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【売れた 売れなくなった】オミクロン株になってからの商品購買状況

< 行動制限なしのゴールデンウィークなんですけど 能天気にはなれませんよねえ >

国が費用負担する形の4回目のワクチン接種は、年齢と基礎疾患の有無によって打てる人を限定するらしいですね。


どんどん変異していくコロナウイルスに対して、変異株に特化したワクチンが、おいそれと開発できないことは致し方のないことではあるんでしょうけれど、こういうパンデミック状況だからこそ力量を見せて欲しい日本、とかね、まったく勝手ながらに思ってしまいます。
国産はワクチンしても、治療薬にしても2022年4月現在、ゼロですもんねえ。


4回目の接種に関しても、実施するからには外国からワクチンを買い付けないといけないわけで、対象となるワクチンは、たぶん従来のままでしょうし、4回目の効果についてのデータっていうのもイスラエル1国のものしかなさそうですよね。


そもそも先行事例を引き合いに出して方針決定するっていう態度自体、率先してパンデミック脱却を目指そうとする態度から程遠くて、感染データの発表数値も変更が相次いだりしていますし、なんだかなあって気がします。
日本って、なんだか、ヨワイ感じなんですよねえ。

 


そんな2022年4月の日本なんですが、厚生労働省の「国民生活基礎調査」が月の中頃から実施されているみたいです。

ふううん、って聞いたことあるような、ないような調査なんですけど、毎年実施されているらしいです。


ただ、コロナ禍の中で、2020年は中止。2021年は延期になったまま結果データの公表を確認できませんので、この年も中止になったのかもしれません。


3年ごとに大規模調査しますっていうことになっていて、2022年は2019年以来の大規模調査ってことになるんでしょうね。
調査世帯は無作為抽出で、2022年の調査対象は27万7千世帯っていうことで、なんで半端な数字なのかは分かりません。


調査員が対象世帯を訪問して「調査票」を渡して、期間が過ぎたら、調査員が調査票を回収するっていうのが、基本的な流れみたいです。


どんな項目を調査するのかっていうと、


・世帯構成などに関する「世帯票」


・世帯の人の健康状態などに関する「健康票」


・要介護者の状況などに関する「介護票」


・世帯の所得に関する「所得票」


・世帯の貯蓄の状況に関する「貯蓄票」


だそうです。

 


コロナ禍の影響で1回は明確に中止した、この「国民生活基礎調査」ですが、「健康票」の調査内容も公表されています。コロナパンデミックを受けて、質問項目が見直されたりしているのかどうか分かりませんが、中身を見てみます。


質問1:性、出生年月
ふむ。LGBTQの問題とかもありますけど、健康状態を統計するには性別って、やっぱり必要なんでしょうね。
こういう調査項目っていうのも、考えていかないといけないでしょうね、これからは。
調査員がやってきて、っていうことで、そもそもの匿名性が担保されていないんですもんね。時代っていうのを取り込む工夫を期待したい部分なんじゃないでしょうか。


質問2:入院、入所の状況
医療機関への入院、介護保険施設への入所、ってことなんですけど、こういう項目があるっていうことは、入院、入所者当人以外の人員がいる世帯が調査対象ってことになるんでしょうね。
ってことは、最近とみに取り上げられている独居老人が入院とかしていたら、どうなるんでしょ。
調査対象から外れるってことでしょうから、統計データにちゃんと意味があるのか、ちょっとね。


質問3:自覚症状の有無


補問3-1:自覚症状の内容
外科的な事象以外だと、症状をちゃんと書ける人っているんでしょうかね。けっこう難しいような気がしますけど。
そもそも自覚のない病気って、けっこうあるんですよね?


補問3-2:最も気になる自覚症状に対する治療の状況
だからさ、3-1がちゃんと成立してないと意味のない項目なんじゃないの?
なんで自覚症状っていうシチュエーションを重要視するんでしょうかね。


質問4:医療機関等への通院、通所の有無


補問4-1:通院、通所している傷病名
これは分かりやすい項目ですね。


質問5:健康上の問題による日常生活への影響の有無


補問5-1:日常生活への影響の内容
一見、具体的で明確に答えられそうな感じですけど、表現が難しいかもですね。


質問6:健康上の問題による、床についたり、普段の活動ができなかったりした日数


質問7: 健康意識
主観的な健康意識を把握するための項目らしいんですけど、健康意識、って、なに?
誰でも健康でいたいって思ってんじゃないの? もう諦めているかどうかの調査?


質問8:日常生活で苦労していること
ん? 質問5と、どこが違うんでしょ。金銭的なこと、じゃないんですよね?


質問9:悩みやストレスの有無


補問9-1:悩みやストレスの原因
すらっと答えられたら、そもそもたいした悩みやストレスにならないんじゃないのかしらん。


補問9-2:悩みやストレスの相談状況
通院以外の相談って意味なんでしょうかね。


質問10:平均睡眠時間


質問11:睡眠による休養充足度
ふううん、満足度じゃなくって充足度ね。なんでそっちの言葉を選ぶかね。


質問12:こころの状態
ええ~! こんなのちゃんと答えられる? 難しくないですか。


質問13:飲酒の状況
ん~、正直に答えるかなあ、って思いますけどねえ。


質問14:喫煙の状況


質問15:日ごろ健康のために実行している事柄


質問16:過去1年間の健診等の受診の有無


補問16-1:健診等の受診機会


補問16-2:健診等を受診しなかった理由


質問17:過去1年間のがん検診の受診状況


質問18:過去 2 年間の胃がん検診の受診状況
ってことは質問17は胃がん以外ってことなんでしょうね。


質問19:過去2年間の子宮がん、乳がん検診の受診状況
さらに質問17には子宮がん、乳がんの検診も含まない、ってことですね。


以上が「国民生活基礎調査」「健康票」の質問項目です。けっこうボリュームありますね。


でも、たぶんおそらく、コロナパンデミックを反映した項目って、入ってなさそうですね。
これまでと違ったことをやると、統計情報として意味をなさなくなるってことはあるんでしょうけれど、国民の健康意識っていうことを調査するんだったら、毎回項目の見直しが必要でしょうし、国としても何をしなければいけないかの指標を常に最新にしておいて欲しいって思いますよ。

 


なかなか新規感染者数の減らない状況の中、東洋経済ONLINEが2022年初頭時点「コロナで「売れた」「売れなくなった」商品TOP30」っていうのを発表しています。

 

コロナ禍の生活になって登場してきた「新3種の神器」
「マスク」「手指消毒剤」「非接触式体温計」


この3つの売上高折れ線グラフは山を見せることが時々あって、マスクは2021年の夏場に山を作っているみたいですけど、まあ、店側の販売動向はだいたい安定していますね。むしろピークを作る原因がなんなのか、不思議な気がします。


接触式体温計って、だいたい飲食店が購買層だと思うんですけど、性能が悪いっていうか、すぐ壊れるみたいで、しょっちゅう買い替えているみたいに感じています。
そういう悪い商売をしちゃイカンですよ。計測される体温って異常に低いですしね。


コロナ禍で、売れた、売れなかった「医薬品」っていうのに注目してみますと、「抗原検査キット」が2022年に入って、いきなりドドーンっと売れています。
1月24日週は、2019年比として436.4%!


2021年の秋口に市販されるようになっていた「抗原検査キット」なんですが、薬剤師に使い方の指導を受けないと買えない商品。
それで最初の頃はそれほど数が出なかったのかもですけど、需要があるんだったらッていうメーカーの商売ショーバイっていうことと、2回目以降の薬剤師の説明も簡略化出来ているっていう要因があるのかもですね。


精度の問題はあるにしても、国が用意している検査体制って、利用しにくいっていうことが反映された状況なのかもしれないですね。


「抗原検査キット」以外では「口腔用薬」「うがい薬」が売れていますね。
家に帰って来たら、まず、ガラガラペッってことなんでしょう。


他には風邪薬も売れています。
なんか風邪っぽいかもって思ったら、まずPCRじゃなくって、ルル3錠っていうのが常態化しているのかもです。


逆に売れないってことになったのは「殺菌消毒剤」
これはどういうんでしょう。みんなで除菌に気を遣っている生活なんで、殺菌っていうことまでは必要を感じなくなっている、ってことかしらん。


「強心剤」「水虫治療薬」も売れてないですねえ。


強心剤っていうのはよく分かりませんが、水虫治療薬。これは、オフィスに行く機会が減って、革靴を履かなくなって、足が蒸れるってことが減ったからなんでしょうか。
だとすると、コロナウイルスも水虫菌撃退に役立っているのかもですね。


いや、もっと直接的に、コロナウイルスは水虫菌と戦って勝利しているのかもですねえ。知らんけど。


なんにしても、コロナ禍に生活はもうすっかり飽きてしまいました。疲れました。