ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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ウィズコロナ 巣ごもり生活で疲労困憊の身体に旨いのは【かき揚げ】かもです

<高カロリー、多糖質。背徳のかき揚げが昔から人気なのは、なぜか>

いきなり遠いところから始めます。


最後の将軍として、様々、メディアに取り上げられる江戸幕府第十五代将軍、徳川慶喜さんなんですが、多趣味だったらしいです。

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カメラ、自転車、油絵、刺繍、だとかの種類を考えると、今から100年以上前に亡くなった人ですからね、将軍様って意外に現代的、という感じです。


自転車に乗って駿府、現在の静岡市内を走り回っていたんだそうです。幕府側に付いていたのはフランスですので、おフランスの自転車だったのかもしれませんね。


カメラにしても、かなりオシャレですよね。いったい何を被写体にしていたんでしょうか。将軍様の撮った写真とか、残っているんだったら見てみたいです。


そんな慶喜さん、さそり座だそうですが、豚肉が大好き。
あれ? 豚肉好きって、明治になってから公表したとか、そういうことなんでしょうかね。詳細は調べられませんでした。まあね、江戸時代のお侍さんたちも普通に食べていたのかもですよね、ヨツアシ。


豚肉以外にも好物だったとして有名なのが、かき揚げです。


これは明治維新の後のことだそうですが、東京、銀座の「天金」という店で、高級な大皿にのっけて、直径15センチのかき揚げを食べていたそうです。


高級な大皿、というところがさすがに元将軍様って感じ。
直径15センチのかき揚げって、揚げるほうも大変そうです。
具材は、小エビ、貝柱、三つ葉だったという記録が残っているということです。


東京で一番と評判だった天金という天ぷら屋さん、機会があれば、と思ったのですが、残念ながら昭和45年、1970年に閉店してしまっていますね。


直径が15センチもあるかき揚げなんて、フライヤーとかも当然無いでしょうし、かなりデッカイ鍋があったってことなんでしょうねえ。はたして、ンまかったのか、ンまくなかったのか。


かき揚げって、野菜だけのかき揚げ、魚介だけのかき揚げ、野菜と魚介のかき揚げとかいろいろありますが、たいていは玉ねぎ、にんじん、ごぼうがメインで、それに小柱とか小エビだとかの入ったやつですよね。


いつもは何処で食べてますか?
蕎麦屋さんのかき揚げも悪くないんですけれど、どうしても天ぷら屋さんのかき揚げに軍配が上がります。
これはみなさんも同じではないでしょうか。


ちょっと奮発して天ぷら屋さんのカウンターに席を占めて、小さめのグラスでビールなんかをやっていると、その店特有の油のイイ香りがしてきます。


この時点で食べないうちから旨さが伝わってくるような感じです。
あくまでもカウンターです。お座敷天ぷら、とかではないです。それはサイフ的に、ムリ。
その前に、お座敷で天ぷらとか、想像するだけで緊張して、味とか分からなくなりそうです。


ンまくない店は、この油の香りがほぼしないです。供されるかき揚げが自分の好みに合う合わないという以前に、揚げ油がかき揚げに貢献していないように思います。


天ぷらに限らず、揚げものって油も具材の一つと言えるんだと思うんですよね。
決してリーズナブルな食事ではないですからね、イイ香りしてこないお店であっても、もうカウンターに座っちゃったし、帰るわけにもいかない、かなあ。
こんなときは、ヘコミます。


天ぷら屋さんでいきなりかき揚げを食べることはなくて、〆にかき揚げというのがツウなんだそうです。
まあツウぶる必要もないんですけれどね。


店によってですが、黒っぽいかき揚げと、白っぽいかき揚げと、ありますよね。
香りが強いので、個人的には黒っぽい方が好みなんですが、この色合いの違いは揚げ油の違いによるんだそうです。


黒ごまを使った黒しぼりと呼ばれる油が、香味の強いものだそうで、白ごまを生搾りした太白油も専門店でよく使われる油だそうです。
黒しぼりで揚げたかき揚げが黒くなるかというと、そういう関連性ではなく、ごまの焙煎状態によって揚げ物の色に影響してくるんだそうです。
尤も、どの店でも、独自のブレンドをしているでしょうから、一概に、黒だ白だ、というものではなさそうです。


店の奥の方に油の一斗缶が並んでいるのが見えたりすることがあって、純練り、とか書いてあったりすると、何も分かっていないながら、お、きっとンまい油なんだろうなと大きく納得。とかします。安上がりなオヤヂです。


で、やっぱり肝心なのは揚げかたですよね。
それにつきます。

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衣はカリッと香ばしく。具の野菜がサクッと柔らかく噛み切れる。ゴボウでさえすっきり噛み切れると、食感バツグンです。
油の香りが口の奥から鼻の奥へと抜けていきます。香ばしいとはこのことです。


小エビの入ったかき揚げだと、衣のカリッとした歯ごたえと、小エビのパリッとした歯ごたえのミックス感が、なんともンまいんですねえ。
小柱は、じっとりとジューシーさを失っていないのがイイですよね。カリカリサクサクの衣の中でしっかり自己主張。
旨いかき揚げは、まず見て、目でンまい。
香りがたって、鼻でンまい。


そしてなんといっても、数種の具材が醸し出す歯ごたえと味わいのハーモニーで、口の中と舌と鼻の奥でンまい。
一口目は何もつけず、そのまま。次に塩を付けて。
で、ビールでも呑んで、今度はツユで。
何度もンまいです。
天ぷらの食べ方のバリエーション、考えた人、エライッ!

 


小柱なんか、ツユと出会うと呑み込みのが惜しいほどイイ味わいを醸してくれます。
ゆっくりじっくり味わいましょう。


かき揚げの一番難しいところは、自分の好みに合ったかき揚げを出してくれる店をみつけることかもしれません。はい。自分で作るのはあきらめておりますです。


油、塩、タレ、のことばっかり言ってきましたが、もちろん、大将の揚げかた。これが一番の決め手ですよね。
口に入れてグルテンを感じるような衣はいただけません。
カリッとサクッと、ごまの香りが、しつこくなくスウッと鼻に抜けていく揚げかたがベストではないでしょうか。


でもあれです。みなさん、もうご存じかと思いますが、ンまい店の大将って、ンまいものを出してくれそうな顔、してますよね。
そう思いませんか?
あれは、なんなんでしょう。不思議ですが、そういう空気感というか、ま、やっぱり、そういう顔、ですよね。相性、ということなのかもしれません。


海に囲まれた我が国は魚介類のンまさには昔から厳しいです。ンまい野菜作りの工夫も昔から怠らない国民性です。
油の精選、揚げかたに対するこだわりこそが、和の職。、昔からの伝統なんですよね、きっと。


野菜のかき揚げなんかは、精進料理にあって、13世紀初めごろには食べられていたそうですし、いや、それより前からしっぽく料理に存在した、という話もあって、ずいぶん昔から馴染のある食べ物だったんですね。
揚げ物が、かなり昔から食べられていたということは、へええ、と思います。油とか、何を使っていたんでしょうね。


ところで、数ある天ぷらの中でも、高カロリーで、衣の付け方によっては糖分も多い、我らがかき揚げ。
ダイエット? メタボ対策? 健康?


いやいや、ンまい、というのがイイですよ。しあわせですよ。
それにですね、身体に悪いってことでも無いようなんです。ホント。
家でかき揚げ作る方、かき揚げ用おたま、ってのが売ってます。カッパ橋で見たことあります。
職人さんは使わないだろうと思うんですが、一般の人が買いに来るんですかね。
ま、ネットで買えると思いますけれど。


ンまいかき揚げを家で作ったる人も、いるんでしょうねえ。イイですねえ。
私が一番多く食べているかき揚げは、そうです、立ちそばのかき揚げです。
神田の天亀さん、なかなかですよ。もんのすっごくリーズナブルだし。

 

かき揚げの身体に旨い満足度>

というわけで、エネルギー、カロリー、ガッツリ系のかき揚げなんでありますが、決してワルモノというわけではないという話を。


オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸って、聞いたことあります?


脂肪酸っていうのは、健康に欠かせない成分として聞いたことがあると思います。
飽和脂肪酸、オメガ9脂肪酸、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、と、ざっと4種ありまして、このうち飽和脂肪酸とオメガ9脂肪酸の2種は体内で作れるんだそうです。


で、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の2種は作れない。
ので、食べ物から摂取する必要がある、必須脂肪酸、ということになるわけです。


オメガ3脂肪酸はEPAに代表される血液サラサラ成分。オメガ6脂肪酸はアラキドン酸という聞いたことのない成分が主ですが、このアラキドン酸、白血球を活性化してくれる役割があるんだそうです。


白血球は、ウィルスや細菌が入って来たときに、それらをを消化分解してくれる。
つまりオメガ6脂肪酸を摂ると、免疫力が強くなるんですね。


そのオメガ6脂肪酸を多く含んでいるのが、なんと、揚げ油に使われるごま油なんです。
他にはサラダ油、コーン油、大豆油だとかに含まれている、ということで、おそらく、店独自にブレンドしている揚げ油はオメガ6脂肪酸


ウィズコロナの昨今、かき揚げ、悪いことばっかりじゃなさそう。
でもあれです、摂りすぎると、白血球が優勢になって、自分自身の身体を攻撃するような事態になってしまうそうなので、注意が必要です。
まあ、毎日とか食べないですけどね、かき揚げ。

 


免疫力がオメガ6脂肪酸だけで決まるわけでもないでしょうけれど、かき揚げ、揚げ物、油を必要以上に悪く考えないでも良さそうだ、という話であります。

 

かき揚げの心に旨い満足度>

一軒でいいので、自分がンまいと思うかき揚げを出してくれる店を見つけておくと、なんとなく体力、弱って来たかなあと感じたら、あ、あの店行ってかき揚げ食べよう、という賢い行動規範が出来ます。
元気の基なんでありますよ、かき揚げ。


必須脂肪酸だとかのこともありますけれども、第一は、ンまい、と思える食べものだってことでしょう。


富士そばかき揚げが大好き、というのであれば、それはとってもリーズナブルに心の健康を確保できそうです。
そういえば、立ち食いソバの天ぷらって、かき揚げに決まってますよね。かき揚げそばとかいわない。ん~。


富士そばには紅ショウガ天っていうの、ありますが、あれってかき揚げの変わり種、ですかね。

 

かき揚げの酒のアテ満足度>

かき揚げは揚げ物ですから、なんといってもビールは外せないでしょうねえ。


で、店が用意している、色々な塩。


サラサラしたのや、ゴリゴリしたの、赤いのが混じっているような何処のだか怪しいの、かき揚げの端っこにちょっと接触させて食べたりするわけですので、日本酒、焼酎も相性バッチリです。


昔、浅草にピーナッツの入ったかき揚げを出す店があったんですが、もうとっくになくなってしまいました。変わり種かき揚げとして、悪くなかった記憶です。


自宅でかき揚げ作る方、試してみる価値はあると思いますが、いかが? ピーナッツ。

 

 

かき揚げの酒の〆満足度>

ん~。揚げ物で〆る、って、ないですよねえ。
いえいえ止めはしませんけれど。

 

<持ち帰りかき揚げ どこがご近所ベスト?>

最近はどこの店でもやってますよね、持ち帰り。天ぷら屋さんもやっているかどうか、ちと分かりません。
近所には天ぷら屋さん、ないですので。


通勤電車で持ち帰り、には向かなそうなかき揚げですが、どうでしょう、ご近所にンまいかき揚げ、持ち帰りさせてくれている店、ありますか?
どこかお勧めの店ありますか?


我が家のかき揚げがサイコーでしょ、って方、どんなかき揚げなのか、ぜひご教示を。