ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【オープンシェア革命】と【シェアリングエコノミー】

< 全然関係性の無いものなのか 同じ考えの違う現われ方なのか >

まずもって感じるのは、新しく出てくる概念っていいますか、世の中の動きって、ほとんどカタカナだなあってことです。英語ですよね。


金融業界の護送船団方式とか、生産現場での看板方式とかいう日本語が盛んに言われていた時期もありましたが、今はもう遠い昔、ってことになるんでしょうかね。


とにかく英語で表現するのがトレンドだっていうことなのか、そもそもの発想が英語圏から出てきているからなのか。
あるいはそういうことじゃなくって、グローバルな社会っていう中で、一番使われている言語で表現することによって、まさにグローバルな浸透を目指すからなのか、分かりません。
そんなことにこだわるような考え方が、グローバルに沿っていないってことなのかもですけどね。


全く別の方向から考えてみますと、コンピュータっていう存在が否応なく生活の中に入り込んで、特別な道具として使う段階から、今では暮らしのコアになったっていうこともあるのかもしれません。
1バイト文化ってやつです。

 


「オープンシェア」っていうのは「革命」っていう言葉をくっ付けられて報道されています。


「トレバー・バウアー」っていうアスリート。2022年時点ではロサンゼルス・ドジャース に所属しているメジャーリーグのピッチャーですが、なかなかユニークな行動で知られているみたいですね。


試合途中に降板を告げられて憤慨。マウンドからバックスクリーンへの大遠投をしてみせたり、女性に対する暴行問題で出場停止処分を受けている最中だったりっていうお騒がせな部分もあるんですが、このバウアーの練習方法がオープンシェアの始まりらしいんですね。
それによって野球界に革命が起きているってことなんです。


1991年生まれでUCLA出身のバウアーは、デジタルネイティブ世代で、何の違和感もなくいろんなデジタル機器を使いこなせるんだろうと思います。


他のピッチャーの決め球をハイスピードカメラで撮影。


リリースする瞬間をしっかり把握して、そのリリースしたボールはどういう軌跡を描いてキャッチャーに届いたかを分析する。


ボールの縫い目に指はかかっているのか、いないのか。
かかっているとすれば、どういうかかりかたなのか。
ボールが指を離れてから、指はどう動いているのか。細かくコマカク分析する。
「ピッチングデザイン」っていう手法を確立したんですね。


アメリカでは「ピッチデザイン」って呼ばれているらしいその方法を完全に理解しているわけじゃないんですけど、なんとなく出来上がったっていうものじゃないでしょうね。ハッキリとした狙いがあって、そもそもの目的意識がプロフェッショナルだってことがいえるんじゃないでしょうか。


バウアー自身は自分のことを「オタク」って表現しているっていう話もあってですね、他のピッチャーの決め球の秘密を探り当てるだけじゃなくって、それを自分で確実にコピーするんですね。


自分のピッチングも撮影して、リリースポイントとボールの軌跡を検証する。
最初からうまくいかないにしても、どこが違うのかを分析する。原因と結果の分析。
違っている部分を修正して、また投げてみて結果を分析する。
そして、他のピッチャーの決め球をコピーして、自分のものにする。


修正ポイントのパラメータなんて無限にありそうですけど、そこはそれ、バウアー自身も、元々メジャーリーグのピッチャーですかからね、才能のある人なわけです。


そしてこのバウアーの革新的なところは、そのだんだんコピーが完成していく過程を公表しているってことなんですね。
これを「オープンシェア」「オープンシェア革命」っていうみたいです。

 

バウアーは2020年にメジャーリーグサイ・ヤング賞、最優秀投手賞を受賞しています。


コピーされたピッチャーの気持ちは、楽しいものではないでしょうし、コピーに成功したとしてもそれを公開するっていうことはバウアー投手としても、自分の優位性を保てませんよね。
それなのに、なんで「オープンシェア」にするのか。


それは、全ピッチャーの技術が上がれば、それに対応してバッターの技術も上がる。そうなることによってメジャーリーグ全体が成長して、スリリングなゲームをファンに提供できることになる。
実際、ホームランの理想的な打ち方っていうのが発表されたりしていますもんね。


アスリートの運動自体がデータ化されて、分析される。
そのことによって本人も気付いていないようなプレーのヒミツが明らかになる。
プレーヤーはプレーする前に考えるようになる。
プレーの幅が広がる。あるいはレべルが上がる。


「オープンシェア」のホントの狙いはそこにあるわけですね。

 


これまでの独占するっていう当たり前の発想とは真逆の行動です。


そして「オープンシェア」は孤立した妙なアイディアじゃなくって、同調するアスリートが次々に現れます。


多彩な変化球でメージャーリーグの中でもトップクラスのピッチャーである「ダルビッシュ有」が、自分の変化球のヒミツを公開していることは、日本でも大きく取り上げられました。


駅伝の常勝軍団を作り上げたことで、一躍時の人になった青山学院大学の陸上部監督「原晋」は、出版という形で独自の陸上選手育成方法を公開していますね。


アスリートにとっての技術をシェアして、それをオープンにする。
そのことによって、そのジャンルのベースレベルが上がって、その中で勝つためには、また独自の工夫が必要になって、全く新たな次元に入る。
「オープンシェア」は、そういう「革命」なんですね。


スポーツの感動を、新たな段階に引き上げて、それを持続していく工夫。凄いアイディアですし、実行している人やグループが一定数いるわけですから、「革命」は既に始まっているってことなんでしょうね。


で、たぶんおそらく「オープンシェア」っていうアイディアのきっかけになったのかも、って思えるのが「シェアリングエコノミー」です。


経済活動のシェアリングが言われるようになったのは、2000年代前半ぐらいからでしょうか。


「シェアリングエコノミー」の目的はいろいろですが、経済活動を発展させるっていう方向より、無理せずに維持していこうっていう考え方に傾いているかもしれません。
人口減少や、経済格差に対して、国っていう単位の施策に頼るんじゃなくって、主に個人レベルで経済的負担を軽減して社会活動を維持していくための工夫っていう感じがします。


移動手段として「ウーバー」っていうのが話題になりましたね。


タクシーっていう移動手段を提供する専門企業と、実際に移動するっていうサービスを享受する個人、っていうこれまでのスタイルから、移動のサービスを提供する側も享受する側も、その時だけの個人同士っていうシステム。


犯罪のリスクが高すぎるっていう懸念もありましたが、コロナ禍になって、ウーバーイーツっていう、移動手段でではなく配達サービスっていう形で一気に市民権を得ましたよね。


最近のパーキングでは「カーシェアリング」の看板が目立つようになりました。


共有するっていう意味でのシェアリングですが、「ニュークリアシェアリング」なんていう悲しい共有も取り沙汰されて、ニュースになりましたよね。


その他にもいろんな「シェアリングエコノミー」が名乗りを上げていて、社会生活を送る個人こじんの負担、負荷を減らすためのアイディアですから、日本ばかりじゃなくって世界的にまだまだこれから広がっていきそうな感じですね。


物品のシェア。オフィスなんかのスペースのシェア。クラウドファンディングにみられる資産のシェア。
そして、家事や育児、専門知識っていうスキルのシェア。


個人対個人、C2Cって言いながら、サービスを提供する側は会社形態にならざるを得ないところもあって、結局B2Cじゃんね、っていう批判もあるようですが、その経営自体もスキルシェアになっていく可能性もありますね。

 


何が正解っていう形が見えている段階ではないって言えそうな「シェアリングエコノミー」なんですが、日本ではデジタル庁が政策として「シェアリングエコノミーの推進」っていうのを発表しています。

 

「シェアリングエコノミーは、あらゆる遊休資産の活用を促進し、国民一人ひとりが多様なニーズに合う選択をすることができる社会、自然災害や感染症等の非常事態に対してもレジリエントな社会、持続過剰な循環型社会等の実現に貢献することが期待されます」
ってことでですね、相変わらず持って回った言い方です。


なんで、わざわざここで「レジリエント」なんて言い回しをするんでしょうか。回復力のある、とか、柔らかな対応の出来るとか、そういう日本語の方が通じるんじゃないでしょうかね。
ま、イイんですけど。


で、このページの中で紹介されているものに「シェアリングシティ推進協議会」っていうのがあります。


「シェアリングエコノミー活用による地域課題解決を目指し、シェアリングシティ推進協議会が、令和2年7月に設立されました」
ふううん、知らなかったです。


シェアリングシティに取り組んでいる自治体は、一応47都道府県全部に渡っていますが、日本の市町村数は2022年時点で「792市」「743町」「183村」で、1718市町村らしいんですが、その中の139みたいです。
例えば東京都では、港区、日野市、清瀬市、豊島区、品川区、渋谷区の6つだけです。


まあ、シェアリングシティってナニモノなの? っていう段階でもあるでしょうから、これからの取り組みなんでしょうね。


デジタル庁が率先しているってことなのかどうか、よく分かりませんが、様々なマッチングを実現するためのインフラ整備に期待される役割は大きいですよね。


ん~、デジタル庁、大丈夫なんすか? レジリエント?

 

【ため息健康法】そんなのってあり得るの? ホントなの?

< 精神的な健康 そりゃ大事です 重要です ひとつ真面目に勉強してみませう >

なんだかなあ~、って思うこと、けっこうありますよね。


ストレス社会って言われ始めたのっていつごろからだったでしょうか。まあ、ハッキリとは分かりませんが、ずいぶん前からだったような気がします。


世の中の出来事としてニュースになっているような、事件、事故なんかの場合だと、たいていは客観的なままでの、なんだかなあ~、で済むと思うんですが、直接自分に影響のあるなんだかなあ~っていうのも、まず間違いなく1つ以上は数えられるんじゃないでしょうか。
困ったちゃんは、けっこう多くいるんですよね。


当人に悪意があるってことは少なくって、自然に困ったちゃんになってしまっているっていうところが「真正」の困ったちゃんですよね。
ホンモノの困ったちゃんに自覚はないってことです。

 


個人的に「看板野郎」って呼んでいる困ったちゃんのパターンがあります。


これは会社関係の中でよく出会う困ったちゃんなんですが、時々、っていうかわりと多くニュースになったりもしますね。
「俺を誰様だと思ってる、朝日新聞の政治部の記者だぞ」「デジタル庁はNECには死んでも発注しない」っていう発言は、なんだかなあ~エピソードとして記憶している人も多いと思います。


こういうことを言う人って、おそらく普段からこうなんだろうって思いますね。
朝日新聞とか庁官とかいう看板が自分自身になってしまっていて、何か免責事項があるかのような言動の困ったちゃん。


なんだかなあ~、はああ~、ってため息が出てしまいますね。


で、こういうタイプの困ったちゃんは会社の中にも少なからずいます。
直接自分に向かってきた場合には「パワハラ」ってことになってため息どころじゃないんですが、他の人に向けられている場合でも、またやってるのかよ、はああ~、ってため息が出ます。


プロジェクトのステークホルダーがプロパーばかりではないことって普通だと思いますが、大会社のプロパーさんが無意識に看板を振り回していることも少なくないんですよね。
課長、部長クラスに多い気がします。


同じ会社のプロパーさんの中にも気付いている人がいて、大きなため息の原因になっています。


会社愛としての看板振り回しってこともないではないですが、稀ですね。
たいていは、自己愛からの看板アピールです。ワガママなだけ。
そういう時にケンカできればストレスにならないかもですけどねえ、そんな日本人もいないでしょねえ。
大きくため息です。


こうしたパワハラ系以外にも、会社組織の中には困ったちゃんがいます。


こちらの方は「事故体質人間」って呼んでいます。個人的にですよ、正式名称とかじゃないです。
セルフの方の自己じゃなくって、アクシデントの方の事故です。


本人に悪気があったり、ワザとだったりするんじゃなくって、ミスといいますか、インシデントのレベルを超えて、けっこう決定的な事態を引き起こしてしまうタイプ。


誰にでもミスはありますし、その当人にスキルがないわけじゃないんですけど、いや、スキルがあるからこそ、いくつかの段階をスイスイと間違った選択でやりこなしてしまう。
こうなりますと、みんなでフォローにアタフタしなければいけないんですが、何度かそういうシチュエーションを経験していきますと、そういうことをしでかしてくれる困ったちゃんは、実は固定されているっていうことに気付きます。


繰り返しますがスキルが無いわけじゃないんですね、無警戒といいますか、事故になっちゃう方を選択するように思えます。
またか、はああ~、で、ため息です。


ま、普通に社会人生活をやっていれば「看板野郎」や「事故体質人間」だけじゃなくって、いろいろと理不尽があって、はああ~って、ため息のシチュエーションはたくさんありますよね。
さらにもってきて、コロナ禍です。マスク生活です。

 


なんか普通に歩いていても、ときどき、マスクの中でふうう~ってため息をつくことってないですか。


マスクをしていると呼吸が浅くなって、口呼吸になりがちで、肺が疲れているんだそうです。
肺には筋肉が無いので、自分では呼吸のコントロールができなくって、周りの筋肉に頼るしかない。


大きく息をすることが出来ない状況が続くと、呼吸は出来ていても肺に空気が残ってしまって、吐き切れていない。
その状態で次の呼吸をするわけで、新たな空気が充分に吸い込める状態ではなくなってしまう。
ので、血液中に充分な酸素が摂りこめない。


そうなると、脳が酸欠に気付いて肺の周りの筋肉に「ちゃんと空気吐き出してね」って命令を出すんだそうです。
それが、はああ~、っていうため息なんだそうですよ。


ってことなので、ため息って必要なんです。大事なんです。危ない信号でもあるんです。


「看板野郎」や「事故体質人間」の問題に直面した時も、ストレスから呼吸が浅くなっているってことなんでしょうね。


そういう困ったちゃんに接触していなくとも、マスク生活です。


積極的にため息をつきましょう! って積極的なため息とか、ないでしょ!


そですよね、ため息って積極的についたりするものじゃないって認識が普通ですよね。
「幸せが逃げて行ってしまう」って言われるのが、ため息です。


でも脳からの指令で空気を吐きだすためにつくのがため息なんですよね。


問題はここなんでございますよ。ため息は吸うものじゃなくって吐き出すものってところ。


人間の息は、吐き出す方を「呼」吸い込む方を「吸」って言うんだそうで、それで呼吸です。
まず吐き出す。しっかり吐き出すことによって自然に空気が入って来る。
なので、ため息で空気を吐きだすことから、少しでも大きな呼吸をして、充分な酸素を摂りこもうとする。
それがため息の役割ってことなんだそうです。


深呼吸ってやりますよね、ラジオ体操の〆だとかね。


湯船に浸かって深呼吸をしましょうっていう、呼吸の整え方を推奨している向きもあります。


ですが、これ、順番からすると「深呼吸(こきゅう)」になっていなくって「深吸呼(きゅうこ)」です。まず、大きく息を吸ってっていう運動から始めていますもんね。


まあ、ラジオ体操だとか、運動している最中にはどんどん息を吐きだしているんで、息を吸うっていう動作から深呼吸を始めてもイイんでしょうけど、ホントは、酸素を充分に取り入れるためには、まずは空気を吐きだして、空気を吐きだすことに意識を集中して、しっかり吐き出す。
そうすると、自然に空気を深く吸い込むことになるってことですね。


意識的に吸い込もうとするより、自然に肺が必要とする分だけ空気が入って来る。
そしてまた、意識的に空気を吐きだす。しっかり吐き出すことに集中する。
この方法で「深呼吸」をすると、浅い呼吸が元に戻るんだそうです。

 

 

つまり、あ、今自分はため息ついたなあって意識出来たら、それは血中酸素が充分じゃない状態、呼吸が浅くなっているっていう信号なので、呼吸を整えるってことが大事だってことなんですね。


ため息が出ちゃうような状況では、緊張状態が続いているってことなので、交感神経優位な状態。
呼吸も浅くなっている。
なので、意識的に「深呼吸」して、副交感神経優位を作り出して、出来る範囲でリラックス状態にする。


ため息の緊張状態をまだ続けなければいけない状態でも、いったんリラックスして、頭の働きをニュートラルな状態にしてから、またトラブルに挑んでいくっていう方が、ま、効率的ですっていうのは納得できるところです。
血中酸素が足りない状態では、脳の働きもダウンですからね。


吸うことに意識を置いて「深吸呼」するんじゃなくって、まずしっかり吐き出してから自然に空気を摂り入れるっていう「深呼吸」


頭の働きってことだけじゃなくって、美容健康にも効果のある「深呼吸」です。

 


普段の呼吸って、意識してするもんじゃないですよね。
変に意識すると、むせたりなんかします。


まずは息を吐きだすこと。これがうまくいけば、呼吸は自然にニュートラルになる。


ため息をつくことは、幸せが逃げて行くっていうマイナス方向の行為じゃなくって、幸せを呼び戻すための「深呼吸」をうながすサインだってことが言えそうです。
ため息健康法って、効果ありそうだと思います。まず吐き出す。しっかり吐き出す、これがポイント。


♪ため~息のでるよ~な
♪あな~たの口づけ~に


って、「恋のバカンス」ですか。そっちの方のため息はですね、し、知らんがなッ!

 

【別海ジャンボホタテバーガー】ジャーンボジャンボ ジャジャジャンボ!

< ここまで来ると、べつせかい なるほどねえ ってことなんだろうなあ >

東京駅から新幹線で新函館北斗駅まで264分、862.5キロメートル。


新函館北斗駅から特急北斗で南千歳駅へ、178分、256.8キロメートル。


南千歳駅から特急おおぞらで釧路駅へ、234分、304.5キロメートル。


釧路駅からJR花咲線厚床駅(あっとこえき)へ、104分、90.5キロメートル。


厚床駅から40キロメートル北上すると北海道別海町尾岱沼の白鳥台です。タクシーで40分ぐらいでしょうか。
1989年にJR北海道標津線が廃止になってしまったんで、今現在、別海町に駅はないんですね。


まあ、そういうのも一興です。ホンカクテキな旅っぽいです。


東京駅からですと、だいたい14時間ぐらいですね。1554.3キロメートルです。
朝8時ごろ出発したとしても到着は夜の10時を回りそうですから、釧路辺りで一泊してっていうのが現実的な旅の計画ってことになるでしょうかね。
飛行機を使っても時間的にはそんなに変わらないみたいです。


遠いんですねえ。別海町の白鳥台です。


でもですね、別海町観光協会のコピーは「ここまで来ると、べつせかい Betsukai Tourism Association」です。
べつかい、べつせかい。


そうなんだろうなあって、別世界に納得させられるナイスコピーですよね。景観に期待です。

 


ここ白鳥台には「別海北方展望塔」っていうのがあって、「四角い太陽」が観賞できることで知られていますよね。
四角い太陽が拝めるのは冬の朝だってことで、かなり寒そうなので行ったことはないですねえ。


四角い太陽っていうのは蜃気楼の一種なんだそうです。


快晴の日の翌日の朝、放射冷却で海面の温度が上空の温度よりも低くなって、空気が通常のバランスではなくなるので光の屈折も変わってしまう。
上ってきた太陽の光が屈折する現象を四角い太陽って名前で呼んでいるわけですが、必ずしも四角いわけじゃなくって、壺形に見えたり、ハート形になったりすることもあるそうです。


寒さの厳しい時期、2月ごろに観賞のチャンスが多いんだそうですが、確立としては5%ほど。


四角い太陽でネット検索しますと、けっこう多くの写真を見ることが出来ますね。人気の高さがうかがえますけど、しっかり四角いなあっていう写真は、やっぱりねって感じで地元の人の撮影みたいです。5%ですもんねえ。


ラムサール条約登録湿地の「風連湖」もあるこの別海町は、根室振興局管内野付郡の町です。


2022年時点での人口は14,391人。酪農と漁業の町で、1万頭の肉牛、乳牛はなんと11万頭。人の8倍の牛がいるんですね。
明治、森永、雪印メグミルク、そして地元のべつかい乳業興社とメーカーが揃っていて、牛乳が町の特産品になってますね。
生乳生産量、日本一の別海町


日本一なのは生産量だけじゃなくって、旨さも日本一、っていうのが別海町の自慢です。


世界で二番目、日本で一番の透明度。摩周湖別海町の北西側にあります。
その伏流水を毎日100リットルから150リットル飲んで育つのが別海町の牛。
牛ってそんなに水を飲むんですねえ。150リットルですかあ、ビックリです。


そしてなんといっても澄んだ空気、ふりそそぐ太陽を浴びてのびやかに育つ牧草。


人の8倍もの数の牛がストレスなく暮らしていける条件が揃っているってことで、牛乳の旨さも日本一。


別海町は日本で3番目に広い町なんですよね。
ちなみに日本で1番広い町は北海道足寄郡足寄町、2番目は北海道紋別郡遠軽町
1、2、3、全部北海道です。むふふ、やっぱりね、でっかいどう! なんですよね。


ところで別海町の読みは「べっかい」って小さい「っ」なのか「べつかい」で普通の「つ」なのかについてですけど、町議会でいろいろ議論が戦わされて来たそうです。
で、2009年、どっちもオッケー! ってことが決まったみたいです。良かった好かった。のかな。

 


んでもって「べつかい乳業興社」の牛乳は「別海ジャンボ牛乳」として提供されているんですよねえ。


これ、ご当地グルメってことなんですけど、なんでジャンボなのか。


それは500ミリリットルのジャンボサイズ。ジョッキで出てくるから~。
ごくごく飲めますよってことですねえ。旨そうですよねえ。


そんでもって、この「別海ジャンボ牛乳」は単独でご当地グルメってことじゃなくって、別海町の町おこしとして、別海ジャンボグルメ推進協議会が推しているのは「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー」なんですよね。


これがナツネコさんが【ラッキーピエロ】のコメントで教えてくれた「別海ジャンボホタテバーガー」ですねえ。


面白いなあって思うのは、どうやらまず、最初にあったのは牛乳みたいなんですね。


牛乳とホタテ。ジャンボにジャンボ。


「べつかい乳業興社」は、今は販売終了したみたいなんですけど「べつかいのこめちち屋さん」っていう飲み物を作ったりしているんですね。


「玄米が発芽するときに蓄えていた栄養分を活性化して生命活動を開始させた発芽玄米と人参をペースト状にして、オリゴ糖と良質な生乳をミックスした健康飲料です」


ってことなんですが、ん~、飲んでみたかったですねえ。復活しませんかね。


今は「べつかいの牛乳屋さん」「べつかいのアイスクリーム屋さん」「べつかいの牛乳屋さん とろとろプリン」だとか、やっているみたいですよ。


さて、そのジャンボ牛乳ありきの「別海ジャンボホタテバーガー」なんですが、町の人たちの工夫の結果、ってことではあるんですが、やっぱりね、素材の勝利ってところが大きいのかもしれませんよね。


ジャンボホタテ。


別海町の野付で獲れた2エルサイズ以上の肉厚ホタテ。ジャンボってことには素直に肯けます。
なにしろ北海道のホタテです。あこがれの食材ですよね。

 

でもハンバーガーにホタテ、なの? って思います。


これがもう、地元の人たちの工夫です。旨く食べるには、旨いハンバーガーにするには、っていう「勘」みたいなものがあるんじゃないでしょうか。
ジャンボホタテはフライとかカツじゃなくって揚げ春巻きスタイル。


むむう、ホタテの春巻き、揚げ春巻き。


春巻きの皮で包むと、揚げるときにホタテの水分で揚げ油がすぐにダメになっちゃうことがなくなって、味としても引き立った。


で、なんといってもご当地グルメですからね、別海町産の野菜のマリネ、森永乳業別海工場産のモッツァレラチーズのスライスなんかがオープンサンド形式で出されるんで、それを、手順書を見ながら自分で四角いバンズに挟んで出来上がり、ってことなんですね。
手順書なんて言うと大袈裟ですけど、ま、イラスト見ながら挟むってことなんだと思います。


バンズが四角いのは、やっぱりね、四角い太陽からきているんでしょうね。


で、また、そのバンズなんですが、北海道産の小麦を、水じゃなくって別海牛乳で練って作る、っていう決まりがあるんだそうです。


「別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー」は2008年に出来たそうなんですけど、ルールがあって、「提供は4点セットで行うこと」なんだそうです。


ふううん、そなんですか、って思いますけど、これは食べる側じゃなくって、作る側、提供する側のルールですね。ご当地グルメですからね、個々の店っていうより「別海」っていう特徴を優先する狙いのルールなんでしょねえ。

 

 


4点セット、その1。「別海ジャンボ牛乳」
でしょねえ。ジャンボですよねえ。まずは牛乳がないとねえ。


その2。「別海ジャンボホタテバーガー」
これまた、でしょねえ。ジャンボですよねえ。2エルサイズ以上ですもんねえ。


その3。「北海道産フライドポテト」
なるほどですねえ。北海道ですからね、じゃがいも、外せませんよねえ。バーガーとの相性もバツグンですからねえ。


その4。「各店オリジナルサイドメニュー」
ほっほう。やっとここで各お店の勝負どころがあるんですね。


で、「別海ジャンボホタテバーガー」のソースも各店のオリジナルだそうです。
絶対に旨いでしょうね。間違いないですよ、これ。


ただ気になるのは、お店に行って注文する時、「別海ジャンボ牛乳アーンド別海ジャンボホタテバーガーください」って言うんでしょか?
いくらジャンボだっていっても、名前、長過ぎませんか。


「ジャンボセット」とか言ったりするんでしょうか。


ちょっとググってみたらですね、特に縮めた言い方はしていないみたいですけど「ミルクガールセット」っていうのが「別海ジャンボ牛乳アーンド別海ジャンボホタテバーガー」っていうメニューに並んでいるお店が少なからずありますよ。
なんやねん「ミルクガールセット」!?


こりゃ実際に行って確かめるしかないでしょ。


でもねえ、片道14時間。4日間か5日間コースですよねえ。ゴールデンウィークぐらいしか狙えませんかねえ。
でも、現地で食べたいですねえ。


四角い太陽の季節は拝めなくとも、はい~、べつせかいジャンボです~。別世界かあ。

 

wakuwaku-nikopaku.hatenablog.com

【暑熱順化】熱中症予防対策マニュアルを見てみるです

< 令和3年4月 日本産業規格 JIS Z 8504 の改正等を踏まえた改訂 >

2021年に「熱中症」で痛い目に遭っておりますので、ちょっとね、暑いっていう日が出て来て熱中症予防情報が発表されたりするとビビります。


クールビズの始まりは6月からっていうところが多いかと思いますけど、会社やプロジェクトによっては5月からっていうところもあったりしますよね。
だって5月から25度以上の夏日、時によっては30度以上の真夏日を記録する日っていうのが珍しくなくなってきていますもんね。最近ね。

 


厚生労働省「職場における熱中症予防対策マニュアル」を2021年に改訂しています。

 

かなり丁寧に作られたマニュアルで「第 1 章 熱中症について知る」「第 2 章 WBGT 指数計の配備と使用」「第 3 章 熱中症の予防と対策」「第 4 章 具体的な対策」そして「添付資料」という構成で80ページのマニュアルです。


2009年に作成された「職場における熱中症予防対策マニュアル」の初版を2018年、2020年、2021年とこまめに改訂してきているんですね。


熱中症については、いろんなメディアで盛んに取り上げられていますし、対策についてもレクチャーされていますよね。
そうした情報の中の厚生労働省として発信する最新版だってことになります。


知っている人にとっては常識の範疇なのかもですが、今回、個人的に初めて知った言葉があります。


WBGT? なんなん?


第2章の「WBGT 指数計の配備と使用」を見てみますと、「1 熱中症発生のリスク因子」っていう節の中で、熱中症の予防対策として大事なのは「熱中症リスクが存在する暑熱環境かどうかの評価」だっていってます。
暑熱環境って、イヤな感じの字面です。


でも結局、温度のことなんでしょ? って思ったら、ちょっと違うみたいです。
気温の測定のみでは不十分。
ふううん。


外気温が30度を超えると熱中症の発生件数は急激に増えるそうなんですが、30度に満たなくとも「相対湿度」が高いと熱中症は増えるんだそうです。シツドです。


21度の気温の中で湿度が95%っていう環境では死亡例も出ているみたいですね。


ええー! って思いますよね。21度って、涼しいとはいえないかもですけど、そんなに暑くもない気がしますよね。死んじゃうほどにはね。
21度、そんな気温環境でも湿度が高いと熱中症になってしまう可能性があるってことですね。


さらには、「輻射熱(ふくしゃねつ)」っていうのがポイントになるみたいです。


輻射熱っていうのは、日射しから受ける熱や、地面、建物、人間の身体から出ている熱なんかをいうそうなんですが、そういう熱を動かす空気の流れも重要な要素。
まあね、熱中症の原因が単純に何か1つだけっていうんじゃないだろうなってことは理解できますが、自分のいる環境がどういう状態なのかを知るのって、難しいですよね。っていうか、ほぼ無理でしょ。


ってことで、暑熱環境を客観的に判断するための参考になるのが「WBGT指数」っていわれるもので「暑さ指数」とも言っているようです。
Wet-Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)だそうで、単位は気温と同じ「度(℃)」


WBGT指数計には、据え置き型とハンディタイプがあって、TPOに合わせて使い分けて、その場所の暑熱環境を知ることが出来るっていうことになります。


黒球温度っていうのが輻射熱を測定する温度計。
へええ、聞いたこともないです。温度計にもいろいろあるんですねえ。


「職場における熱中症予防対策マニュアル」には「WBGT基準値」が示されています。
それ以上になると熱中症になっちゃう危険のあるWBGT(湿球黒球温度)ですね。


安静にしている状態:
暑熱順化者は33度。暑熱非順化者は32度。


天気予報なんかで「まだ身体が熱さに慣れていませんから」という言葉をよく聞きますが、身体の暑さに対する慣れを「暑熱順化」っていうみたいです。
暑さに慣れている人と、慣れていない人によって、熱中症になるリスクのWBGT基準値は違うってことですね。


パソコンなんかの軽い手作業:
暑熱順化者は30度。暑熱非順化者は29度。


草むしり、ゆっくりの散歩:
暑熱順化者は28度。暑熱非順化者は26度。


重いものを運ぶ作業、やや早歩きの散歩:
暑熱順化者は26度。暑熱非順化者は23度。


階段の昇降、ジョギング:
暑熱順化者は25度。暑熱非順化者は20度。


っていう目安です。


運動レベルが激しくなるにしたがって、暑熱順化者と暑熱非順化者とでは、熱中症リスクとされる基準値の差が大きくなっているのが分かります。


環境が暑熱を伴って来ると、人は汗をかくことで気化熱として身体の熱を逃がしますし、心拍数を上げたり、皮膚の血管を広げたりして身体の表面から熱を放して体温を調節するんですが、その調節がうまく出来ている人を暑熱順化者っていうんですね。


この暑熱順化っていうのは、暑い日にすぐにできるっていうものでもなくって、徐々にしか整っていかない。
で、お天気おねえさんたちは「身体が暑さにまだ慣れていませんので」ってうわけですね。


でもですね、夏日、真夏日が身体の暑熱順化を待ってくれるわけもなくって、急に暑い日がやってきて、続いたりするんですよね。
どうしたらイイんでしょ。

 


日本気象協会「暑熱順化に有効な対策とは」によりますと、気温が高くなる前に、無理のない運動をして汗をかくことが重要だそうです。

 

ウォーキング、筋トレだとかの運動と、お風呂もシャワーじゃなくって湯船に浸かる習慣を持つのがイイみたいです。
こうしたことを数日から2週間程度続けると、暑熱順化した身体になれるんだそうですよ。


2週間もかかるのかあ、って思っちゃいますが、さらにはですね、一度暑熱順化した身体になっても数日、涼しいっていうか、暑くない日が続くと暑熱非順化になっちゃうんだそうです。
ん~。つまり暑熱順化しても、汗をかくぐらいの運動は常にしていた方がイイってことになるんでしょうかね。


普段は、歩くにしても、むしろ汗をかかないようにしてますけどねえ。汗は積極的にかいた方がイイですかあ。
運動習慣ねえ、なかなかねえ。

 

でもですね、熱中症ってホント突然きますからね。身体の痛みとかより、意識が遠のく感じが恐ろしいです。
暑熱順化っていうのを、いつも意識したおいた方がよさげです。夏前からですね。


この日本気象協会の「暑熱順化に有効な対策とは」に「暑熱順化チェック」っていう項目があります。


ザックリとしたチェックなんですが、いつでも簡単に暑熱順化レベルを確認できて、結果確認のメッセージで対策の具体性を工夫できそうです。


でもさあ、「WBGT指数計」なんて会社に、たぶんないし、家にはもちろんないです。っていうのがほとんどですよね、きっと。
知りようがない「WBGT指数」


環境省の「熱中症予防情報サイト」に「全国の暑さ指数(WBGT)」っていうのがあって、地点ごとの指数を見ることが出来ます。

 

確認する地点は、「地方」「都道府県」「地点」をプルダウンから選択するか、表示されている日本地図をクリックして地点を選ぶことが出来ます。


選択された地点の暑さ指数は、さらに細かく、各場所ごとの指数が表示されます。
「通常の暑さ指数」風通しの良い芝生上での暑さ指数。


「駐車場」日陰のないアスファルト舗装の大規模な駐車場を想定


「交差点」片側3車線道路のような大きな交差点を想定


「バス停」小さな屋根のあるバス停を想定


「住宅地」住宅が密集した、風通しの悪い場所を想定


「子ども・車いす」地表面に近い高さの場所、ここでは高さ50cmを想定


「温室」植物などを育てている温室(時々換気がされる)を想定


「体育館」エアコンなどの空調設備がない学校の体育館を想定


っていう場所が用意されています。


さらには、1日の時間ごとの指数を日にちを選んで確認できます。
過去データも豊富に用意されていて、環境省、なかなかやってくれてますよ。
ま、要は「運動せえよ」ってことではあるんですけどね。

 


黙っていても汗をかくような季節になってからは、水分と塩分の補給が大事なんだそうで、これはね、みなさんご存じですよね。


暑くなる前から、ご自愛くださ~い。

 

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【巴御前】と【木曽義仲】儚く消えたヒロインとヒーロー 美男美女だったみたいです

< 意外な時に意外な人気 それともNHKのコマーシャル作戦なんでしょか >

検索ワードの上位に「木曽義仲」っていうのが入っていて、なして? って思ったら、あれですね、2022年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」っていうのをやっている影響なんでしょうね。
発表されている視聴率は、そんなにヨロシクナイみたいですけど。


町中華のテレビで、何度かチラッと見たことありますけど、ま、ストーリーは追えていませんし、じっくりと見たわけじゃないんですけど、なんかね、戦乱の緊迫感の感じられない絵面だなあって感想でした。


脚本は三谷幸喜だそうで、NHKとの相性がイイのか、3回目の大河ってことだそうです。
令和の現代に平安時代末期の修羅場を描くのは、難しいんでしょうね。


鎌倉殿の13人っていうタイトルからすると、鎌倉幕府の実権が源家から北条氏に移ってからの合議制のことなんでしょうから、木曽義仲が登場してくるシーンは、まだ前段っていえる感じでしょうからね、さらっと描かれているんだろうと思います。
であるにもかかわらず、ネットでの検索が多いっていうことは、けっこうイイ芝居場があったんでしょうか。


1年をかけてのドラマですから、平家の絶頂期から始めて、初期の主役が木曽義仲、それから源義経になって、頼朝からの三代、で北条家っていう流れが予想されますね。


ま、見ている人から、ちゃうわい! って突っ込まれるかもですけど、時代が変わるときっていうのは、いつでも複雑な人間関係があって、いろんな説があったりもしますし、捉えにくいです。
平安時代から鎌倉時代へ。貴族社会から武家社会へ。

 


頼朝と義経の兄弟関係は、物語としてたくさん取り上げられていますし、いろんな解釈がありますよね。
この時代、異母だ同母だっていって、兄弟っていってもかなり入り乱れています。


武神、八幡太郎義家として名前を残している「源義家(よしいえ)」から4代目が「源義朝(よしとも)」
この義朝のころから既に、源家の内紛、棟梁争いっていうのは熾烈だったみたいで、文字通りの殺し合いが繰り返されているんですよね。武家の争いは当然とはいえ、血生臭いものです。


関東を地盤としていた義朝は下野守に任じられますが、本拠地は相模国、現在の鎌倉辺りだったそうです。
南関東でどんどん勢力を強めていく義朝に対して、京の都で脅威を感じたのは、なんと父親の「源為義(ためよし)」


もうこの辺りからして、親兄弟といえども命をかけた争いを常に意識しているってことなんでしょうね。


嫡男である義朝の勢力に対抗させる目的で、父親である為義は次男の「源義賢(よしたか)」を上野国へ送ります。
それでもって義賢に勢力を拡大させる間、義朝を都に呼び寄せます。


鎌倉の留守を守っていたのは義朝の嫡男「源義平(よしひら)」鎌倉悪源太ってあだ名されるのがこの義平です。


勢力拡大で上野国から南下の様子を見せる叔父、義賢の本拠、現在の埼玉県嵐山にあったっていう大蔵館を、この時15歳だったっていう悪源太が襲います。
「大蔵合戦」って呼ばれるこの戦で義賢は殺されてしまいます。


この時大蔵館から命からがら救い出されて、信濃国へ逃れたのが、この時2歳だった駒王丸。後の「源義仲木曽義仲なんですね。

 


1155年の大蔵合戦で義賢勢を滅ぼした義朝、義平親子は、関東で絶対的な勢力を手に入れることになります。
この源家一族の争いは、都での天皇の院方と、摂関家側の権力争いの代理戦争っていう側面を持っていて、ひとまず院方が勝利を収めた結果になったわけですね。


このパワーバランスの均衡が破れたことに誘発されて、翌1156年、朝廷が後白河天皇方と崇徳上皇方に分かれて争った「保元の乱」が起きます。


しかしまあ、なんなんでしょうね、こういう権力争いって。理解できない部分が大きいです。
保元の乱で義朝は「平清盛」とともに天皇方について、勝利します。


権力争いがこれで落ち着くことはなくって、1159年、天皇親政派と院政派の間に「平治の乱」が起きます。
天皇方についたのが平清盛院政側が義朝、義平親子です。
清盛の勝利で平治の乱は終わりますね。


平治の乱で平家は絶頂期に入るんですが、義朝、義平親子は命を落とします。


義平の弟たちが「源頼朝」「源義経」なんですね。異母兄弟。


平安時代末期、平清盛が権力の中枢で安定している20年ほどの間、頼朝、義経兄弟と、木曽義仲はひっそりと成長していくんですね。
義仲は木曽の自然の中で、おそらくは後に妻ともなる「巴御前」と逞しく育っていくんでしょうけれど、記録が残っていないみたいなんですね。


巴御前には実在疑問説なんかもあるんですよね。実在したでしょ、って根拠なく応援します。

 

 

1181年、清盛が病死すると、全国に反平家の軍勢が起ちあがって、成長した義仲が旭将軍として都に入って来るんですね。


後世ではあまり評判の良くない義仲ですが、残っている文書からすると、威風堂々としたイケメンだったらしいです。


そして巴御前は、平家物語によれば、
「木曾殿は信濃より、巴・山吹とて、二人の便女を具せられたり。山吹はいたはりあって、都にとどまりぬ。中にも巴は色白く髪長く、容顔まことに優れたり。強弓精兵、一人当千の兵者なり」
ってことですからね、別嬪さんだったみたいです。


つまり美男美女の組み合わせだったんですね。


充分あり得ることだと思いますね。


容姿端麗で、体力、知力にも恵まれた女の人が日本の歴史の中に、何人かいて当然じゃないのって思いますです。


義仲、巴は都から平家を追い落とした殊勲者なのに、なんで追われることになったのか。
落ちて行った平家が同道していった安徳天皇に代わって新たに天皇を決めなければいけない時に、義仲は自分が挙兵するにあたってずっと担いできた「北陸宮」を推したそうです。


つい最近まで身分の無かった義仲に、皇位継承問題に口を出されたことが後白河法皇の逆鱗に触れたってこともあって、遠ざけられたらしいんですね。身分社会ですからね。


義仲の父親を殺した義平の弟が源頼朝だっていう関係性もあって、その辺りを天皇方に利用されて、頼朝軍を呼び寄せられて、戦わざるを得ない状況になったみたいです。
1184年、宇治川の戦い義経軍との死闘を繰り広げ、義仲軍は最後6騎だけになってしまうほどの戦い方。
そのうちの1騎が巴御前


お前は女だから、逃げてくれ。女と一緒に死ぬのは恥になる。って義仲に言われたとか、自分たちの正義の戦いを言い伝えるために逃げ延びてくれって言われたとか伝えられていますが、巴御前は生死不明なんですね。


「義仲天下を執る後、六十日を経たり。信頼の前蹤と比するに、猶その晩きを思ふ」
と評された源義仲、討ち死に。
今井兼平樋口兼光楯親忠、根井行親、討ち死に。
と伝わっています。

 


巴御前っていう女の人は、鬼神のような武力、体力の持ち主だったこともあるんでしょうけれど、義経にも勝る戦い方の計算も出来た人だったんじゃないでしょうかね。
そうじゃないと、まさに血で血を洗う戦場の中で最後まで義仲を守って戦い続けることはできなかったんじゃないでしょうか。
義仲も、巴御前も、政争に負けたって言えるかもですねえ。


誰か、軍事じゃない方面の才能の人が義仲軍に加わっていれば、全く違った人生になったでしょうし、違った日本になったんでしょうね。


対して源頼朝っていう人は、とっても政治的な人ですもんね。
徳川家康が幕府体制を作るにあたって参照にしたのは、頼朝の実績だったそうですしね。
北条氏の「十三人の合議制」も、その土台にあるのは頼朝の作った体制ですからね。


頼朝は謎の死を遂げますし、源家三代は儚く短く終わってしまいます。


この時代の英雄、才能はみんなあっという間に表舞台から姿を消してしまうんですよね。
巴御前なんかも、もうちょっとね、研究成果が発表されて欲しい英雄の1人です。


「巴は色白く髪長く、容顔まことに優れたり。強弓精兵、一人当千の兵者なり」


義仲との愛欲関係が無ければ、あるいは全軍の指揮権をある程度任されてさえいれば、義経の戦上手にひけをとる者ではなかったでしょうに。って根拠なく思いますです。