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【浅草ハイボール 電氣ブランサワー】セブン・イレブン先行販売

< 電氣ブランサワーはコロナストレスの救世主となり得るか >

コロナ禍でむちゃくちゃになってしまった日本の観光立国プランですけど、2022年6月に入って、どんどん規制緩和の方向に舵を切って、もう一度インバウンドで元気な街にしたいってところはたくさんあるでしょうね。


インバウンドってなりますと、ニュース映像でよく出てくるのは、なんといっても浅草、浅草寺の雷門前です。
赤地に黒で「雷門」って書かれた大提灯は、映像として、そこがどこなのか分かりやすいんで、あの場所が選ばれているんでしょうね。


浅草寺から隅田川を挟んで東には「東京スカイツリー」があって、東武伊勢崎線の隣り駅ってことですからね、浅草一帯はインバウンドの元気がかなり期待出来そうな観光地ではありますよね。


世界的に名前の知られた浅草ですが、江戸最大の歓楽街だった土地で、浅草寺の西北側一帯は「浅草六区」っていう名前で知られています。
1853年、嘉永6年に開業したっていう「浅草花やしき」があるのは浅草五区。


花やしきの名物は、なんといっても日本最古って言われているジェットコースターの「ローラーコースター」でしょうねえ。
土台は木造、とかね、言われちゃったりしていて、ちっともスピードは出ないんだけれども、ホンモノの民家のすぐ脇を走るし、アトラクションとして短いトンネルに入ると、そこにはなんと、畳の部屋にちゃぶ台でごはんを食べている腹巻姿のおっさんが! っていう普通のジェットコースターとは違ったコワさがあります。
別の方面での絶叫マシンなんですよね。


ローラーコースターが江戸時代からあったわけじゃなくって、1953年からだそうです。開業からちょうど100年後。

 


花やしきの東側にあったのが「浅草12階」ってよばれていた「凌雲閣(りょううんかく)」
1890年、明治23年に建てられた凌雲閣は高さ52メートルの展望塔だったそうで、当時の建造物としては日本一の高さ。日本発の電動式エレベーターも人気だったそうです。
1923年、大正12年関東大震災で半壊してしまって、解体されたそうですね。


浅草の一区から六区までの呼び方は1884年明治17年に付けられたもので、1947年、昭和22年の法改正で今の町名に変わっているみたいなんですけど、いまだに「浅草六区」っていう言い方は残っていて、実際の六区だった地域に比べて、今言っている六区の方が広いっていう話もあります。
「浅草ロック」っていう表現もありますしね。


この辺はややこしくって、「浅草ロック座」っていうストリップ劇場が令和の現在でも凌雲閣跡地のすぐ南にあるんです。


花やしきから南側へ出ますと、酒呑みには嬉しい「ホッピー通り」が続いています。浅草寺の敷地隣り辺りに差し掛かりますと、居酒屋さんがズラズラと並んでいますんで、初めて行った人でも分かりやすいと思います。
もちろんホッピー以外も置いていますよ。


ホッピー通りを南へ通り過ぎて雷門通りへ出て、東に、墨田川方向へ向かえば雷門です。


雷門を左に見ながら通り過ぎて行けば江戸通りと交差していて、そこは東武鉄道東京メトロ都営地下鉄の「浅草駅」になるんですが、雷門通りと江戸通りの交差点角にあるのが、チョー有名な「神谷バー」です。

こんなんじゃないですけど

 

ホッピー通りも神谷バーも、そんなに回数行ってないですけど、日本人率が高い印象です。
インバウンドの恩恵はそんなに、なのかもしれませんけれど、日本人で商売になればオッケーでしょねえ。
神谷バー1880年明治13年の創業だそうですから、なんかね、トンデモナイ歴史のバーですよ。


今現在の神谷バーは、1階がテーブル席のバーです。カウンターもあったかどうだったか、忘れました。2階は「レストランカミヤ」3階が「割烹神谷」です。
1階しか入ったことないです。
でもまあ、1階の神谷バーで充分満足しております。

 


神谷バーの名物が、酒呑みなら誰でも知っている「電気ブラン」ですね。正式には「電氣」って書くみたいですけどね。
アルコール分30%のが、カタカナで「デンキブラン」一杯300円。
アルコール分40%のは「電氣ブラン」一杯400円です。オールドっていうふうにも呼ぶみたいです。
他にもいろいろ盛りだくさんにメニューがありますよ。チケット制ですね。


浅草といえばビートたけしの「浅草キッド
♪煮込みしかない くじら屋で
って、くじら屋は神谷バーと関係ないでしょうけど、神谷バーの煮込みも旨いです。


今は30%と40%っていうアルコール分の電気ブランなんですが、発売した当時は45%だったらしいですね。
ウイスキーウォッカなんて、まだまだ入って来ていない頃でしょうからね、45%はある意味魅惑の数字だったかもです。


電気ブランは、ウイスキーでしょ、とか、いやブランデーでしょとか、やりとりしている向きもありますが、そういうカテゴリじゃなくって「電気ブラン」っていう酒類って捉えればイイんじゃないでしょうか。


で、ですね、令和の今現在「電気ブラン」を作っているオエノングループの合同酒精って会社がですね、「浅草ハイボール 電氣ブランサワー」っていうのを出しています。
5月16日から首都圏のセブン・イレブンで先行販売しているんでありますよ。


セブンの冷蔵庫はマイ冷蔵庫っていう酒呑み生活なんですが、セブン限定発売の「スコッチウイスキーハイボール レジェンダリースコット」が好きで、しょっちゅう棚を確認しに行くわけなんですが、ま、その時にいろいろ確認しますよね。
で、ん? っていう缶を見つけたんでした。


「あゝ浅草 浪漫の味 神谷バー 浅草ハイボール 電氣ブランサワー」
って書いてあります。


ま、「浅草ハイボール」っていう名前で呼んでイイんでしょうね。
アルコール分5%。内容量350ミリリットル。
原材料:オレンジ果汁、ハーブ浸出液、醸造アルコール(国内製造)、果実酒、ブランデー、糖類/炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
製造者:合同酒精株式会社、ってことです。

 


セブン先行発売ってことで、缶に書かれた宣伝文句が全面オープン発売になったら変わっちゃうかもしれないので、ご紹介。


明治時代より 受け継がれる秘伝の お酒「電気ブラン」を サワーにしました。
サワーの隠し味に使用した オレンジがアクセントとなり、 爽快な味わいです。
神谷バー
日本発のバー 東京・浅草「神谷バー」。
明治13年1880年)に創業し、
多くの文豪にも愛されてきました。
今も昔も人々をあたたかく
包み込む「下町の社交場」です。


下町っていってもですね、浅草駅の周辺は、インバウンド景気の辺りから、国際色豊かになって随分風俗にも変化が見られますからね、ノスタルジーを求めていくと、ちょっと違うかなって感じちゃうかもですよ。


原材料のブランデーっていうのが電気ブランなのか、果実酒がそうなのか、ハッキリしませんけど、ラベルは時代を感じさせるイイ感じになっています。


「スコッチウイスキーハイボール レジェンダリースコット」が黒一色でシックな缶なのに対して「浅草ハイボール 電氣ブランサワー」はセピアな感じでしょうかね。


2缶いってみましたけれど、ちと甘いです。
オレンジ果汁、果実酒、糖類ですからね、ま、そうでしょ、って思いますけど、シツコイ甘さじゃないです。


「浅草ハイボール」っていうネーミングはイイ感じですよね。


神谷バーにも置くようになるのかどうか分かりませんが、浅草自体、インバウンドばっかりじゃなくって、日本国内からの人出も欲しいところでしょうからね、きっかけになるのかもしれないです。


景気、一気に回復っていうところが、どっかね、出てきてくれるのは当事者じゃなくたって望むところではあります。


しかしまあ、電気ブランって、人気、衰えませんねえ。

 

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