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【グリーンウォッシュ】またまた耳慣れないカタカナ語ではありますが

< コマーシャルっていうのが会社本体から代理店によって分離している結果なのかも >

「環境に配慮をしているようなふりをしてごまかすこと」が「グリーンウォッシュ」


うわべを取り繕うことを英語で「ホワイトウォッシュ」っていうんだそうで、上塗りするのが環境のグリーンってことで、ホワイトをグリーンに代えた造語。


つまり、実は、環境、地球に優しくなんかないよね、ってことですね。


いくら広告代理店に依頼しているとはいえ、最終的には会社の担当者がオッケーしているんでしょ。
ってなことではあるんですが、メーカーより広告代理店の方が会社規模が大きいなんていう逆転現象は、もうかなり前から目立ってきている現状みたいですからね。世界的な傾向として。


何か、意見が言いづらいっていう空気感が当たり前になっているのかもしれません。


しかも、広告代理店自体が1次請け状態になっていて、制作サイドからコマーシャル企画が持ち込まれる先がメーカーじゃなくって広告代理店になってしまっているような状況も、普通にあるんだそうです。

 

 

 


でもでねえ、「うそだよね」「ごまかしているよね」っていう判断は、ジャロとか、そういう第三者機関っていうより、直接的に受け止める視聴者、消費者が感じることですよね。
何にも感じない人もいれば、過剰に反応する人だっているでしょうし、けっこう難しい判断なのかもしれません。


例えば、こんなことです。


テレビは持っていませんが、町中華でテレビコマーシャルを見ることはけっこうあります。


レッドブル、翼を授け~る~」


っていうコマーシャルは何パターンかあって、どれも面白いなあって思って見ているんですけど、魔女のお母さんが大きな壺でいろいろ煮込んで、ぐ~るぐるかき回しながら、
「コウモリの羽にカラスの足、ワシの卵にカモメの爪、仕上げに砕いたハチをひとつまみ。これが空を飛ぶ秘訣」
ってやっているのがありますね。


と、娘が箒に乗って飛びながら登場。
「まだそんなことやってるの」「レッドブル、翼を授ける~」って言いながら窓から飛び去って行きます。

 

むふふって思って見ていますけれど、このレッドブルに対して「誇大広告」とかね、言って噛みつくヤツなんて居ないでしょ、って思いますよね、普通ね。


ところがレッドブルって起訴されているみたいなんです。しかも、少なくとも2回。


レッドブルを飲んでも翼は生えてこないし、空を飛べるようにもならない」
っていうそのままの内容じゃあ無かったんでしょうけれど、2011年、1回目の虚偽広告集団起訴は、あ、やっぱりねっていうアメリカで起きています。


レッドブル本社はオーストリアらしいんですが、総額1300万ドルの支払いで和解していますよ。
過去10年間にレッドブルを購入したアメリカ人は、10ドルか15ドル相当のレッドブル製品の引換券を受け取る権利を得たんだそうです。


10ドルと15ドルの違いが、レッドブルの購入数量による差なのかどうかはハッキリしませんが、しょーもないこと言ってくれちゃいますよねえ、っていう遊び感覚もありそうな企業気質かもです。


起訴した方も、1人1000円ちょっとの引換券で、ま、イイんじゃないって感じの受け止めでしょうかね。
レッドブルのファンであることを止めようってことじゃあなさそうです。

 

 

 


ところが、この1回目の和解に満足しない人がいたんですね。


「あなたはアメリカ人じゃないんで、引換券を受けとる権利はありませんよ」


って言われて、ムクれていたカナダ人。
2016年に、レッドブルを新たに訴えます。


レッドブルを飲んでも、活力や能力が向上しないし、空も飛べない」
っていう起訴内容だったかどうかは、これまたハッキリしませんが、この2回目の集団起訴でもレッドブルは総額85万カナダドルの支払いで和解するんですね。
1人10カナダドルの補償金。


もちろんこれはカナダ人のみに適用ってことみたいです。


起訴社会って、そういうもんですかあ、って感じなんですけど、レッドブル側は、


レッドブルマーケティングは常にウィットに富み、誠実で正確であり続けてきた」


ってことで、2度の起訴に対処した後、今でも「レッドブル、翼を授け~る~」なわけです。


まあねえ、レッドブル飲んで、本気で空が飛べるようになるって、あのコマーシャルを受け取っている人が居るとしたら、それはそれで、別の問題ってことになるのかもしれませんけれど、そういう「シャレ」が、ことSDGs、カーボンニュートラルとかってことになると、途端に通じなくなるのが「グリーンウォッシュ」なんでしょうね。


けっこう昔から使われているコマーシャル手法ではあるみたいです。


まさにグリーンそのものの葉っぱ、野生動物の画像だったりっていうものでグリーンイメージを訴えようとするけれども、その中身はちっとも自然由来じゃないケース。


「認定済み」「認証済み」「オーガニック」だとかいうラベルが付けられているけれども、その裏付けはどこにもないようなケース。
たしかにありますよね。聞いたこともないような団体の「認定済み」


「環境にやさしい」っていううたい文句なのに、環境に優しくするためのトレードオフが隠されているようなケース。
ウイグル自治区での強制労働問題が取り上げられて、ユニクロが批判の矢面に立たされたのは2021年ですね。
自然環境に優しいとしても、そこで働く人たちの生活環境に優しくないってことでしたね。


「〇〇無添加」とかいうラベルなんだけど、そもそも「〇〇」って法律で禁止されているんだから、アピールにならないでしょ、っていうケース。
ウソではないんでしょうし、間違いでもないわけですが、グリーン、クリーンなイメージを訴えたいっていう気持ちが先行して、工夫がない割には強引なラベル表記ってことになるんでしょうね。


ユニクロの他にもフォルクスワーゲントヨタ、飛行機のイージージェットだとか、けっこう批判の対象になったりしていますね。


ただ、どうなんでしょうね。そういう問題アリのコマーシャルも、案外、気付かずに受け止めているっていう方が普通かもですよね。


ま、個人的にはテレビを持っていないっていうこともあって、コマーシャルにそんなに接してはいないんですけど、町中華で背中で聞いているコマーシャル。気になるものも少なくないことは事実です。


♪ドコモでんき ドコモでんき


♪グリーン グリーン


っていうコマーシャルがあります。


これは「ドコモでんき Green」っていうドコモの商品の宣伝ですね。


このところ、こういった発電機能を持っていない会社が電気を売るっていう不思議なことが増えていますよね。
ラジオの放送でも「この放送は、〇□△のクリーンな電力を使用してお送りしています」とかね、言ってます。


2003年からスタートした「電力自由化」に伴うもので、ちょっとね、解り難い感じがします。


ザックリ言ってしまえば、化石燃料を使った発電から、太陽光、風力とかの再生可能エネルギー原子力だとかの非化石エネルギーを利用した発電を進めていこうとする政策があって、2021年11月からは「再エネ価値取引市場」っていうのが始まっているんですね。


費用の問題があって、あんまり進んでいない日本の「非化石エネルギー発電」の比率を高めていくために「非化石証書」っていうのを売り出して、それを「需要家」が買って一般家庭に電気を供給する、そんな流れ。


経済産業省「非化石価値取引について」だとかで説明していますけど、これ、全然理解できません。

 

ドコモだけじゃなくって他の通信事業者も「グリーン」ってなことをやっていて、ドコモは「再生エネルギー由来のCO2排出量実質ゼロのでんきプラン」ってなことを言っておられますね。


いろいろお得なポイントを付けますから、基本料金をちょっとだけ、ドコモは500円、今までより高く払ってね、っていうもんなんですよね。


なんでドコモが、例えば東京電力の肩代わりをしなきゃいけないの?


そりゃ、国からのプレッシャーなんでしょ。ねええ。

 

 

 


原子力を含めた「非化石エネルギー発電」って、今、目の前にあるその非化石エネルギー発電システムから、別経路で家まで引っ張って来るってわけもなくって、発電する側で、どういう発電方法であったとしても同じ送電システムで送られてくるわけですから、基本料金を高く払うっていう国民負担は、将来の仕組みに対する希望的観測でしかないんですよね。


CO2排出量「実質」ゼロ、なんてさ、そんなこと大っぴらに言っちゃって問題ないの?
国が率先してやれば「グリーンウォッシュ」ってことにはならないってこと?


コマーシャルは上出来だと思うんですけど、なんかね。「実質ゼロ」ってところが、ヒッカカリます。


東京地域の電力供給はひっ迫が続いておりますですよ。
電気料金もバカ高くなってますしね。


「非化石証書」なんてね、誰が考え出したのか知りませんけれど、エネルギー問題とか、食料問題とか、もっとシンプルにやらないと、いつまで経っても辻褄合わせに追われることになりゃしませんか。


日本国民の真面目さに寄りかかり過ぎなんじゃないでしょうかね。


政治家って、なにしてんの?

 

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