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【雑記ブログと特化ブログ】について考える 自然にそうなるのか それを目指すのか

<初めにカテゴリありきなのか カテゴリはあくまでも後付けで良いのではという考え方>

雑記型ブログと特化型ブログという言葉はしょっちゅう目にします。


ブログをやっている人は大勢いるわけですが、始めるにあたって「よし、雑記型をやるぞ」「ブログをやるなら特化型でしょ」といった感じで、まずどういうブログをやっていこうかを決めるんでしょうか。
それとも、ある程度運営を進めてから自分のブログがどっちにあたるのかを判断しているのでしょうか。

 


雑記型ブログというのは、まあ、記事の内容を特定のジャンルに決めることなく、自由に書く、というものを言うんだと思います。
対して特化型ブログは、ある特定のジャンルについて記事を書く、というものになると思います。


この雑記型、特化型という分類は、ブログ記事の内容について、ジャンル的に自由なのか固定しているのかという区分けですね。


ただ、明確な区別が出来るかどうかは微妙な点もあると思います。


例えば、特化型といっても、ある一つのジャンルのみというブログばかりではなく、幾つかの特化したジャンルを含むブログもあります。
いくつまでの複数ジャンルであれば特化型といってよくて、いくつ以上になれば雑記型というべきなのかは、定義はないと思ますし、無理に区分けしても意味のないことに思えます。


ですが、人間って、分類、区分けするのが大好きな生き物みたいで、ブログの分類については他の方法もあります。


ウィキペディアで分類されているものは、記事内容というよりは記事のインフラ的な特徴から分類しているように思えます。


7つ挙げられています。


モブログフォトログ、ビデオログ、エログ、ノベログ、ファッションログ、ブログメディア。


はてなブログをうろうろしてみても、その記事がモバイルから更新されたもの、つまりモブログなのかどうかは判りませんです。アウトプットとしての記事から分類できるものではなさそうです。

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フォトログというのはよく見かけます。記事というより、写真のキャプションという程度の文言のものもあります。このフォトログなどは、ほぼイコールモブログなのかもしれません。
目的の店までの道筋をスマホでパシャッ。店の外観をパシャッ。内観、テーブル、料理、と次々にパシャッ。っていう記事素材の作りこみ。なのかなな、と。
グルメ系のブログなど、写真の魅力で見せてくれるものが多い感じです。


ビデオログはヴログ、ブイログなどとも呼ばれるらしいですが、フォトログとは違って映像を作りこむ作業が別個にあって、ユーチューブとブログの混交といえる形式なのかもしれません。


エログというのは内容をよく知りませんが、前に日本ブログ村のランキングを調べてみたときに、いくつかそういう風なタイトルを見かけました。ま、タイトルだけでは内容まで分かりませんけれど。


ノベノグというのは自作小説のブログなんでしょうけれど、自作の詩や俳句、短歌などもこの分類に入るんでしょうかね。少なくない気がします。


ウィキペディアに乗せられている種類で唯一分類基準として違和感を感じるのはファッションブログです。


まあ、エログ、ノベログというのもインフラ的なものとは言えないながら、ファッションというジャンルが同列に並んでいることには、何か掲載者の特別な意図があったのかもしれません。3つとも特化型ブログと言えるのかもしれません。


興味深いのはブログメディアという分類です。


そのネーミングからしてもはやブログの中の1種類という範疇に納まっていませんです。

 


ウィキペディアでは、


「おもに法人が、ビジネス目的に複数人で組織として運営するもの。
「双方向性」という特性を利用しつつ、専門性に特化した内容を発信する。ブログのように時系列を逆順に記事が並ぶサイトを指し、雑誌メディアをも置換しうる新メディアとも捉えられている」


と説明されています。


ほぼポータルサイトという意味なんだと思いますが、専門性に特化したという以上、ここで言っている“雑誌メディア”とはムック的な内容を指しているのかもしれません。
食品メーカーや、調味料メーカーのレシピブログなどがこれにあたるんでしょうかね。


それとはまた別に、趣味ブログやアフィリエイトブログといった分類もけっこう見かけます。


「ブログ収益化」で取り上げたグーグルのカテゴリー分類は25種類ありましたが、あれはアドセンスで収益化を前提としていますから、アフィリエイトブログに分類されるべきカテゴリーということになるんだと思います。


グーグルのカテゴリ分類から類推できるのは、収益化を考えるのであれば “特化型ブログ” だということです。
グーグルがそう考えているってことですね。


収益率の高いカテゴリから再度、挙げてみます。


「金融」「家庭・園芸」「健康」「美容・フィットネス」「不動産」「ペット・動物」「インターネット・通信」「フード・ドリンク」「ショッピング」「ビジネス・産業」「自動車」「旅行」「趣味・レジャー」「参照リソース」「仕事・教育」「法律・行政」「スポーツ」「パソコン・電化製品」「人々・社会」「科学」「オンラインコミュニティ」「ゲーム」「アート・エンタテインメント」「ニュース」「書籍・文学」


もちろんグーグルが「すべてのブログがこのカテゴリのうちどれかにあてはまる」などと言っているわけではありませんし、単独カテゴリに納まっているブログの方が少ない可能性もあります。


複数カテゴリ、雑記型、いろいろあるんだと思います。


だいたい、このカテゴリの中でもかなり細分化されるのが実際の専門性ってことでしょうしね。


個人的に考えるのは、まず最初にカテゴリありきで始めるのではなく、書きたいことを書いていって、あてはまりそうなカテゴリ分類があれば、それがそのブログのカテゴリになる、って流れでイイんじゃないかってことですね。自分で決めなくたってイイんじゃないかって考えです。


まあ、元々、思考そのものが雑記型だからこういうことを考えるのかもしれませんが、そのブログのジャンルやカテゴリなんて、最初に自分で決める必要なんてないんじゃないかと思うですね。


例えばさっきのファッションブログという分類ですが、ファッションといっても、ディテールを考えると各種様々あるわけですよね。いや、全然詳しく知りませんけれどね。


ファッションブログを運営する人は、ファッションといわれるジャンルの中の何と何が好きで、どんな意見、考えを持っていて、どんなことを書くのか。
決してファッションというカテゴリ全体を最初から考えて始めるのではないんだろうと思います。


自分の好きなものや興味のあることが、何に分類されたってイイんでないかい、ってノリで書く。
好きなもののことを好きに書き続けていって、気が付いたらファッションブログというカテゴリに収まっていました。っていうのが、実は長続きしているブログの正体なんじゃないのかと、思うわけであります。はい。
個人ブログの場合ですけれどね。


会社や組織としてやっているブログは全然違う判断基準があるんだと思います。明確に仕事ですからね。しかも明確にデジタル広告という性格も持っているでしょう。自社の広告部門のアウトプット。


個人ブログの場合、3ヶ月続くブログは70%、1年間続くブログは30%、2年間続くブログは10%だとかいうこともまことしやかに言われています。


企業ブログは、採算判断で打ち切らない限り続きます。仕事ですからね。続きます。


グーグルのナレッジを見るまでもなく、確かに特化型ブログは収益化に有利だと思いますが、長続きしない理由も特化型というブログの性格にあるのではないでしょうか。


特化型である以上、記事にする内容自体の限界がハッキリしていますよね。
会社として、組織的に運営しているブログと比較して、デヴェロップメント的な役割を自分一人でこなせないと、長く続かないだろうと思います。


HTMLやCSSに特化したブログも見かけます。大変お役立ちなブログだと思いますし、利用させていただいてもおりますです。ただですね、広い意味でのプログラム関連情報ってクローズドですよね。

 

もちろん、けっして狭い範囲ではありませんから、ある程度の記事数を確保できそうですが、やっぱりクローズド。範囲はその言語内に限られてしまいます。


HTMLの体系が大きく変わったりすれば範囲も一気に広がるでしょうけれど、そういう時にすぐにナレッジ記事を書けるかどうかには、かなり高いハードルがありそうです。
書ければ収益性は圧倒的に高くなる魅力はありそうですけれどね。

 


一方、雑記型ブログは収益実績をあげるには、遠い方法なのかもしれません。


検索エンジンからのアクセスがブログ収益のほとんどだとすると、特化された情報が集まっているわけじゃないですから、ブログ内をウロウロしてはもらえそうにないですね。その記事、単発の勝負。
なので、収益化ってことを考えると非効率。


でもまあ、続かなくなってしまっては、検索順位も上がらないでしょうし、休眠状態になってしまいがちなんじゃないでしょうか。


雑記型ブログと特化型ブログ。個人運営で考えれば、初期に負けをとって、ロングスパンで勝ちをとるためには、雑記型。がイイのかなと思うです。


ん~。こういう分類って、例えば野菜と果物の分類って決まりがないらしいんですが、それと同じようなものかもしれんせんですよ。専門家でも見解が別れる。それでオッケーとする実に日本的な分別。


という結論をもって、このブログもなかなかアクセス数が上がりませんけれど、なるべく続けていきたいと思う次第でありますです。

 

継続は収益成り! ってか。(結論とか、ナイヤンッ!)