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【ネコは何を考えているのか】比較認知科学ってやつで研究が進んでいるらしいです

< 飼われているペットの頭数は ネコがイヌを抑えて第1位だそうですね >

ネコって、時々、じっと虚空の1点を見つめて首をかしげていることがありますよね。


何か、人間の目には見えない何かが見えているのかなあって思っちゃいますけど、不思議そうな顔をして、いったい何を見ているのか、聞いてもヤツらは教えてくれないんですよね。
あ~ん? ってなもんです。


しゃべらないっていうことが、最も残念な動物。それがネコかもしれません。コミュニケーション取りたい。カンバセーションしたいって思います。って、それはネコ派だからでしょうかね。


人間は視覚優位で情報収集をして生きています。
イヌは嗅覚優位、って言われていますね。で、ネコは聴覚優位なんだそうです。


へええ、って思いますけど、どうなんでしょう。ネコは聴覚。ずっと昔から知られていたことなのか、つい最近判ったことなのか。なんか、その辺の経緯とかって、そういう研究結果が報道発表されるときにカットされてしまう情報になっちゃっているような気がします。


ネコって特に研究しにくい動物なんだそうですけど、これって、なんとなくすんなり納得できる気がしませんか。


ネコってさ、言うこと聞かないもんね。だとか、ワガママなのがネコの特徴だからね、とか、人間側のそんな理解。
イヌは素直なんだけどねえ、ってな感じで捉えているのが普通だと思います。


でも、それって、当のイヌやネコにとって大きなお世話で、言うことを聞くとか聞かないとか、そういう人間にとっての行動を判断して、アタマがイイとかワルイとか、言っちゃってますけどねえ。


動物ごとの違い、特徴だとかを考慮して判断していない。さらには個性っていうのだってあるでしょうにね。
そんな実験基準みたいなところに、新たな視点を持ち込んで研究を進めていこうっていうのが、ここ最近充実してきているらしいんですね。


「ネコ心理学」なんていう分野も出てきているみたいです。

 

 

 


ネコの研究が進まないのは、実験室の中で人間の研究者が思うように、じっとしていてくれないことが最大の原因であることは間違いなさそうですが、それって、ネコの社会っていうのが「個」を大事にしたもので、いつもと違う環境の中に置かれて警戒しているんだとすれば、実験、研究方法の方が歩み寄っていくしかないですよね。


ネコにはネコ用の実験があって、判断方法が必要。
そういうふうに変わって来たのがつい最近ってことみたいです。


ネコの認知能力について、飼い主と知らない人の句別がちゃんとついているとか、いつも一緒にいる他のネコと、知らないネコの区別が出来るとか、そういう発表がありましたけど、どうなんでしょ。


何を今さら、じゃないですか?
ネコ派の人にとっては「当然じゃん!」ってことだと思うんですけどねえ。


これまでは、イヌの研究に適用された方法でネコの能力を判断していたんで、「反応ニブイ」ってな評価だったみたいなんですよね。


んなわけないですよねえ。


ま、これからは実験方法も、ちゃんとネコ用に開発されて、ちゃんとした結果が出てくるんだろうと思いますけどね。やっとそうなってきた。
まだまだ理解できていない、解明されていないネコの世界です。


今、分かっていること。イヌは言わないけど、ネコはゴロゴロ言いますよね。


でも、あれって、ネコがどうやって出している音なのかっていうのが、解っていないらしいんですよね。


ネコの声帯が振動してゴロゴロいっているんでしょうっていうのが、まあ、一般的な解釈で、ネコの喉元には大静脈っていう太い血管があって、血流が増えると大静脈の中で血流が渦巻くようになって、その渦の振動が伝わっている。


いや、そうじゃなくって、ネコには「仮声帯」っていう器官があって、にゃーにゃ―鳴くのは普通に声帯から声を出しているんだけれども、ゴロゴロは仮声帯から出している。


ふううん、仮声帯っていうのがあるんですかあ、って感じですけど、今のところハッキリはしていないみたいですね。


ネコがゴロゴロいうときは、機嫌がイイときって理解していますけれど、そればっかりじゃないってことも分かってきているんだそうです。


ネコは生まれて間もなくゴロゴロいえるようになるんだそうで、それは母子のコミュニケーションに使われているんだそうですよ。
まだ目が見えない子ネコが母ネコと交わす最初のコミュニケーションがゴロゴロってことで、人間に対してゴロゴロいうのも、そうしたコミュニケーションの類なんじゃないか、そういう本能なんじゃないかっていう説もあるみたいです。

 

 

 


ところで、ネコのゴロゴロには種類があって、いつもより低いゴロゴロと、高いゴロゴロ。


低いゴロゴロのときは、調子が悪かったり、何かに警戒しているんだそうです。


高いゴロゴロっていうのは、「要求のゴロゴロ」っていうんだそうで、飼い主に食べものを要求していたり、かまってえ、だったりするってことみたいですよ。


低いゴロゴロって、ちゃんと気付いてあげないと危ない感じですね。

 

で、ネコの普通のゴロゴロの周波数っていうのは、だいたい25ヘルツぐらい。
その周波数は人間にとって副交感神経を優位にする効果があるんだそうで、ネコのゴロゴロを聞くと人間はリラックス出来るってことです。


人間に効果があるってことなんですねえ、ネコのゴロゴロ。不思議です。


ゴロゴロいっているのを聞くと、お、なんか機嫌イイのかなって思って撫でたりなんかしながら、じつは人間の方が癒されているっていうんですから、ネコとのお付き合い、なかなかなもんです。


フランスでは「ゴロゴロセラピー」なんていうのもあるんだそうです。
ゴロゴロを聞いて、セロトニンを分泌させて自律神経、ホルモンバランスを整えるっていう健康法。
ネコと一緒に暮らしている人って、健康なんじゃんね。へええ、です。


さらには、ネコのゴロゴロ音の振動が、人間の骨密度を高くするっていう研究結果もあるんだそうです。


ええ~ッ! ってなりますよね。骨密度アップ! ネコのゴロゴロ、凄いです。


ネコとのお付き合い、大事にしたいですねえ。
自分ちの飼い猫じゃなくたって、お散歩中のよそのネコだとか、ノラネコとだってコミュニケーションできますよね。


よっ! って声をかけると、ニャーって返事をしてくれるネコもいますけど、こっちを見はするものの特にリアクションしないネコもいます。


そのリアクションしない、反応のないネコ。コンニャロって思っていたんですが、鳴き声を出すばっかりがネコのコミュニケーションじゃないんだそうです。

 

 

 


初めて会ったネコでも、ネコ側からの警戒はしていませんよ、仲良く出来そうですよっていうシグナルがある。


それは「ゆっくりまばたき」と「サイレントニャー」


そういえば、ありますよ。経験しています。こっちを見ながらゆっくりまばたきするネコ。
こんちゃあ、ぐらいな感じなのかもです。


人間もゆっくりまばたきを返してあげるのがグッドコミュニケーション。
パチパチするのが速かったり、ウィンクっていうんじゃバッドコミュニケーション、みたいです。


サイレントニャーっていうのもよく見かけます。
声を出さずに口を開けてニャー。


ただしこれは、声を出していないっていうんじゃなくって、人間には聞き取れない高い周波数で鳴いているみたいです。
へええ、そうだったのか、って思います。


このサイレントニャーをされたときには、こっちもサイレントで返していましたけれど、ネコにしてみれば「おみゃあさんは普通に声出せや!」って思っていたのかもですねえ。


周波数の違うにゃーって、何が違うのか、どういう合図なのか、とかはこれからの研究ってことなんでしょうね。


ネコと一緒に暮らすのって、イイことばっかりのような感じですし、空前のネコブームなんだそうですけど、ネコだって独立した生命ですからね。軽々に判断してペットショップへ、っていうのは、しっかり考えてからにしましょうね。


減って来てはいるみたいなんですけど、ペットの殺処分っていうのを調べてみますと、ビックリすような数字が続いていますからね。


ま、今度、道でネコに出会ったら、ゆっくりまばたきしてみようかなって思うであります。

 

 

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