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【ブルターニュ変異株】のニュースから改めて 【PCR検査】ってもの自体を考える

<人類が出口を見つけられないうちに ウイルスはどんどん進化しているってことですよね>

2021年3月17日。

例のカトーさんが「フランスでは」とかいって他人事みたいに発表した “新型コロナウイルスブルターニュ変異株” ですが、新型コロナウイルスの変異って、どこかの地域に限定されることじゃないんですよね。


なんかね、偏見ですけれど、あの人、とっても無責任な感じがしますねえ。はい、何に対してもです。
どんなことであっても他人事って感じ。ま、原稿に書いてあること以外はしゃべっちゃいけない立場なのかもしれませんけれど。


で、ことさら問題とすべきなのはその “ブルターニュ変異株” が「PCR検査をすり抜ける」らしいってことだと、ネット情報では取り上げられています。

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ちょっと調べてみればたくさん出てくると思います。
なんだか楽し気に書いているような記事も見かけます。
イロイロ尾ひれとか付いちゃって、混乱することも少なくないですけれど、最終判断は自分自身でするしかないのはネット情報に限ったことではありませんけれどね。


ざっといえば、フランス、ブルターニュ地方の病院で2021年2月22日に院内感染が発生して79人が新型コロナに感染したという事実。


クラスターですね。
79人の感染者のうち8人が死亡。


その8人の死亡者が感染していたウイルスが新たな変異株だったというニュースです。

 


これだけであれば、新たな変異株が今度はフランスで見つかったという、今のタイミングとして特段に注目すべきニュースではなさそうです。


しかしですね、このブルターニュ変異株が大きく取り上げられているのは、どうやら “PCR検査” では特定できないかもしれないという特徴があるからなんですね。発見できない。


死亡した8人のうち7人は、生前に受けた “PCR検査” で陰性だったということです。
明らかなコロナウイルス感染症状があったにも関わらず “PCR検査” は陰性。


ネット情報では


「抗体検査などを実施したところ、新型コロナに感染していることが確認された」


としてあります。


抗体検査というのは、その個人が過去にウイルスに感染していたことがあるかどうかを調べるものです。
抗体はウイルスを体内の異物として認識した人体の免疫系が作り出すものですから、できるまでに一定の時間経過が必要になります。


今回のフランスのケースでは、どのタイミングで、つまり7人が “PCR検査” で陰性であった後に生きているうちに抗体検査を実施したのか、亡くなってから実施したのかは判りません。
死亡に至った経緯だとかも記述されていませんです。おそらくフランスでも発表されていないんでしょう。


PCR検査” をすり抜けてしまう変異株である可能性が高そうですが、これまでのコロナ株と比較して


「感染力や重症化の度合いが高いとは言えない」


とフランス当局は説明しているらしいです。


この点でも、すんなり納得できない点があります。

 


例えばイギリス株は感染力が強いとされていますし、ブラジル株に関してはまだまだ情報が少ない状態です。
これまでの変異株について人類の把握している情報は、何か確定したものがあるとは思えませんよね。
ベース情報が確定していない状態で、既存株との比較に関する説明に説得力は感じませんです。


日本が特にそうなのかもしれませんが、ウイルス対策って進歩ないですよね。


そもそも、っていう話なんですが、以前から不思議に思っていたことがあります。


PCR検査” という言葉は2020年に急激に広まりました。それまで知らない言葉。


なにか出来事があって、初めて知る言葉っていうのがあります。
たいてい良くない方面の出来事で、福島原発事故のときは“ベクレル”という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。


今回のコロナ禍の生活の中では “PCR検査” です。医療関係の人でもなければ知りませんでしたよね。
でもあっと言う間に世間的に浸透して、誰でも「PCRってさあ……」とか、普通に口にするようになりました。


そのうち、“PCR検査” って精度が案外低いらしいよ。という話も聞こえてくるようになりました。


で、そもそも “PCR検査” ってナニ? って話になると


「新型コロナに感染しているかどうか調べるヤツでしょ」


ってなりますよね。


ま、一般的にはそれで充分なんだと思います。専門家じゃないし。
特に医者でも、科学者でもない一般人としてはね。


でもなんだか、偽陽性だとか偽陰性だとかのニュースに触れますと、それってあまりにも精度、低くない? って思ってしまいます。

 

一般社団法人「日本疫学会」の “新型コロナウイルス関連情報” によりますと、今、日本で実施されている “PCR検査” は、


「real time RT-PCR


という方法なんだそうです。んはは。って言われてもって感じです。
フルスペルをみてみますと、


「real time reverse transcription polymerase chain reaction」


だそうです。


「リアルタイム リバーストランスクリプション ポリメラーゼ チェーン リアクション」


長いっすね、名前。


名前だけで、何だか凄い面倒くさそうな、判定に時間のかかりそうな気もしてしまいます。
アホな意見です。はい。名前で手間が決まるわけじゃないですね。はい。


後ろの方からみていきますと、


「ポリメラーゼ チェーン リアクション」


これが “PCR” ですね。


「ポリメラーゼ連鎖反応」


っていうんだそうです。


1993年にノーベル化学賞を受賞したアメリカのキャリー・バンクス・マリスさんが開発した方法。
DNAを複製増殖して検出する方法だそうです。


ポリメラーゼっていうのは、DNAやRNAなどを合成する酵素の事。


「リバーストランスクリプション」


これは、新型コロナウイルスRNA型ということから、RNAからDNAにリバースしてから判定実施するってこと。


「リアルタイム」


これは検査の途中でもウイルスの量を測定できる方法なんだそうで、感度も高いそうです。


「real time reverse transcription polymerase chain reaction」
これが我々が普段かる~く口にしている “PCR検査” の正式名称、そのナカミです。


なんやかや難しいんだろうなとは思います。ウイルスって人間の細胞の100分の1ぐらいの小ささらしいですしね。簡単な作業ではないんでしょう。DNAレベルの作業ですもんね。


けど、いつまでも改善されないのはなんでだろ? と思うわけです。


PCR検査” の精度が上がったというニュースはずっと聞きません。世界的に改善される様子もないって感じですね。


日本のワクチン開発や、治療薬開発は特にそうなんですが、人類としての危機なのに、そこに注力している様子がみえません。


ワクチンの効率はそういうもの。検査の精度はこういうもの、ってことで研究者たちなのか、開発者たちなのか思考停止しちゃいませんかね。


日本でも切り札としてのワクチン接種がようやく始まりましたが、インフルエンザワクチンと比較してコロナワクチンはかなり高性能ってニュースがあって、あれ? インフルエンザワクチンってそんなに効果低かったの、っていう事実を知った人も少なくないと思います。

 


インフルエンザワクチンにとってはヤブヘビみたいなことかもしれません。


インフルエンザワクチンの有効性が50%から60%だという情報を新たに知って、ええ~っ! そんなに低いの~? って思った人も少なくないですよね、きっと。


なんかねえ、“原子力専門委員会” あたりから日本の専門家センセ方が人類滅亡方向を向いているんじゃないかと心配しちゃっているんですよねえ。
おしりかじり虫にお願いしたいです。「噛みついてやりなさい!」


ブルターニュ変異株に関するニュースはこれから詳細になっていくんでしょうけれど、日本だってそのうち “永田町株” とか出てこないとも限らない。


他人事じゃないとは言えない空気でもあるのか、やっぱり思考停止状態なのか。


専門家。。。


そもそも “ブルターニュ” とかって地域限定できちゃう名前自体が、どうなんでしょってことなんですけれどねえ。
どうなんでしょうねえ。
疲れましたよねえ、ホント。


にしても、オリンピック、ホントにやるの? ほぼ “国体” になりそうなのに。


本日3月25日、聖火リレーのスタートです。参加する方々、お気をつけて、ご安全に。