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【グリーンインターネット】再生可能エネルギー利用って進んでないみたいですねえ

< 自然環境保全っていう考え方は「原理主義的」に進めないとダメなんでしょうかね >

グリーンピースってありますよね。
エンドウ豆の未熟なタネ。


最近のかつ丼に乗っけられていないのはなんででしょう。あんまり穫れなくなっているんでしょうかね。ミックスベジタブルの袋にはたくさん入っていましたけどね。今でもそうでしょうか。


って、そっちのグリーンピースの話じゃなくってですね、国際環境NGOグリーンピース
自然保護、環境保護団体ですよね。世界39か国に拠点を持っていて、本部はオランダ、アムステルダムだそうです。


ときどき、その活動が報道されていますんで、名前を知っている人は多いと思います。


活動している分野の中でも「海洋生態系問題」が、日本では捕鯨問題としてメディアに取り上げられていた時期があって、この捕鯨反対活動をしている団体として認識している人がほとんどかもしれません。

 

 

 


この海洋生態系問題以外には「オゾン層破壊」「森林問題」「原子力問題」「化学物質汚染問題」「気候変動、エネルギー問題」「遺伝子組み換え作物」「持続可能な食と農業へのシフト」「共謀罪創設に対する反対」だとか、全方位的に自然保護、環境保護活動を行っている団体なんですね。


このうちの「原子力問題」、核兵器についてはもちろんのこと、「平和利用」って言っている原子力発電にも反対していて、原子力撤廃運動を展開しています。
ホント、いろいろやってるみたいですねえ。


NGO団体であるが故の自由度っていうこともあるのかもしれませんが、国連が機能不全に陥っている現状を考えますと、過激な部分があるとしても、とにかく動いてしまえっていうグリーンピースの活動形態を世界的に支持する人が一定数いるっていうのは充分に頷ける気がします。


地球全体の問題として脱炭素、温暖化対策を「具体的に」進めていかないといけないっていうのは、待ったナシなんでしょうから、貴重な団体活動なんでしょうね。


そうは思うんですけど、なんかちょっと引っかかる気がするのは、グリーンピースの掲げている問題対策って、ほぼ、あれしちゃダメ、これやっちゃダメっていうのばっかしだなあって印象があるっていうところなんですよね。


論理的に間違っているとは思わないんですけど、なにか1つの問題が解決できたっていう成果があったときに、そのことによって新たに引き起こされる問題っていうのが出て来がちなのが「ダメダメ理論」なんじゃないかって思うですよねえ。


全地球的に解決しなければいけないっていう、いろいろな問題が、人類が健全に存続していくためだとすれば、あっちを立てればこっちが引っ込む式の方法じゃあ、全体的にはうまくいかないんじゃないかなあっていう思い。
何もしないよりは、今すぐ何かをすべきでしょ、っていう考えには賛成なんですけど、全方位的に考え出すとなかなか難しいことですよねえ。


世の中はすっかりコンピュータ社会になっていて、必要とされる電気エネルギーってかつて人類が経験していないレベルになっていて、この先も必要となっていく電気エネルギーは指数関数的に増えていきそうです。


そんな世の中になっていて、デジタル後進国って言われている日本であっても、電子機器の普及はしっかり進んでいるわけですし、脱炭素ってことで車もどんどん電気自動車になっていくんでしょうから、ますます電気の需要は高まっていくんでしょうね。


そんな中での東日本大震災後の日本のエネルギー対策は、近未来の電気需要増をどこまで考慮しているのか判然としない状況が続いています。


ガソリンっていう化石燃料を止めて、電気っていうクリーンエネルギーで車を走らせましょうっていうのは、とっても分かりやすい脱炭素対策ではあるんですけど、その電気エネルギーをどうやって作り出すのかっていうところが、ごく近い将来のことを考えただけでも心許ない現状ですよね。
再生可能エネルギーの設備設営、施設運用っていうのが、必要電力に対して、絶対量としてもコスト的にも、充分な供給が行われていませんもんね。
具体的な計画も聞きません。


鳴り物入りで始まった「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」も、なんだか急激に勢いがなくなってしまいました。
なんかね、本気で考えてますか? って感じですよ。


再生可能エネルギーへの投資プロジェクトっていうのも、活動が報道されなくなっちゃってますしね。

 

 

 


でも、この再生可能エネルギー普及問題って、世界的にもあんまりうまくはいっていないのかもしれないです。


2015年にアメリカのグリーンピースが提唱していた「グリーンインターネット」っていう概念があるんですよ。
アメリカのグリーンピースが提唱していた自然保護、環境保護運動です。


「グリーンインターネット」っていうネーミングが興味深かったので覚えています。


GAFAアメリカの大手IT企業が化石燃料から再生可能エネルギー利用への移行に向けて積極的な取り組みを進めているっていうレポートで、インターネットの利用、大手IT企業のデータセンター運用だとかが、100%再生可能エネルギーで運用される「グリーンインターネット」が実現されそうだっていう発表をしたんですよね。
問題点として、そうしたデータセンターなんかに電気を供給している電力会社が、全然協力的じゃなくって、化石燃料発電を続けているんで、なかなか実現できないっていうことも言っていたんですね。


こうしたグリーンピースの発表から7年経った2022年時点で、「グリーンインターネット」が実現されたっていう話は聞きませんし、そもそも「グリーンインターネット」っていう言葉自体、どこかへ消えてしまっている感じですよね。


一番大きな問題は、再生可能エネルギーを利用した設備の建設が進まないことと、再生可能エネルギーを利用して発電された電気が、コスト的に高いままだっていうことなんでしょうね。
GAFA自身が再生可能エネルギーを利用しての発電事業に取り組んでいるのかどうかは分かりませんが、さすがのアメリカでも、今のところ思うようにはいっていないってことなんでしょうね。


日本の経済産業省資源エネルギー庁「なっとく! 再生可能エネルギー」っていうページを公開しています。

太陽光、風力、地熱、中小水力、バイオマスを利用した再生可能エネルギーを利用した発電の説明と、現状の課題についての記事です。


ザックリ言ってしまえば、設備投資にかかるコストを回収できるかどうかっていう、お金の問題がネックになっているみたいですね。
再生可能エネルギーは、お高い! ってことみたいです。


理想を掲げて活動していくっていうことは、とっても大切なことだと思いますし、具体的に何かをやっていかなければ何も進展しませんし、地球温暖化は今すぐ何か対策を講じなければ、異常気象に限らず生物多様性にもかなりの悪影響があることが分かっていますからね。
なにをどうすればイイのかっていうのは、全体的に捉えること自体が難しい段階にまできちゃっているんでしょうね。


今、何をしなければいけないかっていう声をあげることは、グリーンピースに限る必要もなく続けていって欲しいことではあります。


でもねえ、120%、130%のことを提唱しなければ、ホントの100%を実現することは出来ないっていう理論も理解は出来ますが、あまり過激にならないように、自分に何ができるかっていうことをじっくり考えながら生活していこうと思うであります。


せかせかガツガツせずに、う~んって思いっきり伸びをして、なにごともゆっくり行きたいもんです。

 

う~んっ!

日本はねえ、永田町、霞が関がねえ。エネルギー問題に対して思考停止しているんじゃないかって噂も聞きますからねえ。


国連の指導力もなんだかなあ、っていう状態で、地球って、いろいろ、大丈夫なんでしょうか。
ホント、大きな、大事な問題ではあります。


原子力発電の安全、安心利用っていうのも根本から考え直して、あるべき設備の設計思想の段階からやり直せれば利用価値がありそうにも思いますけどね。
っていうか、放射能の無害化に向けての研究とか、誰もやっていないんでしょうか。
諦めてる?


テロ対策とか、プルサーマルだとか、かなり高度な問題山積の原子力発電ですけど、ソーラーパネルね、再生可能エネルギーの優等生。
そろそろ初期に設置されたパネルが寿命時期を迎え始めたそうなんですけど、廃棄物になっちゃうと自然破壊問題になるらしいって話も聞きます。


やり始めは賑やかしく拍手喝采だったのに、なんか新たな問題が出始めているみたいなんですよ。
太陽光は再生可能エネルギーだけど、ソーラーパネルは有限で、再生できるわけじゃないですもんねえ。

 

 

 


専門家の方々、なんとか役に立つ専門性を発揮していただきたいでございます。
かつ丼グリーンピース復活運動とか、そゆことじゃなくってですよ。


「グリーンインターネット」って、今、どうなってます?


いろいろ真面目に取り組んでいただきたいです。

(ムツカシイことは解らないんで、他力本願!)