< 眠る力は赤ちゃんが最強! そりゃそうでしょねえ >
赤ちゃんは寝るのが仕事、って言いますよね。
寝る子は育つとも言いますし、確かに赤ちゃんはよく寝ます。
でもまあ、昼間よく寝ていて手を煩わせることがない、なんて言っていると、夜泣きに悩まされるなんて話もよく聞きます。
人間の体内リズムっていうのは不思議なもので、成長するにしたがって人間は、昼行性の生き物として安定していく感じですよね。
でもね、すぐにオトナになるってわけでもありませんで、ちっちゃい子供が食事をしながら、こっくりこっくり、っていうのもよく見かけます。
あれもまた不思議で、なんか突然眠くなるんでしょうね。
さっきまでワイワイしながらご飯を食べていたのに、静かになったなって思ったら、こっくりこっくりしてるんですよね。
でも寝てしまう自分に抵抗してはいますよ。
眠ろうと思っているわけじゃないのに、睡魔にからめとられている。
違うよ、寝てないよ。可愛い姿ではあります。
幼稚園なんかにはたいていお昼寝の時間があって、子供たちは昼に一度しっかり寝ていますね。
それでも、夕方から夜にかけて、しっかり眠くなって、ちゃんとぐっすり朝まで普通に寝ます。
子供の睡眠障害って少ないんでしょうね。一定時間起きていれば、自然に眠気がやって来て、こてっと眠ることが出来ますよね。それが普通だと思います。
一定数の大人には、うらやましいって思う気持ちもありそうです。
うまく眠れていないって思ってる大人って、けっこう多いんですよね。
いつ頃から自然の摂理に逆らったような睡眠状態になってしまうんでしょうか。
ラジオの深夜放送が流行った時期もありましたが、だいたい中学生ぐらいから、夜の魅力に取り込まれる人が出てきますよね。
でもまだ、この頃は「完徹」といって、一睡もしてないよ、なんて自慢するぐらいですから、まだまだ夜になったら寝ますよっていうのが続いています。
成長している間は、身体が自然に睡眠を要求するし、脳も身体もそれに素直に従っている感じですね。
人間に限らず、全ての動物は睡眠を必要としていて、眠る時間はまちまちだとはいえ、必ず寝ます。
眠らないと身体に変調をきたしてしまいますし、場合によっては死に至るそうですからね、睡眠は生きるために必要だってことです。
眠る力っていうのは、赤ちゃんの頃を最強だとして、年齢を重ねるごとにだんだんと落ちていくものなんでしょうかね。
年を取ると、なかなか眠れない、早く起きちゃうようになるとも言いますもんね。
1日で8時間眠るのがイイとか、6時間寝れば充分だとかっていうこともよく聞きます。
夜中に目が覚めちゃって、連続して眠れるのはせいぜい2時間程度っていう話も聞きますよ。
いくつぐらいからでしょうかね、快眠というか、その日の眠りに満足して、スッキリ目覚めるっていう感覚を失くしてしまうのは。
ぐっすり寝て、すっきり起きたい。
外国のことは判りませんが、日本人は、そう感じている人、いっぱい居ますね、
睡眠導入剤っていうのも何種類か市販されています。
みんなうまく眠りたいんですよね。
人間にとって眠るっていう行為は、身体の疲れを癒すこと、脳を休めること、成長ホルモンを分泌すること、細胞の修復と再生をはかること、のために必要不可欠なんだそうですが、さらに、自然免疫機能を維持するためにも大事なんだそうです。
2021年第4四半期に入って、日本ではコロナの新規感染者が急激に減ってきて、コロナ禍を脱出できそうな気配もありますし、ワクチンや治療薬の実用目途がたってきたものも複数あるようですので、一安心ってことになりそうです。
なのですが、結局、クスリは100%の効果を保証するものではありませんので、なんとしても自分の身体の中の自然免疫系が元気であれば、クスリさえ必要でなくなりますよね。
その自然免疫系の働きを維持するために重要なのが睡眠なんだそうです。
自然免疫っていうのは、誰にでも生まれつき備わっている人間の防御機能のこと。
身体の外から侵入してくる菌やウイルスに対抗する役割を果たす優れものなんですね。
マクロファージ、ナチュラルキラー細胞と呼ばれているものが自然免疫の代表として知られています。
充分な睡眠がとれていないと、この自然免疫の力がどんどん落ちていってしまうんだそうです。
でもねえ、社会人として仕事をしていると、しょっちゅうではないにしても、睡眠時間を削らないといけないことっていうのも出てきますよねえ。
いわゆる中堅層になって、仕事の責任も出てくる頃からでしょうか。
そして仕事に追い回されることが無いにしても、この頃から自分の睡眠に満足できない日が増えてくるような気もします。
24時間戦えますか、なんていうコピーが流行った時期もありましたし、仕事といってもいろいろで、5時から男っていうコピーも、ある種の人たちにとっては身体を消耗する仕事だったりしますよね。
そうした仕事事情は、むしろコロナ禍によって是正された感じもしますけれど、なんにしてもイイ睡眠を毎日とるってことが自分の自然免疫を維持してくれるってことであれば、土日の寝だめっていう生活習慣を止めて、快眠を取れる工夫をした方が良さそうです。
いやオレは、いつでも、どこでも、横になりさえすればパタッと眠れちゃうタイプだから大丈夫、って人も居るかもしれませんが、それって単に慢性的睡眠不足なんだそうですよ。
気力だけで起きて、働いて、食べてる。良くない傾向でしょねえ。
睡眠不足が続くと、自然免疫系への悪影響だけじゃなくって、認知症やアルツハイマーの危険性も増すんだそうです。
やっぱり、日々、ちゃんと寝るっていうことが大事なんです。ね。
で、毎日、明日のために寝るっていうことが強迫観念みたいになってしまっているっていう人たちが、毎晩実施しているのが「寝酒」「ナイトキャップ」ですね。
でもまた、この「寝酒」っていうのが良くないらしいんですよねえ。
確かに寝つきは良くなるような気がしますけれど、身体は充分に休めていないっていう結果にしかならないんだそうです。
いや、そんなことないよ。正体無いぐらいに呑んじゃえば、朝まで気が付かないよ。
なんて言う人も居るかもしれませんが、そんなことを毎日続けていれば、胃や肝臓をやられますよね。
それに、次の日、ダメダメで、使いものにならないでしょ。
生体リズムが乱れて、ヒューマンエラーです。
っていうことで、睡眠導入剤の登場ってことになるんでしょうね。
でもねえ、クスリを常習するようになっちゃうっていうのもね、やっぱりね、良くないでしょう。クスリの説明書きにもそんなようなこと、書いてありますよ。
じゃあどうすんの!?
っていろいろ調べてみて、おっ! って思ったのは、
「寝る前に、紙の、難しい本、退屈な本を読む」
っていう方法です。
ま、確かにですね、ワケワカラン!? っていう本を読んでいると不思議に眠くなります。
難しい本を読んでいると、その難しいって思っている苦痛を和らげるために、脳内に「βエンドルフィン」っていう物質が分泌されるんだそうです。
苦しい時に苦しさを感じさせ失くするっていう効果の「βエンドルフィン」が大量に分泌されている状態が、俗いう「ランナーズ・ハイ」ってやつ。
やっぱりマラソン・ランナーって苦しいんですね。
「難しい本読んでる・ハイ」によっても幸福感が出てきて、イイ睡眠につながるんだそうです。
良さそうですよね、これ。「βエンドルフィン」
あとは難しい本ってナニ? ってことになるんですが、こればっかりはね、個人個人によって違いますよね。
ブルーライトの影響もない紙の本っていうところも大事だそうですから、紙の難しい本を探しに本屋さんへ行きましょう!
仕事とは全く関係のない本がイイんじゃないでしょうかね。仕事に関係していると、ね、真剣になっちゃったりして、「βエンドルフィン」の恩恵の代わりに「頭痛」がやってきて、眠れなくなっちゃうとこまります。
それともう1つ。似たようであっても種類の違う、退屈な本。
これはもう、いっぱいありそうです。
個人的お勧め退屈本、ベスト3。
「ユリシーズ」「源氏物語」「失われた時を求めて」
20世紀の名作ってされている作品が2つも入っています。3つに共通しているのが、なっが~いってことですね。
数ページも読めば、むふ~って眠くなってくること請け合いです。
「ユリシーズ」は残念なことに! 読み終わってしまいましたが、後の2つは、何回かチャレンジしているんですが、すぐに挫折してしまいます。
これからは睡眠導入退屈本として有効活用していきたいと思います。「βエンドルフィン」です。
ふむ。このブログを退屈記事として利用するテもありそうですが、これってほら、ブルーライト問題がありますからねえ。
なんにしても、日々のイイ眠りをしっかり自分のものにするってことは、自分にとって、大事なことです。
赤ちゃんやネコには適わないにしても「眠る力」を取り戻しましょう。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針 睡眠 12 箇条」っていうのも参考になるかと思います。
でも、この厚生労働省のページも「眠くなる」かもです。
いや、まあ、難しいとか退屈だとかじゃなくって、いや、なくない、かなん。。。
wakuwaku-nikopaku.hatenablog.com
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