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【ネットワークサイエンス】研究は1930年代からあるそうなんですけど 今 カオスでしょ

< インターネットが登場してきて複雑になって AIが出てきて混乱しているのかも >

人間は社会的な動物ですって、これはよく聞きますよね。


つまり、自分1人だけで生きているんじゃなくって、常に誰かと関わって生きているっていうこと。
ま、そうでしょねえ。


いや、自分は独りで生きてますよ。なんていう主張をする人もいるかもですけど、そういう主張をする相手がいるっていうこと自体も社会的行動だって言えるんだろうって思いますね。
独りの生活だったら、主張することそのものが必要じゃないですもんね。


ネットワークなんていう言葉を知ったのが、果たしていくつぐらいの時だったか、もう記憶の彼方ですけれども、かなり大昔からあった人間行動なんでしょうね。アナログでも。

 

 

 


例えば遠距離通信手段として使われていたっていう「のろし」


いや、それはネットワークっていうより、単なる通信でしょ。っていう見方もあるだろうとは思いますけど、その通信が意味を持っているっていう時点で、ネットワークが成立しているんじゃないでしょうかね。


遠くの山から黄色い煙が上がります。


その煙を見た人は思いますよね。
「なんだか黄色っぽい煙が上がっているけど、あそこの山にはそういう種類の樹が生えているのかな。山火事が広がらなければいいんだけど」


ところが、その山から上がっている黄色い煙は、自然に起きた山火事なんかじゃなくって、人が火を起こして、オオカミのフンを燃やして黄色い煙を人為的に上らせているんだとします。


山火事だと思った人と同じ地域にいる別の人は、その同じ黄色い煙を見て、ある事実を知ります。


「なんと煙は黄色だ。交渉は決裂したんだな。いそいで軍備を整えるように元帥に伝えなければ」


情報を受け取って懸命に走りだしていく人と、黄色い煙を上げた人との間には、既に前もっての約束事があって、煙が白ければ交渉成立で、なにも急いでご注進に及ぶこともないんですが、決裂となればいち早く報せて、戦いに備えなければなりません。


この場合は、軍事ネットワークが存在しているって言えるんじゃないでしょうか。


遠い他国で行われている交渉の結果は、その交渉が行われている町から何らかの方法で山の上で「のろし」の準備をしている人に知らされて、煙の色をコントロールする。


交渉を担当している人、交渉結果を山に報せる人、山で「のろし」を上げる人、そして町で「のろし」の意味を受け取る人の間にはネットワークでつながっているって言えますよね。


通信手段が「のろし」だっていうだけのことで、ネットワーク自体は変わらないです。


黄色い煙を見て山火事だと思った人は、このネットワークには入っていないってことになるわけです。


こうした単純なネットワークから、「のろし」じゃない通信方法がどんどん発展します。
無線モールス信号、電話、そしてスマホを使ったSNS


やっぱりコンピュータの出現は、ネットワークにとってかなり影響が大きいですね。


1対1がベースだったネットワーク通信が、一気にN対Nになって、Nの数字が爆発的に増えてしまいました。


こうなってきますと、ネットワークの意味そのものが変わって来てしまいますよね。


インターネットに関わらないことなんて考えられない生活になっている21世紀の我々は、ネットワークっていう言葉を、ごく自然に受け止めていますし、何の違和感も持っていないと思います。


ただ、ネットワークをサイエンスするっていうような関わり方は、一般的にはしていませんですね。


広い意味でのネットワークサイエンスは、コンピュータが登場する前からあった、って言えそうらしいんですけど、インターネットの登場前と後では、全く違ったものになっているんでしょうね。


専門家じゃないんで、確定的なことは分かりませんけれど、まだまだ有効利用出来ているレベルには達していないように思えます。
スマホだとか、使いこなせているとは全く言えませんです。

 

 

 


現代人のネットワーク利用をデータ化して、今現在の世界を客観的に捉える。


AIも駆使してっていうことになるんでしょうけれども、実際に使い物になるレベルになれば、マーケティング情報ばかりじゃなくって、現代人の社会行動そのものを変革するような働きが出て来そうです。


例えば、今回のコロナパンデミックについて、個々人をネットワークの1つの要素、ノードって言うらしいんですけど、個人を1ノードとして考えた場合、個人が意識しているネットワークと社会活動として必然的に関わらないければいけないんだけれども、個人的には意識していないネットワークとの関わりっていうのもありそうです。


会社組織の一員として、帰属意識とは全く無関係に、そこにはネットワークがあって、組織に参加している全員が明確に意識せざるを得ないネットワーク。


会社帰りにいつも寄っているコンビニがあるとして、同じ時間帯に、その同じコンビニに寄るっていう習慣を持っている人が、少なからずいるはずです。
この場合は意識していないネットワークだって言えそうです。


コロナパンデミックでは、そうした行動経路から感染拡大を防ごうとした動きがありました。
思い出しますよね、ココア。


日本がデジタル後進国であることを自覚させてくれたヘタレな結果に終わりましたけどね。
日本って、ネットワークサイエンスのレベルも低いんでしょうかねえ。


政府が、そういう分野に強い人、グループに仕事を依頼しなかったっていうことなのかもですけどね。


もちろん、海外に目を向けてみましても、有用なネットワークサイエンスは確立されてはいない感じです。


「指向性タマネギ分解」だとか「ハッシュタグ行動様式」だとか、ネットワークの利用形態について、少しずつカテゴライズ出来そうな動きを認識し始めた。そういう段階なのかもしれません。

 

ノードから同心円ネットワーク

 

はてなブログは、とても大きなコミュニケーション、ネットワークですから、これから先、ネットワークサイエンスとの関わり方っていうのが、どういう形で表れてくるのか。


ブログを運用している我々は、意識的に何かを変える必要があるのか、ネットワークサイエンスなんて特に考える必要はないのか。


日本の忖度文化は、どうもね、ネットワークサイエンスのアルゴリズムには向いていないようにも感じるんですけど、日本のZ世代が、その辺りから変えていってくれるかもですよねえ。


SNSの中のフェイクっていうのが問題になっていますけれど、どういう手立てを取ればいいのか結論を出せないうちに、AI、ChatGPTとかが市民権を得ちゃってますからねえ。


ネットワークのノードに、生き物じゃないっていうパラメータを加えなきゃいけないっていうことになって来ちゃって、なんだかもうカオスな感じもします。

 

 

 


こうした世界的な混乱状況であれば、むしろ、ネットワークサイエンス先進国も後進国もないでしょうから、チャンスだって考えることも出来そうですけどね。


日本にもいるはずですからね、ネットワークサイエンティストっていう職業の人が。


どうなんでしょねえ。


過渡期。今が混乱のピーク、なのかどうかも、さっぱり分かりませんです。


ネットワークサイエンスっていうニュースそのもの、そしてその周りの情報に、注目していきたいです。