国版がリリースされて、あっという間に中国全土を席巻。
これ、とんでもないことですよね。中国で圧倒的なシェアを得たっていうことは、その時点でユーザ獲得数はほぼ世界一ってことになります。


で、この辺りから中国の特殊性が出てくるんですが、2017年に国際版をリリースします。
この国際版っていうのが中国以外の国で使用されている「iOS」「Android」向けに作られたものなんだそうです。
中国国内向けと、中国以外の国に向けてのSNSツールってことです。


中国共産党の情報統制はつとに有名ですが、最初から中国対世界っていう構図が見えていますね。
高圧的情報統制の国、中国です。


「バイトダンス(ByteDance)」の大株主は中国政府。会社の方針自体が中国共産党の思惑、そのものになっている可能性が高いですね。


2018年に中国国内でのM&Aを経て、「ティックトック」は世界バージョンになっているそうです。


スマホ専用って考えて良さそうな「ティックトック」ですが、動画編集機能もあって、自分で撮影した動画にBGMを組み合わせて、手軽に制作、視聴できるところが若い世代に支持されているっていうことなんですね。


作成できる動画の長さもだんだん長くなってきていて、最初は15秒ほどに制限されていたものが、2022年時点では3分にまで伸びているみたいです。
SNSの棲み分けとして「文字のTwitter」「写真のInstagram」「動画のTikTok」っていうことが言えそうですよね。

 

圧倒的に小学生、中学生、高校生の動画ツールとして世界的なシェアを持っているのが「ティックトック」


この「ティックトック」がなぜ「危ない」って言われるのかっていいますと、ずばり、ユーザの個人情報を勝手に取得して中国情報局に流しているから。


その証拠があるって言っているアメリカの機関もあるようですが、純粋にこの情報取得問題だけに絞って国家間交渉は出来ないっていうのが、今の世界の現状で、不正を訴えているアメリカの中でも対処方法についてハッキリした動きはとれないみたいです。
もちろんバイトダンス本社、中国政府は、んなことしてません、って否定してますけどね。


トランプさんが、「ティックトック」をアメリカの会社に売れ、っていって世界を騒がせましたが、マイクロソフトが交渉していたみたいですけど、うまくいかず、バイデンさんはトランプさんの出した命令を取り消しています。
アメリカを中心として、政争の道具にもなっている「ティックトック」ってことなのかもです。


「ティックトック」のいろいろな機能の中に、ユーザの個人情報を取得して、個人の住んでいる場所、趣味嗜好、生活の様子を特定、それを中国の「バイトダンス(ByteDance)」はデータ収集して中国政府に提供しているし、社内の誰でも閲覧できる、っていう証言もあるみたいなんですよね。


ははあん、中国ならやりそうだよねっていうのが、日本を含めて西側諸国の共通認識、ってことなんです。
ってことで「ティックトック」の「危なさ」は、ユーザ情報が中国政府に握られるっていうことですね。


そういうふうに、危険だって言われているツールを使って、日本の政府が動画を流しているってことは、いかがなものか、っていうことで、ここで「タロちゃん」河野デジタル大臣が登場してくるわけなんです。


ただですね、「タロちゃん」の「危なさ」っていうのは、「ティックトック」を使ったってことに終始するんじゃなくって、9月13日の記者会見での応答内容が「危ない」っていう批判になっているんじゃないでしょうかね。


2020年には自民党の「ルール形成戦略議員連盟」がティックトックの扱いについて問題視している意見が出されているんですが、タロチャンは、


「動画で機密が漏れるということはなく、問題ない」


って突っぱねたみたいなんですよね。
そりゃあね、


「危機意識がないやないの! なにかあったらどないしてくれんねん!」


って突っ込まれますよ。当たり前です。


さらに、


「もし規制のラインを動かす必要があると判断した場合には、しっかりとしたラインの引き直しをする」


って言っているみたいなんです。


ん~。これね、何かあったら対処するっていうことを、ホンキでそのまま思っているんだとしたら、タロちゃん、お前もか、ってことで、日本のデジタルって、ホント情けないことになっちゃうですよねえ。
認識が出来てない、って言いますか、オッカシイでしょ!

 

 

 


政治家のセンセ方はデジタル事情の専門家じゃないってことは分かりますけど、デジタル庁を作った以上、少しは勉強していただかないと「危ない」ですよ。
「ティックトック」の中の機能として疑われているのは「バックドア」っていう手法なんですけど、タロちゃん、知ってます?


誰かさあ、タロチャンに分かりやすく、簡単に、短く説明できるような人が傍にいないと、ホント、デジタル庁、ダメじゃん!


さまざま批判はあるにしても、河野デジタル大臣は行動の人ではあると思っておりますんで、全方位的にスピード感を持って対処していっていただきたいです。
何かあってからの対処って、デジタル世界ではあってはいけないことなんでございますよ。
何かあったら、その時点で勝負アリっていうのがデジタル世界です。


ネットの中での戦争状態はとっくに始まっているんですから、よろしくお願いいたします。デジタル大臣さま。


日本人にも優れたデジタル人財、いっぱいいるはずですよ。
「危ない」から脱却してちょうだいませ。


トンちゃんも応援しておりますんで。

 

【パスワードレス認証】ITに詳しくなくたって興味もなくたって 巻き込まれちゃう業界事情

< 最近よく聞くようになってきた「パスワードレス認証」って個人ユーザにも関係あんの? >

21世紀現在の日本では、ほぼ誰でもがパソコンユーザーになっているって言えると思います。
スマホだってパソコンでしょねえ。


スマホに対してどう捉えているかっていうのは、いろいろ意見もあるみたいですけど、1980年代に出始めたパソコンなんかより今のスマホの方がコンピュータとしてのパフォーマンスは圧倒的に高いですからね。


ってな感じで当たり前に生活の中に入って来ているパソコンなんですが、改めて考えてみますと、そんなに昔からある「道具」ってわけじゃないんですよね、パソコンって。


コンピュータの歴史がそのままパソコンの歴史ってわけじゃないです。
会社の中にコンピュータが入って来たのは1980年初頭ってことになるんでしょうけど、それはごく少数の大企業だけですね。
価格がとんでもなく高かったっていうこともありますけど、誰にでも、何にでも使えるっていうもんじゃありませんでした。


それでも世の中の流れっていうのは凄まじいもので、1980年代の半ごろには中小企業の一部にもコンピュータが入って来ました。
流行りっていうか、効率化っていうことが言われていました。


主に経理部門に導入されていて、コンピュータ専門家が出入りしながら運用されていた記憶があります。
コンピュータの使い方を勉強しましょう、って感じでした。

 

 

 


キーボード文化の無かった日本ですからね、かなり高い抵抗感があった時代です。


給与支払いのタイミングで銀行と、専用線でつないで通信処理するんですが、あれです、デジアナ変換ってやつでした。
通信処理っていっても有線です。アナログ通信の電話回線しか無いころです。


カプラ―っていう機械に、電話の受話器をセットして会社のコンピュータと銀行のコンピュータをつなぐわけです。
ピーガラゴロガラゴロ! っていう音をさせて通信接続して、データを送信するんですね。


会社のコンピュータのデジタルデータを、カプラーでアナログの音声データに変換して送信。
銀行側で、そのアナログデータを再度デジタル変換して通信のやり取りをするんですよ。めっちゃ遅かったです。


でも、誰もそんなことは感じていないんですよね。
なにせ、全てが初めてのことですから、遅いとか速いとか、そういう次元じゃなかったんですよね。


多くの会社がピーガラゴロガラゴロをやり始めた1980年代後期に、パソコンっていうのが市民権を得始めた感じでしょうかね。世の中にコンピュータが浸透し始めたころだと思います。
ワープロワードプロセッサー専用機が一般家庭に普及し始めたのもこのころでしょうか。


そこへ、マクロソフトが「MS-DOS」っていうOSを搭載したパソコンを出して、へええ、これがパソコンってやつですかあ、ワープロと何が違うのって思っていた人も少なくないんじゃないでしょうか。
個人でパソコンを持つっていうのがステータスになっていた感じもしましたね。


高額なオモチャ。ハードディスクがまだ無くって、フロッピーディスクを入れたり出したり。
何の儀式やねん! って感じでした。


当然ながら、個人のパソコンはスタンドアロンです。
個人が通信するってことはまれだったと思いますが、やろうと思えばお金をかけて、ピーガラゴロガラゴロでした。


MS-DOS」はパソコンモニターから「コマンド」を打ち込んで操作するシステムですから、英語の略語みたいな命令文を覚えて操作するっていうのがパソコンでしたね。


文字でコンピュータを操作するんで、キャラクターユーザーインターフェイスCUI)って言われていました。マウスって、無かったんですよ。


少しするとモニターがカラーになって、映し出された絵を見ながら、マウスでカーソルを動かして操作する「マッキントッシュ」が発売されました。
グラフィカルユーザーインターフェイスGUI)の登場ですね。


パソコン業界にアップルが華々しく登場してきたわけです。


MS-DOS」で業界を先導していたマイクロソフトもすぐに「ウィンドウズ1.0」を出して、パソコンはグラフィカルユーザーインタフェイスに占領されます。


日本に限って見てみますと、日本語処理が出来るようになった「DOS/V」マシンが出てきたのが1992年ですから、家庭の中で使う、ホントの意味でのパソコン、パーソナルコンピュータが浸透したのは、どう考えてもこれ以降です。


ってことはですね、我々が普通にパソコンを使うようになって、2022年で30年しか経っていないってことなんですよ。


DOS/V」マシンだって、まだピーガラゴロゴロゴロです。
IIJが「ダイヤルアップ」の接続サービスを始めたのが1994年です。このころから一般家庭でもピーガラゴロガラゴロってやり始めたわけです。「ダイヤルアップ」です。

 

 

 


この当時のコンピュータ業界は文字通りの日進月歩で、TCP/IPでインターネットの通信約束事、プロトコルが整備されて、HTMLの最初のバージョンが公開されて、日本にも通信事業者がプロバイダーとして新規事業を始めましたね。


「ホームページ」が一気に浸透して夢中になっているうちに、いつのまにかピーガラゴロガラゴロが消えていました。
日々、新しい仕組みを取り入れて追いかけていた日々でしたね。


この辺りから出て来て、なんで? って思っていたのが「ユーザID」と「パスワード」っていう存在です。
それまでは存在していなかったんですよ。だって、パーソナルなわけですから。


会社や、プロジェクトで義務付けられるのは止むを得ないとしても、なんで家の中で個人で使うパソコンにも「ユーザID」と「パスワード」が必要なのか理解できませんでした。
って、今でも理解できていませんけどね。


使うのは自分だけやん。
いやいや、守るべきデータがあるでしょ、個人使用のパソコンだって。それにインターネットに接続するんだから、あなたのパソコンが乗っ取られて、クラッキングの土台にされちゃうことだってあるんですから。


みたいな説明がマイクロソフトの、あの頃はぶ厚かったマニュアルに書いてあったような、ん~、違う書面だったかもですけど、そんな記憶があります。


でもこの理論もおかしくって、クラッキングベースにされちゃうのって、そのパソコンがすでに起動されていてインターネットにつながっているからで、そのパソコンを起動するときに必要な「ユーザID」と「パスワード」が、その被害を防いでくれてはいないわけで、なんでじゃ! って思っていました。いや、今でも思っています。


費用面を考えると、インターネットはそんなに一般家庭では使っていなかったです。


会社やプロジェクトの中では「ローカルエリアネットワーク(LAN)」「ワイドエリアネットワーク(WAN)」っていう閉じたネットワークから、やがてインターネット常時接続が当たり前になって、セキュリティ対策っていうことが言われ始めました。


ファイヤウォールっていうのが登場してきました。


組織の中にコンピュータセキュリティ専門の部署が作られ始めたのも、この1990年代後半ごろだったんじゃないでしょうか。


まだ有線ネットワークでしたが、デスクトップからノートの時代になっていきましたね。
使っているネットワークも数がどんどん増えていきます。


システムごと、権限ごとにアクセス権が制限されて、起動以外に必要となるいくつもの「ユーザID」と「パスワード」の管理は、もちろん個人によるんですが、簡単に個人のキャパを超えてしまうっていう問題が起こりましたね。


このころはデジタルネイティブなんて1人もいないんです。
たいていの場合、多くの権限をあてられていた、ブッチョーさんたち、当時のおじさんたちは、おそらく、自分がどこにアクセスしているのかなんて、気にもしていなかったでしょうし、説明しても理解の範疇には入っていなかったと思います。


自分自身はパソコンなんて使いませんよ、って威張っていた大臣さんもいましたよね。


会社、プロジェクトが使用しているパソコンはたいていの場合ウィンドウズで、安定感抜群だった「ウィンドウズXP」が出たのは2001年のことでしたね。
何種類もの「ユーザID」と「パスワード」が付箋にメモされて、モニターに貼ってあったものです。
ポストイット、大活躍!

 

セキュリティ管理の担当者がやって来ます。


「ブッチョー! なにやってんですか。パスワードをそんなにベタベタ貼り付けてたら誰にでも見られちゃうでしょ」


「しょうがないよ、こんなにいっぱいあったら覚えられるわけないだろ」


「いろんな人間が部長権限でシステムにアクセスできちゃうんですよ。ダメに決まってるでしょ」


「だから、なんでこんなにいっぱいIDだとかパスワードが必要になるんだよ。1つにまとめろ、1つに」


「いろんなシステムを利用してるんだからしょうがないでしょ」


「しょうがないなくないよ。だいたい、どれがどれだか判んなくなるぐらいいっぱいシステムなんか作りやがって、ふざけんな!」


「ふざけてんのは部長の方でしょ。軍法会議もんですよ」


「なんだコラ、この会社はいつから軍隊になったんだ!」


プロパーじゃない身としては、ただ、わっはっは、な出来事だったんですけど、これね、両方ともご尤も、なんですよね。けっこういろんな職場で、ここまでダイレクトじゃないにしても繰り広げられていた場面じゃないでしょうか。


部長さんは仕方なく自分の手帳に「ユーザID」と「パスワード」を書き写していましたです。


「めんどくせえなあ」


部長さん、その通りでございます。心情的には部長さんに1票です。


その後システム管理部門は、定期的にパスワードを更新してください、とか言い始めました。
部長さんの手帳はぐちゃぐちゃになっちゃいますよね。


でもね、このパスワード更新はほぼ意味がないと思うんですよね。


侵入しようとする側が、いつも「ユーザID」と「パスワード」を特定して正規のルートから入って来るばっかりじゃないですし、パスワードを言われるとおりに更新する側だって、毎回、何の関連も持たないパスワードを設定することなんかあり得ません。


特定の単語にその年だったり、年月を付けるのがせいぜいで、たいていは単語に01、を付けていたとしたら、更新する時には02にするだけのことです。
ごく普通の人間生活でも記憶のジャンル、範囲を超えてしまっているのが会社、プロジェクトでの「ユーザID」と「パスワード」管理の実態ですよね。


で、これをなんで個人で使う、ホントの意味でのパソコンにまで適用しなければいけないのか。
それはパソコンOSを製造する過程で、会社仕様をベースにして開発するから、なんでしょうね。
もちろん、個人のパソコンだって被害に遭うことはありますけどね。


会社で守らなければいけないレベルのデータなんて、個人は持っていませんよ。


それに今は、クラウドに集中してデータ管理しているのが普通になって来ているわけで、デスクで使っているノートは、ほぼシンクライアント
グーグルの一般向けパソコンもそういう方式になってきているじゃないですか。


従来のセキュリティって、ただメンドクサイだけじゃん!
って思っていたら、このところ「パスワードレス認証」なんてことが言われ出しました。


生体認証、スマホを経由した認証アプリ、登録済のメールアドレスにリンク情報を送信、だとか、そんな方法で実現させているのが「パスワードレス認証」


あのね、別に会社なんかでやる分にはエエねんけどな、それが当たり前になって、個人で使ってるパソコンにも適用されたら、もう、ワヤでっせ。
初回登録手続きとか、アクセスするたびにあっちこちやりとりせなアカンってなことになったら、ネットワークの利便性とかナイじゃん。


GAFA、GAMA? とかも推奨しているみたいなんですけど、どうなっていくんでしょうね。

 

 

 


完全なセキュリティなんてないんだと思うんですよね。今のセキュリティの考え方ではね。


「パスワードレス認証」とかいっても、「あんたは、権限を持っている人ですか」っていうチェック方法に変わりはないみたいに思えます。


ちゃうねん。個人ユースと組織ユースは、セキュリティ管理だけじゃなくって、いろいろと必要機能とかちゃうねんよ。
ちゃんとその辺の事情を考慮して新しいコンピューティングを創造していって欲しいところです。


「パスワードレス認証」って「ゼロトラスト」の範疇に入ってんの?


なあんもかんも、全部信用しません。ネット通信の内側も外側もありません。全部怪しいです。信用しませんっていう「ゼロトラスト」がどこまで進展していて、どこまで実現されているのか、さっぱり分かりませんが、なんか、根本的に利便性を上げていただけるようにお願いいたします。


会社用のセキュリティと、個人用のって、違って当然でしょう。


個人使用でのパスワードとかは失くして欲しいんですけど、今の「パスワードレス認証」って、なんかピンとこないんであります。


過渡期ってやつでしょか。。。