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【♪関東電気保安協会】っていうラジオコマーシャルが耳に残ります

< 日本でも電気自動車が本格的になる2022年ですけど その肝心の電気って >

ラジオって、何かしながら聞いているっていうのがほとんどだと思います。
ラジオを目の前にして正座して聞き入る、なんてことをしている人はいませんよね。
こういうのは、まあ、昭和の頃からそうだったように思います。


いつもTBSラジオを聞いています。感度が一番イイ放送局だからですね。

 


何か用事をしながらでも、ニュースとか、トピックとか、耳はどこに反応しているのか、ふっと聞き入ることもあります。
作業に集中している時にはラジオの声も雑踏の物音と変わりない感じですけど、まあね、なんとなく散漫になっている時間っていうのもたくさんあって、そういう時に耳に入って来る単語に反応しているのかもしれません。


そうした情報内容とは別に、耳に残るのがコマーシャルです。
テレビのコマーシャルにも秀作が多いですけど、ラジオコマーシャルっていうのも、意外に優れたコマーシャルが多いんですよね。


ラジオなんてしばらく聞いてないなっていう人は、休みの日の一日、テレビじゃなくってラジオをつけっぱなしにして過ごしてみるっていうのも面白いと思いますよ。


ラジオですから音だけなわけです。
ながら聞きをしている耳に、言葉そのものが注意を引くようなコマーシャルもありますけれど、その時はなんの反応もしないのに、後々まで耳に残っているコマーシャルソング、って言いますか、メロディーに乗った短いセンテンスっていうのがあります。


ラジオコマーシャルって、テレビと違って、けっこうロングランのものが多いような気がします。


♪走~れ走れ いすゞのトラック~


って歌う女性の声は、かなり前からずっと聞いています。
いや、別にいすゞのトラックとか乗ってないんですけどね。♪いすゞのトラック~、です。


それと、こっちはそんなに昔からっていうんじゃないと思うんですけど、


♪関東電気保安協会


っていう女性コーラスがあります。


なんかね、こうして漢字で見ちゃいますとオカタイ感じなんですけど、すごくライトで明るいイメージの歌声なんですね。


家の中での電気の使い方について、短い注意喚起があるんですね。濡れた手でコンセントに触ったりしないように、とかですね。そして、爽やかコーラス、


♪関東電気保安協会

 

です。


これってテレビでもやってるんですかね。町中華のテレビで関東電気保安協会のコマーシャルって、見た記憶ないですけどね。


電気保安協会って何をしているとこなんでしょ。そもそも関東以外は?って思って調べてみましたです。


エネルギー問題って盛んにニュースで取り上げられていますけれど、ほぼ電気の問題っていっていいのかもですよね。
化石燃料について地球環境との兼ね合いをSDGsで取り組んでいきましょうっていうのは、もはや世界的な認識ですけど、電気を作ることに関して、化石燃料離れはどんなに急いでも急ぎ過ぎることのないことなんですよね。

 


日本の電力会社って

北海道電力

東北電力

東京電力ホールディングス」

中部電力

北陸電力

関西電力

中国電力

四国電力

九州電力

沖縄電力」の10社があります。
東京だけ「ホールディングス」ですね。なんやねん、そんなん付けんでもえやないか!
ま、イイんですけどね。


これに対して電気保安協会は、

一般財団法人北海道電気保安協会」

一般財団法人東北電気保安協会」

一般財団法人関東電気保安協会」

一般財団法人中部電気保安協会」

一般財団法人北陸電気保安協会」

一般財団法人関西電気保安協会

一般財団法人国電気保安協会」

一般財団法人国電気保安協会」

一般財団法人九州電気保安協会」

一般財団法人沖縄電気保安協会」

ってことで、1つの電力会社に対して1つの電気保安協会があるんでした。


ま、これはなるほどねって感じです。ライフラインですからね、いろいろと活躍してくれているんだと思います。


日本の電気エネルギー政策は、こと原子力に関していえば全然うまくいっていなくって、プルサーマル計画の失敗、福島原発メルトダウンが大きなダメージで、電力不足っていう経験はついこの前のことですもんね。


それまで稼働を控えるように方向づけていた火力発電を復活させてなんとか、今現在の電力需要に応えて行こうっていう工夫は、脱炭素っていう世界的潮流に逆らう結果になっているんですよね。
国のかじ取りが難しいっていうのは分かりますが、なんかね、スッキリするような解決策が何も見えていないのが現状だと思います。


基礎的な研究を進めて、世界のエネルギー問題に先鞭をつけるような日本人科学者の登場を期待したいところです。


東京電力の電源構成比っていうのが発表されているんですが、1951年は水力発電が80%、石炭発電が20%で100%っていう割合なんですね。ものすごくシンプル。


21世紀の今からしてみると、必要とされる電力量っていうのが比較にならないレベルなんでしょうけれどね。昭和26年です。
テレビ放送が始まったのは昭和29年だそうですから、テレビ前夜ですもんね。
冷蔵庫が一家に一台ってなるのは昭和50年ごろだそうですしね。電気、イコール、灯りだった時代でしょねえ。


1965年になりますと新たに石油が燃料に加わります。
水力発電が26%、石炭発電が41%、石油発電が33%っていう割合。
化石燃料発電が74%になっています。
新たに増えた電力需要はのほとんどを化石燃料が賄って、水力発電を圧倒しています。


1973年になりますと原子力LNG・LPGが加わって、石炭発電がなくなります。
水力発電が17%、LNG・LPG発電が9%、石油発電が72%、原子力発電が2%です。


そして2000年。
水力発電が15%、LNG・LPG発電が41%、石油発電が15%、原子力発電が29%です。


3.11を経た2012年。
水力発電が14%、LNG・LPG発電が44%、石油発電が17%、石炭発電が2%、原子力発電が22%で、東京電力として99%にしか達していません。1%分を借りてきているってことなんでしょうね。


石炭の利用が原子力発電の不足分を補うためかっていうと、そうでもなさそうで、石炭発電は2003年から、2%から3%程度ではありますけれど復活しているんですね。
なんだか得体の知れない発電事情です。


2019年の発表からはLNG・LPG発電、石油発電、石炭発電の数値が株式会社JERAへ移管ってことで、東京電力の電源構成から消えています。
起業効率とか、そういうことなのかもしれないですけど、エネルギーについて、電源構成ばかりじゃなくってその使用量っていうのも一元管理して発表して欲しいって思うんですが、エネルギー庁の発表はですね、大きく構え過ぎて解り難いです。


ちゃんと網羅的にデータを公表しておりますよ、ってことではあるんでしょうけどね、データを公開している人たち自身、統括的に捉えきれているんですか? って疑問に感じるぐらい、あっちこっち飛ばないと、知りたい情報に辿り着けませんね。
ま、これはエネルギー庁に限ったことじゃないですけど。政府のホームページね。


東京電力の電源構成比に戻りますと、2020年は、水力発電が54%、原子力発電が45%、新エネルギー発電が0%ってことで、またしても100%に達していないんですね。

 


新エネルギーっていう分類方法もどうなんだろうって思いますけど、今のところ東京電力管轄の新エネルギー発電っていうのは、

神奈川県の「浮島太陽光発電」「扇島太陽光発電

山梨県の「米倉山太陽光発電

静岡県の「東伊豆風力発電

千葉県の「銚子沖洋上風力」で、ザッツイット、みたいです。


東京電力の電力供給範囲は関東1都6県と山梨県静岡県の一部ってことで、そのエリア全体が「関東電気保安協会」の守備範囲ってことになるんでしょうね。


発電された電気エネルギーを安定して、安全に使えるようにしてくれている「♪関東電気保安協会」です。


マスコットがいるんですよね。「エレちゃん」
作業着姿のゾウさんです。
「象(エレファント)と電気(エレキ)のエレを掛け合わせて名付けられた」んだそうで、なかなかにダサイです。


「世界の平和よりも電気の安全!? 関東電気保安協会」とか言っちゃってますけど、大丈夫っすか?


「♪関東電気保安協会」
って独壇場かと思ったらですね、
「♪かんさい〜でんきほ〜あんきょ〜かい」
っていうのも有名みたいです。関西の人たちは「関西電気保安協会」って言葉を口にする時、その節を付けずにはいられないっていう話もあります。ホンマかいな!?


他はどうなんでしょう。


北海道、東北、中部、北陸、中国、四国、九州、沖縄の方々、いかが?!


世界の平和よりも、とか言っちゃったりしてます?