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【サポカー限定免許】って 意味無くないですか?

< 日本のエライ人たちって ガンクビ揃えて 何を決めてくれてんでしょか >

琉球王朝王家の居城「首里城」が焼失してしまったのは2019年10月31日のことでした。
今現在、再建に向けて沖縄県はもちろん、日本ばかりじゃなくって、世界各国からの支援を受けてさまざまな活動が進められていますね。


首里城の焼失は1453年、1660年、1709年、1945年に次いで5度目のことなんだそうですが、沖縄のステータスシンボルです。ぜひ精確な再建が一日も早くなされることを祈念します。


この首里城守礼門が表面に描かれた日本銀行券って覚えてますか?
裏面には源氏物語「鈴虫」の場面が描かれていました。


ああ、そういえば、って感じで思い出す人も多いと思うんですけどね、そです「二千円札」ですね。
「弐千円」って書かれていましたですよ。


かなりの違和感を持って受け止められていた記憶の二千円札ですが、最近、見ませんね。
どうなったんでしょう。

 

 

 


2000年7月19日に2千円札の発行が開始されて、この年7億7千万枚、15億4千万円分。そして2003年に1億1千万枚、2億2千万円分が発行されて以来、新規製造はされていないみたいなんですね。


平成のころは、時々見かけて、っていうかお釣りに紛れて渡されて、おお、あったね、これ、って感じでした。
お釣りを渡す店の人にしても「これ、ほら、2千円だからね、ちゃんと数えてね」
とかね、けっこう面倒くさい存在ではありましたよ。


金銭に関しては「1」と「5」っていう区切りの種類でずっと生活して来ていますからね、「2」は小さくない違和感でした。


でもですね、自動販売機で使えませんでしたし、ATMでも認識しないし、払い出されもしませんでした。
準備不足っていうか、当初から2千円札の必要性については疑問符が付けられていましたよね。
で、結局消費活動には浸透せず、もう20年近く新規製造されていないっていうのは、なんなんでしょ、施策的に失敗ってことですよね。


って言いながら、沖縄県のATMではちゃんと対応できているみたいですけど、結局流通しませんでしたっていうんじゃ、沖縄県民としちゃあ、気イ悪いですよね。紫式部さんもイイ顔してないと思いますよ。


なんだって国民の意識調査とかロクにやらないまま2千円札なんて発行したんでしょ。


海外の円対応のATMだと、偽札って判断されちゃうこともあるらしいですからね、完全に失敗でしょねえ。


西暦2000年は「ミレニアム」っていうことで、お祭りムードでメディアに扱われていましたですね。
さらには、沖縄サミットが2000年7月21日から23日まで開催されました。


なんかね、この日にちだけから振り返ってみますと、沖縄サミット開催に2千円札の発行が間に合っていますし、アイディアがいつ頃からあったものなのかは分かりませんが、ミレニアム、2000年期っていうことの2000円、サミットの会場、沖縄ってことだけで、急遽発行したっていう感じもしますね。
安直。。。


誰が旗振りして決めたんでしょね。
エライ人が自分の実績を作りたいだけだったんでしょうか。


「1」と「5」っていう金額区切りの中に「2」を持ってこようっていうんであれば、2円玉はまあ、費用対効果として製造しないにしても、なんで「20円玉」「200円玉」「2万円札」を用意しなかったのか。
そんな検討をしたような話は聞きませんでしたよ。


やっぱり制度として「2」を根付かせようっていうことじゃなくって、単にお祭り気分のゴリ押しだったのかもですね。


何もしてくれない方が、物事がスムースに進むんですけど、って突っ込みたくなるタイプのエライ人、居るんでしょねえ。あっちにも、こっちにもねえ。


2016年1月に交付が開始された「マイナンバーカード」
総務省の「マイナンバーカード交付状況について」を見てみますと、2022年4月1日時点での普及率は日本全国で「43.3%」

 

都道府県別で見てみますと、宮崎県が56.4%で第1位。兵庫県48.3%、奈良県47.4%と続いていまして、東京都は47.2%で第4位に付けています。
まあ、順位がどうっていう問題じゃないですけど、第2位以下が5割に達していないっていう現状なんですね。


マイナンバーカードを取得しましょうっていうキャンペーン、コマーシャルは盛んにやってますけどね、なんか説得力ないですね。
「コンビニで住民票がとれます」っていうのが最大のウリっていう印象です。


住民票が必要になるような社会活動って、普通の人はそんなにありませんよね。

 

 

 


行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」っていうやつで、マイナンバーカードを運用することが決められたらしいんですけど、どなた様方がお決めになったんでございましょうか。


国民一人ひとり、お役所で働く人たち。誰も恩恵を受けていないんじゃないでしょうか。
かなり早い時期に取得しましたけど、一回も使ったことないです。


このマイナンバーカードの普及率の低さ、人気の無さは、官民、どっちにとってもメリットが無いってことが原因でしょねえ。


国のネットワークが出来上がっていないんですから、何か企画を上げたとしても実現されそうにない。デジタル後進国の悲しさでしょうかねえ。
日本のデジタル環境の足元を見る力がエライ人たちに無いってことなのかもですよ。


そういえばこのところデジタル庁の動きが報道されませんけれど、何してるんでしょうか。


意見を聞くべき人の選定自体、どうなんでしょ、って思っちゃいますけどね。


まだあるんですよ。


2017年2月24日は金曜日だったんであります。
何のことかって言いますとですね、この日からジャジャーン! って始まったのが「プレミアムフライデー
覚えてますよね。


経済産業省経済団体連合会が推進した「個人消費喚起キャンペーン」


「月末の金曜日には仕事を15時に終えて街に繰り出しましょう」っていうことでしたね。消費喚起ですからね。


経済産業省経済団体連合会博報堂も加わって、たくさんのエライ人たちで決めたキャンペーンみたいなんですけど、これはもう完全に「バカげた」企画でしたね。
ばあ~か、バーカッ!


月末の締め処理で金曜日がピークになっている人って、経理関係の部署だけじゃなくって、たくさん居るんですよ。
3月なんて年度末っていうのも重なるし、15時に仕事を切り上げられる人って、ごく一部でしょ。


でもですね、巻き込まれましたよ、これ。
大会社のプロジェクトに関わっていた時だったんですけどね、プレミアムフライデーのニュースはみんな聞いていましたけれど、他人ごとでした。


ところが、2月24日、当日「15時になりました。止むを得ない仕事を抱えている人以外は退社しましょう。本日は金曜日、プレミアムフライデーです。繰り返します、……」
っていう社内放送が流れました。

 

全社放送するようなことなのか? って思いましたけど、社内通達っていうもんがあるんでしょねえ、部長命令で打ち合わせの場所が変更になったんですね。
第3会議室から居酒屋に変更です。居酒屋で会議。


はあ??? 開いてないでしょ。って思ったら、幹事役の人がちゃんと居て、予約済み。


この時期15時から開けていた店舗がたくさんありました。
ええ~? って思ったんですが、もちろん会議中はアルコールなしです。


ですが、居酒屋の大テーブルです。周りでは「昼から呑めるねえ」なんて声が聞こえて来て、厨房からは香ばしい匂いが漂って来ます。なんたって居酒屋なんですからね。
30分ぐらいでお開きになりました。会議なんて出来ません。


その後、そのままそこで吞んでいる人も居ましたけど、その人たちは、居酒屋会議を企画した当人たちでしょねえ。


そこまでして浸透させたかったプレミアムフライデーだったんですが、翌週からは社内放送に反応する人は居なかったです。
「15時になりました。止むを得ない……」うっせえわ! でした。


早く帰れば消費活動につながる、ってどんな頭で考えたアイディアなんでしょ。


いわゆる声の大きい権力側の人たちって、どうなっているのかまったく不可思議です。
ばあ~か、ばっかりなんでしょか。
2022年現在ではプレミアムフライデーの「ぷ」の字も聞きません。

 

 

 


んでもって2022年5月13日に「道路交通法が改正」されました。


深刻な事故が多発している高齢ドライバーに対する対策が盛り込まれた改正なんですが、2つあるポイントの1つは、すんなり納得できるんですが、もう1つは、はあ? です。
ご自分で何を言っているのか、ご理解なさっておられますか? って感じ。


納得できる方の改正は「運転技能検査制度」の導入です。


75歳以上のドライバーは運転免許を更新するにあたって、実車を使っての運転技能試験を受けなけれないけないっていうものですね。
75歳以上全員じゃなくって、3年の間に「信号無視」「速度超過」「安全運転義務違反」だとかの11の違反行為を犯している記録のある人のみです。


運転技能試験に合格しなくとも、ある期間内であれば再度試験を受けられるみたいですが、大前提にあるのが高齢者に免許返納を勧めることなんでしょうから、ドライバーに自覚してもらうっていう意味では有効なんじゃないでしょうか。


75歳っていう線引きが妥当なものなのか、年齢による線引き方法が有効なのかどうかっていう疑念はありますけどね。


ただね、生活のために必要な移動手段としての車、車の運転っていう問題が別個に有りますからね。
高齢者の運動神経、認知力に対して公的な判断が入るってことは必要だとは思いますけど、生活手段としての自動車っていうことに関して、横断的な解決方法を早急に見つける必要がありますよね。


自動運転車の自治体による運用って、安全性を担保したうえで実現されるのっていつごろになるんでしょうか。
ドローンの活用だって考えてイイような気がします。


さて問題なのは、もう1つの「サポカー限定免許」ってやつです。


警察庁の「サポートカー限定免許について」を見てみますと、

「運転免許を受けている方は、その方の申請により、運転することができる自動車の範囲をサポートカーに限定する条件を付与することができます」
とありますね。


なんだか「お得ですよ」みたいなニュアンスを感じてしまいます。


でも「サポートカー限定条件を付与できる免許は、普通免許のみです」なんでございますね。
ま、この辺は、そうでしょねえって感じです。


でも、いろいろ他のページも読んでみますと、サポカー限定免許の対象になるサポートカーっていうのは2020年4月以降に性能認定を受けた車両のみです。
2022年5月っていうタイミングを考えますと、サポカー限定免許を取得するためには「新車購入」が必須ってことになるわけですね。


え、でもほら、後付けでも付けられるんでしょ「衝突被害軽減ブレーキ」とか「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」とか。


そうなんですよね、今乗っている車に後付けでこうした安全装置が付けられるんですけど、後付けした車はサポカー限定免許の対象にはならない。
なんででしょ。最初から付いている安全装置と後付けでは、その安全性能に差があるんでしょうか。


差があるんだとしたら、そもそも後付けの安全装置を許可してイイんでしょうか。


新車販売台数を伸ばしたいっていう業界からの圧力が警察庁に働いてでもいるんでしょうか。


それにですね、サポカー限定免許の人がサポカー以外の車を運転すると、違反になるそうですよ。


だったらサポカー限定免許なんて要らないんじゃないですか?


さらに言えば、サポカー限定免許なんて持ってなくたって、サポカーには乗れるんですよ。


免許返納を促したいっていう前提があるとはいっても、それってまるで意味が無いでしょ。
なんかね、個人的に当事者になるにはまだ間がありますけど、早晩、消えてなくなる気がしますね。サポカー限定免許。


日本のエライ人たちって、なんだかポンコツ度合い、高くないですか。ずっと前からですけどね。


ばあ~か! ふんとにもう。。。

 

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