ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【もちモチ もっちモチ】いそべ餅 いそべ巻き いそべ焼き

< 違うの? いや 一緒でしょ 呼び方がっ違うだけ でしょ たぶん >

よく行く居酒屋さん。
アテのメニューが1品とか2品、時々代わります。増えるんじゃなくって置き代わる。


時期を置いて復活するアテもありますし、その時限りでもう二度と口にすることのできないモノだったりすることもあります。


仕入れの問題もありますし、なんでも値上がり続きの食材事情。そんなにたくさんの種類を置いておくわけにもいかず、ってことなんでしょうけど、ちょくちょく行っている酒呑みにとってはむしろアリガタイことでございます。


酒のアテ。千差万別、人の好みもいろいろです。


で、この前代わったのは「いそべ焼き」
「揚げワンタン」がなくなって新しいアテとしての「いそべ焼き」
ええ~!? 餅ってアテっていうより、しっかりとメシじゃん!


いやいや、なかなかオツなアテでございますよ、っていうご意見もございましょうけどね。


っとかアタマの中でぐるぐるやってから、
「いそべ焼きにしたんだねえ」
って言ったら、大将が、


「はい。好い海苔が入ったんで。今、海苔、高いんすよねえ。餅はみなさんお馴染みのパックのです。しょう油は九州の甘いヤツと出汁で巻きます。旨いですよ」


って言って、厨房の中に引っ込んでいきました。

 

 

 


と、カウンターの隣りに座っていた2人組の女性の1人が、
「あのう……」


初めて見る方たちで、2人とも30代前半ぐらいなようにお見受けしましたが、


「いそべ焼きって、お餅なんですか?」


んひょ~! そういうおたずねだったんでありました。


なに? 今って、いそべ焼きに市民権ないの? 餅ですとも、お餅です。


力強く何回も肯いて返事をしますと、その2人組の向こうに座っていたスーツ姿のオッサン。こちらも初顔でしたけれど、


「餅を焼いて、しょう油漬けて、海苔をぐるっと巻いたやつ。食べたことないの?」


2人組の女性、今度はそっちに顔を向けて、黙ったまま首を横にブンブン振っています。


「昔はね、銀座で、暗くなってくると花屋の屋台が出てきてね、花売りのオネエサンたちがバーに向かっていく男たちに、いかがですかって売ってたの。花売り娘」


こっちから2人組女性の顔は見えませんけど、おそらくポカ~ンとしていたんじゃないでしょうかね。
たしかに昭和の時代、銀座には何台か花売りの屋台が出ていましたね。


「それで、もう少し夜が遅くなってくるとね、いそべ焼きの屋台も出てくんだよ」


ふううんっていう感じの2人組。たぶん。顔は見えませんからね。


「銀座で歩きながらお餅食べるんですか、夜に?」


「いや、まあ、食べる人もいるんだけどさ、あれなんだよ。バーに行く人たちがさ、お土産に買って持っていくんだよ」


「バーの人たちが食べるんですか?」


「いや、そこはさ、食べるっていうか、売り上げが大事っていうかさ、ね」


って、そういうとこでこっちに振られてもねえって感じでしたけど、その日はそれ終わらずに、背中側のテーブルに陣取っていた3人組のサラリーマン男子。

こちらはみなさん40代ぐらいだったでしょうかね。そのうちの1人が、


「でもこのメニュー間違ってますよね」


もう1人が、


「なに? いそべ焼きが?」


「だって、いそべ巻きでしょ、ホントは」


「え? いそべ巻き? 聞いたことないけど」


「はあ? いそべ焼きじゃなくっていそべ巻きが正しいでしょ」


いそべ焼きを知らなかった女性の1人が、


「巻きっていうのが正しいんですか?」


なんかね、話が妙な方にカーブしていっちゃいましたよ。


大将も顔を出して、盛り上がっている6人を横目で見ながら、小声で聞かれました。


「いそべ焼きっていいますよね? 普通ね?」


うんうん肯いて同意です。むしろいそべ巻きっていう言い方を聞いたことがありませんよ。


いそべ餅っていうのは、どこだったかのインターの幟で見たことがありすけど、いそべ巻きは知りません。
もしかすると、地域によって呼び方に違いがあるのかもしれませんね。関東ではいそべ焼きで、関西方面でいそべ巻き、なんでしょうかね。


でもまあ、その人に関西アクセントは感じられませんでしたけどね。

 

 

 


いそべ焼き、いそべ巻き論争には加わらずに、背中を向けたまま「里芋土佐煮」をアテに、紫赤兎馬のロックをやっておりました。


餅って、今はサトウの切り餅、アイリスオーヤマの生きりもち、だとか季節感なくありますからね、好きな人は年がら年中食べられるわけですよね。


お餅の食べ方ランキングっていうのがあって、見てみますと面白いですね。


個人的に餅を普段から食べつけてはいませんけれど、ああ、これ、あったなって感じで、1個とか2個、アテにするのもイイよなあって思うのが多いですね。


しかし考えてみますと、餅の食べ方って、知らないのも含めてたくさんあるんでしょうね。地域独特の食べ方っていうのもあるでしょうし、家庭ごとのアレンジメントっていうのには興味が湧いてきます。
我が家の常識、世間の非常識! っていう面白い食べ方って、まあ餅に限らずいろいろありそうですけどね。

 

 

ランキングを見ていきます。


第10位:「納豆餅」
柔らかすぎるぐらいに茹でた餅を小鉢に入れて、納豆、しょう油、辛子、刻みネギっていうのがスタンダードでしょうか。納豆は大粒、小粒、ひきわり。好みの分かれるところかもしれません。


アテとしてもいけそうですけど、さっさと食べきらないと固まっちゃいますね。


第9位:「からみ餅
これ、おろし餅って言ってましたね。
大根おろしかつおぶし、しょう油で、ねぎを散らしてね。これもまた柔らか~く茹でた餅がイイですよねえ。


からめて食べるからからみ餅なのか、大根おろしの辛味ってことなのか、はたまた辛味ダイコンを使うってことでからみ餅なのか。どうなんでしょ。


おろし餅。言わない? どうなんでしょ。
食べものの名前って地域と人によって違うっていうあたりも面白いです。


第8位:「揚げ餅」
今はこれ、わざわざ作るのが多いんでしょうね。松が終わるのを待って、とか、そういう鏡餅を使ったの、今でもありますかね。


把握してはいませんけれど、しょう油煎餅にするか、甘辛あられにするか、味付けもいろいろありそうです。


呑み屋さんのアテとして出てくるのは、サトウの切り餅をサイコロに切って、揚げたヤツですね。
切り餅1個がベストボリューム。ま、変わりアテとして、旨いです。


第7位:「ずんだ餅
へええ、ずんだ餅ってベスト10入りしているんですねえ。かなりレアな餅っていうイメージでしたけど、これはちょっと手間がかかるっていいますか、ちゃんと料理しないと、って感じでしょうか。


枝豆は柔らかく、餅は柔らかすぎず硬すぎずっていう好みの塩梅に仕上げるのも、ちょっとだけこだわりが分かれそうです。


でも、餅っていうより、どっちかと言えば団子なのかもですよね。


第6位:「あんこ餅」
これもまた餡団子のイメージの方が強いですね。餅バージョンだと、とろっとした餡をお椀に入れて、そこへ焼き餅を投入っていうのもありますよね。オーソドックスではありますけど、アテとしては、どうでしょねえ。ってこれアテのランキングじゃないですけどね。


お餅の食べ方ランキングです。


第5位:「おしるこ」
ええ~!? 個人的には第6位、あんこ餅と変わらんだろうって気がするんですけど、ま、違うんでしょねえ。
甘味。居酒屋メニューには、まず無いんじゃないでしょうか。あるんですかね?


第4位:「お雑煮」
おおっ。お雑煮が4位ですか。


これ、ひとくくりにお雑煮って言っちゃっても、その実態は千差万別なんでしょうね。地域ごと、家庭ごとに違っているでしょうからねえ。
餅の形。丸餅か角餅か。地域性ですよね。味付けもいろいろ。


餅以外の具に何を入れるかによりますけど、お雑煮ってお正月だけじゃなくたって良さそうにも思いますけどね。
たいていの人は好きなんじゃないでしょうか。日本人はね。


第3位:「砂糖醤油」
んはは、でっす。


これもよくやりますよね。手っ取り早くって感じの食べ方。
焼き上がった餅が、ぷくう~ってなったら、手早く、砂糖しょう油の小皿へ。アチッアチッて言いながらほふほふ食べる。


ベストテンでやっと出てきた焼き餅ですけど、日本の冬の風景ですよねえ。
別に何にこだわるわけでもなく、普通の餅でイイですし、普通の砂糖、普通のしょう油
餅って食べもの。旨いですねえ。ご先祖様に感謝ですねえ。


第2位:「磯辺焼き
お、出てきました。いそべ焼き、第2位ですか、ふむふむ。


このランキング調査では「磯辺焼き」っていう表記ですね。でも「焼き」です。「巻き」じゃないですね。


ま、名前って言いますか呼び方は、いそべ焼きでもいそべ巻きでも、はたまたいそべ餅でも、どれでもオッケーですよね。


いそべ焼きに巻く海苔はですね、軽く炙ってから巻くと、香りが立って、一気に高級感が増します。
海苔には表と裏があって、そのざらざらした裏側だけを炙るのがコツです。ササっとコンロの火の上の方で炙ってパリッとさせながら香りを引き出すんです。
海苔の香りっていうのも、イイですよねえ。


しょう油は普通のでイイっしょ。
日本人で良かったなあって実感できる逸品だと思います。いそべ焼き。


ちょっと時間が経って、海苔がしなっと餅にへばりついた状態になったのも、これまた、旨いですもんねえ。


第1位:「きなこ餅」
へええ、いそべ焼きを抑えての第1位はきなこ餅ですか。


ランキングは茹で餅が圧倒的なんですね。


でもこれ、きなこ餅って「安倍川餅」のことですよね。


ま、たしかにきなこなんですけど、静岡県のみなさん。も少し安倍川っていう名前を推してみてはいかがでしょう。
きなこ餅っていう名前になんのモンクもありませんけれど、静岡の郷土料理なんですよね。
農林水産省「うちの郷土料理 静岡県 安倍川もち」にも取り上げられています。

 

 

 

「府中宿名物安倍川餅」は、2020年に文化庁文化財保護制度で日本遺産の構成文化財の1つに認定されているわけですし、食材の名前そのものより、安倍川っていう名前で呼ばれた方が餅もきなこも喜ぶような。


ん? 気のせい?
ランキング第1位ですってよ。

 

【オクトーバーフェスト】10月じゃなくたってオクトーバーフェストなんです

< いろんなイベントが3年ぶりってことで帰って来そうな2023年でございます >

まずは、ザックリした歴史のお話。


かつて「神聖ローマ帝国」っていうのがあったんですねえ。世界史のオベンキョでやりましたよねえ。ローマ帝国が分裂して出来た国。
だいたい今のドイツ、オーストリアチェコ、イタリア北部辺りの大きな国です。


9世紀ごろから領域をいろいろ変えながら存続していた神聖ローマ帝国の中に、1648年からバイエルン選帝侯領っていうのがあったんですね。


1806年、ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)によって神聖ローマ帝国が解体されて、バイエルン選帝侯領は「バイエルン王国」になります。


いろいろ戦争を繰り返しながら初代のバイエルン国王になったのは「マクシミリアン1世(1756~1825)」で、バイエルン選帝侯としてはマクシミリアン4世だった人。
4世選帝侯から1世国王です。


で、この国王の嫡男「ルートヴィヒ王太子(1786~1868)」が、「女ったらし」として知られているんでありますよ。
ま、ウソかホントかは知りませんけどね。


いろいろスッタモンダもあったんでしょうけれども、1810年ザクセンヒルトブルクハウゼン公の娘「テレーザ(1792~1854)」と結婚っていう運びになります。


ルートヴィヒ王太子っていう人は能天気な性格なのか、結婚式は盛大に行いたいってことで臣下に準備を命じます。


そして10月12日の結婚式に、ミュンヘンのお城の壁の前の「緑地(ヴィーズン)」に国民を集めてビールを提供。
吞めや歌えやの連日で、17日には競馬を催したりして大騒ぎ。


このビールを吞んで、ルートヴィヒ王太子とテレーゼ・フォン・ザクセン=ヒルトブルクハウゼン公女の結婚を大々的にお祝いしたのが第1回の「オクトーバーフェスト」なんだそうです。


第1回の日付について、12日だ17日だっていう言い争いが今でもあるんだそうですね。最初から1日だけのイベントじゃないようですからね、どっちも正解ってことでイイんじゃないでしょうか。
しかも200年以上前の10月ですよ。


とにかく結婚祝賀会として「オクトーバーフェスト」が始まったってことですね。
めでたしメデタシ。

 

 

 


と、ここで1つ、エピソードがあります。


この時代に知られたファム・ファタールに「エリザベス・ロザンナ・ギルバート(1821~1861)」っていう女の人がいます。


このアイルランド生まれって言われている別嬪さんは「ローラ・モンテス」っていう芸名で、エロティックダンスを披露して人気のダンサーだったんだそうです。


男たらしとしても知られています。


資産家、有名人を次々にたらしこんだみたいなんですよ。
数いる愛人のうちの1人がハンガリーのピアニストで作曲家の「フランツ・リスト(1811~1866)」


どっひゃあ、ビッグネーム。リストですよ、あのリスト。ハンガリー狂詩曲の。


美貌の踊り子ローラちゃん、1846年にミュンヘンに旅行します。


で、どこでどういう出会いなのか、バイエルン王になっていたルートヴィヒ1世の愛人になっちゃいます。


男たらしと女たらしの関係は、どうやら完全にローラちゃんの勝ち! だったみたいで、ルートヴィヒ1世に自分を批判していた内閣を解散させたりしているんですね。
ローラちゃん、怖いじゃん。


その他にもいろいろワガママ放題だったんでしょうね。1848年にローラちゃん追放の暴動が起きちゃうんですよねえ。


テレーゼ王妃は一連のルートヴィヒ1世の女性関係には「しょーもなっ」ってことで一切口出しはしなかったそうなんですけど、暴動によってローラちゃんは国外追放。そしてルートヴィヒ1世自身も退位に追い込まれちゃいます。


あらら、ってことなんですけど、えーかげんにせえよ! っていう国民の正しい判断でしょねえ。


追放されたローラちゃんはその後、ロンドンでひと悶着起こしてイギリスにいられなくなって、フランスへ、そこからスペインへ、そしてアメリカへ。


アメリカでもエロティックなスパイダーダンス。最初はニンキだったみたいですけど、次第に落ちぶれてニューヨーク、ブルックリンで寂しく亡くなったそうです。

エピソード、おしまい。


さてさて、なにかとお騒がせだったルートヴィヒ1世だったんですが、結婚祝いとして始めた「オクトーバーフェスト」の方は国民に支持されて残っていくんですね。


ビール祭り! ビバッ!「オクトーバーフェスト」です。


現在の開催期間は10月の第1日曜日を最終日とする16日間っていうことになっているんだそうで、このことについて、ほぼ9月にやってるのに、なんでオクトーバーやねん!? っていう疑問が出されることも多いらしいんですけど、世の中、なんでそんな面倒くさいことを言う人がいるんでしょうか。


これって「オクトーバーフェスト」っていう名前のビール祭りやん! そんでエエやん!


別にいつやってもイイんじゃないでしょうかね。
実際、ヨーロッパのビール祭りっていうのはいろんな国のいろんな場所で開催されていて、春にやっても「オクトーバーフェスト」っていうところもあるらしいですよ。


それにね、ミュンヘンでは「オクトーバーフェスト」っていう名前じゃなくって、テレーゼ王妃の緑地ってことで「テレージエンヴィーゼ」って言ったり「ヴィーズン」って言ったりする方が普通らしいんです。
オクトーバーフェスト」って、あんまり言わない。


なんでオクトーバーやねん!? っとか言ってるの、誰? 日本人?

 

 

 


戦争やらなんやら、直近ではコロナパンデミックで開催されない年もあったみたいですけど、200年以上続けられている「オクトーバーフェスト


世界各国に広まってますよね。凄いなドイツビール! ってことなんですけど、「オクトーバーフェスト」で呑まれるビールの銘柄は、正式には地元の6銘柄に決まってるんだそうですね。
「ヴィーゼンビア(緑地ビール」って呼ばれているみたいです。


日本で開催された「オクトーバーフェスト」に何回か行ったことがありますけど、ビールの銘柄、気にしたことないですねえ。馴染みのないドイツビールより、キリンがイイですう。アサヒがイイですう。っとかで呑んでいました。


ジョッキ持ってウロウロして、いろんな形のいろんなソーセージ。旨いでよすねえ。

 

 

 

正式な、って言いますか、正式なんてどうでもイイようなもんだと思いますけど、ビールはね。

1990年にミュンヘン裁判所によって決められている「オクトーバーフェスト」に提供されるビール。


ミュンヘン発祥の6大ブリュワリー。


「アウグスティーナー」アルコール度数6%


ハッカー・プショール」アルコール度数5.8%


「ホフブロイ」アルコール度数6.3%


レーベンブロイ」アルコール度数6.1%


「パウラーナー」アルコール度数6%


「シュパーテン・フランツィスカーナー」アルコール度数5.9%


レーベンブロイぐらいしか知りませんですねえ。
でもね、世界レベルでいえば、ビールはドイツでしょってことですもんね。


いろんな色があって、いろんな味わいがあって、旨いです。ドイツビールもね。


1950年からはミュンヘン市長がビール樽の口開けをして「酒が開いたよ!」って宣言するオープニングがあるんだそうです。そして2日目には民族衣装を着てのみんなのパレード。
競馬は1960年以降開催されていないみたいですけど、この頃には世界中に知られるビール祭りになったんですね。


いろんな国で「オクトーバーフェスト」「テレージエンヴィーゼ」です。


楽しいはずのビール祭りなんですが、200年以上も続いて来た中には悲惨なこともあったんですね。


1980年の「オクトーバーフェスト」はパイプ爆弾テロで多数の死傷者が出てしまいました。


そこまで悲惨なことではないながら、毎年「ビアライヒェン(ビール死体)」って言われる急性アルコール中毒者が出てしまうことも問題視されてはいるんですよね。

ビール死体。。。


自己責任でしょ、とはいうものの、2005年には「静かなオクトーバーフェスト」っていう概念が言われ始めて、おバカな酔っ払いパーティーっていうイメージを払拭しようってしているらしいです。


大勢が集って酒を呑むんですからね、けっこうな数の困ったちゃんが出てきてしまうのも、まあね、急性アルコール中毒とかになっちゃうと、「しょーもなっ」じゃ済まないんですけどね。


本場ミュンヘンではコロナパンデミックで中止が続いていたんですけど、2022年に再開されています。


日本国内でも各地で開催されていた「オクトーバーフェスト」なんですが、どうでしょうかね、2023年。


オクトーバーまでにはコロナ、すっかり治まって欲しいところでありますよねえ。


でもまあ、再開されても「ビアライヒェン」にはならないように、くれぐれもね。

 

 

 


大規模で開催される日本の「オクトーバーフェスト」は横浜赤レンガ倉庫前広場が有名ですよね。
日比谷公園芝公園昭和記念公園


またビールの賑わいが戻ってきて欲しいと、切に願う酒呑みなのであります。


へべれけになる前に切り上げますですよ。大人なんですからね。はい。

 

【自販機ラジオ】自動起動防災放送ラジオ付き自動販売機

< 自動販売機にラジオをくっ付けるっていうのはアイディアですけど ちゃんと機能するの? >

国や自治体の動きがあまりにも鈍いんで、自分たちでなんとかしましょうっていう気持ちはお見事であります。


日本はね、地震列島だし、火山列島だし。災害の多い国なんですよね。


2023年1月13日に政府の地震調査委員会が「静岡県から九州沖合にかけての南海トラフ沿いで、マグニチュード8~9クラスの巨大地震が20年以内に起こる確率が「60%程度」に高まった」って発表しました。
この前の発表では「20年以内に起こる確率が「50~60%程度」」っていう数値でしたんで、少し発生確率が高くなったって言えるんでしょうね。


この20年以内っていう予測が20年以上続いているような気もしますが、巨大地震なんて、起きないで済むんであれば起きないで欲しいです。


1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」の時には、東京で揺れは感じられませんでした。


その日、始発の新幹線で京都へ行く用事があって、朝の6時前に東京駅にいたんですが、構内アナウンスがあって、新幹線は運転を見合わせていました。


神戸で地震があったらしい。
最初の情報はそれだけでした。


スマホだとかもない時代。東京駅のコンコースに小さなテレビがあって、音声なしの映像を遠くから見ていました。
ヘリコプターから撮影されている映像が見えていましたが、なにが起きてしまったのか。今映し出されている映像はホントに日本なんだろうか、って受け止めていました。


瓦礫だらけの街。


メディア側も急遽の撮影活動でしょうから、どこからどう映し出していけばいいのかなんて計算は出来ていなかったろうと思います。


遠景が映し出されると火事の煙も見えていました。近場の映像はとにかく瓦礫でした。破壊のあとでした。


新幹線は京都まで運転することになったっていうアナウンスがあって、乗り込みました。
この時点で、神戸で地震があったっていうことと、テレビに映し出された惨状が頭の中でうまく結びついてはいなかったですね。


京都市では消防車、救急車が赤色灯を回して慌しく走っていました。

 

 

 


京都の仕事関係の知人は顔が引きつっていましたし、そのことで、これは尋常な規模の地震じゃなかったんだろうなって感じました。
神戸と京都ってそこそこ離れていますからね。


仕事にもならず、その知人の車で何か手伝えることがあるかもってことで遠回りしながら神戸を目指しましたが、大阪あたりから動けなくなりました。
火事の煙。廃墟の連なり。緊急自動車


カーラジオから聞こえてくる惨状は、どんどんその被害数値が大きくなる一方で、これは救急活動の手伝いどころか邪魔になるだけと判断して引き返してきました。


いったいどういうことになってしまったのかを知るのは、東京に帰って来てからのことでした。
テレビが空からの映像と、陸路で入った被害現場の映像とを流していましたが、1995年当時、災害情報の伝達っていうのは全く出来ていなかったって言っていいでしょうね。
ハードウェア的にもソフトウェア的にもです。


無理もないとはいえ、メディアも混乱していました。


そもそも大規模災害っていう事態に対する心構えみたいなものが、誰にも無かったんじゃないでしょうか。


かなり時間が経ってから、付き合いのあった神戸の会社の災害の実際を知って、打ちのめされました。


2011年3月11日の「東日本大震災」の時は、オフィスビルの35階にいたんですが、春めき始めた何気ない一日の午後、東京も信じられないぐらいに揺れました。
耐震設計されているビルみたいでしたけど、立って歩けないぐらいグラグラ、というかグルグル回っているような揺れでしたね。


都内の水道は概ね無事だったみたいなんですが、一部では電気が消えました。


エレベータは止っていますので、階段です。
35階から階段で1階まで下りてくるのも、知らない者同士かばい合いながらですし、なぜか少しづつしか下りられませんでした。進まないんですね。


この時にはほとんどの人が携帯電話を持っている時代でしたが、すぐに通じなくなりました。
情報が何もない中での避難行動です。


揺れの恐怖が消えないまま、家族を心配する悲鳴のような声がビルの内階段にこだましていました。
不安っていうのは、狭い空間の中で伝染しやすいものだと思いますけど、ま、みんな勤めて冷静にしていましたね。


パニック寸前の人の群れが、じりじりとしながら階段を一段、また一段と下りていきます。


ようやくビルの外に出て、なんで少しづつしか動けなかったのかが分かりました。
ビルの外の道路には徒歩で帰宅するしかなくなった人の群れが、言葉通りに立錐の余地もなく、悄然として、前の人に続いて少しづつ足を動かしていたんですね。

 

 

 


道路という道路は車が立ち往生して動かなくなって、電車も動きませんし、都心で働いていた人たち、とんでもない数の人たちが「帰宅困難者」になりました。


信号も機能していませんし、車も人も動けないんです。
みんな黙って歩いています。
とりあえず駅まで行ってみるっていう人が多かった記憶です。


電車で1時間も1時間半もかけて通勤してくる人たちが、歩いて自宅までっていうのは、元気がないと意欲的にも難しいことだということを知りました。


どんどん歩いて行く人は、家族が心配なんですよね。歩ける状況になると、歯を食いしばってまっすぐ前を向いて足早に去っていく人も少なからずいましたね。


駅の構内に座り込んだ人たちの中から「南海トラフかな」っていう小さな声がして、誰もそれに反応することなく、携帯電話を何度もなんども確認していました。


暗くなってくると、電気の付いている地域と真っ暗な地域があることが分かって来ます。
案外早く電気は回復していったみたいでした。


店舗の中のテレビを見ることが出来て、だんだん地震の様子が分かって来ましたが、その日は駅で過ごして翌朝、動き出した電車で家路につきましたが、そのまま会社へ戻るっていう人たちも多くいましたね。


かなり揺れた「東日本大震災」でしたが、東京の被害レベルは比較的深刻じゃなくって、翌日以降、日常に戻っていくスピードは速かったと思います。


こうした大規模な災害に見舞われてしまって感じるのは、まず、水や食料っていう心配の前に、いったい何が起きたのか。自分たちは今、どういう状況に置かれいるのかっていう「情報」が欲しいっていうことですね。


東日本大震災の時、災害発生直後に利用したメディアとしては、ラジオが68%だったっていう報道がありあした。
発生一週間後ではラジオの利用が76%になったそうなんですよね。


自分が帰宅困難者になった近辺にラジオを持っていた人はいなかったのかもしれません。
携帯ラジオを持っている人がいたとしても、みんなに聞こえるように鳴らすのは憚られたかもしれません。


結果的に、何も情報を持たない帰宅困難者も大勢いたんだと思います。


ラジオは電源につながなくたって電池で大丈夫ですからね、災害に強いメディアです。
災害時に的確な情報取得が出来そうです。

 

電源必要タイプ

いざという時に、落ち着いた行動をとれるかどうかっていうのは、正確な情報を持っているかどうかに関わってきますよね。情報取得手段を持っておくってうのは大事です。
とはいうものの、のど元過ぎれば、っていうことなのかどうか、携帯ラジオを準備しているかっていうと、ね、っていう感じです。


大災害になると使えなくなっちゃうスマホっていうのは、インフラ整備をちゃんとやって欲しいと思いますけど、今現在、大量受発信に対応できるサーバー環境になっているのか分かりませんね。


2023年1月18日に、東京都世田谷区の区立公園にある自動販売機に防災ラジオが付けられたっていうニュースがありました。
震度5以上で自動的に起動するラジオなんだそうです。


自動起動防災ラジオ付き自動販売機ってことですね。名前、長いです。


この世田谷区の自動起動防災ラジオ付き自動販売機は、コカ・コーラボトラーズジャパンエフエム世田谷によって運用されるってことなんですが、災害発生時に避難所情報だとかの防災情報を半径100メートルに届く音声として提供してくれるそうです。


自動販売機ですから電源は大丈夫とはいうものの、停電になったら動かないよね。っていうことに関しては内蔵電池で2日間は動き続けられるんだそうです。
ラジオは電力消費が少ないですからね、その点は大丈夫そうです。


都内では初めての運用になるんだそうですけど、この自動起動防災ラジオ付き自動販売機の運用を進めているのは三重県鈴鹿市の「鈴鹿コミュニティー


行政に頼りきりになるんじゃなくって民間に出来ることをやろうっていうコンセプトなんですね。


日本全国の自動販売機数がコンビニに押されて減少傾向になってきて、ドリンク提供だけじゃない工夫をしてその在り方を変えていこうっていう流れはずっと前から続いているみたいなんですが、販売っていう商業価値だけじゃない機能を持たせるっていうアイディアは出色ですね。
凄くイイと思います。


「飲む防災 飲む防犯」っていうふうに言っているのは、今ある自動販売機がほとんどドリンク提供のものだからなんでしょうけど、今は、自動販売機自体がその中身も変えていっていますからね、置いてある場所も変化していくのかもしれないです。


コンセプトはとっても感心しますし、ナイス! って思うんですけど、1つ懸念があります。


ラジオ放送を提供する地域ごとのコミュニティFMが、その時の災害に耐えられて、まともな放送内容を提供できるのかってことです。


災害発生地域で放送している地元のラジオ局だからこその防災、防犯放送なんだろうって思うんですけど、ラジオ放送設備自体も災害地域の中にあるわけですから、放送内容のソフトウェアは準備されていても、肝心の放送設備が被害を受けない工夫、っていうのか、インフラ的な問題ってないんでしょうかね。


ん~。ラジオの本体に中継局機能を持たせるだとか、いろいろ進化させていって、災害地域から離れた放送局からでも放送内容をコントロールできるようになっていくんでしょうかね。


このあたりに向けてこそ、デジタル後進国から脱却できる実用システムっていうのを構築できるとイイですけどね。


民間でっていうコンセプトが気分イイです。
まず動き出してみるっていうエネルギーは素晴らしいと思います。

 

 

 


自動起動防災ラジオ付き自動販売機が活躍できる場所って、都市よりも郊外かもですしね。
どんどん広がっていってくれるとイイなって思う「自動起動防災ラジオ付き自動販売機」です。


地球のプレートのズレとか、ゴジラが何とかしてくれるとイイんですけどねえ。

 

【八丁味噌】尾張名古屋は「味噌」で持つ 岡崎の話なんですけどね

< 伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は「城」で持つ がホントですう >

聞いたことありますよね。伊勢音頭っていうんだそうです。


名古屋城ねえ。金のシャチホコ、有名ですもんねえ。
でもまあ、お城は食べられませんからね。シャチホコさんだってエビフライじゃないわけだし。


っとかね、罰当たりなことを腹減りアタマでブツブツとつぶやいておりますですよ。


ちなみに、名古屋城の最上階の屋根に、南北方向に乗っている2匹の金のシャチホコですが、北側のシャチホコが雄、南側が雌なんだそうですよ。なるほど夫婦だったんですねえ。


なんだってまた名古屋の話をしておりますかって言いますとですね、きょうもきょうとて、冬の寒空、冷たい風に煽られながら鼻水垂らして、なんとかたどり着きました焼酎バー


めっちゃ冷えているんですけど、芋焼酎ね、お湯割りにせずに、でもまあ、とにかく身体が冷え切っておりましたので常温でキでいただくことにしました。


と、大将が、
「まず、これで温まってくださいよ」
ってニコニコとカウンターに出してくれたのが、赤だしだったんでありますよ。


すっごく久しぶりの赤だしです。豆腐となめこ
熱々です。旨いです。口の中、食道、胃袋と順繰りに温まっていきます。沁みます。有難いです。


赤だしって、かなり満足度高いです。


キでいただく芋焼酎は、珍しい茨城県産の「漫遊記」すっきりした焼酎です。
交互に摂取。どうにか人心地が付いてきました。


っていうか、外に出なければそんなに冷えることも無いんじゃないの、ってなもんなんですけど、ま、酒呑みっていうのはこんなもんでしょ。部屋に酒がないわけじゃないっていうのにね。

 

 

 


その焼酎バーにはどて煮だとかの八丁味噌煮込みのメニューがあって、赤だしも当然ながら八丁味噌です。
汁物もアテとしてけっこういけるもんがありますよね。
スープじゃなくって汁物って呼んでおきたい酒呑みごころ、なんであります。


中でも赤だしはサイコーだと思います。


で、大将と赤だしの話をちょこっとしたんですけれど、赤だしっていうの、八丁味噌が基本だと思っていたんですけど、八丁味噌じゃない豆味噌をベースにした赤だしの方が多いんだそうです。


ふんふん、豆味噌ね。
八丁味噌って豆味噌のなかの1つの種類ってこと?


たぶんね、ってことでその場はそれ以上八丁味噌の話を続けませんでしたけれど、なんかね、後から調べてみますと、八丁味噌ってひと騒動の最中だったんでありますよ。


八丁味噌の何でモメテいるのか。何が問題なのか。


それは、八丁味噌っていう名乗りについて、みたいなんですよ。
八丁味噌って名乗れるのは、っていう八丁味噌の独特性解釈について裁判沙汰。


八丁味噌が独特なもんだってことは誰でも知っていると思いますけれど、なんで裁判沙汰に? って思いますよね。
そんなことになっているとは、ちっとも知りませんでした。


まあね、そもそも味噌の種類っていうことからして詳しくは知りません。


普段、味噌が話題にのぼることっていえば、赤味噌白味噌か、はたまた合わせ味噌かってぐらいで、豆味噌って赤だし以外では知らないなあっていうレベル。
味噌って昔は各家庭で作っていたっていうものなんだそうですけど、今はねえ、どこの家でもマルコメ君とか、ハナマルキでしょねえ。


全国的に出回っているのは「米味噌」っていう、米麹で大豆を発酵させたもの。
味噌の種類って「麹(こうじ)」で決まるんだそうです。


この米味噌の種類として赤味噌白味噌っていうのがあるみたいです。麴味噌っていうのもありますね。材料は同じでも大豆、米麹、製造方法によっていろいろ違ってくるんでしょうね。

 

 

 


種類、めっちゃあります。


米味噌をあんまり使わない地域が中京地方、九州地方、愛媛県山口県
ってことで、日本のほとんどの地域で使っているのは米味噌なんですね。


九州地方、愛媛県山口県で多く使われているのが、麦麹で大豆を発酵させて作る「麦味噌」


そして中京地方の、愛知県、三重県岐阜県で多く使われているのが豆麹で大豆を発酵させるっていう「豆味噌」なんですね。


つまり、大豆と塩、水だけで作られた味噌が豆味噌。
この豆味噌で作るのが赤だし。


ただ、豆味噌、イコール、八丁味噌じゃないっていうあたりが裁判になっているみたいなんですよ。


八丁味噌っていうのは、「二夏二冬」っていって米味噌、麦味噌の倍ほどの手間をかけて天然醸造されたもの。
歴史はけっこうハッキリしているんですよね。


徳川家康の居城だった岡崎城から西へ「八町」離れていた土地、八丁村で味噌製造が始まったっていうことらしいです。
八丁村の味噌だから八丁味噌


長さの単位としての一町は一丁とも書きますが、メートル法でいうと109メートルですから、八町っていうとお城から870メートルの距離ですね。


東海道が通っていて、その南側に「まるや八丁味噌」北側に「カクキュー」っていう2軒の味噌屋さんがあって、江戸時代に八丁味噌を製造したのが始まりなんだそうです。


八丁味噌の問題っていうのは、農林水産省が2015年から施行開始した「地理的表示制度(GI: Geographical Indication)」から報道されるようになった感じなんですが、実はかなり前、1981年にカクキューが社名を「合資会社八丁味噌」に変えて、八丁味噌の商標登録を申請したあたりから始まっているんですね。


八丁味噌の商標登録は、1983年に特許庁が拒絶。ただちに合資会社八丁味噌が審判請求。


1989年、不成立。ただちに合資会社八丁味噌が再審判請求。


1990年、東京高裁がこれを棄却。
八丁味噌とは、愛知県岡崎市を主産地とし、大豆を原料とする豆味噌の一種であり、八丁味噌なる文字は、該商品を指称する普通名称であると認められる」


「ただしこれはあくまで「合資会社八丁味噌」という8文字の言葉に対してであり、「八丁味噌」という言葉に対する拒絶を意味するものではない」


ん~。いろいろヤリトリしたんでしょうけれど、なんだか灰色結審な感じですねえ。


2005年に「合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」は「八丁味噌協同組合」を設立します。


2006年に地域団体商標制度っていうのが始まったんで「八丁味噌協同組合」は「八丁味噌」を商標出願します。
これに対して愛知県の団体「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」が「合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」の2社が「八丁味噌」の名前を独占することに反対。


岡崎市八帖町(はっちょうちょう)以外でも、愛知県で作られている豆味噌に「八丁味噌」の名前を使いたいってことなんでしょうね。
江戸時代の八丁村は八帖町になっていたんですね。


地域名が「ハッチョウ」で「チョウ」なんだから「マチ」って読む方が読みやすいのに、って関係ないことを思ったりもしますが。

 

 

 


2009年、「合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」は「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」を脱退します。


農林水産省が2015年から「地理的表示制度(GI)」を施行するだいぶ前から「八丁味噌」っていう名前の使用についてトラブルを抱えていたわけですね。


「地理的表示制度(GI)」には「八丁味噌協同組合」と「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」が「八丁味噌」の登録を申請します。当然ですよね。


農林水産省八丁味噌原産地の「岡崎市八帖町」っていうのを「愛知県」に変えられないかっていう調整を図ったみたいなんですが、八帖町の味噌だから八丁味噌でしょ、っていうのはごく自然な主張のように思えますね。折り合いはつきませんよ。


この辺の折衝がどういうものだったのか分かりませんが、農林水産省は2017年、八帖町の「八丁味噌協同組合」に申請の取り下げを要請したんだそうです。
複雑、ダークグレー、こんがらがった忖度文化、なのかもです。


「地理的表示制度(GI)」は「産地に関わる利害関係者の合意形成が必要」っていうものなので、自分たちが申請を取り下げれば合意形成が出来ていないことは明白、当然「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」の申請も無効になると判断した「八丁味噌協同組合」は農林水産省の要請に応じて申請を取り下げます。


農林水産省は、一旦、ご破算で願いましては、ってことをやりたいんだろう、っていう判断。


そうしたら、農林水産省は「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」を八丁味噌の生産者団体として「地理的表示制度(GI)」に登録しちゃうんですね。


結果、「八丁味噌」の生産者から、元々「八丁味噌」を製造していた「合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」の2社が外されることになったわけです。


あれ? なんかおかしいよね、って感じです。
農林水産省。いつもは応援している省庁ですけど、アニ考えてんだ!?


2018年、メディアがこのことを報道するようになって「地理的表示制度(GI)」そのものに対する批判が政府内にも起こって、2019年に「地理的表示制度(GI)」が改正されます。


でもね、国のやることって、省庁内のアタマデッカチな最大公約数意見を通すことばっかりですからね、この改正によって、なぜだか「合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」の2社の製品は2026年以降「八丁味噌」って名乗っちゃいけないことになっちゃっているみたいなんですね。


行政不服審査会から、農林水産省の決定に対して「現時点では妥当でない」っていう答申書が出されます。


2020年、農林水産省は「八丁味噌の地理的表示登録に関する第三者委員会」を設置して審議をします。


2021年、第三者委員会は「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」の登録を妥当とする報告書をまとめます。


そりゃあ、にゃ~でしょ。
「まるや八丁味噌」は「地理的表示制度(GI)」に登録された「八丁味噌」の登録取り消しを農林水産省に求めて、東京地裁に提訴。


2022年、東京地裁は「行政事件訴訟法で定める6カ月の提訴期間を過ぎていた」っていうことで、「まるや八丁味噌」の訴えを却下したんですね。


なんだか全然、わけ分かりません。


「まるや八丁味噌」はただちに控訴手続き。
どうにかならないの!?


八丁味噌の元祖が八丁味噌を名乗れないっていうのは、どう考えてもオカシイよねっていう抗議を示すためなんだと思いますけど、岡崎市八帖町のエリアのうち「合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」2社の敷地計約2万8400平方メートルを「岡崎市八丁町」に町名変更しちゃいました。


今までの八帖町の面積の2割ぐらいだそうです。


つまり、「八丁味噌問題」は2023年現在、継続中ってことなんですね。


ん~。
「地理的表示制度(GI)」っていうのは、海外産品に対する自衛措置が主目的なのかって思っていたんですけどね、国内でこんなことになってしまっているっていうのは、なんとも情けないことです。


あのね、「八丁味噌」は旨いんですから。ホッとする味わいなんですから。関係者一同、大人の対応を願いたいと思いますですよ。


合資会社八丁味噌」と「まるや八丁味噌」の「八丁味噌」は他の味噌に比べて抗酸化作用の強いっていうことは、かなり前から海外の検査機関からも認められていますよね。


愛知県の味噌メーカーが「八丁味噌」っていうブランド名を使いたい気持ちも分かる気はしますし、農林水産省の立ち位置も難しいところなんだろうなって思いますけど、ホンモノが退けられるっていう結末になっちゃうんだとしたら、あまりにもお粗末でしょねえ。


名古屋めしはたいてい旨いのです。

 

八丁味噌の「どて煮」「味噌かつ丼」大好きです。
味噌かつ丼にかかっている、あの黒い八丁味噌ベースのソースが最強でしょ!    

 

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【どくしょ犬】ついに本を読んじゃうイヌが現れた? の?

< いいえ 本を読むのはやっぱり人間の方で イヌに読み聞かせるってことみたいです >

「どくしょ犬って知ってる?」っていうタイトルを見かけて、なんでしょ? 知りませんですよ、って思ってちょこっと読んでみました。


「どくしょ犬活動とは、読書犬としての適性のある犬と子どもが一対になり、子どもが人の評価を受けない環境で本を読み聞かせる活動です」


っていうことで、ふむふむ、ですね。
イヌ。じっと聞いてくれるんでしょかねえ。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」の記事だったんですが、ここ、普通には「クリステル財団」って言われているらしいんですけど、なんと、この法人の名前、あの「滝川クリステル」のクリステルなんでした。


「どくしょ犬」で引っ張られて「財団法人」「滝川クリステル」でけっこうなインパクトです。


タレントさんとか芸能界とかほとんど知らないですけど、滝川クリステルっていう人は、あれですよね「お、も、て、な、し」の人ですよね。


フリーのアナウンサーってことだったと思うんですけど、「一般財団法人」とか、めっちゃお金持ちなんですねえ、って思っちゃいました。


とかね、そんな話をいつものごとく居酒屋さんのカウンターで話していたらですね、なんか詳しそうなオッサンがいろいろと教えてくれました。初対面の人。


一般財団法人の設立は300万円あれば可能なんだそうです。


へええ、です。もちろん300万円は大金ですけど、財団法人っていう言葉の響きからすると、なんかゼロの数が足りないんじゃないかって気もします。って言いますか、そんな感じでとらえていました。財団。
でもまあ、そうらしいです。


理事だとか、評議員だとか、設立に必要な人員っていうのがあって、むしろそっちの方を集めるのが難しいだろうってことなんでしたよ。


財団法人とか、全く縁遠い機構でしょねえ、って感じでナナメに聞いておりましたです。

 

 

 


滝川クリステルさんって、国会議員と結婚したってことで法人活動を始めたのかって思ったら、結婚は2019年で、法人の設立は2014年。
元々そういう社会活動に力を入れていた人だったんですね。へええ、って感じです。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」のスローガンは「共に、生きる」
いろんな活動をしているんですね。


「Project Zero」
アニマルウェルフェア向上活動で、イヌやネコの殺処分問題に取り組むプロジェクト。


「Project Red」
その土地の自然環境、生態系を守って、絶滅危惧種を救うプロジェクト。


「Project SOS」
動物を含めた虐待、暴力のない世界を目指すプロジェクト。


どくしょ犬活動は「Project SOS」の中で進められているみたいですけど、いっしょにやっているのが「公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)」


JAHAは獣医師さんたちによって1978年に設立されていて、「人と動物のふれあい活動」に取り組んでいて、2016年からは都内の図書館だとかで「読書犬プログラム」の活動も続けているんだそうです。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」と「公益社団法人日本動物病院協会」が取り組んでいる「どくしょ犬って知ってる?」っていうのには、基になっている活動があるみたいです。


1999年にアメリカ、ソルトレイクシティーで始まった「R.E.A.D.プログラム(Reading Education Assistance Dogs)」


「R.E.A.D.プログラム」の主なターゲットはやっぱり子どもで、識字能力を身に付けて、本と読書を愛することを教えるんだそうです。
イヌに本を音読してあげるっていう行為を通して、読書スキル、コミュニケーションスキルを向上させるプログラムなんですね。


今では世界中で行われているらしいです。全然知りませんでした。
イヌに読み聞かせ、ですかあ。


子どもに対する読み聞かせっていうのは、どこの家庭でもわりとよくやっているんじゃないでしょうか。
言葉、文字に接し始める年齢の子どもに、絵本を読み聞かせる。


子どもは親の真似をしながら成長していきます。
いつもは自分がしてもらっている絵本の読み聞かせを、イヌにやってあげる。してあげたい。
ってことなんでしょうかね。


読み間違ったって、テキトーにごまかしたってイイんでしょうね。とにかく絵本を声に出して、イヌに読んであげる。サービスする側に成り切ることが重要なのかもしれません。


ある内容を相手に伝えるっていう意識は、かなり大切なスキルになりそうですしね。

 

 

 


親や、他人だと、読み聞かせに対して、その最中に注意したり笑ったり「余計な」反応をしちゃいそうですけど、イヌは、なんにも言いません。よね、たぶん。


絵本を一冊、しっかり読み聞かせることができれば、その子どもにはかなり大きい自己肯定感が生まれそうです。


でもあれですよね、イヌって、どんなイヌでも黙ってそばにいて、子どもの読み聞かせを受け止めてくれるわけじゃないでしょうね。
どくしょ犬をトレーニングする機関もあるんだと思いますけど、直接関係があるのかどうか分かりませんけど、アニマルセラピーっていうのも日本でもっと盛んになっても好いのになあって思いますです。


フィンランドは「R.E.A.D.プログラム」が盛んな国だそうですけど、どくしょ犬は大型犬が多いんだそうです。


特に犬種が決まっているってことじゃないんだけれども、向いているのは、


「人に、とくに子供に優しいイヌであること」


「健康状態がいいイヌであること」


「そのイヌは2歳以上であること」


「他の読書犬がいても落ち着いていられるイヌであること」


「ゆったりした性格のイヌであること」


っていうことなんだそうで、こういう性格ってやっぱり小型犬じゃなくって大型犬に多そうですもんね。


で、そういう性格のイヌが、どこでも、どんな子どもの読み聞かせでも、落ち着いて聞いていられるように訓練されるんだそうです。

 

ネコ、ウサギ、モルモットだとか、イヌ以外の動物でも読み聞かせの対象に成れるように考えている動きもあるらしいですけど、どうなんでしょ。ネコはねえ、じっとしているのは寝ている時だけって感じもしますけどねえ。
それでもいいのかもですけどねえ。おとなしく寝てくれていればねえ。


ただ飼育放棄されて殺処分になっちゃう動物たちっていう、人間のワガママな行動の犠牲を少しでも減らせる活動につながっていけば嬉しいことですけどね。


一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」と「公益社団法人日本動物病院協会」が狙っているところもその辺なんだろうなあって思います。


東京の三鷹市では、三鷹市図書館で「わん!だふる読書体験(読み聞かせ&ふれあい活動)」っていうのが、2016年から始められているっていうニュースもあります。
へええ、けっこうやっているんですね。ちっとも知りませんでした。


普段からイヌやネコっていう動物たちと触れ合えていない子どもも少なくないんでしょうけど、人間のすぐ近くで生きている動物たちと、どんな形であったとしてもコミュニケーションがとれれば、人間の側には「オキシトシン」っていうシアワセホルモンが脳内に出てくるんだそうですからね。とってもイイことなんだと思います。

 

 

 


「どくしょ犬って知ってる?」活動も、「わん!だふる読書体験」活動も、うまくいって、日本中に広まってくれるとイイですけどねえ。


フィンランドの「R.E.A.D.プログラム」
ネコはどの程度、実績をあげているんでしょうか。どくしょネコ、気になります。

 

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